「好き」と言いたい。
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#273 [あんみつ]
 
頭を撫でられるかと思ったら、デコピンされた。

「いつまで泣いてんだよ!!」

笑いながら、健二は門の前に座る。


・・・そっか、佐古さんがいるんだもん。

私の頭なんか、撫でちゃダメだよね。
 

⏰:07/08/30 10:59 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


#274 [あんみつ]
 
私も健二の横に座る。

痛みのお陰で、涙は止まったみたいだ。

私は、また月を見上げる。

もう、大丈夫。


「・・・健二、佐古さんと付き合ってんだよね??」
 

⏰:07/08/30 11:01 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


#275 [あんみつ]
 
ずっと、健二に聞きたかった事。

聞けなかった事。

だけど、今なら大丈夫。

だから・・・答えて、健二。


健二も、私と同じように上を見ている。

「・・・あぁ」

健二がうなずいた。
 

⏰:07/08/30 11:04 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


#276 [あんみつ]
 

・・・今度は、ごまかさずに言ってくれたね。

ちゃんと、健二の口から聞けた。

きっと、洋平君と付き合う前の私だったら、受けとめられなかった。

けど、今なら、受け入れられるよ。
 

⏰:07/08/30 11:06 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


#277 [あんみつ]
 

「ねこは・・・洋平と付き合ってんだろ??」

健二が聞いてきた。

隠すことはない。

私も、真っすぐ返さなきゃ。
 

⏰:07/08/30 11:07 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


#278 [あんみつ]
 
「・・・うん」

私が答えると、健二は私の肩を軽く叩いた。

「洋平、いい奴だからな!!」

笑顔で言う健二の手を、私は押し返した。

「分かってるよー。・・・健二も!!佐古さん大事にしてあげなよ!!」

私も、笑って言えた。
 

⏰:07/08/30 11:09 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


#279 [あんみつ]
 
「おう!!・・・なぁ、ねこ」

「ん??」

私は、健二の方を見る。

「俺・・・ねこには、幸せになってほしいって、思ってるから」

言い切ると、健二は立ち上がった。
 

⏰:07/08/30 11:10 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


#280 [あんみつ]
 
(・・・健二)

まぶたの裏が、熱くなった。

けど、それ以上に胸が熱くなった。

「・・・私もだよ!!」

 

⏰:07/08/30 11:11 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


#281 [あんみつ]
――――――――


健二の想いが、すごく嬉しかった。

私と同じだったから。


もう、迷わない。

私たちは「幼なじみ」。
 

⏰:07/08/30 11:14 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


#282 [あんみつ]
 
別々の道を行くけど、繋がってられる。

お互いの幸せを祈れる。

そんな関係。

これからも、続けていこうね。

これからも、ずっと・・・。
 

⏰:07/08/30 11:15 📱:N901iC 🆔:cFsPMBtA


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