*Candy*
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#1 [三ッ葉]
…‥…‥…‥…‥…‥…‥

恋愛初心者級の私。

まだ恋の甘さや苦さなんて全く知らない私――…。



そんな私と
"アイツ"の出会いは――…

      *Candy*

‥…‥…‥…‥…‥…‥…

⏰:07/07/04 18:14 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#2 [三ッ葉]
季節は春。

桜の花びらが視界の中で静かに舞っている。


穂「あ〜転校する前日にバイト頑張りすぎた……;;
てかっ……校舎広すぎで分かんないし!!」


そんな中で私、

湯峯 穂乃香 -ユミネ ホノカ-

は、先日のバイトで疲れ切った重たい体をゆっくり動かしていた……。

⏰:07/07/04 22:15 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#3 [三ッ葉]
私は今年で晴れての
高校2年生!!

家庭の事情で町外れから
転校してしまったけど、
楽しい高校生活を送るつもり。

………なのですが。


転校してきたから
校舎の構造が良くわかんなくって探索中というか、さっそく迷子というか――…‥;;


周りを見渡しても

穂「だれもいない……」

きっと余裕を持って
私が早く来過ぎたからだろう。

⏰:07/07/04 22:27 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#4 [三ッ葉]
良く分からない校舎の外を歩き疲れていく足でよたよたと歩いていると――…


穂「………あっ―…!!」


周りに咲いている桜より
一際大きくて、満開に咲き乱れている桜が目についた

タタタッ………

私はその桜に引き付けられて、疲れた足の事も忘れて傍まで駆け寄っていく。


一枚の花びらが舞落ちていくのを見ていると
黒い物の上にそっと落ちた

⏰:07/07/04 22:33 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#5 [三ッ葉]
その黒いモノは
春風からかサラサラと揺れていて――…って、

穂「……え…??」

髪の毛だ!!


木からはみ出る髪の毛に好奇心を寄せて近づいてみた。


どうやら男の子が寝ているみたい――…。


足はもう一歩、更に一歩というふうに進むのを止めようとはしない。

⏰:07/07/04 22:41 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#6 [三ッ葉]
コツ…コツ…コツ――…


寝ている人を起こさないように様子を見ながら
ゆっくり……ゆっくり歩いていく。



コツ……コツ……コッ―…

穂「………!?」

ある一歩を踏み出したときにシャラン…という微かな金属音が確かにした。


思い切って覗き込んでみよっ!!

⏰:07/07/04 22:45 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#7 [三ッ葉]
ひょいっと上半身を曲げて顔をだしてみた。


パチッ……

即座に目があってしまう


「…………。」

穂「…ど……どうも。」


寝転んだ状態で黙りこくる男子に、頭の後ろを片手で擦りながら微妙な笑みを浮かべ、対応した私。


すると男子は、少し長めの前髪をかき上げて
眠たいそうな重い目蓋を擦ってからもう一度こっちを見なおしてフッと笑った。

⏰:07/07/04 22:51 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#8 [三ッ葉]
「………みねぇ顔。」

落ち着いている声でぽつりと言う。


みない顔……??

そりゃ、当然でしょ。


穂「だって転校生だもん」


私はピースサインをした右手を前に突き出した。


「ふ〜ん。
アンタが……ね。」

どうでもいいよと言い表わしているような声で返された。

⏰:07/07/04 22:57 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#9 [三ッ葉]
あたしはそんな彼に気付かずに話を持ちかける。


穂「私、湯峯 穂乃香っ。一緒の2年生だよね??
先輩だったら焦るんだけど………;;」

少し額が汗ばむ。


「……3年だけど。」

彼の答えに目が丸くなった


穂「え……ほんと!!?
あっ…ごめ――じゃなくて!!すみっ―――…」

「ねぇ……アメほしい??」

⏰:07/07/04 23:04 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#10 [三ッ葉]
慌てる私の声に彼の落ち着いた声がかぶさった。

彼は、私に小悪魔の様な笑みを見せながら
ゴソゴソと制服のズボンのポケットをあさり始める


なんか表情からみて
すごく怪しいんだけど。

でも
………アメ!!


穂「―――ほしいっ!!」


私が悩んだ末に答えをだした時には、
彼が片手でアメを私に差し出していたので、私は片手を元気良く伸ばした。

⏰:07/07/04 23:11 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#11 [三ッ葉]
その瞬間――…

    グイッ!!

勢い良く差し出した手を引っ張られて、体全体が前のめりになり、彼の体の中にスッポリとおさまった



ほっとしたのもつかの間


彼の手が強引に私の顎を持ち上げて――…!!


穂「―――ンンっ!!!」


彼の唇が私の唇に深く重なった。

⏰:07/07/04 23:18 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#12 [三ッ葉]
力には結構自慢があった私だけど、抵抗しても彼を振り切れなかった!!

しかも、口のなかに何かが入り込んでくる感覚が体全身に伝わる―――…


彼の舌が入ってきた!!


穂「……ハッ…あッ…」


体中の酸素が奪い取られていくような感覚に襲われ、苦しくなり、
唇と唇のわずかな隙間から息をしようと必死になる。

抵抗する力も入らない。

⏰:07/07/04 23:24 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#13 [三ッ葉]
無意識の内に目が閉じていく――…。

意識が朦朧となっていく。

も………無理――ッ!!



