僕達の恋の始まり
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#1 [連日連休]
BLのほのぼの恋愛や過激恋愛の短編小説です。短編小説じゃ物足りない、続きが気になるって方がいたらシリーズで書いてきます☆
よろしくお願いします!
:07/08/02 03:32
:P903i
:2iZYF21s
#2 [連日連休]
『気になるあいつ』
俺は言っとくが男は好きじゃない。明るくて可愛くて柔らかい女の子が好きだ。
だがそんな俺が最近気になって仕方がない奴がいる。
田中 晃(タナカアキラ)だ。
1ヶ月前に転校してきて俺の隣の席の奴。
前髪切ってやろうか?ってぐらい髪型は伸ばし放題。けして奴はお洒落で伸ばしている訳じゃない…はず。今時誰もかけないようなでかい黒ぶち眼鏡。
そして……暗い。
:07/08/02 03:42
:P903i
:2iZYF21s
#3 [連日連休]
1ヶ月も経っているっていうのに俺は会話という会話をしたことがない。つーか共通点が見つかりません。俺から話しかけも一言で片付けてしまう奴…。
普通に話せば?のふ・つ・うが分からない。
なのに…
なのにだッ!俺がこーんなに悩んでるのに奴は他のやつとは話をしている。
そして何故か何故か俺の親友の前だけで笑顔…。
どーいうこっちゃッー!!!!
:07/08/02 03:49
:P903i
:2iZYF21s
#4 [連日連休]
あ?あぁ!!そういうことか?ようは俺のことが気に入らないってわけね!で俺を1人ぼっちにさせようって訳ね!
オーケーAそれなら理解できる。押さえろ俺。そう、俺は嫌われてる。嫌われているから嫌われる。うん…それ悲しーな、おい。
「お…おはよ…秀人」
「あぁ?」
「「…………;」」
:07/08/02 03:55
:P903i
:2iZYF21s
#5 [連日連休]
しばらく間が続いた。目の前には見たことがない爽やか美少年がそこにいた。記憶にアーリマセンよ君。
「え…誰?」
「ッ!!;…やっぱり、その」一瞬悲しそうな目をして、もどもどとした行動を取る美少年は気になる奴を思い出させた。
「おぅッ!晃、似合うじゃん。髪切ってサッパリだなー、なぁ秀人」
後ろから親友がバンッと美少年いや晃の背中を叩き、自分の席へと歩いていく。
え?いや?ちょっと?え?
:07/08/02 04:07
:P903i
:2iZYF21s
#6 [連日連休]
「え?ええぇええ!?は!何お前…えぇえ??」
俺はパクパクと口を開けて奴を指さした。
あのボッサの髪が!!
あの黒ぶち眼鏡が!!
この爽やか美少年が!!
「田中晃ぁあああ!?」
俺の叫び声は教室に響き渡り廊下まで響いた。
:07/08/02 04:14
:P903i
:2iZYF21s
#7 [連日連休]
こくりと頷きながら俺の隣に座ってくる。頭がパニクって追いつかない俺に美少年いや晃が話しかけてきた。
「お、俺さ…なんか秀人と話せなくて、理由は分からないんだけど。それで正樹に相談したら、イメチェンしてみろって言われて。してみたんだけど…どう?」
どう?と言ってじっと俺のことを見つめてきた。
か…可愛い!!っていやそれは女の子だろ!?
俺カムバック!!しっかりしろ!こいつは男!!
:07/08/02 04:25
:P903i
:2iZYF21s
#8 [連日連休]
「あ、やっぱ…;」
しょぼーんってするなッ!そんな可愛い犬みたいになんなッ!その目でみんな!「い、いいじゃんッ!そ、そっちの方が似合ってると思う…よ。」
俺は晃から視線をそらしてぼそっと話した。自分の顔が紅くなっているのに気付かずに。
つーかかみすぎだろ俺ッ!
そうツッコミしながらチラッと見るとそこには満面の笑みで俺を見つめている晃がいた。
━ドキン━
:07/08/02 04:34
:P903i
:2iZYF21s
#9 [連日連休]
電気が体の中に入ってきたような甘い痺れだった。
頭がクラクラするのは気のせいじゃない。
俺がこいつが好きなのは気のせいじゃ……
気のせいだバカヤロー!!男好きになって青春楽しめっかよ!!
「これから…と・も・だ・ちッだなっ晃!よろしくじゃーな!!」
「え、あHLは!?」
俺は晃の声に振り向かず教室から抜け出し、押し潰しても勝手に膨らんでくる思いを屋上で吐き出していた。
:07/08/02 04:42
:P903i
:2iZYF21s
#10 [連日連休]
「可愛いすぎだっつーの!好きだよ!チクショーバカヤロォオオー!!」
俺の恋と青春は
早くも終わりを告げるような気がします。
「な…んで男なんだ…泣」
なんでなんだよーッ!!!!!!と言う叫び声が聞こえたのか俺は先生に屋上にいることを知られ教室に戻されましたとさ……
おしまい
:07/08/02 04:49
:P903i
:2iZYF21s
#11 [連日連休]
『赤点』
夏休み前は嫌いだ。
とても嫌いだ…泣
梅雨もあけて蝉がうるさく鳴いているのが聞こえるなか、教室では呻き声と泣き声と雄叫びが聞こえた。
「あー以上でテスト返却終わりなー。あー赤点の奴は残って補習受けるよーに、んじゃHLと授業終わり。」
「戸枝先生ー掃除はー!」
「あー机はそのまんまでいいぞー。補習の奴ーちょっとこーいッ」
ガタガタと席を立ち数名が枝ちゃんの後へ続く。俺、笠井 辰巳(カサイタツミ)もその後へと続いた。
:07/08/02 05:07
:P903i
:2iZYF21s
#12 [連日連休]
枝ちゃんっていうのは皆が読んでいる戸枝 純(トエダシュン)先生の事だ。
枝ちゃんは担任で俺が最も苦手とする…数学の先生だ。枝ちゃんはそこら辺の先生より若い。スラッとしていて優しさが顔に滲み出るほど優しい。が怒ると怖い。
赤点を取った皆(5人)は頭を下げて枝ちゃんの説教を受けていた。
「勉強してたらこんな点数はとらないぞ?授業聞いてるのかー?たく…ほれこのプリントやって出来たら俺の所に持ってこい。ゆっくりやればできるからな、んじゃ皆頑張れ。」
:07/08/02 05:17
:P903i
:2iZYF21s
#13 [連日連休]
…枝ちゃんの……嘘つき;
「んじゃお先ー」
「!!…おぅ;」
1人また1人と枝ちゃんにプリントを出しにいき、俺はとうとう1人になってしまった。
全くっていうほど分からない。教室の暑さもあって誰もいない砂漠に置いていかれた気分だった。
ゆっくりやればできるからなって言ったのはどこのどいつだそうだ枝ちゃんだ!
まじめに考えても答えは空欄だった。
:07/08/02 05:24
:P903i
:2iZYF21s
#14 [連日連休]
「おーい、笠井お前だけだぞ?」
「枝ちゃんッ!」
オアシスだ!!俺を助けてくださいと言う目をしたら枝ちゃんはガクッと肩を落とした。
俺は気付かなかった。
枝ちゃんの優しさで溢れる顔がニヤリと笑っていたのを。
:07/08/02 05:31
:P903i
:2iZYF21s
#15 [連日連休]
カチリと音がして、枝ちゃんはもう一つの入り口の方へ歩いていく。
「枝ちゃん、何してるんですか??」
「いやー何もー。それより見せて見ろよ。」
近づいてくる枝ちゃんはいつもの枝ちゃんだった。俺はドアのことなんて忘れて全部空欄のプリントを見せた。
:07/08/02 05:36
:P903i
:2iZYF21s
#16 [連日連休]
「ん?あれ?このプリント間違って渡したみたいだ。3年用のだこれ。」
「え!枝ちゃんしっかりし…んぅッ!?」
はれ?はれれのれ??
えーと?枝ちゃんの顔がドアップってか……
ギズざれでるぅー!?
oh!Nooo!!!!!
「んッ…ッやめ…」
ぐっと枝ちゃんの胸を押すがびくともせず、ぎゃくに抱き締められ、俺は座っていた椅子から落ちた。
枝ちゃんも一緒に。
:07/08/02 05:46
:P903i
:2iZYF21s
#17 [連日連休]
「いってー何すんッんん!!」
何すんだ変態っと言う前に俺の口は再び枝ちゃんに奪われてしまう。
どうにかしようとして俺は入り込んでくる舌を舌で押し返した。が…
かわんねーよ!!お馬鹿!!!!
しかも押し倒されているから枝ちゃんの唾液が嫌でも飲み込むしかなかった。
酸素が足りないと思うとちょうど口を離され空気を吸うとまた口を塞がれ、俺はもう何がなんだか分からなかった。
:07/08/02 05:55
:P903i
:2iZYF21s
#18 [連日連休]
「んはぁッはぁっはぁ」
つぅーと俺の口と枝ちゃんの口に糸がひいているのをみて、いやらしい気分になった。
「へッ?あッ!ちょっどこさわって!?」
「うるさいなー」
枝ちゃんはネクタイを取って俺の手首を頭の上でひとまとめにして拘束した。そして俺のネクタイも取りそれをくるくると回して口の中に突っ込んできた。
:07/08/02 06:05
:P903i
:2iZYF21s
#19 [我輩は匿名である]
えろっちぃ...
