俺がヲタクになる理由
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#161 []
背景もピンクで
文字もピンク。

背景と文字の色の違いは、デコメールに慣れている達人級の女にしかわからないほど区別がつかなかった。

俺?もちろん全く読めません。

かわいらしい花柄のフレームからカーソルを下へと持っていくと、一部黒くなって、何かに接続できるようになっていた。

⏰:07/10/30 03:40 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#162 []
恐る恐る俺は黒くなっている部分をクリックしてみた。

もしかするとこのメールの解読文が現れるかも…と思っていた馬鹿な俺の思考は虚しく崩れ落ち、あみへの殺意が芽生えた。

《出会いサイト☆ラブピンクへようこそo(^-^)o登録はクリックした際、自動的に行われています♪当サイトの登録料は毎月3千円です☆では良い出会いを♪》

⏰:07/10/30 03:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#163 []
誰か読んでくれてますか?
コメントなどお願いしますm(__)m
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2368/

⏰:07/10/30 03:47 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#164 []
「…あの女ブッ飛バス…」

「なに?何て書いてあったの?」

まだあの異色メールで目がチカチカするのか、目を擦りながら那智が言った。

「…これ」

俺は那智に出会いサイトラブピンクに登録してしまった画面を見せた。

「………ドンマイ」

本当にドンマイ、俺。

⏰:07/10/31 02:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#165 []
「これ、もう登録されてんの?」

「みたいだね。3千円とられたみたいだね」

「うわ〜詐欺じゃん!つーか、メール何て書いてあんのよ?」

「読めねーよ」

読めっかよ、こんなピンク

「じゃ、学校ついたら女子に解読してもらおーぜ」

⏰:07/10/31 02:31 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#166 []
 
「槙山くん、おはよ!」

学校に着き、教室に入った瞬間ユリが女子の輪を抜け出し俺のもとへ笑顔で走ってきた。

「おー」

ちらっと女子の輪を見ると皆あからさまに怪訝な顔つきで俺を見ていた。

「見てんじゃねーよ」

ブス。と付けたいところだが恐ろしいので言わないぜ

⏰:07/11/04 02:22 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#167 []
「あれ?ユリはまだマッキーとコレなの?」

那智が手でハートを作りながらユリに言った。

「え〜えへへ」

軽く顔を赤らめながらユリが俯く。

「どーでもいいじゃん。つーか、ユリこのメール読めるか?解読してくれ」

俺はあの恐ろしくピンクなメール画面をユリに見せた

⏰:07/11/04 02:25 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#168 []
「……んー」

しばらく目を細めながらメール画面と睨めっこをしていたユリが口を開いた。

「“このサイトちょーはまるからやってみて下のアドレスをクリックしたら自動的に登録されるから気をつけてね登録するかはキミに任せるよん”って書いてあるよ〜」

…くそ!何が任せるだ!気ーつけろって書くならもっと読みやすいメールしやがれ!!

⏰:07/11/04 02:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#169 []
「…槙山くんもしかして登録したの?」

ユリが不安げな表情で聞いてきた。

「した」

不本意ながら。

「…ほんとに?」

「した」

俺も無意識のうちにな。

「…じゃあ、このサイトで出会い捜すの?」

「しらねーよ」

今はあの女をどうするかで頭いっぱいでそれどころじゃねーよ。

⏰:07/11/04 02:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#170 []
授業中、またもや携帯が鳴った。

《掴もうぜ!ドラゴンボール♪》

「誰だ!授業中に携帯鳴らしてる馬鹿者は!!」

やべっ!

「すんませ〜ん!」

「なんだ、渋谷か。授業終わったら職員室まで携帯取りにこい。」

あれ?俺の携帯じゃねーのか?

⏰:07/11/07 02:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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