そう強く心の中で強く叫んだとき
口の中に甘い味が広がって彼の唇が離れた。


穂「はぁっ――…ハッ…」


大きく息を吸うと体の力が抜けて後ろに倒れそうになるのを、彼の腕が支えてくれた。

⏰:07/07/04 23:29 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#14 [三ッ葉]
穂「…ハッ……なっ…何すんの――…??」

私は彼からサッと距離をとって、たじろいだ。


「何って……あげたんじゃん………アメ。」


穂「…………!!」

片手で口を覆う。

意識をなんとか取り戻した私は、口のなかに甘い濃厚なミルクの味が広がっているのを理解する。


どういう渡し方よっ!!

⏰:07/07/04 23:36 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#15 [三ッ葉]
確かに口の中にアメはあるけど――…


穂「ちゃんとした渡し方にしてよね!!
口移し…とかッ……///」


大声を張り上げて、言っているうちに口に出している事が恥ずかしくなって
顔がボッと赤くなった


そんな私をみて
彼は小悪魔を上回って悪魔の笑みを浮かべる。


「てかさ、キス初めてだった??」


穂「………ッ!!」

図星を疲れて、更に顔がりんご色に染まりあがる。

⏰:07/07/04 23:44 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#16 [三ッ葉]
「……ガキじゃん」

人を小馬鹿にしたように言う。


私は彼を睨み付けた。


穂「あんなの………ファーストキスのうちに入んないわよ!!」


そう言い捨てて
その場を逃げるように離れた。


なんなのよ……も――!!



私の顔はまだ耳たぶまで赤いままだろう……///

⏰:07/07/04 23:50 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#17 [三ッ葉]
幸い……
恋に対してあまり関心のない私は、キスの事はそこまで傷つきはしなかった。

てか、思ってたよりあっけない感じがした。


あれがキスなんだって
どっかで軽く受け流してた――…。


まっ…減るもんじゃないし
ってね。



数分後には普通に戻った。
しかも、アメもちゃっかり口に含んだまま。

⏰:07/07/04 23:58 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#18 [三ッ葉]
おいしいから
別に何でもいいや………


こう考える私は
馬鹿かな;;



まあ……
あの男は先輩だし、これからそんなに合わないから気にしなくていいや――…


そう考えながら、奇跡的に職員室に着き、担任の元に到着した。

⏰:07/07/05 00:02 📱:N902i 🆔:utl5o1ec


#19 [三ッ葉]
―――――…………
―――………
私は自分のクラスのドアの前でそわそわしていた。

なぜなら
転校生のおきまり――…


教卓の近くで自己紹介!!

がやってくるから。


担任に名前を呼ばれたら入る……教室に、入る。


「湯峯〜入っていいぞ」

きたっ!!

    ガラッ

⏰:07/07/05 01:28 📱:N902i 🆔:utl5o1ec


#20 [三ッ葉]
私が手を触れる前にドアが開いた。

穂「………」

私は開いた口がしばらく塞がらないでいた。


だって…だって!!

ドアを先に開けて私の横を通り過ぎていったのは


さっきのアイツだから!!

穂「はっ!?あの時…あんた3年だって――…」

「………瀬戸遅いぞ。
馬鹿野郎が。」

⏰:07/07/05 01:34 📱:N902i 🆔:utl5o1ec


#21 [三ッ葉]
先生がアイツに向かっていう――…

私、騙された;;


なんかつくづくムカつく奴

てか、
瀬戸っていうんだ。
覚えとかないと!!!!!


瀬戸は私の針のような視線を普通に無視して席に腰掛けてた。


そのあとの私の自己紹介は、顔が恐かったのは置いておこう――…

⏰:07/07/05 01:40 📱:N902i 🆔:utl5o1ec


#22 [三ッ葉]
ショートホームルームが終わるやいなや
私はすぐに瀬戸につっかかりにいった

    ダンッ

穂「瀬戸、あんた……あたしを騙したでしょ!!?」


私は瀬戸の机を両手でバンッと鳴らした。


すると、瀬戸が席から立ち上がった。

「自分の大切なモノなくなってる事に気付けば??
2限目に屋上きてね。
1限目はゆっくり寝たいから……さ」

⏰:07/07/05 08:01 📱:N902i 🆔:utl5o1ec


#23 [ナナシ!]
あげます!
ガンバって下さい
楽しいです♪

⏰:07/07/06 01:19 📱:W41CA 🆔:VJxGsbgg


#24 [三ッ葉]

ナナシ!!さン

初めまして
読んでくださってありがとうございます
これからもっと良くなるように頑張っていこうと思うので、よろしくです

⏰:07/07/06 07:38 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#25 [三ッ葉]
穂「ど…どうせそれも嘘なんでしょ」

もう騙されないんだから!!

私は、威張って言う。

「こなかったらお仕置きがあるからね。」

サラッと言って瀬戸は教室をでていった……


意味分かんないやつ;;

⏰:07/07/06 19:26 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#26 [三ッ葉]
私は自分の席につき
頬杖をついた。


………瀬戸

最初は良いイメージだったんだけどな。

黒い髪に黒い冬の制服で桜の花びらが映えて見えた

実際
桜より瀬戸の方に目がいった………。

キリっとした顔立ち。
バランスの良い体型。


こんな奴が――…

⏰:07/07/06 19:33 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#27 [三ッ葉]
頭の中一面にキスされた時の場面が広がった。

まだ少し恥ずかしいのが戻ってきたのか
ほんのり頬に熱がある


「ねぇ、湯峯さんっ」

声と共に2、3人の女の子が視界に入る。

穂「何かな??」

「ずいぶん仲が良いようだけど………恭也の事、知ってるの??」

⏰:07/07/06 19:40 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#28 [三ッ葉]
恭也……??
きょうや………??

