*THE GOD OF DEATH*
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#81 [ま-イ子]
-・-第2章 死神-・-

⏰:07/08/05 23:01 📱:SH903i 🆔:6rxCdOrc


#82 [ま-イ子]
―――
―――――
――――――――

あれから
もう二ヶ月が経った

あたしの日常は
変わらず 流れる


.

⏰:07/08/05 23:34 📱:SH903i 🆔:6rxCdOrc


#83 [たき]
わーい(・ω・。)
いっぱい更新されてる!

主さん上手いっすね〜!!

頑張ってください〜(ノ∀`)

⏰:07/08/05 23:36 📱:SH904i 🆔:Mh3XHkjY


#84 [ま-イ子]
‥‥ピピピピ‥ッカチッ


頭上で鳴り響く
目覚ましを
素早く止める

"あの人"が
起きないように

もう
慣れてしまった早起き
学校へ行く準備をし
朝食を作る

.

⏰:07/08/05 23:41 📱:SH903i 🆔:6rxCdOrc


#85 [ま-イ子]
>>83さま

ありがとうございます
上手くないですよ
なんかグチャグチャしてしまって
文才欲しいです

見て頂けて
本当に光栄です(^ω^)

⏰:07/08/05 23:43 📱:SH903i 🆔:6rxCdOrc


#86 [ま-イ子]
もちろんこの朝食は
"あの人"の分

と言っても
昼過ぎに起きる彼女に
とっては
昼食になるけれど。

あたしはカップに入った
珈琲を飲み干し
家を出る


.

⏰:07/08/05 23:49 📱:SH903i 🆔:6rxCdOrc


#87 [ま-イ子]
朝早く登校するのは
あの家に
長く居たくないから。

あたしは家と学校の
ちょうど中間地点に
ある公園へと入る

ここで登校時間
ギリギリまで時間を潰す
これも日常

.

⏰:07/08/05 23:53 📱:SH903i 🆔:6rxCdOrc


#88 [ま-イ子]
しかし二ヶ月前までは
優真の事を考えて
いた時間も

今では
"死神"について
考える時間になった

(――わからない)

あいつは
謎だらけだ

.

⏰:07/08/05 23:55 📱:SH903i 🆔:6rxCdOrc


#89 [ま-イ子]
あたしと死神の
"魂集め"は
夜しか行わない

『犯行が見付からない
暗闇の中‥
夜が1番いい』

だそう。


夜になると突然
あたしの前に現れる
今‥朝や昼は
何をしているのか

.

⏰:07/08/06 00:40 📱:SH903i 🆔:gh8xMIVs


#90 [ま-イ子]
あいつは何処から
やって来るのか

何故魂を集めるのか


全ては 謎


只 この二ヶ月で
分かったことと言えば

"あいつの性格"だ

.

⏰:07/08/06 14:06 📱:SH903i 🆔:gh8xMIVs


#91 [ま-イ子]
全てにおいて
理論的に
理屈っぽい

しかし考えてることは
何一つ分からない

否 隠している

必要最低限の事しか
あたしに話さない

秘密主義者

.

⏰:07/08/06 22:54 📱:SH903i 🆔:gh8xMIVs


#92 [ま-イ子]
でもあたしは
それを知らなければ
ならない


何故か?


あいつを信用
してないから。

"あたしが魂集めを
手伝えば
優真を助ける"

――そんな保証
どこにもない

.

⏰:07/08/06 23:01 📱:SH903i 🆔:gh8xMIVs


#93 [ま-イ子]
だからあたしは
"もしもの時"
優真を助ける為

あいつの情報を
集めなければならない

こう見えても
頭は切れる方。
推理小説とか
好きだったりするし

――絶対暴いて見せる
死神の秘密

.

⏰:07/08/06 23:04 📱:SH903i 🆔:gh8xMIVs


#94 [ま-イ子]
眉間に皺を寄せ
ベンチに座りながら
考えていると

‥キーンコーンカーンコーン‥



「‥‥‥‥‥‥あ。」


やっちゃった

.

⏰:07/08/06 23:06 📱:SH903i 🆔:gh8xMIVs


#95 [ま-イ子]
あたしは短く
溜め息をつき
ベンチから腰を上げ
学校に向かって歩き出す

(‥あー‥
今日の言い訳どうしよ)

毎日ほとんど
遅刻しているので
言い訳が底を尽きた

.

