*THE GOD OF DEATH*
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#479 [ま-イ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐

>>478 ☆anon☆さま_

おもしろいだなんて、
最高の褒め言葉です(;_;)
皆様の応援に
本当に励まされて
おります
ありがとうございます


‐‐‐‐‐‐‐‐

⏰:08/01/10 11:46 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


#480 [ま-イ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐

更新しようかなっ(*¨)b


‐‐‐‐‐‐‐‐

⏰:08/01/10 12:09 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


#481 [ま-イ子]
――――――‥

「着きました、警部。」


峯の言葉とほぼ同時に
車が止まり

俺はくわえていた煙草を
使われていないであろう
車内の灰皿に入れた

ドアを開け外に出ると
ひんやり、とした空気が
身体を包み込む

(もう、11月だな…)

.

⏰:08/01/10 12:18 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


#482 [ま-イ子]

車から降りると

そこは住宅街

しかし人通りは少なく
遠くから聞こえてくる
車の音だけが耳に入る


足を進めると
コツ‥コツ‥とした音が
周りに響き渡った


「…あそこだな…」

.

⏰:08/01/10 12:23 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


#483 [ま-イ子]

そう呟く俺の
目線の先は


黄色いテープで仕切られ
その中は、そこだけ
違う空間のように
真っ赤だった


一応手に持っている
資料と確認してみたが

間違いないようだ

.

⏰:08/01/10 12:27 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


#484 [ま-イ子]

ゆっくり近付くと
その光景に
吐き気を感じた



地面にはそれこそ
大量の血が付いているが
住宅を仕切る塀にまでも
飛び散った血痕が
生々しく残っている


「……酷いっスね…」


峯がその場所を
見つめながら呟いた

.

⏰:08/01/10 12:34 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


#485 [ま-イ子]

「…一昨日起こったものだ
もう血は乾いているな。」

黄色いテープを跨ぎ
現場へと入る
塀に付いてる血痕に触れ
指先を見てみたが
いつもの肌色だ


「被害者とされているのは
この近辺に住む男性だ。
一昨日から行方不明で
今だ発見されていない」

淡々と言う俺の説明を
峯は静かに聞いている

.

⏰:08/01/10 12:41 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


#486 [ま-イ子]

「捜索中だが…………
まあ、見つかる可能性は
低いだろうな。」


今までと同じ手口なのだ
見付けるのは困難だろう


――――ザリッ

地面の血痕にも
触れてみるが
塀に付いたものと
変わらなかった

.

⏰:08/01/10 12:49 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


#487 [ま-イ子]

「………………。」


しゃがみ込み、いきなり
無言になった俺の顔を
峯が覗き込む


「………警部?
どうかされまし…」

「妙だと思わないか」


峯の言葉を遮り
言葉を放つと
へ?と素っ頓狂な
声が聞こえた

.

⏰:08/01/10 12:54 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


#488 [ま-イ子]

「この血の量からして
死んでいておかしくない
なのに死体がない
ということは、

犯人が運んだと
言うことになる。」

「でもそんな痕跡
ないですよね。」


峯はキョロキョロと
辺りを見回しながら
言葉を返して来た

.

⏰:08/01/10 12:58 📱:SH903i 🆔:zb3FNp4s


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