:07/08/02 06:06
:W42SA
:V14MYgRk
#20 [連日連休]
「ふぐぐ!?」
「赤点取ったお仕置きだよ」
にこりと笑う枝ちゃんはいつもの枝ちゃんじゃなくてこれからされることを想像して俺はゾッとしてしまった。
「グぅッ!ッ」
ズボンとボクサーパンツを剥ぎ取られ上はシャツ、下は靴下と上履きという恥ずかしい格好になってしまった。
:07/08/02 06:12
:P903i
:2iZYF21s
#21 [連日連休]
「へぇーキスだけで笠井は勃っちゃうのかー」
「ふぅっ!!ぅぐうッ!」
枝ちゃんの手が直に俺のを掴んだ。
最近テスト勉強してたから息子ちゃんと一回ぐらいしか遊んでなかったから結構溜まっていた。
「んー?なんだもう先走りかぁ?辛そうだけど俺は手を動かさないからな」
「んぐぅッ!?」
「なんで?そりゃお仕置きだからねー」
俺はいつのまにか涙目になっていた。枝ちゃんが掴んでいた手の力が緩まり、俺のことをじっと見つめにこりと笑った。
:07/08/02 06:23
:P903i
:2iZYF21s
#22 [連日連休]
俺は本能のままに腰を降った。ゆっくり動かしたり、速く動かしたり。枝ちゃんによる実況中継と言葉攻めでもう精神的にも来ているのに俺は中々イクことが出来なかった。
すべては枝ちゃんの左手が支配している。いきそうになるとギュッと握り締められて精液がせきどめ状態になる。俺はそのたびネクタイを噛み快感というより苦痛から逃げた。
「それそろ、笠井の声がききたいなー」
枝ちゃんはそういって口の中に入っていた俺の涎でビチャビチャになったネクタイを取り出した。俺の口からでた言葉は枝ちゃんを罵るような言葉ではなかった。
:07/08/02 06:33
:P903i
:2iZYF21s
#23 [連日連休]
「ぇあッんひッイカせてぇ…んあぁッ下さぁあい!!!気持ちよすぎて…うぁッ!おがしぐなるぅう」
「うーんじゃあもっとおかしくなろうか笠井?」
そう枝ちゃんはいって俺の先端からトロトロと流れ出ているのを右手で絡めとり排出器とされる肛門にぬりたくった。
「ま、まさかッやめそこはぁぁあああ!?」
ぐっと入ってきたのは枝ちゃんの少しごつごつした長い指だった。
:07/08/02 06:43
:P903i
:2iZYF21s
#24 [連日連休]
「ひぃぐっ抜いてッくだあぁうぅ!!!!」
「なに言ってんだー赤点取った奴が指一本で許されるとおもってんの?」
一本入っていた俺の中にさらに2本指が入ってきた。指はばらばらに動きまるで何かをさがしているようだった。
「痛ッうぅッもやめッ!?あひッ!!ぅあんッ」
「ここかー」
何が起こったんだ?!知らない快感が俺を襲ってきた。え?嘘?超気持ちいい?
:07/08/02 06:53
:P903i
:2iZYF21s
#25 [連日連休]
ビリビリと頭がスパークする。イク!イク!イクッ!俺はその事だけしか考えていなかった。
そして何故か俺を掴んでいた枝ちゃんの左手が離れていく。それじゃあイケないと思った矢先右手も抜かれ俺の穴がパクパクとしていた。
「ああぁ先生ぇッ!」
「赤点の笠井にはコレをいれてやるからな」
そういって俺に見せたのは先生のはりつめたものではなくて…
:07/08/02 07:01
:P903i
:2iZYF21s
#26 [連日連休]
赤いボールペンだった。
俺は其をみて絶句した。しかし枝ちゃんは医者のように平然として収縮している穴に押し込んだ。
「やぁそんなッあッんッあ」
「笠井何点だった?」
「ひッあッじゅっはぁんちぃ」「じゅうはち?お前それは酷すぎた、その点数分突っ込んでやるよ。数えとけよな」
━━
ギチィと音がする。カチとボールペンが当たる音がする。俺は息を切らしながら最後の一本を飲み込んだ。
「動かすぞ?」
枝ちゃんがちょっと押し込んだ瞬間…
:07/08/02 07:12
:P903i
:2iZYF21s
#27 [連日連休]
「ぎぃあぁぁいああああ!!」
俺は息子に触れて貰えないままイッた。なのに枝ちゃんはまだ出し入れを辞めない。ドピュドピュと息子ちゃんから精液があふれだす。ビクビクとしながら俺は気を失った。
「もう赤点とるなよ」
枝ちゃんの言葉を耳にして
俺は逆に取っちゃうかもしれませんよ…先生。
おしまい。過激すぎてすみません!!
:07/08/02 07:18
:P903i
:2iZYF21s
#28 [我輩は匿名である]
すっげ...!!
おもろかった!!
:07/08/02 07:22
:W42SA
:V14MYgRk
#29 [連日連休]
:07/08/02 07:22
:P903i
:2iZYF21s
#30 [連日連休]
ありがとうございます!!
ちっと過激すぎましたが…純愛も取り入れて次も頑張りますね☆
:07/08/02 07:32
:P903i
:2iZYF21s
#31 [連日連休]
『俺とお前と彼女と』エロх
俺には幼馴染みがいる。
なんでも話し合えるカナトだ。
そんなカナトが最近おかしい。俺達電車通いなんだけどいつもそわそわしている。そのそわそわは学校についてからも教室に入ってからも変わらなかった。
「…カナト」
「なっ何?!」
どもっている様子を見るとこれはーアレか?アレなのか??
「告白?」
「なっ違うって!」
真っ赤になる顔をみて当たりと判断。じろっと見ているとカナトはそっぽを向いた。
:07/08/02 07:43
:P903i
:2iZYF21s
#32 [連日連休]
「誰?」
「え;いや、昼休みな」
カナトはそう言って席へそそくさと戻っていった。
もったいぶりやがって…
俺は少しニヤつきながら席へもどった。
カナトが告白するなんて初めてだな。カナトは背が165センチぐらいしかなくていつも自身なさげに笑っていた。そこがいいのになんで女子は気が付かないんだ??守ってあげたくなるのになー。ん?なんか違ってないか俺?まぁーいいか!
俺は授業なんか聞かないでカナトの好きな人について妄想していた。
:07/08/02 07:52
:P903i
:2iZYF21s
#33 [連日連休]
「きりーつ、れい、ありがとうございましたー」
日直が適当な挨拶をした瞬間俺はカナトの所に駆け出していた。
いつも俺は他人のことなんてどうでもいいはずなのに何故か気になってしかたがなかった。
「うッ;タキ!…しょうがない裏庭いくか」
「あぁ」
━━
「で?」
「え、あぁ、あれね自分がするんじゃないんだ」
「………ん?」
俺はポカーンとカナトを見つめた。
:07/08/02 08:00
:P903i
:2iZYF21s
#34 [連日連休]
「告白された?」
「いや、今日されるんだ」
一瞬胸がちくりとした。
「へー…今日ね、もしかしてさー手紙とかもらったってやつか?だまッてたのか」「それ意外になにがあるんだよッ!///けど告白って決まった訳じゃ」
「のわりには期待してるな」
ギクッとカナトの動きが止まったのがわかった。
図星かよッ!!
ククと笑いを堪えながらがんばれよーと応援してやった。カナトはうるさいッとかなんとかいいながらさきに屋上からいなくなった。
:07/08/02 08:16
:P903i
:2iZYF21s
#35 [連日連休]
すいません、屋上じゃない裏庭です!
誰とは言わなかったけど告白されるらしい…あのカナトが。良かったじゃないか、うん。
俺は芝生にねっころがって片腕で顔を隠した。
無性に切なくなった。胸が苦しくて苦しくて、俺は知らずと涙を流していた。
この涙は嬉しい涙ではない。じゃあ何の涙なのか?考えてみると変な方向へいった。そしてピタリと涙が止まり青ざめた。
:07/08/02 13:30
:P903i
:2iZYF21s
#36 [連日連休]
いやまって
ありえないだろ
それだけは by タキ
俺はズカズカと廊下を歩いている。非常に不機嫌です。おぉ廊下の人が俺を避けていく。っていうか、きっと幼馴染みを取られた気分だったんだよ!きっとそうだ。嫉妬心だよ。
そうそう、うん。
俺がカナトを好きだなんて…ふッ、ありえないね。
「タキッ!」
「ん?…!!」
:07/08/02 13:39
:P903i
:2iZYF21s
#37 [連日連休]
会いたくない人…がそこにニコニコしながら俺を呼んでいた。俺は仕方がなくカナトの方へ向かう。
「な…何?」
「んー今日さ放課後付き合って?」
「「………」」
ニコニコとカナトは俺の返事を待っている。
それはどーいうことかな?俺に告白現場を見届けろ?そう言ってるんだよね?
:07/08/02 13:44
:P903i
:2iZYF21s
#38 [連日連休]
「場所は?」
「お、屋上;」
縮こまって顔を少し赤らめるカナトを見て、それまでのイライラが最長点へ上がっていった。
━━━
『あ、あのッカナト先輩が好きです。良かったら』
俺は屋上にいる。屋上のそれまた上(屋根)みたいなとこから寝そべって、青春まっただ中の幸せそうな二人を見ていた。
カナトが話す。答えはもちろん…………
:07/08/02 14:04
:P903i
:2iZYF21s
#39 [連日連休]
「ごめん」
………は?
「好きな人がいるから」
は?え?あんな可愛い子フッチャウの!?ってか好きな人って誰!?
『じゃあ…頑張って下さいッ。』
可愛い子は泣きながらいなくなった。カナトはその場から動かなかった。
:07/08/02 14:07
:P903i
:2iZYF21s
#40 [連日連休]
「どうしたんだよ?」
「ん、あ、なんか…」
カナトはそこで話すのをやめた。俺は仕方がなく屋根から降りてカナトの隣に座り込んだ。
「なんか?」
「なんかさー…あの子と付き合ったら、タキとあんまいれなくなるだろ?」
「………え?」
カナトは頭をポリポリとかいている。これは照れてるときの癖で…じゃなくて俺といれる時間がなくなるからって付き合うの辞めるか普通!!