⏰:07/08/08 00:23 📱:SH903i 🆔:4TUrV1KA


#96 [ま-イ子]
―――――----‥

ガンッ!!

鈍い音が校舎に
響き渡る

「〜ッ‥むかつく‥」

その音を出した
張本人 あたしは
独り言を言いながら
自分の教室へと
向かった

.

⏰:07/08/08 09:42 📱:SH903i 🆔:4TUrV1KA


#97 [ま-イ子]
何故あたしが
こんなにも
荒れているかというと

――数分前の話し

あたしが15分程
遅れて学校に着くと
お出迎えしてくれたのは
あたしの担任

その後は職員室で
「いっつもお前はなァ‥」
とか いつもみたく
長々と愚痴を言われてた

.

⏰:07/08/08 10:19 📱:SH903i 🆔:4TUrV1KA


#98 [ま-イ子]
毎度お馴染みの事なので
あたしは外の天気を
見ながら聞き流していた

しかし 担任の
そう、あの男の

「なんで相澤も
こんなロクデナシと
付き合ってられるのか‥
あいつの将来も
落ちぶれたな」

この一言で あたしは

キ レ た 。

.

⏰:07/08/08 10:26 📱:SH903i 🆔:4TUrV1KA


#99 [ま-イ子]
―バンッ!!!

あたしは担任の机を
思い切り叩き

驚いて目を見開いている
男を睨み付け
教室を出て行った





‥‥そして今に至る

.

⏰:07/08/08 10:30 📱:SH903i 🆔:4TUrV1KA


#100 [ま-イ子]
壁を蹴り上げても
自身の右足が
鈍い痛みを負っただけ

しかしそんな事は
気にも止めず
あたしは廊下を
突き進んだ

(あのクソ男ッ‥‥
優真は関係ないのに‥)

そう、あたしは
遅刻には何の関係もない
優真を侮辱された事に

酷く憤怒したのだ

.

⏰:07/08/09 10:32 📱:SH903i 🆔:z2qv.5ck


#101 [ま-イ子]
(‥あんな男‥‥あ。)

歩いていた足を
止めると同時に
思考も停止した

目的地に着いたあたしは
扉に手を掛け
思いきり開く


教室の後ろのドアから
堂々と遅刻して来た
あたしを
"クラスメート達"は
一斉に視線を送る

.

⏰:07/08/09 11:26 📱:SH903i 🆔:z2qv.5ck


#102 [ま-イ子]
その視線を無視し
自分の席へと足を運ぶ


「またお前か‥‥
"桜井なつ"!!
何度遅刻すれば気が
済むんだ?」


1限目の数学の教師が
あたしに向かって
呆れたように言う

あ、桜井なつ=あたし ね。

.

⏰:07/08/10 11:21 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#103 [ま-イ子]
「‥説教なら
聞いてきました」

教師の方は見ないで
それだけ告げると
あたしは席に座った

教師は小さく
溜め息をつき
何もなかったかのように
授業を進めた


もう無駄だと
感じたのだろう

.

⏰:07/08/10 11:27 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#104 [ま-イ子]
結局教師も
最後には他人

他人にいちいち
口だしされるのは
凄く腹立たしい


(‥放っておいて
欲しいのに)


あたしは机に頬杖をつき
窓の外を見る

今日は 快晴だ

.

⏰:07/08/10 11:36 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#105 [ま-イ子]
(‥綺麗だな‥)

とても蒼く澄んだ空は
あたしの心も
少しは綺麗に
してくれたかな‥

先程の怒りも
忘れ去ろうとした が


あたしは眉間に
皺を寄せる

.

⏰:07/08/10 11:40 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#106 [ま-イ子]
--感じる視線

--聞こえないように
しているが聞こえる小声

あたしに向けられた
その二つに
一気に気分が悪くなる


‥よく学校来れるよね‥
まじうざいし‥‥‥‥
‥‥相澤君かわいそう‥
‥あいつ何様?‥


.

⏰:07/08/10 11:49 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#107 [ま-イ子]
女子からは
怒りと怨みの視線

男子からは
哀れみと興味の視線


――不愉快


その視線に
気付かぬフリをして
1限目を過ごした

.

⏰:07/08/10 13:35 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#108 [ま-イ子]
休み時間に
入ってからは
数人の女子に
取り囲まれ

意味の分からない
自分勝手な悪口を
聞かされた


あたしがこいつらに
忌み嫌われている理由

それは酷く簡単で
くだらない事

.

