*THE GOD OF DEATH*
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#306 [ま-イ子]
気付いた時には
もう遅かった
壊れそうな彼女に
手を差し延べる事も
棄てる事も
あたしには
出来なかった――
.
:07/11/20 15:48 :SH903i :coETQySo
#307 [ま-イ子]
只‥彼女の、苦しみを
逃れる方法が
あたしへの
暴行だと云うのなら
受け止めるしかない、と
幼いながらも
それを感じ
今に至るというわけだ
.
:07/11/20 15:53 :SH903i :coETQySo
#308 [ま-イ子]
(‥それ‥なのに‥)
あの夢は、なんだ
あの人の憎しみを
痛みとして味わっていた
はずなのに
幼いあたしは
‥笑顔だった
.
:07/11/21 14:41 :SH903i :x2JYgMJU
#309 [ぼぼん]
がんばれ
:07/12/03 17:46 :N700i :RSdQ4Cuk
#310 [我輩は匿名である]
頑張って!この小説好きだから待ってるよ
:07/12/06 21:24 :P902i :FQAQklDU
#311 [まーイ子]
:07/12/06 22:55 :SH903i :RNudFEDM
#312 [まーイ子]
とっくの昔に
覚悟は決めたはずだ
しかし‥‥‥
あの笑顔が
あの時の想いが
ーーーーー頭を駆け巡る
.
:07/12/06 23:01 :SH903i :RNudFEDM
#313 [まーイ子]
あたしは
あの人を、
信じていたんだ
"きっと
目を醒ましてくれる"
"きっと
あたしを愛してくれる"
それだけを信じて
生きていたんだ
.
:07/12/06 23:08 :SH903i :RNudFEDM
#314 [まーイ子]
(‥‥‥そうだ‥‥)
あたしは、あの人に
愛 さ れ た か っ た
.
:07/12/06 23:10 :SH903i :RNudFEDM
#315 [まーイ子]
「―――ーーーッ!」
込み上げる 何かが
体の奥から 溢れ出す
それを抑えるように
冷たい珈琲を
口に運んだ
喉を潤しながら
器官を流れるソレで
落ち着きを取り戻す
.
:07/12/06 23:35 :SH903i :RNudFEDM
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