俺がヲタクになる理由
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#51 []
メールを開くと
案の定か?美咲からだった

【国たん今日何時に行けばいいでちゅか?

「………フン」

あのクールな美咲が
俺の前ではこんなだ。

俺は
【とりあえず8時頃】
とだけ返し、携帯を閉じた

⏰:07/08/16 14:05 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#52 []
「メール誰から?」

那智が俺に近寄り言った。

「誰でもいーじゃん」

「誰だよ!」

お前は俺の彼女ですか

「美咲だろ〜?」

渋谷が俺の周りをピョンピョン跳びはねながら言った。

俺のツレはうざい奴しかいないのか。

⏰:07/08/16 14:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#53 []
「そー。美咲。」

「国ちゃん、今日何色の下着で行けばいーい?白?黒?それとも赤〜?」

渋谷が気持ち悪い女声で俺にまとわりつく。

「……やめろ」

「国ちゃん今日何食べたい?中華?イタリアン?それともあたし〜?」

「やめろってキモい」

⏰:07/08/16 14:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#54 []
「何時から遊ぶんだよ?」

俺のキモいの言葉に渋谷がギャーギャー言っていると那智が携帯をいじりながら言った。

「8時くらい」

「んじゃ、それまで遊ぼーぜ!」

「おー。まぁ、いいけど」

⏰:07/08/16 14:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#55 []
誰か見てくれてますかね?今から仕事なので
また夜に更新します
よかったらコメント下さい

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2368/

⏰:07/08/16 14:17 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#56 []
那智、渋谷とテキトーに遊んで、8時ちょっと前に家に帰った。

遊んでる間にも
美咲からは
【早く会いたい
などのメールがたくさん届いた。
俺の携帯が鳴るたびに
渋谷は自分の着信だと期待しルンルンだったが
俺だとわかると恨めしそうにしていた。

⏰:07/08/17 12:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#57 []
家に帰ってしばらくすると美咲から

【あと5分で着くよ

とメールがきた。

俺はベッド際にティッシュを置いて美咲を待った。

まぁ普通の行動だろ?

⏰:07/08/18 01:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#58 []
美咲から

【着いたよ

とメールがきたので
俺は玄関へ迎えに行き
ドアをあけた。

「国た〜ん」

学校にいるときからは想像がつかないほど甘えた声で美咲が俺に抱きついてきた

正直、こんな行為はどうでもいい。
さっさとやりたい。
俺は最低か?

⏰:07/08/18 02:47 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#59 []
「あんたまた女の子連れこんでんの!?」

リビングからでけー声で
母さんが言った。

おい、嘘だろ
やめてくれ。

「……また?」

マズイぞ……

「またってどーゆー事!?」

⏰:07/08/18 19:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#60 []
「まぁ気にすんなよ」

何言ってんの俺。
苦しすぎ。

「気にするよ!どーゆー事なの!?あたしの他にも女いるの!?」

「…いねーよ」

今日で全員消えちまったよ

⏰:07/08/20 13:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#61 []
「…も……信…じ…い…」

「あ?」

「もう信じらんない…」

「…………」

こいつも勘弁してくれ。
泣いてんなよ…
マジうぜーよ…

「…じゃあやめたら?もーいいよ。面倒くせー」

⏰:07/08/20 15:03 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#62 []
「…なにそれ……」

「そのままの意味だけど」

「………………」

はぁーマジうぜーよ
女ってなんでこんな面倒くせーんだ?

「最低………」

「知ってる。じゃーな」

泣きじゃくる美咲をよそに俺は玄関のドアを閉めた。

ぴしゃりという音に気付くと俺は今日一日ですべて女を失った。

⏰:07/08/22 02:57 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#63 []
「はぁ〜あ〜」

ドスンとベッドに倒れ込み俺は携帯を開いた。

「…鳴らねーなぁ〜」

昨日までは色んな女からで受信ボックスがパンパンだった俺の携帯は
一通もメールが入っていなかった。

「…やってらんねー」

⏰:07/08/23 01:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#64 []
携帯を投げ付けた瞬間、
急に着信音が鳴った。

着信はユリだった。

「…はい」

「あ…あたし……」

「なんか用?」

お前俺のこと最低とか言ってたよな。

「う…ん…やっぱり会って話したくて…今から会えるかな?」

⏰:07/08/23 03:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#65 []
なにこいつ。
こんな最低な俺でも
離れたくないっての?