誰!!?


穂「…………」

「瀬戸の名前なんだけど」

顔をしかめて黙りこくっている私をみて、女の子が説明してくれた

あいつが恭也。

⏰:07/07/06 23:07 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#29 [三ッ葉]
穂「知ってるというか、今朝あったばっかりと言う感じかな;;」

「仲よさげだから、てっきりなんかあるんだと……。てか、恭也ね〜キスめっちゃ上手なんだよ!」


キスに上手いも下手も
あるんだ――…。

そんな事に関心してる場合じゃなくて!!

あいつ何人としてんの!!?

チャラ男じゃんか。

無意識にため息をこぼした

⏰:07/07/06 23:12 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#30 [三ッ葉]
「なんか……湯峯さんって、椎名先輩に似てるくない!!!?」

突然、2、3人の中の一人の女の子が呟いた。

穂「………へ?」

私は首を横に傾けた。

さっきから口からでてくる名前の人、良く知らないし………。


「……結構似てるかも」


更にもう一人の女の子が私の顔をじっくり見ながら言った

⏰:07/07/06 23:18 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#31 [三ッ葉]
……………………。

あれから
普通に女の子達は私の前から去っていき、
その後に私に2人の友達ができた!!


私はどっちかって言うと
男の子っぽい性格で
顔も可愛い系ではなく、女の子から格好良いと言われる存在。


そんな私と対照的な性格の
千草 留衣-チグサ ルイ-

と言う生粋の女の子って感じに可愛い子と

⏰:07/07/06 23:24 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#32 [三ッ葉]
長身で落ち着いていて
大人のオーラを感じさせている

片山 刹那-カタヤマ セツナ-

という子を含め、
さまざまな性格をもった私達3人が友達となった。


留「ねぇ!アドレス交換しようよ〜」

留衣が携帯を開きながら聞いてきたので、私は笑顔でいいよ。と答えた。


穂「あ………れ??」

⏰:07/07/06 23:31 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#33 [三ッ葉]
私のまぬけな声と共に携帯を探る手が静かに停止する



…………ない。

穂「携帯っない!!」


私は咄嗟に大きな声を上げてしまった。

刹「心当たりとかはないの??」


刹那にそう聞かれて
を頭の中の記憶から朝からの行動をたどっていく……。

学校の手前で時間確認したから、それまではあった。

だとしたら――…

⏰:07/07/06 23:37 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#34 [三ッ葉]
『自分の大事なモノなくなってる事に気付けば??』

2時間足らず前の瀬戸の声が頭によぎる。


嫌な予感が確信へと変わっていく――…


〜♪
チャイムの音と同時にもう一つ思い出した。


    ガタンッ

穂「……お仕置きって?」

私は勢い良く立ち上がった

⏰:07/07/06 23:43 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#35 [三ッ葉]
私の足はある方向へと走りだした

留「穂乃香ちゃん?」
刹「ちょっと――!!?」

二人の声と
教室を出るときに教師とすれ違った事なども考えず、言ったことのない場所を走りながら見つけようとした


どこから繋がんのよ!!
屋上!!


今は3限目が始まったばかり……やばい。

私は焦っていた

⏰:07/07/06 23:49 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#36 [三ッ葉]
ガチャッ……

あるドアを開けた。


穂「やっと……屋上についた〜」


ゆっくりと歩いていると


少し遠くにあるコンクリートの出っ張りから、何か見える………。


良くみると足だ。
黒い長ズボンにスニーカー履いた足の上に、紺色のハイソックスにローファーを履いた足が乗っかっている。

⏰:07/07/06 23:58 📱:N902i 🆔:AR2LT5sM


#37 [三ッ葉]
もっと近づいていると
ようやく何か理解する。

派手な女の子が
瀬戸を押し倒してキスをしていた――…。


穂「………なっ///」

人のキスをみるのは、さすがに見ていられるものではなくて、隠れる前に声をだしてしまった。

その瞬間……
瀬戸がキスをしているままこっちに気付き視線を向けた。


そして、瀬戸は女の体をゆっくりと引き離した。

⏰:07/07/07 00:03 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#38 [三ッ葉]
唇が離れた瞬間、カランッという音が聞こえた。

女の口をよく見ると、アメを舐めているようだった。

なんでいつもアメがあんのかな?


恭「やっと先約きたから、今日はこれで終わり……な。」

「うん。じゃ、恭也……またね♪」


女の子は、私を横目でみながら屋上からいなくなった。

⏰:07/07/07 00:08 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#39 [三ッ葉]
"今日は終わり"
"またね"
という二人の会話がやけに耳に残っていた。

この会話からして、前からもしてるんだろうって
馬鹿な私でも推測できた。


穂「……瀬戸――…」


私が読んでも瀬戸は寝転んだまま態勢を変えてはくれない;;


穂「瀬戸っ……」

⏰:07/07/07 00:13 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#40 [三ッ葉]
瀬戸はこっちすら見てくれない。
私は少し頬を膨らませた

穂「ねぇ瀬戸!!
あたしの携帯もってるでしょ??」

恭「…………」

いつまで無視するつもりなのこの人――…;;


よしっこうなったら!!

変態行為に近いけど、
瀬戸の体探索しようじゃないか!!