⏰:07/08/10 13:39 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#109 [ま-イ子]
"あたしが優真と
付き合っている"から。

女子の中での
[中心的存在]の女が
優真に好意があった

つまり、
そういうこと。


く だ ら な い


.

⏰:07/08/10 13:46 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#110 [ま-イ子]
そんな自分勝手な
理由で
あたしを苛々させる


本当に腹立たしい


教師 も 生徒 も


.

⏰:07/08/10 13:50 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#111 [ま-イ子]
(‥そうだ‥‥



皆 みんな ミンナ‥‥)











――死んでしまえばいい


.

⏰:07/08/10 13:53 📱:SH903i 🆔:sADKwCMo


#112 [ま-イ子]
「‥‥‥なつ?」

「――!
‥‥あ‥‥‥何?」

優真が心配そうな顔を
しながらあたしを
覗き込んでいる

――今は昼休み.
優真と屋上でお弁当を
食べている所だ

「大丈夫か?
なんか元気ないな」


.

⏰:07/08/11 14:17 📱:SH903i 🆔:XjIjPO7M


#113 [ま-イ子]
「ごめん、
考え事してただけだよ
ありがと、大丈夫。」

微笑みながら言うと
優真も安心したように
笑った



―――あ た シ 今

何 ヲ 考 え タ ?


.

⏰:07/08/11 14:26 📱:SH903i 🆔:XjIjPO7M


#114 [ま-イ子]
"死ねばいい"なんて

今のあたしにとっては
"殺してやる"になるのに


死に神と
取引をしている間は

人ヲ殺シテモ

罪ニハ ナラナイ



なぜなら それは
優真の為になるから

.

⏰:07/08/12 22:17 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#115 [ま-イ子]
それなのに、あたしは今

人を自ら
殺そうとした













怖い

.

⏰:07/08/12 22:18 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#116 [ま-イ子]
どうしよう あたし



人を‥‥‥‥‥‥‥






あたし アタシ



快楽殺人者なんかに
なりたくない

.

⏰:07/08/12 22:19 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#117 [ま-イ子]
人を殺めて

手を紅く汚しても

あたしの心は

ヒトのままで‥


どうか
心まで汚さないで

その為には
理由が必要なの


"人を殺しても
良い理由"が

.

⏰:07/08/12 22:23 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#118 [ま-イ子]
―――――‥‥‥


真っ暗な部屋の中で
ベットの上に
横たわりながら

あたしは気持ちを
落ち着かせる


今から人を
殺しに行くから。



――闇が囁く

「行こうか」

.

⏰:07/08/12 22:27 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#119 [ま-イ子]
午前00:00


今日も狂いなく
正確な時間に

闇はあたしを
迎えに来る


さあ 鎌を持って


闇の中へ 血の中へ


.

⏰:07/08/12 22:30 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#120 [ま-イ子]
あたしは死に神と共に
闇夜を歩く

この道はあたしの
―――通学路



‥カツ‥カツ‥カツ‥‥‥


規則的に響く足音

前方を見ると
そこには 人影

.

⏰:07/08/12 22:34 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#121 [ま-イ子]
あたしは無言で見つめ
その人影が
隣を通り過ぎるのを待つ


‥カツ‥カツ‥カツ‥‥


その"男"は
リズムを崩さず
あたしの隣をすり抜けた


暗くて顔は
よく見えない

.

⏰:07/08/12 22:38 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#122 [ま-イ子]
両手を鎌と一緒に
振り上げる


‥カツ‥カツ‥カッ‥‥


男が足を止めた


ゆっくりと
振り返る

.

⏰:07/08/12 22:41 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#123 [ま-イ子]
「‥お前、もしかして‥
‥‥さくら―――」















――――――ブシュッ

.

⏰:07/08/12 22:43 📱:SH903i 🆔:nyAURAF2


#124 [ま-イ子]
死に神は
首と胴体が
切断された"男"

――そう、朝から
あたしを怒らせた
"担任" に 近寄り

魂 を 喰 ら っ た


「‥‥‥‥ふふっ‥」

思わず笑みが漏れる


.

⏰:07/08/13 03:48 📱:SH903i 🆔:tdPOnbbU


#125 [ま-イ子]
「やけに、ご機嫌
じゃないか」


ニヤニヤした顔付きで
魂を喰らいながら
あたしに言う死に神


「なんでもない」


「‥クックックッ‥‥
‥ああ、こいつの魂は
美味くないねえ」

.