:07/08/02 16:57
:P903i
:2iZYF21s
#41 [連日連休]
いやちょっと待て!こいつさっき好きな人いるっていったよな…ん?んん?
もしかして?まさか??
「俺のこと好きなの?」
「んなわけねーだろ!お、俺は友情を取ったの!タキが好きとかじゃないから」
チュドーン!!とミサイルが俺の頭に突き刺さった。それでも友情を取ったのは嬉しくて、自然と顔がにやついてしまう。
:07/08/02 17:07
:P903i
:2iZYF21s
#42 [連日連休]
「でもやっぱ惜しかったかな?」
「かなり、もう告白されないんじゃないの?」
うるさいッとカナトはギャーギャー言っている。俺はフラれた女子には悪いけど心から喜んでいた。
いつまでも友情をとってほしい。
いつまでも
「先輩ッ私ッ諦めませんからね!!」
いつまでも?;
バッと振り向くとそこには髪をボサボサにして息を切らしたさっきの子がいた。
これから…俺と彼女の闘いが始まる。俺はそんう予感がした。
おしまい。
:07/08/02 17:18
:P903i
:2iZYF21s
#43 [連日連休]
:07/08/02 17:20
:P903i
:2iZYF21s
#44 [連日連休]
『温めますか?』エロ◎
「いらっしゃいませー」
俺は結城(ゆうき)大学2年生。授業料はらうためにコンビニでアルバイトをしている。週4だったけどこれから週5にしようかな?なんて考えてる。仕送りは親に悪いからな。
そんで今は深夜1時なわけで結構暇人。聞こえてくるのは店内に流れる音楽と外を走ってる数台の車の音だけ。
:07/08/02 18:03
:P903i
:2iZYF21s
#45 [連日連休]
でも今日は木曜日。あと30分したら
あの人がやってくる。
ナポリのスパゲッティを買いに。
あの人がやってくる。
:07/08/02 19:41
:P903i
:2iZYF21s
#46 [わん]
面白いイあげ~
:07/08/04 22:46
:W51P
:op97Sm2Y
#47 [連日連休]
わんさん、あげありがとう(´∀`)
あの人は毎週木曜日に必ずスパゲッティを買ってすたすたと帰っていく。
始めは気にもしなかったけど最近は名前も知らないあの人が気になって仕方がない。
:07/08/09 19:07
:P903i
:I2FHnjAs
#48 [連日連休]
疲れた顔をしている時は家族がいるかわからないけど家族の為に頑張れー!と俺は心の中で応援していた。
話す言葉は毎週決まってる。『温めますか?』と『ありかとうございました』ぐらい。その言葉をかわすだけでも嬉しくなっていく自分がいた。
:07/08/09 19:18
:P903i
:I2FHnjAs
#49 [連日連休]
スーツ姿が決まっていて俺よりも背が10センチぐらいたかい。必ず店内に入るとネクタイを緩めチラッとこっちを見てから雑誌の方へ向かっていく。いつのまにかあの人の行動を把握してしまっていた。
で、最近気付いた。俺はあの人をもっと知りたい…ドキドキとする感情は何なのか、予想はつくけど確かめたかった。
:07/08/09 19:28
:P903i
:I2FHnjAs
#50 [連日連休]
でも店員と客だし、親しくなるなんて俺には出来なかった。
ヘタレです、自分…泣
ガックリとしているとガーと自動ドアが開き音がなった。
俺は驚いた、まだ15分なのにあの人がそこにたっていた。
:07/08/09 20:05
:P903i
:I2FHnjAs
#51 [連日連休]
珍しいなと思いながら俺は1人いらっしゃいませーと声をあげる。
その時あの人が一瞬俺を見て笑った気がした。
ドクドクと心臓が速くなり俺は顔が真っ赤になるのを感じる。チラッと見るとあの人はもう雑誌の所を通り過ぎていた。
:07/08/09 20:14
:P903i
:I2FHnjAs
#52 [連日連休]
やっぱりこの気持ちは好きって感情なんだろう…男が好きってことは俺ホモ!?
いやでも女の子好きだし…ってことはバイ!?
「あの?」
あぁーなんで好きなんだ?あの人のこと。
「あの大丈夫?」
:07/08/09 20:22
:P903i
:I2FHnjAs
#53 [連日連休]
ん?んん?
バッと目の前をみるとあの人がいた。
「あ…ッ!すみません!大丈夫です!」
「急いでないから大丈夫だよ、佐々木君」
ニコリとあの人が笑いながらかごを置く。
ってえ?今さ…俺の名字!!読んだよ!?名札読んだ…やべー嬉しい。
俺は知らずと笑顔になりながらかごにあるものをとりだしていった。
:07/08/09 20:35
:P903i
:I2FHnjAs
#54 [連日連休]
「温めますか?」
俺はニコニコしながらスパゲッティを持った。
「…」
「温めませんか?」
いつも即答でお願いしますと言うのだけれど、何も言わないから不思議に思った瞬間だった。
:07/08/09 20:42
:P903i
:I2FHnjAs
#55 [連日連休]
「この後時間ないかい?」
「え?」
俺は呆然とした。多分あの人からみたら、間抜けな顔をしていただろう。
「外で待ってるからさ。はい、お金」
「あ…はい、ありかとうございましたー」
あの人はそういってすたすたといつものようにコンビニから出ていった。
ポカーンとしているとカウンターに紙がおいてあった。
:07/08/09 20:55
:P903i
:I2FHnjAs
#56 [連日連休]
手にとって見るとあの人からの置き手紙だと知る。電話番号と待ってるからの文字…
よっしゃあぁぁー!!!!
と心の中で叫び小さくガッツポーズをした。
こんな展開あり?ってぐらい俺は嬉しくて仕方がなかった。
:07/08/09 21:00
:P903i
:I2FHnjAs
#57 [連日連休]
それからの時間は速く過ぎていった。バイト仲間の岡崎さんも来てもう俺のバイト時間も終りになる。岡崎さんってのはバイトの先輩で結構仲がいい。
「あのさ結城、明日ー遊ばない?」
「明日ですか?いいですよ」
俺は今機嫌がいい。もうなんでもこいって感じだ!!
そうかとニコリと笑う岡崎さんは男前で女の子にモテる。なんたって告白現場を見たからな俺!!
:07/08/09 21:09
:P903i
:I2FHnjAs
#58 [連日連休]
まぁそんなことはどうでもいい!!
「じゃ時間なんで、頑張って下さい」
そう言って俺はさっさと着替えにいった。
すべて着替え携帯を取り出しゆっくりとあの人の番号を押した。コールが3、4回なると声が聞こえた。
『…はい、間宮です。』
「あ!…あのッ俺、コンビニの佐々木です、どこにいるんですか?」
『コンビニの前だよ』
「えッ?分かりました!今行きます。」
:07/08/09 21:20
:P903i
:I2FHnjAs
#59 [連日連休]
ずっと外で待っていたのかな?そう思いながら外へ出ると、あの人…間宮さんがゴミ箱の横に立っていた。
「あの、すみませんこんな遅くまで…」
「いいんだ」
間宮さんはそういってズルズルとそこに座った。そしておいでと手招きをした。
俺はそれにしたがって間宮さんのすぐそばまでくると間宮さんは何かいった。
:07/08/09 21:26
:P903i
:I2FHnjAs
#60 [連日連休]
「…温めてほしいんだ」
「え?」
そういえばスパゲッティは温めていなかった。じゃあコンビニでといいかけると間宮さんが遮った。
「俺の家で温めてほしいんだけど…いいかな?」
「いいですよ…え?」
またまたポカーンとなった俺を見て間宮さんはニコリと笑った。
よし!じゃあ行こうというかのように間宮さんは勢いよく立ち上がり、俺の手を取ってあるきだした。
:07/08/09 21:33
:P903i
:I2FHnjAs
#61 [連日連休]
「ちょっ間宮さん!家族の人に悪いですよ!」
「独身だから大丈夫だよ」
振り向かずに間宮さんはさらりと答えた。嬉しいと思った反面、応援していた俺がおかしく思えた。
━━
それといった会話はなく見覚えのあるアパートについた。というかコンビニから10分もしないところ………って俺と同じアパート!?
驚いて言葉が出なかった俺に間宮さんは笑いながら言った。
:07/08/09 21:46
:P903i
:I2FHnjAs
#62 [連日連休]
「佐々木君って俺の隣だよね?」
「えぇ!?」
驚きの声とカンカンと階段の音が混じる。
間宮さんは俺の住んでいるところを通りすぎ奥の扉へと向かっていく。
「ほらここ」
「あ…」
そこには間宮と表札がかかっていた。
:07/08/09 21:53
:P903i
:I2FHnjAs
#63 [連日連休]
「どうぞ」
「あ、すみません」
ガチャとドアが開けられ、俺は言われるまま入っていった。
━ドン━
「うわっ!?」
俺は間宮さんに押されて床に転がった。見上げるとすぐそこに間宮さんの顔があった。
:07/08/09 22:03
:P903i
:I2FHnjAs
#64 [連日連休]
「なっ何するんですか!?」
「なぁ、知ってるかい?ここ壁薄いんだ。君さ壁側がベッドだろ?」
間宮さんの顔の表情がはっきりと見える。少し顔を赤くして、黒い瞳が潤んでいた。きっと俺もそんな顔をしているに違いない。
黙っていると間宮さんがまた話始めた。
:07/08/09 22:09
:P903i
:I2FHnjAs
#65 [連日連休]
「聞くつもりはなかったけど君の喘ぎ声が聞こえてしまってね。毎週土曜日の夜に君の声を聞いていて誰か分かったんだ」
「え!?」
なんだかとても恥ずかしいことを聞いているのは気のせいでしょーか?毎週土曜日俺は確かに抜いてる……それをあの人こと間宮さんに聞かれていたなんて!!