⏰:07/07/07 11:19 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#41 [三ッ葉]
私は瀬戸の横にしゃがみこんで、瀬戸をまじまじと見つめていた。

瀬戸は、手探りでポケットからアメをとりだして口にほりこんだ。


穂「………!!」


湯峯 穂乃香。
瀬戸 恭也の制服の胸ポケットからマイ携帯を発見いたしました!!

今から救出作業にかかりたいと思います!!

⏰:07/07/07 11:25 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#42 []
読みました!
ぉもしろぃ

⏰:07/07/07 13:26 📱:P903i 🆔:LI4GgmLM


#43 [三ッ葉]

さン

さっそく読んで下さって
有難うございます
おもしろいですか!!?
そう言ってもらえると
嬉しいし、安心します

これからも頑張ります

⏰:07/07/07 14:48 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#44 [三ッ葉]
私は素早く瀬戸の胸ポケットへと手を伸ばした。

携帯が私の手の中に納まったとき、

    ガッ

伸ばした右手を瀬戸に捕らえられてしまう。

穂「あの〜この手、何?」

胸ポケットから瀬戸の手に視線をうつした

恭「お前…馬鹿じゃん。
言ったよね……?
来なかったらお仕置きだって……さっ!!」

⏰:07/07/07 16:33 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#45 [三ッ葉]
瀬戸の最後の言葉に力が入ってるのを聞き取った瞬間、違う方の瀬戸の手が
私の襟を掴み自分の方へと引き寄せられる。

次に何が起こるかすぐに分かった。


―――でも、遅い。


穂「…………んっ!!」

朝のように唇と唇が重なる

離れたくても離れない。

瀬戸が諦めろと言っているかのように更に攻める

⏰:07/07/07 16:40 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#46 [三ッ葉]
私はぎゅッと目を瞑った。


誰とでもしてるキスなんて―――…
私にとってキスなんかじゃないっ……!!


頭の中にその言葉ばかり並ばせた。


私の中の酸素が足りなくなる時に

穂「…ッ……にッ…が…」

思いっきり瀬戸の体を押しながら、自分の顔を上げて引き離した。

口の中にあるモノを体が拒否し、ポロッと瀬戸の顔の少し横に落ちる。

⏰:07/07/07 16:48 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#47 [三ッ葉]
恭「苦いのダメ??
まぁ、お仕置き用だからだけどね」

瀬戸が顔より少し離れたところに落ちた
黒色のアメを横目で見て言った。

穂「……ッゴホ…ッ」

私は軽く咳き込む。
口の中に苦い味がこびりついている。

コーヒーの味がする――…
甘さも何もない
多分、ブラック無糖味;;


とにかく苦いっ!!!!

⏰:07/07/07 16:55 📱:N902i 🆔:TaK9rvH2


#48 [三ッ葉]
恭「今朝は抵抗してたのに、今は無抵抗だよね。
もしかして、もう俺を受け入れた?」

瀬戸がニヤッと笑う。

穂「馬鹿もほどほどにしてよねっ!!
あんな気持ちのないキスなんかキスだと思ってないからへ・い・き!!
全然平気なんだからっ。」
私は余裕な素振りを体全体で表した。
まぁどうせこんな奴に何言っても言葉が返ってくると思うけど;;


恭「…あいつと同じ」

⏰:07/07/08 03:11 📱:N902i 🆔:nDrBLXa6


#49 [三ッ葉]
瀬戸は少し苦笑しながら小さい声をもらした。

……同じって誰と?

さっき女の子達にも誰かに似てるって――…
確か椎名先輩とか言ってたような気がする。



この時の私は、本当に何にも気付かなかった。

瀬戸の事も。
自分自身の事も。


何も知らずにただただ
アナタにはまっていくなんて―――…。

⏰:07/07/08 03:20 📱:N902i 🆔:nDrBLXa6


#50 [三ッ葉]
恭「アメあげようか??
……ミルク味だよ。」

恭也が状態をゆっくりおこして、ポケットからアメをとりだす――…。

袋をやぶり、ミルク色の小さい玉があらわになる。

穂「すごく欲しい!」

私はパッと顔を明るくして手を伸ばす。
とにかく、口のなかに残ってる苦い味をどうにかしたかった。

恭「そ…。もちろん、口移しだけどね」

⏰:07/07/08 10:04 📱:N902i 🆔:nDrBLXa6


#51 [三ッ葉]

上の文の

×→恭也は状態を

という文を

○→瀬戸は上体を

に変えて読んでください

お手数かけてすみません

読んで下さってる方は
良ければですが
気軽にコメくださいね

⏰:07/07/08 12:11 📱:N902i 🆔:nDrBLXa6


#52 [三ッ葉]
穂「………げ;;」

私は返事の代わりに顔を背けたが、瀬戸にグイッと顎を持ち上げられる。


唇と唇の距離

わずか3p………


穂「…キ…キス魔!!
―――――やッ……!!」

恭「別にいいじゃん。
俺のキスは穂乃香の中ではキスじゃないんでしょ?」
そうだった。
だから、大丈夫――…
私は、黙って力いっぱい目を瞑った

⏰:07/07/08 12:42 📱:N902i 🆔:nDrBLXa6


#53 [三ッ葉]
瀬戸の親指が唇にそっと触れた――…


穂「…………ッ!!?」


キスかと思いきや、瀬戸は私の口を軽く開けてアメをほうりこんだ!!

