*Candy*
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#307 [三ッ葉]
「ベッドに直行決定だね。」

飛鳥の言葉に、眉を曲げると背中を押されて自分の部屋へと強制連行!


「穂乃香、熱ある。」

うそ……
と思い、自分の手をおでこにやると――…

飛鳥の感はあっていた。


いつのまにか熱がでていたらしい。


「でもご飯作んないと」

「今日は俺に任せてっ。」

飛鳥は自信満々にいうので、その言葉に甘えさせてもらう事にした。

⏰:07/08/31 13:23 📱:F904i 🆔:Rst2Ru7k


#308 [三ッ葉]
飛鳥は部屋を去った。


「ふぅ〜」


我ながら良い弟がいて良かったなと思う。

まぁ姉の出来が良いからね!

と冗談を言ってみる。

笑えない。


「……笑えない」


なんだかムシャクシャしたものが溜まっていく。

⏰:07/08/31 14:10 📱:F904i 🆔:Rst2Ru7k


#309 [三ッ葉]
ボスッ……

気がついたら拳を振り上げて、枕に一発いれていた――…

行き場のない思いがものに当たるという行為で表れてしまった。


恭也に対して……

違う――…
一番は椎名先輩か。


どうして他の人がいる椎名先輩が恭也の心をかっさらう事が出来るの?


私の方が恭也の事ちゃんと思ってるのに、

ちゃんと好きっていう気持ちで表れてるのに――…

⏰:07/08/31 14:18 📱:F904i 🆔:Rst2Ru7k


#310 [三ッ葉]
気持ちのある私のキスなんかよりも、
気持ちがなくても椎名先輩のキスじゃないと
恭也は満足じゃないの?

彼氏がいるのにキスをする椎名先輩の行為に苛立ちを覚える。


「………最低」


と言ってののしってやりたい気分になる。


――ムカつく。


『気持ちのないキスなんかキスじゃない。』

――自分も言ってたじゃない。

⏰:07/08/31 14:24 📱:F904i 🆔:Rst2Ru7k


#311 [三ッ葉]
――でも今は違うっ!


――都合いいんだね?


――違うっ…違う!!


私の中の、もう一人の私の声が鋭い言葉で創られた見えない剣で、
私の奥まで乱暴に着き荒らす。

私は、頭を両手で抱え込んで、全身で拒絶した。



キィイイン――…



「――っう…!?」


見えない剣は、私の頭の中までを突き
激しい頭痛をもたらした。

⏰:07/08/31 14:36 📱:F904i 🆔:Rst2Ru7k


#312 [三ッ葉]
私はベッドの上にうめき倒れた。


「………っつ」




なんなんだろ、
今まで味わったことのないこの気持ちは。


分かってる――…
嫉妬だって。


椎名先輩を妬んだって何も変わらないのは分かってるつもりなのに、
抑えきれないよ……。

⏰:07/08/31 14:40 📱:F904i 🆔:Rst2Ru7k


#313 [三ッ葉]
「……汚い。」


私は、一言呟いて瞼を閉じて、視界を遮った。



初めて知った、
自分の黒くて汚くて
ドロドロした部分……。


溢れ出したら最後。


止まることを知らない。




自分が……汚い。

⏰:07/08/31 14:45 📱:F904i 🆔:Rst2Ru7k


#314 [//¨姫架璃]
やっばい更新されとった

⏰:07/09/01 16:10 📱:P902iS 🆔:8tLBYpdM


#315 [三ッ葉]

姫架璃さん

やばいですか?笑
更新させてもらいましたよ
暇があれば更新します

⏰:07/09/01 18:04 📱:F904i 🆔:jkKuBuow


#316 [三ッ葉]
………………………
…………………

ボスッ

「穂乃香起きてよ!
体調どう?」

顔に柔らかいものが当たる感触と弟の声がふりかかる。

「ん……あす…か?」

少しだけ開いた瞼の隙間から眩しい光が容赦なく侵入してくる。

朝か……。

体をムクッと起こすと、頭の下にあるはずの枕が顔横にあった。

⏰:07/09/01 18:09 📱:F904i 🆔:jkKuBuow


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