僕達の恋の始まり
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#151 [連日連休]
たっちゃんに色々おごってもらい俺は祭りを楽しんだ。回りにはカップルとかいて…うん、寂しい二人ですね。可愛い子いないかなーと、たこ焼きをほうばりながら道ゆく人を見ているとと…
『ヒュルルルー……ドン!!』
打ち上げ花火が始まった。
それはカウントダウンのように、何度も何度も上がっては綺麗な花を咲かせ消えていった。
:07/08/16 01:02
:P903i
:OxnwqgR.
#152 [連日連休]
花火も終わり、たっちゃんとも別れ、俺はのほほんと家に着くと母さんが血相変えて俺の頬をぶった。もちろんクリーンヒットで俺は尻餅をつき、母さんを見上げる形になった。
「アンタ!なんで携帯にでないの!?…海君、危篤なんだって!!хх病院、速く行っといで!このバカ息子!!」
え?危篤?
え?だって昨日、電話…してただろ??
俺はバッと起き上がり自分の自転車をひっぱりだして病院へと向かった。
:07/08/16 01:12
:P903i
:OxnwqgR.
#153 [連日連休]
うそだ
うそだ!!!
自転車をこぐスピードは上がっていく、病院まで20分ぐらいかかる。俺は信号を無視して、出来るだけはやく病院に向かった。
時間は21時ぐらいになったけど病院の入り口は少し明るかった。
:07/08/16 07:52
:P903i
:OxnwqgR.
#154 [連日連休]
警備員の人に無理を言って病院に入り、看護婦さんに海のいるばしょを聞いて、廊下をあるきだした。
━━
「おばさん!」
病室の前の長椅子に海のお母さんが座っていた。様子がおかしかった。俺を見るなり泣き出して目を真っ赤にして、ごめんねと何度も何度も呟いていた。
:07/08/16 08:02
:P903i
:OxnwqgR.
#155 [連日連休]
俺は急いで病室の中に入るとそこには海のお父さんらしき人がベットの横に崩れるようにもたれ掛かり、小さな嗚咽が聞こえた。
「だ…うそだ」
「?…君は??」
俺は質問なんか無視して海のいるベットに駆け寄り、海の顔を見た。
:07/08/16 08:07
:P903i
:OxnwqgR.
#156 [連日連休]
俺は海を見て驚いた。海の顔は夏休み前に見た顔出なかった。唇はがさがさで頬はガリガリに痩せていて…目はきっちりと閉じられていた。
「おい…起きろって!!変な冗談やめろよ!?なぁ!海ぃ!!嘘だろ?なんか言えよ」
海の肩を揺するが反応なんてない。それどころか少し硬直し初めてきた体が海が死んだことを知らせた。
:07/08/16 08:15
:P903i
:OxnwqgR.
#157 [連日連休]
「嘘じゃないんだ、海は…海は…もう死んだ」
俺は海の亡骸を揺さぶるのを止め顔をあげた。
お父さん?は涙をふきながら俺を見てきた。
あぁ、海に似てる。
目とかそっくり。
「君は…友達?」
「…はい…あ、豊野翔です」
:07/08/16 08:28
:P903i
:OxnwqgR.
#158 [連日連休]
「…君か」
「え?」
「いや、また後で話そう。あともう少ししたら海を家に連れてお通夜をするから…翔君もおいで」
そう言ってお父さんは出ていき、俺はしばらく呆然と海を見ていると、葬式の人やら看護婦さん達がやってきて海を連れていった。
:07/08/16 08:38
:P903i
:OxnwqgR.
#159 [連日連休]
━━━何度呼び掛けても…海の声はきこえない
駆けつけた人達がいなくなり、お通夜は終わった。俺はまだ呆然としなが血の気がなくなった海をみていると、スッと真っ白な封筒をお父さんに渡された。下のところに
『3年D組13番 豊野 翔へ』
と綺麗な、と言えるほどでもない海の字が書かれてあった。
:07/08/18 08:53
:P903i
:J8HTtY3k
#160 [連日連休]
なんでフルネーム!?とツコッミいれたくなるけど答えてくれる海はいない。
「読んでくれ、あ…悪いけど先に読んでしまった。」
「え?」
海のお父さんは少し涙を浮かべて俺の顔をじっと見つめた。
「海は一度も手紙なんて書いたことがない。よほど言いにくいことがあったと思って…すまない」
:07/08/18 09:04
:P903i
:J8HTtY3k
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