アメがカランっと音をたてた。

恭「………嘘。
今回は普通にあげる。」

瀬戸は目を細めて笑った。

    ドクンッ…

胸の中が微かにうずいた

⏰:07/07/08 23:04 📱:N902i 🆔:nDrBLXa6


#54 [我輩は匿名である]
最初から
読ませて
いただきました
早く続きが
読みたいです

⏰:07/07/08 23:57 📱:P903i 🆔:pLHMhJ0M


#55 [三ッ葉]

匿名さン

はじめまして
最初からよんでくださって
有難うございます

続きみたいですか??
少しだけ更新しますね

これからも頑張るので
よろしくお願いします

⏰:07/07/09 06:09 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#56 [三ッ葉]
だって……
今までに見せたことないような柔らかい笑顔。

いつもの作り笑顔みたいな堅い顔じゃない。

なんでか分からないけど、とてもその笑顔に目がひかれ、心がたかまる。


穂「…あっ…ありがと」

私は軽く笑った。

恭「穂乃香、笑ってるところあれだけどさ、携帯いらないの?」

悪魔の笑みに戻った瀬戸。

⏰:07/07/09 06:17 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#57 [三ッ葉]
瀬戸の手にしっかりと握られている携帯。
私には、携帯が泣いているように見えた。

第2救出作業とりかかります!!


穂「ほらっ返してよ!!」

私は手を出してヒラヒラさせた。

恭「俺が普通に返すと思ってんの?ありえないだろ。返してあげるからさ、質問に答えてよ。
ちゃんとね。」

かなり困難な救出作業だと思われます!!(泣)

⏰:07/07/09 06:23 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#58 [三ッ葉]
恭「俺のこと覚えてる?」
穂「全く覚えてない。」

私は速答した。

過去に瀬戸がいてた記憶なんて、ない。


恭「穂乃香さ、バイトしてるの?」

穂「してる」

あんまり答えがたい質問ではなくて、安心しながら着々と答えていく事ができる。

バイト――…
前まで隣町のファミレス。
今は学校より結構離れたところのファミレス。

⏰:07/07/09 06:32 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#59 [三ッ葉]
恭「隣町のファミレスでバイトしてたよね?
俺、行ったことある。」

…………!!

穂「何でっ……そんな事まで知ってんの?」

私は思わず慌てた。

瀬戸は「だって…」と続けてこっちをしっかり見た。

……もしかして。

一目みてからずっと忘れられなかったとか――…
好き。とか言われる展開?


こんな格好良い人に言われると嬉しい気はするけど
急展開でしょ〜

⏰:07/07/09 06:38 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#60 [三ッ葉]
恭「俺、穂乃香にドリンクぶっかけられたから。」

私の妄想とはうらはらに
まったく違う答えが恭也の口から飛んできた。

穂「……はぁ?」


そんな記憶ない!!


恭「去年の秋ごろだっけ?ダチと行って、ドリンクまず頼んだ。」

そんな訳ない………。

恭「そしたら店員がドリンクを持って近づいて来たんだけど、な〜んもない所でずっこけて、勢いでドリンクがザバーッてね。
見事にぶっかけられた。」

……そんな記憶――…

⏰:07/07/09 06:47 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#61 [三ッ葉]
そんな記憶なんて――…


ありました――!!(泣)


瀬戸に言われて、頭の記憶の中からライトアップされたかのように鮮明に浮かんでくる。


その時の瀬戸の睨みをきかせた悪魔の顔が。    

穂「………;;」

冷や汗がたらり。

恭「そいつの名札みたら、お前と同じ名前だったっつぅ話。
自分の失態をそう忘れられるとか……あきれる。」

⏰:07/07/09 06:54 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#62 [三ッ葉]
ため息まじりで小馬鹿にするように言われるとむかつ――…

はっ!ダメだ自分っ!!

悪いのは自分なんだよ!!


穂「すっすいませんでしたぁ――!!」

バイトでならったように綺麗に頭を下げて謝った。


恭「許してやんない。」

くぅ〜〜〜っ!!

こんなにちゃんと謝ってるのに許してくれないって、どういう事よ!!

頭の中でじだんだを踏んだ。

⏰:07/07/09 06:59 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#63 [三ッ葉]
恭「……はい、携帯。」

瀬戸が私の右手を掴んで、手に携帯を握らせた。

穂「よかった〜」


………ん?

携帯を返してもらったのは良いけど、瀬戸の手が離れない;;


恭「それからこの学校……バイト禁止だから。」

穂「……嘘でしょっ!?」

恭「残念ながらこればかしは、嘘じゃありません。」

私は瀬戸の顔の前に両手を合わせた。

穂「黙っといて……くれますよ…ね?」

⏰:07/07/09 07:05 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#64 []
面白いよσ∀`)
登校中に読んでます

頑張って下さい!
更新楽しみに、
待ってます′3`)

⏰:07/07/09 07:27 📱:SH903i 🆔:Q2mQp8/c


#65 [三ッ葉]

さン

初めまして〜
登校中に読んでくださって
有難うございます

読んでくださっている人の為
頑張りたいと思います
暇な時、ちょこ2
更新していきますね

⏰:07/07/09 11:47 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#66 [三ッ葉]
恭「どーしよっかな〜」

瀬戸がわざとらしく悩んだフリをする。

バイトだけは
絶対やめられないっ…!!


