*Candy*
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#11 [三ッ葉]
その瞬間――…

    グイッ!!

勢い良く差し出した手を引っ張られて、体全体が前のめりになり、彼の体の中にスッポリとおさまった



ほっとしたのもつかの間


彼の手が強引に私の顎を持ち上げて――…!!


穂「―――ンンっ!!!」


彼の唇が私の唇に深く重なった。

⏰:07/07/04 23:18 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#12 [三ッ葉]
力には結構自慢があった私だけど、抵抗しても彼を振り切れなかった!!

しかも、口のなかに何かが入り込んでくる感覚が体全身に伝わる―――…


彼の舌が入ってきた!!


穂「……ハッ…あッ…」


体中の酸素が奪い取られていくような感覚に襲われ、苦しくなり、
唇と唇のわずかな隙間から息をしようと必死になる。

抵抗する力も入らない。

⏰:07/07/04 23:24 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#13 [三ッ葉]
無意識の内に目が閉じていく――…。

意識が朦朧となっていく。

も………無理――ッ!!



そう強く心の中で強く叫んだとき
口の中に甘い味が広がって彼の唇が離れた。


穂「はぁっ――…ハッ…」


大きく息を吸うと体の力が抜けて後ろに倒れそうになるのを、彼の腕が支えてくれた。

⏰:07/07/04 23:29 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#14 [三ッ葉]
穂「…ハッ……なっ…何すんの――…??」

私は彼からサッと距離をとって、たじろいだ。


「何って……あげたんじゃん………アメ。」


穂「…………!!」

片手で口を覆う。

意識をなんとか取り戻した私は、口のなかに甘い濃厚なミルクの味が広がっているのを理解する。


どういう渡し方よっ!!

⏰:07/07/04 23:36 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#15 [三ッ葉]
確かに口の中にアメはあるけど――…


穂「ちゃんとした渡し方にしてよね!!
口移し…とかッ……///」


大声を張り上げて、言っているうちに口に出している事が恥ずかしくなって
顔がボッと赤くなった


そんな私をみて
彼は小悪魔を上回って悪魔の笑みを浮かべる。


「てかさ、キス初めてだった??」


穂「………ッ!!」

図星を疲れて、更に顔がりんご色に染まりあがる。

⏰:07/07/04 23:44 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#16 [三ッ葉]
「……ガキじゃん」

人を小馬鹿にしたように言う。


私は彼を睨み付けた。


穂「あんなの………ファーストキスのうちに入んないわよ!!」


そう言い捨てて
その場を逃げるように離れた。


なんなのよ……も――!!



私の顔はまだ耳たぶまで赤いままだろう……///

⏰:07/07/04 23:50 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#17 [三ッ葉]
幸い……
恋に対してあまり関心のない私は、キスの事はそこまで傷つきはしなかった。

てか、思ってたよりあっけない感じがした。


あれがキスなんだって
どっかで軽く受け流してた――…。


まっ…減るもんじゃないし
ってね。



数分後には普通に戻った。
しかも、アメもちゃっかり口に含んだまま。

⏰:07/07/04 23:58 📱:N902i 🆔:w47y4jvg


#18 [三ッ葉]
おいしいから
別に何でもいいや………


こう考える私は
馬鹿かな;;



まあ……
あの男は先輩だし、これからそんなに合わないから気にしなくていいや――…


そう考えながら、奇跡的に職員室に着き、担任の元に到着した。

⏰:07/07/05 00:02 📱:N902i 🆔:utl5o1ec


#19 [三ッ葉]
―――――…………
―――………
私は自分のクラスのドアの前でそわそわしていた。

なぜなら
転校生のおきまり――…


教卓の近くで自己紹介!!

がやってくるから。


担任に名前を呼ばれたら入る……教室に、入る。


「湯峯〜入っていいぞ」

きたっ!!

    ガラッ

⏰:07/07/05 01:28 📱:N902i 🆔:utl5o1ec


#20 [三ッ葉]
私が手を触れる前にドアが開いた。

穂「………」

私は開いた口がしばらく塞がらないでいた。


だって…だって!!

ドアを先に開けて私の横を通り過ぎていったのは


さっきのアイツだから!!

穂「はっ!?あの時…あんた3年だって――…」

「………瀬戸遅いぞ。
馬鹿野郎が。」

⏰:07/07/05 01:34 📱:N902i 🆔:utl5o1ec


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