:07/08/09 22:22
:P903i
:I2FHnjAs
#66 [連日連休]
目を丸くしていると間宮さんの顔が近づいてきた。
チュと軽いキス…俺の心臓がどんどんスピードをあげていく。離れていく間宮さんの顔もいつの間にか真っ赤になっていた。
「もうコンビニの子だと分かった時には木曜日と土曜日が楽しみになってさ、おかしいだろ?君は男なのに俺は…君が…」
「結城です…俺の名前」
俺はとっさに自分の名前を言った。間宮さんは驚いていたけどニコリと笑って、今度は頬にキスをした。
:07/08/09 22:39
:P903i
:I2FHnjAs
#67 [連日連休]
「俺は…結城君が好きみたいだ。」
ボソッと耳にかかる間宮さんの震えた声が俺の体をぞくぞくとさせた。
「あ…俺も…ん」
好きですと言おうとしたけど間宮さんの唇でその言葉は消えてしまった。
「ん…ふは…あ」
舌を絡めあいながらお互いの服を脱がし、肌を感じていた。
:07/08/09 22:56
:P903i
:I2FHnjAs
#68 [連日連休]
家電品の音が静かに聞こえるなかベッドに場所を変えて、二人で体を触りあっていると、間宮さんの手が俺の立ち上がっているものに触れた。
「ふぁッ」
甘い痺れが体を襲う。ぴくんと体を揺らして強い刺激を求めていた。
「結城…可愛い」
「ッ…あッん、間宮さんも…」
俺の手も間宮さんのを捕らえ上下に動かした。
:07/08/09 23:08
:P903i
:I2FHnjAs
#69 [連日連休]
「はッん…まみやさんッ俺ッ!」「久志(ひさし)だよ」
「ひさ…し、あぁ!」
こすっていた手を放され、ぬるっとした硬いものが俺のものにぶつかる。そしてギュッと2つのものを久志がこすり始めた。
「うぁッ、気持ちいぃッ!」
「ん、俺もッ…」
知らないうちに腰を揺すり刺激が欲しいのか、久志の手の速さも上がっていく。
:07/08/11 21:35
:P903i
:0SbyqlGk
#70 [連日連休]
━いつから好きになったのだろう?━
好きな人とこんなことをしているのにそんな考えがふっと浮かぶ。
━これは、夢?━
そう考えてもいいのだろうけど、ぬちゃぬちゃと響く卑猥な音と少し荒い息遣いにこの刺激は夢じゃない。
すべてが…げ・ん・じ・つ
:07/08/11 21:45
:P903i
:0SbyqlGk
#71 [連日連休]
「はぁっ!や、イクッ!」
「まだ、待ってッ…く」
いきそうだったのにさらに強くギュッと握りしめられて、おかしくなりそうになる。
「一緒にッ…」
「ッ!///…はやッく」
潤んだ瞳
今にも泣きそうな顔
なのに久志が少し笑ってるように見えた。
:07/08/11 21:51
:P903i
:0SbyqlGk
#72 [連日連休]
俺は我慢した。
必死になって我慢した。
久志と一緒にいくために。
「体勢変えるよ」
「え?うわっ!ちょっ恥ずかし」
俺の今の体勢は両足をぴったりとくっつけたまま足首が上にある。久志はというと俺の足を抱き締めるような形になっていて…ようはスマタだ。
:07/08/11 21:59
:P903i
:0SbyqlGk
#73 [連日連休]
「んぁッ!ひッ」
「ッ…ふッ…」
久志は腰をふり片手を2つのものを支えるように添えて。俺も気持ちいいように腰をふる。まさに本能。
「も、無理ッ!イクッ!」
「んッ俺も、イクッ」
━ピュッピュッ━
パタパタと白い精子が俺の腹や胸にかかり、久志はパタッと隣に倒れこんだ。
イッたあとのなんとも言えない空しさに襲われ、そして俺は恥ずかしさにバッと布団に潜りこんだ。
:07/08/11 22:11
:P903i
:0SbyqlGk
#74 [連日連休]
布団を被っていても規則的に聞こえてくる息遣い。
やってはいないけど……
男とした!?
あの人と!?
しちゃったんだ!!
と改めて実感していると、バッと布団をめくられた。
「あ!」
「…やだった?」
そんなことない。俺は首を横にふった。嬉しくて、恥ずかしくて、もうどうでもよくて…
「……好きだったんです」
:07/08/11 22:17
:P903i
:0SbyqlGk
#75 [連日連休]
俺はすべて話した。
いつの間にか気になっていたこととか、コンビニに入ってからの久志の行動とか、毎週木曜日が楽しみだったこととか、すべて。
そしたら久志は顔を真っ赤にしながら笑った。
俺も知らないうちに笑っていて、そのままじゃれあいながら深い眠りについた。
ちょっと順番がおかしい出会いだったけど、それもそれで良かったも知れない。
:07/08/11 22:40
:P903i
:0SbyqlGk
#76 [連日連休]
朝起きると隣にはあの人がいる。カーテンから差す光が彼の顔を照らす。結構まつ毛ながいなーなんて観察していたら、目が覚めたのかもぞもぞと動いた。
「…ん」
「お、はよ」
じーと俺の顔を見て一瞬目を丸くする久志に笑ってしまう。そして俺は昨日久志が買っていったスパゲッティを指さし最高の笑顔で言った。
「温めますか?笑」
…と おしまい
:07/08/11 22:47
:P903i
:0SbyqlGk
#77 [連日連休]
長くだらだらと書いてしまいました!
次『温めますか?』番外編で間宮 久志の思考を書いてきます。
:07/08/11 22:48
:P903i
:0SbyqlGk
#78 [連日連休]
:07/08/11 22:54
:P903i
:0SbyqlGk
#79 [連日連休]
『温めますか?』間宮思考
木曜日午前1時30分。
俺はコンビニの前に立つ。
ガーッと開く自動ドアと共に心地よい冷気と店員の声が体に響く。キツく絞めていたネクタイを緩めながら足をすすめた。
パッとレジを見ると今日もあの子だった。毎回毎回スパゲッティを買ってく寂しい人だと思われてるな。そう思いながら頭をかいて雑誌を見に向かう。
:07/08/11 23:02
:P903i
:0SbyqlGk
#80 [連日連休]
色々みてからスパゲッティを手に取って、レジの前に立つ。
彼、佐々木君は…毎回俺に同じことを必ず聞いてくる。『温めますか?』だ。それに俺はいつも即答。もう分かってるから聞く必要ないだろーって心の中で思っているが決して口には出さない。
なぜかというと…俺は確かめたいことがあるからだ。
:07/08/11 23:11
:P903i
:0SbyqlGk
#81 [連日連休]
毎週土曜日の夜に聞こえてくる隣人の喘ぎ声……;;
その声がなんだか佐々木君の声にそっくりなわけで。
いやね、聞くつもりなんてなかったんだけど、どんだけー!?ってくらい壁が薄いことに気付いたんだ。
壁に耳ありってことわざあるじゃん?まさにそれ!
俺はある日…なぜか!壁に耳を当てて隣人の声を聞いてしまっていた。
:07/08/11 23:18
:P903i
:0SbyqlGk
#82 [連日連休]
耳を当ててしまうともう!えー!?ってくらい丸聞こえ!!
どうやら隣人は壁にピタリと寄っ掛かっているようだ。ベッドがキシッとなり時々『うぁッん』とか『はぁ!』とか、それに少し遠くで女が喘いでいる声が聞こえた。ほーAV見てオナってるのかー。なんて思いながら俺の耳はダンボ並みに大きくなった。
ついでに俺自身のも!?
っておーいなんででかくなってんの!?とツッコミながらも隣人の声を聞いた。
:07/08/11 23:28
:P903i
:0SbyqlGk
#83 [連日連休]
そう思いながら自分自身のものをズボンの上から触った。もちろん壁に耳をあてながら。
『んッんッ…あ』
━シュッシュッ━
『くッ、あ…はッ』
━シュッシュッ━
隣人の声を聞きながら、あることに気付いた。隣人の声は男?ッぽいことに。
そしてどこかで聞いた声に似ていた。
:07/08/13 08:52
:P903i
:UNn3LMs.
#84 [連日連休]
記憶をたどっても誰なのか出てこない。そしてあることにも気付く…男の声聞いてオナってる俺って変態。ガクッとうなだれながらも右手を止めることはなかった。
『ッ!…イクッ!!』
━あ!?━
隣人の発した言葉が耳に残り、ポンッと頭に思い浮かんだのがコンビニの佐々木君だった。
━えぇ!?あ、出るッ━
パタパタと精液がブルーのベットカバーについてしまった。いつもならティッシュを持ってるというのに興奮していたせいか、忘れていた。
:07/08/13 09:01
:P903i
:UNn3LMs.
#85 [連日連休]
━佐々木君なのか?━
それからというもの毎週土曜日の夜以外にも壁に耳を当てることが多くなった。
変態行為…というか一種の犯罪な気がすると思っていても辞められない。
そして俺は佐々木君だということを知ってしまった。それは朝イチのこと。ゴミを捨てに行ったらゴミ捨てばに佐々木君がいたから。
:07/08/13 10:10
:P903i
:UNn3LMs.
#86 [連日連休]
━まさか!?━
と思ったので慌ててアパートの近くの曲がり角へ隠れて佐々木君が本当に隣人なのかそこで待つことにした。
待っていること約5分。
佐々木君はふぁーと欠伸をしながらこっちにやってくる。そして俺がいる曲がり角の手前で止まりアパートへと入っていき、まさかのまさかで俺の隣の部屋へと入っていったのだった。
こんな展開ありかよ!?
:07/08/13 10:17
:P903i
:UNn3LMs.