穂「私のお母さんの体が悪いの――…。
弟もいて、お父さんも仕事頑張ってくれてるの。
だから、私も力になりたいから――…
助けたいから――…
バイトだけは、やめれないっ………お願い!」


私は瀬戸に必死に頼み込んだ。

⏰:07/07/09 21:38 📱:N902i 🆔:ooZG1UYw


#67 [三ッ葉]
恭「分かった。
黙っといてあげる」

私は、胸を撫で下ろした。

が、瀬戸が「でも……」という言葉を足したので耳をピンッとたてた。

恭「俺の言うこと聞いてくれないとダメだよ。
だから――…穂乃香は俺のペットね。」


―――そんなぁっ;;


穂「…ぺ…ペット!?」

恭「俺のペットになるの?ならないの?」

⏰:07/07/10 07:01 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#68 [三ッ葉]
なりません!!

何もなければすぐにそう答えれた――…。
だけど、

穂「…な…る。」

口を小さく動かした。

恭「………ん?」

瀬戸が私に聞き返す。

穂「だから、なるっていってんの!!!」


やけになり、声に力が入った答えを聞いて瀬戸は小悪魔のように笑みをつくる。
恭「じゃ、今日から穂乃香は俺のペット。
良い子でいてよね。」

⏰:07/07/10 07:08 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#69 [三ッ葉]
穂「元から良い子だから、ご心配なく!!」

恭「じゃ、期待してる。」

私は、やっと瀬戸の手から解放されて携帯の救出に成功した。
それも――


……瀬戸のペットとして


だけど、大丈夫。
体力もあるし、根性もある私だから――…

やってやろうじゃない!!

バイトはやれるんだから………ね。

⏰:07/07/10 07:15 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#70 [三ッ葉]
それから瀬戸と携帯のアドレスと番号を交換させられた。

すぐに呼び出し出来るように……らしい;;

恭「あっ…それから」

急に何かに閃いた顔をする瀬戸。

恭「俺の名前、瀬戸 恭也だから。」

穂「んじゃ、恭也って呼ぶね」

私にとって男子の事名前で呼ぶことなんか、なんてことないから普通。

⏰:07/07/10 10:06 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#71 [三ッ葉]
恭「俺、暇だからもぅ帰るわ。お前は?」

恭也は、横にあるカバンに手をかけだす。
最初から帰る気満々ってわけね――…。

穂「私は帰んないわよ。
ちゃんとしてるから。」

私はベッと舌をだした。

恭「……そ。
じゃばいばい、穂乃香。
来るか分かんないけど、また明日。」

穂「さようなら!!」

来るか分かんないってどういう事よ;;

⏰:07/07/10 10:12 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#72 [三ッ葉]
バタンッ………

恭也は重たい体を上げて、軽く手を振って眠そうな顔をしながら去っていった。

穂「はあ〜」


大きなため息をはきながらペタンッとコンクリートの冷たい地面に座り込んだ。

急に力が抜けた。

"ペット"……って;;
もぅ散々だし。

⏰:07/07/10 10:16 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#73 [三ッ葉]
………………………
……………

転校初日から
3限目サボりってどうなんですか!!?

そんな事を考えながらダラダラと4限目に間に合うように教室に戻った。


留「穂乃香ちゃん、どこ行ってたの?」

刹「ホント心配したんだから。どっか行くときは言うのよ。」

と2人がさっそく私によってきてくれて、すごく嬉しかった。

もう少し仲良くなれたら、恭也と自分の事について相談しようかな……。

⏰:07/07/10 10:26 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#74 [三ッ葉]
穂「2人ともごめんっ……。ちょっとお腹痛くてさ。」

女の子として、いろんな意味として捕らえられる言い訳の仕方;;

あまりしたくなかったんだけど……
2人も悪い解釈の方はさけてね。(笑)


そんなこんなで時間はたちまちに過ぎていき、放課後にいたる。

女子も男子も含めて、たくさんの人と喋って騒いだ。このクラスの人達、すごくい〜感じ!!

やっかいなのは、恭也だけ……みたいな;;

⏰:07/07/10 10:34 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#75 [三ッ葉]
いろんな人達のアドレスと番号を登録した携帯を胸ポケットに入れて、皆で教室をでた。

「穂乃香って、転校生なのにここまで喋りやすい奴とか思わなかったし。
なんかちょっと男っぽい感じだしな。」

私の肩に軽く手をついて
桐島 竜樹-キリシマ タツキ-
が声をかけてくれた。

穂「前の学校でも良く言われた。バレンタインデーとか、女の子にいっぱいもらっちゃったしね。」

私は笑った。

竜「モテモテなんだな。
可愛いよりも美人だもんな、お前。」

⏰:07/07/10 19:52 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#76 [三ッ葉]
穂「ははっ。
お世辞どーもー。」

あえて受けとめず、サラッと流した。

竜「お前さ、さっそく恭也の餌食になってたな。」

穂「え……なんで――…」

突然の話題に目を丸くした。

竜「朝、偶然見たから。」

あんな所見られたの!?
やばっ……;;
少し体温があがった気がするが、それは置いとこう。

⏰:07/07/10 19:58 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#77 [三ッ葉]
穂「まぁ大丈夫。
竜樹は気にしないでよ。」

竜「穂乃香がいいんなら、別になんも言わねぇ。」

そう言って竜樹は帰っていった。

竜樹は、孤独主義というか独立主義派の恭也と学年の中で唯一話せる仲らしい。

女ぐせの悪そうな恭也の事なにか知ってそう……

最初からあんな奴な訳ない…よね?

