*Candy*
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#280 [三ッ葉]
「あんたの特別って何なのよ……」

私が絞り出したつもりの声は、蚊の鳴いた声に近かった。

恭也は私の気持ちに気付いてはいない。
でも今は、気付いてくれない方がいい――…


だって


「あんたの特別は椎名さんじゃないの?」

声は先ほどよりも弱々しく変化する。

それと共に恭也の表情も一変した。

⏰:07/08/25 09:21 📱:F904i 🆔:EUQm5iyw


#281 [三ッ葉]
そう……それはまるで

図星をつかれたと表しているくらいだ。


「…………」


言葉がでてこない恭也。


私は言い合いに勝敗をつけたのかもしれない。

…………勝ちだ。


今までにこんなな虚しい勝ちをとった事はない。

だって、恭也が黙ったまま否定をしなかったって事は………

⏰:07/08/25 09:30 📱:F904i 🆔:EUQm5iyw


#282 [三ッ葉]
鋭い視線を瞬間で取り払ってしまえるほど、図星をついてしまった事は




恭也の……
本当の特別が



"好き"の気持ちが



椎名先輩に向けられている事を




肯定しているのと
同じだから――…。

⏰:07/08/25 09:33 📱:F904i 🆔:EUQm5iyw


#283 [三ッ葉]
虚しい――…。


体が生温い空気に包まれていく。


「……見たんだ?」


恭也の表情は戻っていた。

「怪我したから手当てしてもらおうと思ってただけで見ようとは思わなかったし――…」

「そんなに深くえぐんなよ。」

⏰:07/08/25 09:45 📱:F904i 🆔:EUQm5iyw


#284 [三ッ葉]
私の声は恭也に届いていないようにあしらわれ、恭也は私の話している途中に言葉を被せた。


「………っ…」


そして私の顎を鷲掴みにする。
頬にくる指には力が入っていて、私の頬に恭也の指が埋まっていく。


「何も見えないように、言えないように、その目も唇も全部塞いであげようか?」

接近して見る恭也の瞳の色は、私には強すぎて体の力を抜いていった。

反抗する事ができないまま、恭也の唇が近づく。

⏰:07/08/25 09:50 📱:F904i 🆔:EUQm5iyw


#285 [三ッ葉]
椎名先輩に触れた唇は

偽りの気持ちを私に向ける恭也の唇は



体全身が拒絶する。




激しい嘔吐が込み上げてかそうになるぐらい――…


      ガッ


だけど、その唇は一瞬にして取り払われた。

私は、よろよろと床にうづくまった。

⏰:07/08/25 09:57 📱:F904i 🆔:EUQm5iyw


#286 [魅音]
あげ

⏰:07/08/26 18:57 📱:SH903iTV 🆔:dU6K2obY


#287 []
ァゲX0z(´∀`)主さんふぁいと
 ▼⌒▼
 (・・*)/)
 〇_〇/ )
     ̄  ε=з

⏰:07/08/27 16:09 📱:N903i 🆔:9h6iSUTg


#288 [//¨姫架璃]
あげ

⏰:07/08/28 17:51 📱:P902iS 🆔:tZU.OkrI


#289 []
つづき気になる
書かないんですかァ

⏰:07/08/28 23:44 📱:N701i 🆔:DFvLOb66


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