#87 [連日連休]
ドキドキしながら部屋へもどった。手には捨てにいったはずのゴミ。
ズルズルとドアにしゃがみこんで、はぁーとため息をついた。
「捨て忘れたー」
━━
そう佐々木君は隣人だった。なんだか不思議だと思いながらも壁をみる。壁のむこうには佐々木君が…///あーんなことやこーんなことをしている。
:07/08/13 10:22
:P903i
:UNn3LMs.
#88 [連日連休]
佐々木君のことを考えれば考えるほどなぜか俺のものは元気よく立ち上がった。
木曜日なんて買い物どころじゃない。レジに行くと佐々木君の体をじろっと見てしまう。触れたくなる。
……変態がここにいます。誰か逮捕して…とコンビニを出たとたんいつも叫びたくなる。
いつのまにか性的に彼を欲しがっている自分がいた。
:07/08/13 10:28
:P903i
:UNn3LMs.
#89 [連日連休]
もうその気持ちはついに押さえきれず、俺はとうとう佐々木君に声をかけることにした。
本当に声をかけて良かった。佐々木君はポカーンとしながらも少し顔を赤らめていて…あの抱き締めてもいいですか!?まぁそんなことはせずに俺はコンビニの前で待った。
:07/08/13 10:34
:P903i
:UNn3LMs.
#90 [連日連休]
本当に本当に声をかけて良かった!!心からそう思う!!
なぜなら!今!妄想でしかできなかったことが現実化されてあるから!!
佐々木君いや…ゆ、結城が俺の手で感じている。壁から聞こえていた声の張本人が俺に押し倒されて…抵抗せずに受け入れてる。
受け入れてるってことはどういうこと??
:07/08/13 10:43
:P903i
:UNn3LMs.
#91 [連日連休]
疑問に思いながら行為を続ける。まぁ偽装セックスのようにスマタをし、最後までやることはなかった。
…なんか大切にしなきゃって思ったから。そこで本当に好きだって感じた。
結城は終わった後、後悔したのか布団に潜りこんだ。やっぱ男が男にこんなことされたら…嫌われるってか恨むよな。もう木曜日買い物いけないし、このアパートともお別れだな。そう思いながらバッと布団をめくった。
:07/08/13 10:50
:P903i
:UNn3LMs.
#92 [連日連休]
「…やだった?」
俺はそう聞いた。
バカ!!嫌にきまってるだろ!!と1人ツッコミしながら下を向いていると思いもよらない言葉が返ってきた。
「…好きだったんです」
え???
…なんですとぉおー!?
:07/08/13 10:54
:P903i
:UNn3LMs.
#93 [連日連休]
歯止めが壊れたかのように結城はベラベラと俺のことを話し出した。
その話しを聞いているとなんだか俺と結城って似てるかも?…ちょっとだけね。その後俺達は違うところに引っ越して、一緒に住むことにした。
もう毎日が楽しい。結城は結構淫乱で…夜はもちろんのこと、朝イチにやるともっと乱れる。本当に声をかけて良かった!!!!
:07/08/13 11:04
:P903i
:UNn3LMs.
#94 [連日連休]
「何にやついてるんだよ?」横で漫画を読んでいた結城にひじを押される。
「え?いや…今度はどんなプレイをしようかと」
「なッ!!/////」
結城は顔を真っ赤にして俺を睨む。
そんな顔も可愛くて仕方がないのを結城は知らないんだろうなー。
まぁ幸せってことですね。
おしまい。
:07/08/13 11:10
:P903i
:UNn3LMs.
#95 [連日連休]
:07/08/13 11:20
:P903i
:UNn3LMs.
#96 [連日連休]
『みんなの玩具』エロ
あぁ
今日も
地獄の1日が始まる
:07/08/13 11:37
:P903i
:UNn3LMs.
#97 [連日連休]
「んぐ、んふっ」
僕は寺岡 進(テラオカススム)
僕が通う学校は共学だ。
僕は毎朝教室に入ったら教卓の上に座っている、内藤春一(ナイトウシュンイチ)の赤黒いものを口いっぱいにしてほうばる。
今この教室には
二人だけしかいない。
:07/08/13 11:50
:P903i
:UNn3LMs.
#98 [連日連休]
「ほら、速くイカせろよーあと5分ぐらいで皆くるぜ?」
ぐっと頭を捕まれ口の奥まで内藤のがあたる。
「うごッ!んッんッんッ」
涙目になりながらも噛まないようにした。そしてしばらくするとドクンとネバネバした精液が僕の喉へと注がれた。
「ゲホッ!ゥエッ!」
「もっとうまくなれよなー?あ!今日保健の授業楽しみにしとけよ?」
:07/08/13 11:56
:P903i
:UNn3LMs.
#99 [連日連休]
内藤はケラケラと笑いながら萎えたものをズボンへ押し込み自分の席へと座る。
僕はというと内藤の言葉を無視し、トイレへと走り出していた。
バンッと勢いよく扉を開け、洗面所で口の中を洗う。フェラだけはいつも慣れない。
「ぅ…ゲホッガハッ」
告白
しなきゃ良かった。
:07/08/13 12:02
:P903i
:UNn3LMs.
#100 [連日連休]
毎朝毎朝そう思う。
皆が見ている内藤春一は仮面だ。
本当の内藤春一は恐ろしくて、下品で、最低な奴だ。
でも、告白なんてしなければ良かったと思っても最低だと思っても、彼を好きだと言う気持ちは変わらなかった。
:07/08/13 12:08
:P903i
:UNn3LMs.
#101 [連日連休]
━━時間がすぎ昼休みになっていた。ガラッと扉が開き「今日の保健自習だって!」
「まじ?やったー」
ざわざわと教室が騒いだが、僕は顔を変えずに弁当をつつく。保健が自習なんて僕にはどうでもいいことだった。仮面を被った内藤が席を立つまでは…
:07/08/13 12:14
:P903i
:UNn3LMs.
#102 [連日連休]
「さぁ皆、始めようか?」
その言葉に皆いっせいに僕の方を見た。
「え?ちょっと!何するんだよ!?」
何人かが僕を机から引きずりだし制服を剥ぎ取って、あれよあれよといううちに教卓の机に座らせられた。
女子も男子もじっと僕の体を見ている。
:07/08/13 12:22
:P903i
:UNn3LMs.
#103 [連日連休]
「じゃあこれから寺岡君がどう反応していくか、実験したいと思います」
「なッ!?」
ふざけるなッ!!と僕が叫ぶ前に、女子の誰かがふざけて勃起を見たいと言った。それを聞いた内藤はニヤリと笑って僕を見る。
「じゃあ寺岡君、男子諸君が誰でもやっているようにここでマスターベーションをやって下さい。」
「できるわけないだろ!?」僕がそういうと3人の男子が立って、1人は僕の腕をもう二人が片足づつ持ち、M字開脚に開かされた。
:07/08/13 12:36
:P903i
:UNn3LMs.
#104 [連日連休]
キャーと女子達が笑いだす。
真っ赤にして唖然と見ている人や、指をさしているひと。だれひとりとして止める気配がなかった。
「寺岡君は1人ではできないと言っているようなので、誰か手伝ってあげてください」
「え!?」
なんてことを言い出すんだ!?僕は恥ずかしさで顔が真っ赤になる。そんな僕を無視して内藤は一番前に座っている、坂井さん(女)を指名した。
:07/08/13 12:43
:P903i
:UNn3LMs.
#105 [連日連休]
「やだ!やめてよ!!」
「やめれないよー内藤君からお金もらったし」
キャハハと坂井さんは笑いながらとんでもないことを言った。
お金をもらっただって!?
そしてベラベラと話しをしながら僕のをさわりはじめた。
:07/08/13 20:15
:P903i
:UNn3LMs.
#106 [連日連休]
「内藤君がいじめてほしいんだって、寺岡君のこと。話きけばさー告白したんだってね?…ぶっちゃけ、キモいよ??まぁー寺岡君男の子のくせに可愛い顔してるからさ、女子にも男子にも人気あるんだよねー。」
坂井さんはさっきと違って嫉妬と軽蔑の目で僕を見ながら手を動かす。
「ッあ!」
僕はショックだった。内藤に告白したことをみんなにしられたことに。そして、内藤に対して始めから叶わぬ恋だったことに。
:07/08/13 20:41
:P903i
:UNn3LMs.
#107 [連日連休]
「それで皆の玩具になってもらおうと思ってー、いいでしょ?痛いことじゃなくて気持ちいいことでさ。あ!あと内藤君の為にアンタの恥ずかしい写真とか取って、売ってくから。ねー内藤君?」
もう頭の中がぐちゃぐちゃだ。何を言っているのかさえ分からない。分かるのは逃げられないということだった。
「うん、お願いするよ。坂井さん。好きにやっちゃってくれるかな?俺はここで見てるから。」
:07/08/13 20:51
:P903i
:UNn3LMs.
#108 [連日連休]
プツリと何かが切れた気がした。
何も言い返せなかった。
ただ泣きたくて、泣きたくて。でも涙は出てこない。
出てくるのは快楽による僕の喘ぎ声と白い精液。
笑い声に、卑猥な音、携帯のシャッターの音、生臭い匂い。すべてが僕の体を犯していく。
:07/08/13 20:56
:P903i
:UNn3LMs.
#109 [連日連休]
内藤は、
どんな顔をして僕を見ているのだろう?
チラッと見てみると目があう。僕を見ながら笑っていた。下に視線を向けると、女子にフェラをさせている。そして周りを見ると、そこは淫交パーティーだった。
:07/08/13 21:01
:P903i
:UNn3LMs.