きっと何かあるはずなんだけど、私が踏み込む事じゃないし、いいや。

⏰:07/07/10 20:04 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#78 [三ッ葉]
今日はそのままバイト先に直行して、大事な家族の為にせっせと働いた。

恭也とあった頃のような、ヘマはさすがに今は慣れてしまってする方が難しくなったくらい――…。


……………………

「姉ちゃんお帰り〜」

家に帰ってリビングに顔をだすと、中学校2年生になる弟……飛鳥 -アスカ-
が、にこやかに挨拶をしてくれた。

⏰:07/07/10 20:13 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#79 [ひよの]
めちゃおもしろい
大好きです*゚

⏰:07/07/10 20:51 📱:SH903i 🆔:SjRfczDE


#80 [三ッ葉]

ひよのさん

初めまして〜
大好きだなんて
めッちャ嬉しいです
読んでくれてる人がいるかどうか
不安だったので
すごく心強いです
がんばりますね

⏰:07/07/10 21:57 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#81 [三ッ葉]
小さな一軒家に私と飛鳥、両親が住んでいる。

前は十分な一軒家に住んでいたけど、お母さんの体調があまりよくなくて病院に近いところに引っ越した。

前の家は良かったけど、結構田舎住んでたもんで……大きな病院行くのに苦労したんです;;

引っ越したのは良いけど、ちょっと家計が苦しい。

で、私もバイト頑張ってるということ!!

男勝りな私の性格のおかげで、弟になめられる事もなく無事に現在もお姉ちゃん進行形中ですよ(意味不)

⏰:07/07/10 22:07 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#82 [三ッ葉]
穂「ただいま〜」

私はソファーにドカッと腰をおろした。

飛「学校どーだった!?」

穂「ん。いい感じ。
一部を除いてね――…;;」

げっそりとした顔にして、飛鳥に答えた。

飛「……一部?
こっちもいい感じだったよ〜。」

飛鳥の表情を見るかぎり、良さそうなのは分かった。

穂「よかったよかった。
お父さんはまだ仕事だよね……。お母さんは?」

⏰:07/07/10 22:16 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#83 [三ッ葉]
「こっちにいてるよ。」と示すように襖の閉じてある方に和室の方へ視線を送った。

ゆっくりと襖を開けると、お母さんは静かに寝息をたてている。

いつもは少し苦しそうだけど、めずらしく穏やかに寝ているようだ。

それを見ただけでも、心が大分落ち着いた。


この平穏な日常を送るためにも……

穂「私、頑張るから」

自分にしか聞こえない声で呟き、エールをおくった。

⏰:07/07/10 22:22 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#84 [三ッ葉]
………………………

今日の結果。

瀬戸 恭也のペットに
昇任。(?)

留衣、刹那、竜樹
を主とする友達捕獲!


そして、
偽りのキス2回;;

ミルク味2個、
苦いコーヒー味1個。
計3個のアメを入手。

…………………………

ってとこかな……;;


明日は一体どうなることやら………。

不安を抱え、静かに眠りについた

⏰:07/07/10 22:28 📱:N902i 🆔:W/6LsWFE


#85 [三ッ葉]
目を覚ますと傍にある時計は6:00を指していた。

全員の朝ご飯をつくり、支度をして私は学校へと出かけた。


行く途中で大きな坂がある……。勢いつけて自転車こいだら風がビューンってなって気持ちいいし、楽しいんだもん。

今日も坂を元気良くくだります!!!

穂「ほ〜!!」

意味のわからない声をだしながら坂をくだっていく。

ザァ―――

風の音が耳を包み込んだ

⏰:07/07/11 11:02 📱:N902i 🆔:uvhyqqN6


#86 []
読んでます
Bookmarkにして
時々見てるンで
頑張って下さい

話も面白いし
素敵ですっ
(σ∀`)

・゚

⏰:07/07/12 00:51 📱:SH903i 🆔:9UC8lIQk


#87 [三ッ葉]

さん

もしかして
2度目ましてですか!?
Bookmarkにして
くださるなンて………
嬉しいです
やる気も更に
パワーアップしちゃいます

面白いし素敵
なンて言われると
書いててよかったと
実感しちゃいました・゚

有難うございます

⏰:07/07/12 02:23 📱:N902i 🆔:7FBVpDC2


#88 [三ッ葉]
坂を下りおわる頃、
曲がり角から黒いタイヤの先っちょがこんにちはとでもいうように視界に小さくうつる。

でも、それは急な事で慌ててブレーキを踏む私。

  キキ――――ッ!!
  ガチャンッ……

穂「うぇっ;;」

スピードを出しすぎていたために自転車が派手にこけた。
視界がグルンッ回る。


穂「い……っ…つぅ―」

「大丈夫?」

地面に伏せた状態の顔を上げると、曲がり角のタイヤの主が自転車を止めてこちらに歩み寄ってきていた。

⏰:07/07/12 12:35 📱:N902i 🆔:7FBVpDC2


#89 [三ッ葉]
なんか、可愛いというか格好良い女の人が小さく笑いながら問い掛けてきた。

穂「あっはい。
なんとか大丈夫です。」

自分の高校の制服だったので、先輩かもしれないから敬語を使った。

「あっ…笑ってごめん。
こんな派手にこけた人滅多に見ないから…ぷっ」

その女の人は必死で笑いを堪えながら私に手をかしてくれた。

穂「ですよね……あははっ。自分でもおかしくなってきました。」

その場でつられて笑ってしまう私。

⏰:07/07/12 12:41 📱:N902i 🆔:7FBVpDC2


#90 [三ッ葉]
………………………

穂「私、昨日来た転校生なんですよ〜」

ひょんな事から一緒に自転車で登校していた。

足の傷は、小さい頃から日常茶飯事なので気にしないでいた。
昔からやんちゃっ子なんですよ……;;