「わかった。家こいよ」

電話を切り、
再度俺はベッドわきのティッシュを整えた。

いつでも戦闘準備抜群が
俺のモテる秘訣の一つだ。

⏰:07/08/23 03:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#66 []
《ピンポーン》

ユリとの電話を切ってから10分くらいたって
玄関のチャイムが鳴った。

俺は母さんに余計なことを言うなと口止めし、玄関のドアを開けた。

ドアの先には
目を真っ赤にしたユリが立っていた。

⏰:07/08/23 03:16 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#67 []
「…泣いてたのか?」

「……だって……」

「なんだよ?」

「…槙山くんが……」

目をうるうるさせながら
ユリが俺に抱き着いてきた

「…ユリは…やっぱり槙山くんが好き…」

⏰:07/08/23 03:17 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#68 []
「……まぁ上がれよ」

目の前の女が
泣きながら俺を好きだと言っているのにやることしか考えてない俺はやっぱり最低だ。

でもそんなの関係ねぇ。

(こんなネタあったよね)

「お邪魔します…」

遠慮がちにユリが俺の部屋に入る。

⏰:07/08/23 03:21 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#69 []
「話ってなんだよ」

部屋に入った瞬間、
俺はベッドに座りユリに聞いた。

「…今日…槙山くんのこと最低って言ったけど…ユリは槙山くんが好きだから…別れたくない……」

別れたくないっつーか
俺ん中ではお前はセフレなんだけどね。

⏰:07/08/23 03:23 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#70 []
「でも俺クラスの奴らほとんどと関係持ってたぜ?それでもいーの?」

「……今は?」

「今はねーけど」

目を真っ赤にさせたユリはしばらく俯いてから

「これからユリだけのものになってほしいの」

と言った。

⏰:07/08/23 03:25 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#71 []
そんなの絶対無理。
お前はセフレ止まりだよ。

なんて言えるはずもない最低な俺は、
答える変わりに部屋のドアの鍵をかけた。

俺の行動にユリは顔を赤らめる。

鍵を閉める行為は
俺とユリ(その他の奴も)とのセックスの合図だ。

⏰:07/08/23 03:28 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#72 []
鍵を閉めた俺は無言でベッドに上がり、電気を消す。

「こいよ」

涙を拭いてユリはベッドに上がり、俺の身体に跨がる。

「……チューして?」

ユリが甘えた声で
俺の顔に近付く。

「したかったらお前からしてこいよ」

⏰:07/08/23 03:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#73 []
とことん女をいじめるのが好きな俺は
多分そーとーなエスだろう。
だがそんな俺を好きになってはまっていく
ユリを含めた女共はかなりのド変態。嫌いじゃねーけどな。

「今日はめちゃくちゃにして…」

ユリのドエム発言で
俺の下半身はノンストップになった。

⏰:07/08/23 03:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#74 []
事を終え、
すぐさま俺はたばこを取り出し火をつけた。

「…そーゆーとこ好き…」

「ん?」

ユリが布団にくるまり、
俺を見上げて微笑む。

「終わってからたばこ吸うとこ好き…」

「へ〜普通は嫌なもんじゃねーの?」

⏰:07/08/23 03:38 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#75 []
「ユリは好き…なんかね、終わったあとたばこ吸ってたら、お前のために俺は一仕事してやったんだぞーみたいな感じじゃん?」

なんだそれ。

「ユリ変かなぁ?」

変っつーか…

「お前まじドエムだし」

「うるさいー」

俺の言葉が恥ずかしかったのかユリは布団にもぐってしまった。

⏰:07/08/23 03:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#76 []
「はぁ…」

ユリは俺のとこに戻ってきたけど、他のやつらはどうだろう…。
さすがに戻ってこねーよな〜。

「…あのヲタク女…」

煙草を灰皿に押し当て、俺も布団にもぐった。

⏰:07/10/06 12:52 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#77 []
【3★妄想パブ】