#110 [連日連休]
僕は両手、口、アナルに男子のものを受け入れ、僕の立ち上がっているものは坂井さんの中だった。顔やお腹は精液がこびりつき、僕はピクンピクンと体が反応している。
そんな僕の姿に周りも興奮したのだろう。
教室中喘ぎ声。
人が乱れた姿は恐ろしい。苦しみは快感に変わり、快感は狂喜とかして人を底なし沼へと落としていく。
:07/08/14 07:26
:P903i
:Dferqu9c
#111 [連日連休]
僕もその1人。
きっと内藤春一という人物に恋をした時点で、底なし沼にはまったのだ。
「あッあっいッちゃ!イっちゃうよぉ!!!」
坂井さんが僕の上で腰を激しくふり、中にいるぼくを締め上げる。
「ぅあッ!!や、出るッ!!」
坂井さんはハッと顔色を変えて僕から離れた。危うく、中出しをするところだったから安心した。
:07/08/14 07:33
:P903i
:Dferqu9c
#112 [連日連休]
「はぁっはぁっあぶなッ!」
ぱしんと坂井さんは僕の頬を叩くと違う男子のところへ行った。
しばらく呆然としていたが快感がまた押し寄せてくる。
一体この地獄はいつまで続くのだろう。
僕は目を瞑り、終わること祈りながら気を失った。
:07/08/14 07:41
:P903i
:Dferqu9c
#113 [連日連休]
━━━
重たい目を開くと真っ白な天井が見える。保健室だろうか?
「…こ、こは?」
喘ぎすぎたか声がかすれている。起き上がろうとすると腰に痛みが走った。
「…ッ!」
━ガラッ━
誰かが入ってきたみたいだったので何故か僕は慌ててねたふりをした。
:07/08/14 07:53
:P903i
:Dferqu9c
#114 [連日連休]
「…進、」
ポンと頭に何か置かれる。手だと気付いたのは顔に触れた時だった。
そして僕の名前を呼ぶ人は内藤春一だ。
「…ごめんな」
━!?━
柔らかい感触が唇に触れる。キスなんてしたことなかった。
:07/08/14 08:04
:P903i
:Dferqu9c
#115 [連日連休]
離れていく唇。
僕はそのあとの言葉を聞いて涙した。嬉しくて、悲しくて。もっと早くに言って欲しかった言葉。
でも僕は
新たな快感を知ってしまったし、お金も稼げるし、今度は内藤の玩具じゃなくて、みんなの玩具になろうと思ってる。
地獄だけど天国。
快楽こそ僕の楽園。
おしまい。
:07/08/14 08:14
:P903i
:Dferqu9c
#116 [連日連休]
『みんなの玩具』内藤編
「好きなんだ、内藤の事。」
突然の告白。
女子からの告白ではなく、男子からの告白。
寺岡 進。
男子からも女子からも人気があるいいやつ。
背は小さいけど色素の薄い茶色がかった髪に瞳。少しふっくらとした唇がパクパクと動いている。
:07/08/14 08:21
:P903i
:Dferqu9c
#117 [連日連休]
「寺岡君、ゲイなの?」
「え?違う!僕は内藤が好きなんだ!」
だからそれをゲイっていうんじゃねーの??と言いたくなる。
「俺に告白して、その後どうしたいの?」
面倒くさい。なんで男の俺が男に告白されなきゃいけねーんだ?こいつはいい容姿してるけど…男だろ。
:07/08/14 08:28
:P903i
:Dferqu9c
#118 [連日連休]
「…その、ただ僕の気持ちしってほしくて」
「そうなんだ、じゃあね」
え?とした顔で俺を見てきた寺岡を無視してスタスタを歩き始める。
馬鹿馬鹿しー。純なやつもいるもんだ。てか告白される身にもなってみろっての!気持ちわりーよ。
:07/08/14 08:36
:P903i
:Dferqu9c
#119 [連日連休]
「あ、内藤君!」
「間中先生、どうしたんですか?」
イライラしていると後ろから担任の間中先生がたくさんのプリントをもっていた。
雑用決定だなこりゃ。
「お願いしていい?」
「いいに決まってるじゃないですか」
ニコリと作り笑顔でいうと大抵の奴は騙される。
バカな奴ら。
:07/08/14 08:41
:P903i
:Dferqu9c
#120 [連日連休]
俺は仮面を被ってる。
ニコリと笑えば何も文句は言われないし、友達という友達はいない。でもいつも1人になることはない。利用されつつ利用している。
そんな生活もなんだか飽きてきた。
そしてあいつから告白されて1週間がたった。
:07/08/14 08:48
:P903i
:Dferqu9c
#121 [連日連休]
つまらない日常を変えてもらおうか。
━━
「え?」
「だから、俺の事好きなんだろ?」
そうだけど…と、おどおどした目で寺岡は俺を見た。
そんな寺岡を見てイライラした。ぐっと頭をつかみ壁に押し付ける。寺岡の整った顔が痛みで歪む。
:07/08/14 20:49
:P903i
:Dferqu9c
#122 [連日連休]
その顔を見た時、ドキッとした。純粋なものを破壊していく感覚。
「なぁ、俺の玩具になれよ」
寺岡は一瞬怯えた顔をする。またその顔にもそそられた。
「やめろ!!やだぁッ!」
誰もいない教室に寺岡の叫び声が響き、時間が経つとその叫び声は喘ぎ声と変わっていった。
:07/08/14 20:59
:P903i
:Dferqu9c
#123 [連日連休]
チャラーンと携帯で気絶した寺岡を撮った。
寺岡の顔には涙と、涎と、俺の精液がついている。
俺は寺岡を犯した。
初めての男、は気持ちが良かった。寺岡も最後はよがってたし…まぁこれから楽しくなる。
俺は寺岡の制服を綺麗にして、教室から出ていった。
:07/08/14 21:26
:P903i
:Dferqu9c
#124 [連日連休]
それからは写メを見せて、脅して、寺岡を好き放題遊ぶことができた。もう楽しくて仕方がない。怯えた目、泣き顔、快感を否定しながらも喘ぐ寺岡の顔。すべてが俺を興奮させる。
俺の中で何かが変わり始めているのを知らず、ある計画をする。寺岡に金をかせいでもらう。そのためには投資しなきゃな、俺はニヤリと笑い計画を実行した。
:07/08/14 22:00
:P903i
:Dferqu9c
#125 [連日連休]
━━━昼休み、計画通りに教室は淫交パーティーになった。メインは寺岡。壊してしまえと思っていたのに
イライラする。
イライラする。
女子にフェラさせても気持ちよくない。
感じない。
あいつじゃないと感じない
寺岡はずっと喘いでいる。俺から与えられる刺激じゃないのに、俺しか知らないあの顔をみんなにみせている。
:07/08/14 22:37
:P903i
:Dferqu9c
#126 [連日連休]
一瞬目があう。
それだけ何故か俺の心が満たされた。
なぜ??
疑問がわく。なぜこんな気持ちになるのか?
しばらくすると寺岡はピクリとも動かなくなり、パーティーはお開きになった。
:07/08/14 22:55
:P903i
:Dferqu9c
#127 [連日連休]
気絶した寺岡をいつものように綺麗にしてやっていると、坂井がとんでもないことを言った。
「寺岡君の事好きでしょ?」
好き?
俺が寺岡を?
「そんなことないよ」
俺はニコリと笑い寺岡を担いで保健室へと連れていった。
:07/08/14 23:00
:P903i
:Dferqu9c
#128 [連日連休]
保健室のベッドに寺岡を置き、俺はその場からはなれ屋上へと向かった。
ドアを開くとサァーと心地よい風が俺を迎えてくれた。
屋上には誰もいない。
俺はそれをいいことに大の字になって、恐ろしいくらい青い空を見上げた。
空はなんの汚れもない、寺岡を連想させた。
「好き…か」
:07/08/14 23:14
:P903i
:Dferqu9c
#129 [連日連休]
ぼそりと言った言葉は俺の頭の中で消えなかった。
…好き?
…好き
…好き?
バッと起き上がり、俺の足はいつのまにか保健室に向かっていた。
俺は多分…寺岡が好きだ。
:07/08/14 23:22
:P903i
:Dferqu9c
#130 [連日連休]
ガラッとドアをあけ、寺岡が寝ているベットに腰掛けた。
「…ごめんな」
そっと頭を撫でてやるとピクリと動いたのが分かった。ふっと笑い、顔を近づけ唇にそっと触れた。そういえばキスしたことなかったな、そんなことを思いながら離れて
「……好きだ」
そう口にした。
しかしその言葉は遅すぎた。
:07/08/14 23:40
:P903i
:Dferqu9c
#131 [連日連休]
あれから寺岡は色んな生徒に抱かれてる。
もちろん俺も抱く。
体だけの関係。
今まで通りの関係。
寺岡は変わった。
俺も変わった。
なぁ、寺岡。
頼むから俺だけの玩具になれよ。
そんな俺の願いは今日も泡となって消えていく。
おしまい。
:07/08/14 23:48
:P903i
:Dferqu9c
#132 [連日連休]
:07/08/14 23:53
:P903i
:Dferqu9c
#133 [連日連休]
:07/08/14 23:54
:P903i
:Dferqu9c
#134 [連日連休]
『お前の物は俺の物』
「おいッ!返せよ!!」
「やだねーこれは俺のッ!」
今は昼休み。
ヒョッイとワタルのお弁当箱から玉子焼きゲット!
そして俺、ケンジの口の中にほどよい甘みが広がっていく。
「俺のだ!ばかケンジ!」
バシッと背中を叩かれゲフッとなる。
:07/08/15 00:45
:P903i
:v2iNft/s
#135 [連日連休]
「いってなぁ!そんなケチケチしなくてもいいだろ」
チラッとワタルを見ると
あ…怒ってる??
「ねーワタル?」
「…う」
ワタルの眉毛と口元がピクピクと動いている。
いやいやいや、玉子焼き取られたくらいで起こらないだろ!
