*Candy*
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#96 [三ッ葉]
穂「皆おっはよ〜」

じゃ、あたしは表すならばこんな挨拶かな?
と思いつつスマイル全開で挨拶をする。

バイトで鍛えた笑顔は誰にも負けませんっ!!


「穂乃香おはよ。」


違う場所から私達よりワントーン低い声が飛んでくる。

すぐに体が反応する。


穂「……恭也;;」

恭「当たり。」

ペットはご主人様に敏感……ってわけか。

⏰:07/07/14 00:32 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#97 [三ッ葉]
恭也が「おいで。」という言葉を添えて、数回手招きをする。

穂「…………;;」

弱みを握られている私は、仕方なく引き付けられるように恭也の前へと立った。

何を言われるのか恐くなり、体がマッチ棒のように自然に真っすぐになってしまう……。

穂「な……なんでしょうか?」

恭「何をそんなにかしこまってる訳?」

そう言って私の腰に恭也が手を回して、引き寄せられ、恭也は顔を私の体の中にすっぽりとうずくめた。

えっえ――…!!?
何してんのあんた!!

⏰:07/07/14 00:40 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#98 [三ッ葉]
頭おかしくなったんだろうか?
いや、最初からおかしいか(失礼だよね;;)

穂「ちょっ……離してよ。一体、ここを何処だと思ってんの!?」

私は力付くで離そうとしたが、恭也はがっちりとしがみついていて離れる気配はない;;

恭「嫌。どこって、教室の中でしょ?」

正解っ!!
答えは、人がいっぱいいる教室の中です!

って、ちが――う!!!

周りの視線も集まっているのに、どうしてこの人はこんなに平気でいられるんだろうか。

私には理解ができない。

⏰:07/07/14 00:47 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#99 [三ッ葉]
穂「お願いだからぁ!」

私はまた恭也を前にして、昨日みたいに拝んだ。

恭「この俺が頑張って早くから学校来たんだよ?
しかも続けてさ。」

お得意の悪魔スマイルが浮かべられた;;

何を言っても無駄なような気がして、口から何も出てこなくなってしまう。


………負けました。

心の中で敗者の涙をポロリとこぼした。


恭「アメあげる。あっ…今日はピーチ味だけど。」

穂「もちろん、手渡しですよね?」

次は先手を打った私!

⏰:07/07/14 00:55 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#100 [三ッ葉]
恭「別にそれでもいいけど―――…」

と言って、私にアメを手渡した。

いくら悪魔でも場をわきまえてるんだな〜。


穂「桃もおいし〜。
ありがと恭也。……?」


満面の笑みを浮かべて、恭也をみると不満そうな顔をしている。


気が付くと恭也の片手が私の顎に触れていた。
そのままあっちにグッともっていかれる。

そして、恭也の一言。


恭「やっぱ我慢できねえ」

⏰:07/07/14 01:05 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#101 [三ッ葉]

【続き】
ばかりでてしまって
すみません

気を付けますので、頑張って読んであげてください

又あとで更新できたらします
コメなどあれば
よろしくです

⏰:07/07/14 01:07 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#102 [三ッ葉]
少しでも喋ってしまえば、唇に触れてしまいそうになるので、首を横に回した。

が、恭也の手の力に勝てず顔が言うことを聞けない。


恭「アメごと穂乃香を食わせて――…」


なんちゅー恥ずかしい台詞を………///


って、もう唇が触れてしまいそうになる!!

穂「―――ッ!!」

「あっいたいた。穂乃香ちゃ………ん!?」


開けっ放しの教室のドアの方向から、今朝覚えたばかりの声が耳に届いた。

⏰:07/07/14 08:43 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#103 [三ッ葉]
恭「………」

恭也が動きをぴたりと止めた隙をついて、私は恭也から少し離れた。


穂「椎名先輩っ…」

私は子犬のように椎名先輩に近づいた。

有名な先輩なのか教室が一気にざわつく。


椎「あっこれ、絆創膏。
やっぱり手当てしにいってないみたいだしね。」

私の足をちらっと見る。

穂「こんな怪我、昔からなんで……あ、もう血も止まってる!」

椎「あっそうなの?
なら、持っとくだけ持っときなさい!
穂乃香ちゃんなら、又すると思うし。」

⏰:07/07/14 08:51 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#104 [三ッ葉]
先輩はくすくす笑いながら、私頭をポンポンと軽くたたいた。

穂「有り難く受け取っときます。」

そう言って、椎名先輩に視線を向けた時
椎名先輩の視線は違う方に向けられていた。

視線の先には

恭也がいた。


椎「恭也っ。こんな美人な彼女できたならいってよね〜!
朝からラブラブさ見せ付けられちゃったじゃない。」

穂「かっ彼女なんかじゃ―――…」

椎「でもっ私も彼氏とすごくラブラブなのよ!
負けないくらいね。」

⏰:07/07/14 09:01 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#105 [三ッ葉]
私の声は無残にも椎名先輩には届かなかった。

本当に幸せそうに話す椎名先輩越しに、曇った表情を見せる恭也。


あいつのあんな表情初めてみた。


恭「そ。良かったじゃん」

椎「うん。あっ!もう予鈴鳴りそうだからばいばい。穂乃香ちゃんもねっ。」

椎名先輩は早歩きで私達に手を振りながら
教室からいなくなった。


時間がたって
桃色のアメが溶けて小さくなっていた――…


    ガタンッ

急に恭也が席を立って、歩きだす。
教室から出るんだろうか。

⏰:07/07/14 09:08 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


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