⏰:07/08/13 03:52 📱:SH903i 🆔:tdPOnbbU


#126 [ま-イ子]
「‥味なんかあるの?」

「味というか‥‥
上手く説明出来ない。
真ッッ白なモノが
私は好きなのだよ」

(‥お前の好みなんか
興味ない)

あたしは一瞬
眉間に皺を寄せたが
死に神は気付いてない
フリをして
家に向かって歩き出した

その後ろを
数歩遅れて着いて行く

.

⏰:07/08/13 04:01 📱:SH903i 🆔:tdPOnbbU


#127 [ま-イ子]
「それは、取り出さないと
わからないんでしょ?」

「いいや、
私‥死神の眼には
"人の魂が見える"のさ
だから、取り出さなくてもわかる」


――魂が見える‥?


「じゃぁ、あいつ止めれば
よかったじゃない」

後ろを指差し
死神に問う

.

⏰:07/08/13 04:08 📱:SH903i 🆔:tdPOnbbU


#128 [ま-イ子]
「別に喰えない
わけではない‥‥
‥‥それに」

言葉を一旦
止めた死神は
顔だけあたしの方を向き
ニヤリと笑った




「殺したかったんだろう?」




「――――ッ!!」

.

⏰:07/08/14 10:18 📱:SH903i 🆔:e4Azs0zQ


#129 [ま-イ子]
--知って‥いた‥?

(いや、それよりも‥‥)


「勘違いしないで!!
あたしは優真の為に
"仕方なく"殺ったの!
あたしの為じゃない」


あたしが殺したくて
殺したとでも?

認めない

そんなの 認めない

.

⏰:07/08/14 10:22 📱:SH903i 🆔:e4Azs0zQ


#130 [ま-イ子]
「クックッ‥‥そうか。
結果的に君の為になって
よかったじゃないか」

それだけ言うと
死神は再度歩き出した


「‥‥‥ふん‥」


人の全てを
見透かした様な

その言い方

腹が立つよ

.

⏰:07/08/14 11:18 📱:SH903i 🆔:e4Azs0zQ


#131 [ま-イ子]
(--あいつは魂が
見えているんだ‥

‥‥‥ん?そうなると)


いつでも美味い魂を
喰らうことが出来るのに

それをしない


娯楽や食事なんかで
魂を取っている
わけではないの?


.

⏰:07/08/14 11:22 📱:SH903i 🆔:e4Azs0zQ


#132 [ま-イ子]
それに

何故あたしに
魂を集めさせる?


そんな事をして
あいつに利益があるとは
思えない


やはり只の娯楽?

あいつにとっては
ゲームなの?

.

⏰:07/08/14 11:24 📱:SH903i 🆔:e4Azs0zQ


#133 [ま-イ子]
優真の魂を喰らわず
あたしと取引をした


あの時
あたしも優真も
殺そうと思えば
殺せたはず


----そうだ
しかも、あいつは

わざわざあたしを
呼び寄せたんだ

な ん の 為 に ?

.

⏰:07/08/14 11:27 📱:SH903i 🆔:e4Azs0zQ


#134 [ま-イ子]
(‥駄目だ、わからない)


でも、一つ分かった


この"魂集め"には

何か 裏 が ある


あいつにとって
これが1番
重要なのだろう

.

⏰:07/08/15 15:25 📱:SH903i 🆔:cfyHPx.M


#135 [ゆい☆]
超面白いです(・_゚)!!!
頑張って下さい+゚!

⏰:07/08/15 16:13 📱:W44T 🆔:COkclvco


#136 [ま-イ子]
>>135さま
面白いとか
かなり嬉しいですッ
(´;ω;`)
ありがとうございます
頑張ります〜(∀)

⏰:07/08/15 19:39 📱:SH903i 🆔:cfyHPx.M


#137 [ま-イ子]
(聞いて素直に
教えてくれるわけが
ないし‥)


それでも
聞き出さなければ


少しずつ
パズルのピースを
埋める様に

死神の秘密を


.

⏰:07/08/16 15:36 📱:SH903i 🆔:7u/QPPTM


#138 [ま-イ子]
『死神』


人の魂を喰らう

ば ケ モ の


あたしはこいつに

必ず 勝ってやる


"魂集め"と云う

ゲ - ム で


.

⏰:07/08/16 15:38 📱:SH903i 🆔:7u/QPPTM


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