:07/08/15 22:00
:P903i
:v2iNft/s
#136 [連日連休]
「……お前最近ウザイよ」
『ウザイよ』
『ウザイよ』
『ウザイよ』
グサッ!!と俺の純粋な心に矢が刺さった。
怒ってくれた方が嬉しかったかも…いや決してМじゃないよ?
:07/08/15 22:43
:P903i
:v2iNft/s
#137 [連日連休]
「俺のパンとったり、教科書持ってったり、俺の楽しみにしてたアイスくったり!この前なんか勝手に美紗からかかってきた電話に出るし!何なんだよ!?」
おぉーなんでそこまで覚えているんだ?アイスは分からないようにしたはずだったんだけど…まぁいっか。
なんでかって?教えてあげよう。
「だってお前の物は俺の物だからさ」
:07/08/15 22:56
:P903i
:v2iNft/s
#138 [連日連休]
「…は?」
理解できないのかポカーンと俺のことを見ている。
「俺の物は俺の物、お前の物は俺の物。分かる?」
「なツ!!…お前はジャイアンかぁ!?」
バシッとまた叩かれた。ちょっと遅いツッコミだな。
俺、お前が好きだから、お前の好きなものが欲しくなるんだ。
:07/08/15 23:03
:P903i
:v2iNft/s
#139 [連日連休]
あぁついでに言っておこうかー。
「ワタルの愛しの美紗ちゃんはごちそうさせていただきました。」
ペコリとおじきをして、ワタルを見ると、そこには…そこには…鬼がいました。
「んぎゃッー!!!!」
「貴様ッ殺すッ!!」
「嘘!嘘!冗談だって!」
「冗談でも殺すッ!」
俺、実は小さい頃からワタルに近寄ってくる女の子は追い払ってる。ワタルは知らなかっただろうけど。
あ!美紗をいただいたってやつ本当に冗談だよ!
:07/08/15 23:14
:P903i
:v2iNft/s
#140 [連日連休]
美紗ちゃんにはこう言っただけ、
『俺のだから取らないでくれる?』
ってね!!
俺カッコいいー!なんか美紗ちゃんはそれからそっちの世界にはまったとかなんとか誰かがいってたな。
まぁそのうち必ず
俺の物にしてみせる。
おしまい。
:07/08/15 23:20
:P903i
:v2iNft/s
#141 [連日連休]
『届かない』
うるさく鳴いていた蝉がポタポタと熱いコンクリートの上に転がり始めた。
蝉って1週間ぐらいしか地上で生きられないんだって。
「なんでかな…なんで、死んじゃうのかな?」
そう一人言をいって転がっている蝉から目線を反らし遠くにある入道雲を見つめた。
:07/08/15 23:33
:P903i
:v2iNft/s
#142 [連日連休]
「しょう…話あるんだけど」
「ん?」
しょうってのは俺、豊野 翔(トヨノカケル)
今目の前にいるのは親友の斉藤海(サイトウカイ)だ。こいつは高校入ってすぐに友達になったんだけど、俺の名前を読み間違えてずっと「しょう」と言っている。
直す気はないらしい。
俺としては直してほしいんですけど。
:07/08/15 23:47
:P903i
:v2iNft/s
#143 [連日連休]
「あのさー俺ー…」
「何?」
今は7月。なのに8月!?ってくらい暑い。8月になったら俺溶けちゃうよ。教室のクーラー28度設定やめようよ、そう思いながら手に持ってる団扇でバサバサと扇いだ。
「…やっぱいいや」
「うわーそれないっしょ」
チラッと海を見ると、海は窓の方を見ていた。
:07/08/15 23:54
:P903i
:v2iNft/s
#144 [連日連休]
その横顔はいつもの海の顔じゃなく見える。
何か真剣に悩んでるようなー…でも海だからたいしたことじゃないと思うけど。
「もう蝉鳴くかな?」
「え?」
「蝉って1週間ぐらいしか生きられないの知ってるか?」
突然そんなことを言った。ハハッと笑いながら儚いよな?と俺に泣きそうな笑顔を見せ、また窓の方を向いた。
:07/08/16 00:04
:P903i
:OxnwqgR.
#145 [連日連休]
「なんだー?海、今日変!」
「変?」
そっかと海は笑った。そして夏休みになったら海に行こうか?と話を変えてきたから、さっきまでの話を忘れ夏休み計画の話に夢中になっていった。
あの時なんでもっと話を聞いてあげなかったんだろう?
俺、お前の口から聞きたかった。
:07/08/16 00:13
:P903i
:OxnwqgR.
#146 [連日連休]
蝉がうるさく鳴き始め、夏休みに入ってすぐ、何故か海は体調が悪くなった。
海は結構病弱。休みは多いし早退する。けど頭が良い。体力あげるから頭脳半分ください!!と俺はいいたい。
『ごめんなー』
「仕方がないって!ゆっくり休めよ!」
ボリボリと頭を掻きながら携帯で海の声を聞いた。辛いのか声が小さくて、かすれていた。
『…なぁ、俺。』
「ん?」
:07/08/16 00:25
:P903i
:OxnwqgR.
#147 [連日連休]
震えている海の声。
俺はそのときなんだか怖くなった。聞いちゃいけない。そう思って海の話を流した。
「あ!祭りあるからさ、そのときまでには治しとけよ!!お前がいない夏休みなんてつまんないからな!」
『…おぅ、じゃ元気でな』
「元気でなって!お前が元気になれよ!じゃーな」
プッと携帯のボタンを押した。はぁーとベットに倒れこみ、俺は海にいく相手を探すためメールをうちはじめた。
:07/08/16 00:32
:P903i
:OxnwqgR.
#148 [連日連休]
夏休みはどんどん過ぎていった。
海は相変わらず、体調が悪くて何度か見舞いに行こうとしたがたいしたことないから来なくていいと言われたので簡単に引き下がって遊びまくっていた。そして祭り前日の日、海に電話をした。
「えー!祭りも無理なのかよ!?」
『あぁ…ごめんなー。』
「まじかー…お前たいしたことないとかいってやばいんじゃないの?」
そう俺が言うといつもより少し間があいた。
:07/08/16 00:40
:P903i
:OxnwqgR.
#149 [連日連休]
まさか?と思った瞬間、
『ハハッ!んなわけねーよ。』
「なんだよービビったじゃんか!」
海の笑い声が聞こえた。そうかそうかと俺は思ってじゃあまたな!と言って電話を切った。
明日、楽しみだな。そんな能天気なことを考えて俺は眠りへとついた。
:07/08/16 00:45
:P903i
:OxnwqgR.
#150 [連日連休]
夕方、めったに着物を着ない女の子たちが自分こそ一番似合ってるわというかのように歩いていく。
遠くからはお祭りの音が聞こえ、回りの道からは虫の声が鳴いていた。俺はしゃがみながら携帯をいじっていると、自転車の音が聞こえてきて近くで止まった。
「よぉっ翔!」
「あ!たっちゃん!」
たっちゃん、俺の従兄弟。大学生で俺の憧れの人。海の代わりに祭りに誘った。
「後ろ乗れよ」
「はいはーい」
ガシャンと荷台を跨ぎ、レッツゴーと言うとたっちゃんは自転車をこぎはじめた。
:07/08/16 00:55
:P903i
:OxnwqgR.
#151 [連日連休]
たっちゃんに色々おごってもらい俺は祭りを楽しんだ。回りにはカップルとかいて…うん、寂しい二人ですね。可愛い子いないかなーと、たこ焼きをほうばりながら道ゆく人を見ているとと…
『ヒュルルルー……ドン!!』
打ち上げ花火が始まった。
それはカウントダウンのように、何度も何度も上がっては綺麗な花を咲かせ消えていった。
:07/08/16 01:02
:P903i
:OxnwqgR.
#152 [連日連休]
花火も終わり、たっちゃんとも別れ、俺はのほほんと家に着くと母さんが血相変えて俺の頬をぶった。もちろんクリーンヒットで俺は尻餅をつき、母さんを見上げる形になった。
「アンタ!なんで携帯にでないの!?…海君、危篤なんだって!!хх病院、速く行っといで!このバカ息子!!」
え?危篤?
え?だって昨日、電話…してただろ??
俺はバッと起き上がり自分の自転車をひっぱりだして病院へと向かった。
:07/08/16 01:12
:P903i
:OxnwqgR.
#153 [連日連休]
うそだ
うそだ!!!
自転車をこぐスピードは上がっていく、病院まで20分ぐらいかかる。俺は信号を無視して、出来るだけはやく病院に向かった。
時間は21時ぐらいになったけど病院の入り口は少し明るかった。
:07/08/16 07:52
:P903i
:OxnwqgR.
#154 [連日連休]
警備員の人に無理を言って病院に入り、看護婦さんに海のいるばしょを聞いて、廊下をあるきだした。
━━
「おばさん!」
病室の前の長椅子に海のお母さんが座っていた。様子がおかしかった。俺を見るなり泣き出して目を真っ赤にして、ごめんねと何度も何度も呟いていた。
:07/08/16 08:02
:P903i
:OxnwqgR.
#155 [連日連休]
俺は急いで病室の中に入るとそこには海のお父さんらしき人がベットの横に崩れるようにもたれ掛かり、小さな嗚咽が聞こえた。
「だ…うそだ」
「?…君は??」
俺は質問なんか無視して海のいるベットに駆け寄り、海の顔を見た。
:07/08/16 08:07
:P903i
:OxnwqgR.
#156 [連日連休]
俺は海を見て驚いた。海の顔は夏休み前に見た顔出なかった。唇はがさがさで頬はガリガリに痩せていて…目はきっちりと閉じられていた。
「おい…起きろって!!変な冗談やめろよ!?なぁ!海ぃ!!嘘だろ?なんか言えよ」
海の肩を揺するが反応なんてない。それどころか少し硬直し初めてきた体が海が死んだことを知らせた。
:07/08/16 08:15
:P903i
:OxnwqgR.