それより!!
隣で笑っている女の人は
塚本 椎名-ツカモト シイナ-
3年生の人らしい。

どっかで聞いたことあるような……ないような;;

それより、初めてなのに学校まで話が切れないのを驚きながら無事学校まで登校する。

⏰:07/07/12 12:59 📱:N902i 🆔:7FBVpDC2


#91 [] 凛 []
あげ(・v・*)
がんばッて

⏰:07/07/12 21:22 📱:N902i 🆔:DjSCEhLE


#92 [三ッ葉]

凛さン

アゲ嬉しいです
今日はあともう少ししたら
更新していきたいと思います
コメもらえる人数が増えてくるのが
すごく楽しみです

有難うございます

同時進行で書いている
……キコエナイ歌声……
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/3529/
の方もよろしくです

⏰:07/07/12 21:43 📱:N902i 🆔:7FBVpDC2


#93 [向日葵]
三ツ葉さん

こんにちわ向日葵です今日初めてこれ見ましたなんとウチのやつと(字は違うけど)同じ名前の子がΣ(◎◇◎;)
かぶってスイマセン

ってかやっぱり三ツ葉さんの小説素敵です(・´ω`・)頑張って下さいね

⏰:07/07/13 16:35 📱:SO903i 🆔:ceGDlScE


#94 [三ッ葉]

向日葵さン

こんばんわ〜
先輩的存在の
向日葵ちゃんに(こらっ
見てもらえるなんて
恥ずかしいというか嬉しいです

同じ名前の子いてましたね
全然気にしないでください

素敵だなんて
向日葵さんの方ですよ!
毎日チェックしてます

精一杯頑張ります
向日葵さんも頑張って下さい

⏰:07/07/13 23:39 📱:N902i 🆔:41cmsvIA


#95 [三ッ葉]
穂「それじゃ、これでっ」

椎「あっ穂乃香ちゃ……」

椎名先輩が何か言いかけていたのも気にせず、別れて教室に向かってしまった。


竜「おっす」

竜樹がいかにも男らしい挨拶をする。

留「穂乃香ちゃん、おっはー」

留衣が可愛らしく挨拶。
おっはーって……ちょっと古くない?(笑)

刹「おはよ。」

刹那はシンプルに挨拶。
さっすが大人!


挨拶にも人格が表れてるんだな〜

⏰:07/07/14 00:25 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#96 [三ッ葉]
穂「皆おっはよ〜」

じゃ、あたしは表すならばこんな挨拶かな?
と思いつつスマイル全開で挨拶をする。

バイトで鍛えた笑顔は誰にも負けませんっ!!


「穂乃香おはよ。」


違う場所から私達よりワントーン低い声が飛んでくる。

すぐに体が反応する。


穂「……恭也;;」

恭「当たり。」

ペットはご主人様に敏感……ってわけか。

⏰:07/07/14 00:32 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#97 [三ッ葉]
恭也が「おいで。」という言葉を添えて、数回手招きをする。

穂「…………;;」

弱みを握られている私は、仕方なく引き付けられるように恭也の前へと立った。

何を言われるのか恐くなり、体がマッチ棒のように自然に真っすぐになってしまう……。

穂「な……なんでしょうか?」

恭「何をそんなにかしこまってる訳?」

そう言って私の腰に恭也が手を回して、引き寄せられ、恭也は顔を私の体の中にすっぽりとうずくめた。

えっえ――…!!?
何してんのあんた!!

⏰:07/07/14 00:40 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#98 [三ッ葉]
頭おかしくなったんだろうか?
いや、最初からおかしいか(失礼だよね;;)

穂「ちょっ……離してよ。一体、ここを何処だと思ってんの!?」

私は力付くで離そうとしたが、恭也はがっちりとしがみついていて離れる気配はない;;

恭「嫌。どこって、教室の中でしょ?」

正解っ!!
答えは、人がいっぱいいる教室の中です!

って、ちが――う!!!

周りの視線も集まっているのに、どうしてこの人はこんなに平気でいられるんだろうか。

私には理解ができない。

⏰:07/07/14 00:47 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#99 [三ッ葉]
穂「お願いだからぁ!」

私はまた恭也を前にして、昨日みたいに拝んだ。

恭「この俺が頑張って早くから学校来たんだよ?
しかも続けてさ。」

お得意の悪魔スマイルが浮かべられた;;

何を言っても無駄なような気がして、口から何も出てこなくなってしまう。


………負けました。

心の中で敗者の涙をポロリとこぼした。


恭「アメあげる。あっ…今日はピーチ味だけど。」

穂「もちろん、手渡しですよね?」

次は先手を打った私!

⏰:07/07/14 00:55 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#100 [三ッ葉]
恭「別にそれでもいいけど―――…」

と言って、私にアメを手渡した。

いくら悪魔でも場をわきまえてるんだな〜。


穂「桃もおいし〜。
ありがと恭也。……?」


満面の笑みを浮かべて、恭也をみると不満そうな顔をしている。


気が付くと恭也の片手が私の顎に触れていた。
そのままあっちにグッともっていかれる。

そして、恭也の一言。


恭「やっぱ我慢できねえ」

⏰:07/07/14 01:05 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


#101 [三ッ葉]

【続き】
ばかりでてしまって
すみません

気を付けますので、頑張って読んであげてください

又あとで更新できたらします
コメなどあれば
よろしくです

⏰:07/07/14 01:07 📱:N902i 🆔:HENxbKpo


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