「マッキー!!」

通学路をあくびしながら歩く俺の背後から、いつもの如くでけー声で俺を呼ぶ那智が近づいてきた。

「マッキーおはよ!」

「おー」

「昨日美咲とどーなった?」

「…終わった」

⏰:07/10/06 13:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#78 []
「えっ!?なんで?」

「………」

「…元気だせよ」

何も答えない俺を見て、
俺がフラれたと思ったのだろう、那智は申し訳なさそうに俺の肩をポンッと叩いた。

「しゃーねぇな、今日、飲みに行くか!おごってやるよ!」

⏰:07/10/06 14:04 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#79 []
「…マジ?」

「マジよ」

「…俺ら高校生よ?」

「大丈夫!行きつけの店あるから!」

那智の行きつけ…?

俺はあまり乗り気にならなかった。

⏰:07/10/07 04:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#80 []
ならなかったが…

「よー!今日行くんだろ!?」

教室に入った瞬間、渋谷がマクドのスマイルゼロ円に負けず劣らずの笑みで言ってきて、俺は更に行く気がなくなった。

「あ〜わりぃけど…」

「行くよな?」

那智が般若のような表情で俺を睨む。

「……はい。行きます」

⏰:07/10/07 04:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#81 []
「それでこそマッキーだ」

「よっ、色男!」

…意味がわからない。

何が色男だ、馬鹿渋谷。

「で、行きつけってどんな店よ?」

俺の言葉に、那智と渋谷は顔を見合わせる。

ははーん、こいつら二人で行ったことある店だな。

やはり嫌な予感は的中か?

⏰:07/10/07 04:43 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#82 []
「着いてからのお楽しみだ、なぁ渋谷!」

「おう!マッキーも絶対気に入るぜ!」

「…渋谷は気に入ってるのか?」

「もっちろん!!」

「……そうか。」

渋谷のお気に入り…

絶対行きたくない。

⏰:07/10/07 04:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#83 []
「9時にお前んち迎えに行くわ!」

ルンルンな声で那智は俺に言い放ち、自分の席についた。

「…はぁ…めんどくせ」

俺はその日の授業中、ずっと断る言い訳を考えていた。が、

頭脳明晰が備えられていない俺の頭では無理だった。

⏰:07/10/07 04:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#84 []
無い脳みそのみそを使いまくったが、俺の脳みそは、みそはみそでも蟹みそがつまってるんじゃないか、という程何も思いつかなかった。

そして時間だけが虚しく過ぎてゆき…

「マッキーお迎えきたよーん!!」

9時になってしまった。

⏰:07/10/08 00:49 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#85 []
ん…9時?

「…那智さん、俺にはまだ8時のように見えますが?」

「8時だよ〜ん!」

コイツ…もう酔っ払ってるのか?

「全員集合!!」

いつの時代かわからないバラエティー系フレーズを言い放ち、那智の隣から渋谷が飛び出した。

「…うぜ〜……」

⏰:07/10/08 01:32 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#86 []
「この時代、色んな人がいるのだよ、国彦くん」

国彦て呼ぶな。

「世の中、ウザイ人がいてもいいではないか、渋谷くんのように」

「って、俺かい!」

「ウザイって言葉が似合うのはお前しかいないじゃん?」

いえ、那智くん、きみもその言葉ピッタリだよ。

⏰:07/10/08 01:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#87 []
「本当に行くのか?」

「当たりめーだろ!」

「マジか〜」

「誰のために誘った思ってんの?お前のためだろ!」

…俺のためを思うならほっといてくれ…。

「そりゃどーも」

「礼にはおよばんよ、国彦くん」

⏰:07/10/08 01:38 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#88 []
那智と渋谷に連れられ、
俺は嫌々那智行きつけの店へと足を運んだ。

「ここ!?」

那智が足を止めた店は
見るからに怪しげな店。

ピンク色の照明が小さな扉のすきまから見える。

さらに怪しいのは店の扉にかかっている看板。

⏰:07/10/08 03:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#89 []
「…妄想パブ…って?」

「入ったらわかるって!」

看板見ただけで入りたくない。わかりたくもない。

なんだよ、妄想パブって

「さぁさぁ、国彦くん入った入った!」

嫌だ…何このノリ…

嫌だーー!!

