「好き」と言いたい。
最新 最初 🆕
#480 [あんみつ]
 
瞬きができない。

正面から見る健二の顔。

いつもの明るい健二じゃない。

何か言いたそうな・・・そんな顔。

少しして、健二はまた前を向いて歩きだし、私の視界から消えた。

 

⏰:07/11/28 20:46 📱:N901iC 🆔:4YhyEWsw


#481 [あんみつ]
何、健二??

何か言いたいことがあるの??

あるなら私は、言ってほしいよ。

私だって、言いたいことある。

・・・けど、健二は何も言ってくれないんだね。
 

⏰:07/11/28 20:53 📱:N901iC 🆔:4YhyEWsw


#482 [あんみつ]
 
それに・・・こんな早くに、学校に行く健二。

・・・ねぇ、健二。

健二も、私を避けたんだね。

・・・予想が、確信に変わっていく。

健二は・・・私から離れたんだね。

 

⏰:07/11/28 20:54 📱:N901iC 🆔:4YhyEWsw


#483 [あんみつ]
――――――――


結局私は、いつも通りの時間に家を出た。

ちゃんと歩いていたつもりなのに、学校に着いたのがぎりぎりでびっくりした。


「ねこ、今日遅かったね。どしたの??」

1時間目が終わり、奈津美が私のところに来る。
 

⏰:07/11/28 20:59 📱:N901iC 🆔:4YhyEWsw


#484 [あんみつ]
 
「んー、ちょっとね」

それだけ言うと、奈津美は「ふーん」と言って、前の空いている席に座った。

それから奈津美は、何も言わない。

私は、何も言えない。

 

⏰:07/11/28 21:00 📱:N901iC 🆔:4YhyEWsw


#485 [あんみつ]
 

奈津美に言いたいこと、聞いてほしいことは、たくさんある。

でも今は、言葉がでない。

それに、奈津美より先に、言わなきゃいけない人がいる。

 

⏰:07/11/28 21:02 📱:N901iC 🆔:4YhyEWsw


#486 [あんみつ]
 

少しの沈黙のあと、奈津美は私の頭を優しく叩いた。

「言えるようになったら、聞くからね??」

そう言って笑う。

「・・・ありがと」

私が言うと、奈津美は自分の席に帰っていった。

 

⏰:07/11/28 21:03 📱:N901iC 🆔:4YhyEWsw


#487 [あんみつ]
 

ありがとう。

何度言っても足りないよ。

言える時がきたら、奈津美にもちゃんと話すよ。

奈津美にも、聞いてほしいんだ。

どうしようもない、私の気持ち。

 

⏰:07/11/28 21:05 📱:N901iC 🆔:4YhyEWsw


#488 [あんみつ]
 

奈津美がいなくなって、私は携帯を取り出した。

カチッカチッ

――――――――
9/20 9:22
To 田村洋平
Sub 無題

話したいことがあるの。
今日の放課後、裏庭に来てほしい。
――――――――

 

⏰:07/11/28 21:06 📱:N901iC 🆔:4YhyEWsw


#489 [む〜み〜]
更新待ってます(´・ω・`)

⏰:07/12/07 13:49 📱:SO903iTV 🆔:Es2Qr2l.


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194