*Candy*
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#6 [三ッ葉
]
コツ…コツ…コツ――…
寝ている人を起こさないように様子を見ながら
ゆっくり……ゆっくり歩いていく。
コツ……コツ……コッ―…
穂「………!?」
ある一歩を踏み出したときにシャラン…という微かな金属音が確かにした。
思い切って覗き込んでみよっ!!
:07/07/04 22:45
:N902i
:w47y4jvg
#7 [三ッ葉
]
ひょいっと上半身を曲げて顔をだしてみた。
パチッ……
即座に目があってしまう
「…………。」
穂「…ど……どうも。」
寝転んだ状態で黙りこくる男子に、頭の後ろを片手で擦りながら微妙な笑みを浮かべ、対応した私。
すると男子は、少し長めの前髪をかき上げて
眠たいそうな重い目蓋を擦ってからもう一度こっちを見なおしてフッと笑った。
:07/07/04 22:51
:N902i
:w47y4jvg
#8 [三ッ葉
]
「………みねぇ顔。」
落ち着いている声でぽつりと言う。
みない顔……??
そりゃ、当然でしょ。
穂「だって転校生だもん」
私はピースサインをした右手を前に突き出した。
「ふ〜ん。
アンタが……ね。」
どうでもいいよと言い表わしているような声で返された。
:07/07/04 22:57
:N902i
:w47y4jvg
#9 [三ッ葉
]
あたしはそんな彼に気付かずに話を持ちかける。
穂「私、湯峯 穂乃香っ。一緒の2年生だよね??
先輩だったら焦るんだけど………;;」
少し額が汗ばむ。
「……3年だけど。」
彼の答えに目が丸くなった
穂「え……ほんと!!?
あっ…ごめ――じゃなくて!!すみっ―――…」
「ねぇ……アメほしい??」
:07/07/04 23:04
:N902i
:w47y4jvg
#10 [三ッ葉
]
慌てる私の声に彼の落ち着いた声がかぶさった。
彼は、私に小悪魔の様な笑みを見せながら
ゴソゴソと制服のズボンのポケットをあさり始める
なんか表情からみて
すごく怪しいんだけど。
でも
………アメ!!
穂「―――ほしいっ!!」
私が悩んだ末に答えをだした時には、
彼が片手でアメを私に差し出していたので、私は片手を元気良く伸ばした。
:07/07/04 23:11
:N902i
:w47y4jvg
#11 [三ッ葉
]
その瞬間――…
グイッ!!
勢い良く差し出した手を引っ張られて、体全体が前のめりになり、彼の体の中にスッポリとおさまった
ほっとしたのもつかの間
彼の手が強引に私の顎を持ち上げて――…!!
穂「―――ンンっ!!!」
彼の唇が私の唇に深く重なった。
:07/07/04 23:18
:N902i
:w47y4jvg
#12 [三ッ葉
]
力には結構自慢があった私だけど、抵抗しても彼を振り切れなかった!!
しかも、口のなかに何かが入り込んでくる感覚が体全身に伝わる―――…
彼の舌が入ってきた!!
穂「……ハッ…あッ…」
体中の酸素が奪い取られていくような感覚に襲われ、苦しくなり、
唇と唇のわずかな隙間から息をしようと必死になる。
抵抗する力も入らない。
:07/07/04 23:24
:N902i
:w47y4jvg
#13 [三ッ葉
]
無意識の内に目が閉じていく――…。
意識が朦朧となっていく。
も………無理――ッ!!
そう強く心の中で強く叫んだとき
口の中に甘い味が広がって彼の唇が離れた。
穂「はぁっ――…ハッ…」
大きく息を吸うと体の力が抜けて後ろに倒れそうになるのを、彼の腕が支えてくれた。
:07/07/04 23:29
:N902i
:w47y4jvg
#14 [三ッ葉
]
穂「…ハッ……なっ…何すんの――…??」
私は彼からサッと距離をとって、たじろいだ。
「何って……あげたんじゃん………アメ。」
穂「…………!!」
片手で口を覆う。
意識をなんとか取り戻した私は、口のなかに甘い濃厚なミルクの味が広がっているのを理解する。
どういう渡し方よっ!!
:07/07/04 23:36
:N902i
:w47y4jvg
#15 [三ッ葉
]
確かに口の中にアメはあるけど――…
穂「ちゃんとした渡し方にしてよね!!
口移し…とかッ……///」
大声を張り上げて、言っているうちに口に出している事が恥ずかしくなって
顔がボッと赤くなった
そんな私をみて
彼は小悪魔を上回って悪魔の笑みを浮かべる。
「てかさ、キス初めてだった??」
穂「………ッ!!」
図星を疲れて、更に顔がりんご色に染まりあがる。
:07/07/04 23:44
:N902i
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