「はぁい!いらっしゃい」

⏰:07/10/08 03:44 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#90 []
店内に入った瞬間
俺の目に飛び込んで来たのは

「あら!那智くん久しぶりじゃなぁ〜い!渋谷くんも!それと…見ない子ね」

くりくりの巻髪にケバいメイク。そしてガタイのいい身体。

「…オカマバー…?」

⏰:07/10/08 03:46 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#91 []
「まっ!失礼な子ね!看板見えなかったのかしら」

見ました。
見たくありませんでしたが。

「…何なん、この店…」

「妄想パブ!すっげー面白いから!」

渋谷が目をキラキラさせながら店の奥へと入って行く。

⏰:07/10/08 03:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#92 []
こわい…。

俺は店の奥に入るともう出てこれないんじゃないかと思い、足が動かなかった。

「那智くんの友達かしら?かわいい子ね〜」

「ぎゃあ!!!」

俺が叫ぶのも無理はない。店員のオカマは急に俺の頬をぺろりと舐めてきたのだ。

⏰:07/10/08 03:50 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#93 []
泣きそうです、ママ。

「マッキー、早くいこーぜ!」

那智が俺の腕を掴み、無理矢理渋谷の待つ奥の席へと連れて行かれる。

客を見渡すと、いかにも冴えないサラリーマンや、性癖を持っていそうなハゲオヤジ。

「…帰りたい」

⏰:07/10/09 01:28 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#94 []
「何言ってんのよ、ボーイ!」

…ボーイ?

俺の肩をポンッと叩き、アニメのようなかわいらしい声の主を振り返る。

「…なんだそのカッコ…」

声の主はメイドの服装をしたロリコンオヤジが好きそうな幼い(幼く見える)女だった。

⏰:07/10/09 01:32 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#95 []
「ボーイ、初めてなの?」

さっきからボーイ、ボーイて何だこいつは。

「今日が初めてで最後ですけどね。」

「うそだ〜!ボーイ、絶対また来たくなるよ!」

だからボーイて何。
俺のことか?

⏰:07/10/09 01:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#96 []
「…いや、普通に帰りたいんですけど」

「またまた〜!」

またまた何ですか。

「ボーイの好きそうな子、向こうにいるから!」

……は?

お前は初対面の俺の好みがわかるのか?

まぁ、見るけど。

⏰:07/10/09 01:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#97 []
俺はメイドの指差す方向へ目を向けた。

「好みでしょ!?」

「……普通に」

ちょー好み!!!

目線の先にはバニーガールの服装をした色っぺー姉ちゃんが足を組みながら煙草に火をつけていた。

「那智!おい、那智!」

⏰:07/10/09 01:40 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#98 []
「なんだよ」

半ば興奮気味だが、頑張って抑えようと声を殺す俺に、那智がめんどくさそうに答えた。

「あのバニーの女、指名できんのか?」

指名、させて下さい。

「あ?指名だぁ?」

⏰:07/10/09 01:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#99 []
「俺、あのバニー指名したいんだけど!」

俺の指差す方向を那智が見る。

「…お前…マッキー…」

「なんだよ」

「この店の名前見たよな?」

「見たけど?」

⏰:07/10/09 02:19 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#100 []
「見たならわかんだろ」

「…なにが?」

那智は深くため息をつく。

「この店の名前は?」

「店の名前って…」

は!まさか…

「そう、妄想パブ!つまり妄想する飲み屋だよ!」

なんじゃそりゃ〜!!

⏰:07/10/09 02:20 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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