*THE GOD OF DEATH*
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#602 [ま-イ子]
―――――――…

数時間前:某警察署内


「……間違いない…」


独り言を呟いた男
‐柳田 信人‐は

目の前のデスクに広がる
膨大な資料に
あちらこちらと
目を配らせていた

.

⏰:08/01/20 23:49 📱:SH903i 🆔:WFKhFZ2I


#603 [ま-イ子]

パラパラ、と紙をめくる
乾いた音が室内を
占領する中で


柳田は汗を額に
浮かべながら
ボールペンを走らせる


資料と手帳を
行き来していた筆先は

――ザッ、という
音と共に
一つの筆跡を丸で囲んだ

.

⏰:08/01/20 23:59 📱:SH903i 🆔:WFKhFZ2I


#604 [ま-イ子]

「……ふぅ………」



一段落した後に
溜め息を吐き出し
音を立てて椅子に座った

――――この場合は
倒れ込んだ、と言った方が
しっくりくると思うが。


柳田は天井を仰ぐ様に
背もたれに寄り掛かる

.

⏰:08/01/21 00:04 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#605 [ま-イ子]

その体勢のままで

ちらり、と時計を見る


(――---21時32分…)


眉を寄せ暫く針を睨んだ



それは、等間隔に
カチ‥カチと音を立てて

確実に 時を 刻む

.

⏰:08/01/21 22:02 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#606 [ま-イ子]

(……………いくか…)


目を閉じ
小さく深呼吸した後

ギシ、と音を立てて
椅子から立ち上がった

デスクに広がる資料に
もう一度目を配る


―――――ガチャ、

.

⏰:08/01/21 22:08 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#607 [ま-イ子]

突然開いた扉に驚き
後ろを振り返る



「…柳田警部……」


「…………お前か」


そこに居たのは
艶のある黒髪と
大きめの目が特徴的な

女刑事でもある
柳田の部下だった

.

⏰:08/01/21 22:19 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#608 [ま-イ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐

訂正

>>607
女刑事でもある
柳田の部下だった

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

柳田の部下でもある
女刑事だった

あんまり変わんないんですが、
なんかおかしいので
すいません


‐‐‐‐‐‐‐‐

⏰:08/01/21 22:33 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#609 [ま-イ子]

一言呟くとデスクに戻る
柳田に女刑事は僅かに
顔を歪ませた



「………警部。
最近家にも帰ってない
じゃないですか。
一度お帰りになって
休まれた方が………」

「駄目だ。
そんな時間はない。」


女刑事の言葉を遮り
柳田はコートを羽織る

.

⏰:08/01/21 22:51 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#610 [ま-イ子]

「…そんな事を言う為に
来たのか?」



眉を寄せながら言う
目の前の男に
女は溜め息を付いてから
持っていた資料を見せた


「―――これは?」

「以前、警部が
鑑識に頼んだモノの
結果ですよ。
それと……………」

.

⏰:08/01/21 22:58 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#611 [yえりちぁンy]
あげますウ~

⏰:08/01/22 21:00 📱:W53T 🆔:Fn.OWNh6


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