#157 [連日連休]
「嘘じゃないんだ、海は…海は…もう死んだ」
俺は海の亡骸を揺さぶるのを止め顔をあげた。
お父さん?は涙をふきながら俺を見てきた。
あぁ、海に似てる。
目とかそっくり。
「君は…友達?」
「…はい…あ、豊野翔です」
:07/08/16 08:28
:P903i
:OxnwqgR.
#158 [連日連休]
「…君か」
「え?」
「いや、また後で話そう。あともう少ししたら海を家に連れてお通夜をするから…翔君もおいで」
そう言ってお父さんは出ていき、俺はしばらく呆然と海を見ていると、葬式の人やら看護婦さん達がやってきて海を連れていった。
:07/08/16 08:38
:P903i
:OxnwqgR.
#159 [連日連休]
━━━何度呼び掛けても…海の声はきこえない
駆けつけた人達がいなくなり、お通夜は終わった。俺はまだ呆然としなが血の気がなくなった海をみていると、スッと真っ白な封筒をお父さんに渡された。下のところに
『3年D組13番 豊野 翔へ』
と綺麗な、と言えるほどでもない海の字が書かれてあった。
:07/08/18 08:53
:P903i
:J8HTtY3k
#160 [連日連休]
なんでフルネーム!?とツコッミいれたくなるけど答えてくれる海はいない。
「読んでくれ、あ…悪いけど先に読んでしまった。」
「え?」
海のお父さんは少し涙を浮かべて俺の顔をじっと見つめた。
「海は一度も手紙なんて書いたことがない。よほど言いにくいことがあったと思って…すまない」
:07/08/18 09:04
:P903i
:J8HTtY3k
#161 [連日連休]
カサカサと封筒から手紙を取り出す。
「今日ここで泊まってってくれ。じゃ」
「あ…はい」
目を通す前にお父さんはどこかへ行ってしまった。
「…」
海と二人。
沈黙があっても海だと居心地の良かった、二人だけの空間。でもそんな空間はもうどこにもない。
俺は海から視線を外し、手紙をよみはじめた。
:07/08/18 09:11
:P903i
:J8HTtY3k
#162 [連日連休]
『俺の隣の席で親友の豊野翔へ
どうも、隣の席の海です。俺手紙書くの苦手。ここまで書くのに20分かかった。』
思わず『ブッ』と笑ってしまった。
「まだ一行も書いてないじゃん。どんだけ苦手なんだよ」
そう一人言を言いながらまたよみはじめた。
:07/08/18 09:19
:P903i
:J8HTtY3k
#163 [連日連休]
『…今バカにしただろ?でも本当のことなんだ。いざ手紙ってやつを翔に書こうとしたら何書いていいのかわかんねー。あー暑いね。俺さ、翔に謝らなきゃいけないこと2つある。1つは名前のこと、しょうって読んでたけどあれわざと。』
ふっと口元が緩んだ。
んなこと知ってたよ。
今さらだ、謝るなよ。
:07/08/18 09:26
:P903i
:J8HTtY3k
#164 [連日連休]
『…で、あと1つってやつがさ、すっげー書きにくいんだけど怒るなよ?あ、幻滅とか軽蔑するかもしれない。本当は口で言いたかった。俺って以外にヘタレだったって気付いたよ。
俺さ、好きなんだ。翔を恋愛対象としてる。1年の時から好きだった。』
「え?」
俺は固まった。そして海と手紙を交互にみる。
:07/08/18 09:42
:P903i
:J8HTtY3k
#165 [連日連休]
『夏休み前には言いたかった。ずっと言ってなかったけど俺、高1の時あと1年しか生きられなかったらしいよ。笑えるよなー。俺まだ生きてるから、お前のおかげで。でもそろそろ俺の体が限界みたい。なぁ俺、まだ翔と笑ってたい、隣にいたい。…死にたくない。』
パタパタと手紙に涙が落ちる。
あぁ、あの時言おうとしてたのか。海すげーよ、お前余命より1年長く生きたじゃん。
:07/08/18 09:51
:P903i
:J8HTtY3k
#166 [連日連休]
『知ってるか?親より先に死んだら三途の川で石つまなきゃならないらしい。地〇先生ぬ〜〇〜に書いてあった。なぁ翔。俺はお前が好きなんだ。好きで好きで自分でもおかしいってくらい翔が好きだ。多分これ書いてる頃お前はどっかで暢気に遊んでるな。んで俺は病院のベットの上でお前を想ってこの手紙を書いてる。届かないかもな俺の想い。』
:07/08/18 10:00
:P903i
:J8HTtY3k
#167 [連日連休]
『あーこれはさ、冗談とかじゃない。本気だ。叶わない恋だと分かってるけど俺の心も限界。結果がどうあれ俺の気持ちを分かってほしかった。あ?コレ、お前にとって最初で最後のラブレターだったりしてな!お前は怒るかもしれないけど俺はそうであってほしい。んで翔には長生きしてほしい。綺麗な人と愛し合って結婚して子供できて…あ!子供の名前、俺の名前にしろよ?しなくてもいいけど。ここまで読み返したけど矛盾してるな俺。』
:07/08/18 10:11
:P903i
:J8HTtY3k
#168 [連日連休]
『…お前がこの手紙よんでるころ俺、いなくなってるかもな。そんなときはそんときだな。お前のこと苦しめるかもな。無責任でごめんな。好きになってごめん。この3年間楽しかった。本当、ごめん。本当にありがとう。
じゃあ元気でな。
海より』
いつのまにか俺は嗚咽になりながら泣いていた。涙と鼻水で顔なんてぐちゃぐちゃのぐちゃぐちゃ。
:07/08/18 10:21
:P903i
:J8HTtY3k
#169 [連日連休]
━━━
「…ん?ここ」
はっと目が覚めるとベットの上にいた。ふわっと海の匂いがして海の部屋だと分かった。
顔がカピカピする。手には手紙を握っていて、昨日泣きながら寝てしまったことに気が付いた。
:07/08/18 10:41
:P903i
:J8HTtY3k
#170 [連日連休]
━━━
「ありがとうございました」「あぁいいんだよ。…いつでも来てくれ、海も嬉しいと思うから。」
俺は朝食をいただいて海のお父さんと握手をして自分の家に帰っていた。
二人で一緒に帰った道や遊んだ公園を通りすぎながら。俺はまた自転車をこぎながら泣いていた。
:07/08/18 10:49
:P903i
:J8HTtY3k
#171 [連日連休]
━━お前の気持ちが俺に届いても、俺の気持ちはいつになってもお前に届かない。
海がなくなってから1週間が過ぎた。慌ただしい1週間。クラス全員でお葬式に行った。俺は火葬にもでたから海の親戚の人の顔をいつの間にか覚えていた。
蝉がうるさい。暑い。
汗が大量に流れていく中、お坊さんの声と木魚の音が響いた。
:07/08/18 10:56
:P903i
:J8HTtY3k
#172 [連日連休]
>>141ずっと入道雲を見ていると足元にいた蝉が動いたきがした。
「あ」
転がっていた蝉がジジッと鳴き、最後の力を振り絞ってか木に飛んでいく。
「…生きてた」
ははっと笑って俺はバタバタと飛んでいった蝉を見ていた。そしてふと口にした。
:07/08/18 11:08
:P903i
:J8HTtY3k
#173 [連日連休]
「多分好きだよ、海のこと」
木漏れ日の中、遠い入道雲を見つめながら、もうどこにもない人に言った。
「好きだよ、海」
俺の恋は
お前がいなくなってから気付いた恋で、気付いてすぐに終わった恋。
18才の夏は悲しくて切なく、蝉の声がやけにうるさく響いた夏だった。
おしまい。
:07/08/18 11:15
:P903i
:J8HTtY3k
#174 [連日連休]
:07/08/18 12:29
:P903i
:J8HTtY3k
#175 [連日連休]
『俺様』
「おい、お茶」
「おい、ノート貸せ」
「おい…聞いてるのか?」
「だぁー!!!!おいおいうるせーよ!俺はお前の家政婦か!?」
「……違うのか?」
おーい、誰かこいつになんか言ってやってくれ。
つーか真剣な目で言うなよ。
:07/08/18 12:38
:P903i
:J8HTtY3k
#176 [連日連休]
一宮秀哉(イチノミヤシュウヤ)。
この学校で最強最悪の俺様男。
金持ち、容姿よし、頭よし三拍子揃っているが、性格悪し(俺の前だけ)。
女はもちろん、男達の憧れの的。敵にするやつはどこにもいない。
ただ1人を除いてはッ!!
:07/08/19 16:39
:P903i
:Sn5q6Xvo
#177 [連日連休]
それがこの俺!!
上野さく(ウエノサク)
貧乏ではなく、容姿は良くもないし悪くもない、頭も悪くないし良くもない、性格は…俺様男よりは悪くない!!告白は一応されたことがある。
そう!!
俺は普通だ!!
:07/08/19 16:46
:P903i
:Sn5q6Xvo
#178 [連日連休]
俺は平凡な過ごしやすぅーい生活をしてきた!
しかぁーし!!
この最強最悪俺様男によってその過ごしやすぅーい平凡な生活を壊されたのだ!
俺は学校に行きたくない!ってことはなかった。そんな俺が学校に行くのが毎日憂鬱なのだ。
:07/08/19 20:39
:P903i
:Sn5q6Xvo
#179 [連日連休]
え?そんなに嫌なのにどーして一緒にいるのかって?
それってこの平凡男と俺様男の出会いを知りたいってことだよな??
そんなに知りたいなら教えてあげよう!いや、聞いてくれ。
平凡男と俺様男の最悪な出会いを…
:07/08/19 20:52
:P903i
:Sn5q6Xvo
#180 [連日連休]
あれは忘れもしない三ヶ月前の4月5日。高校2年生になったばかりの日で桜が満開だった。
俺は登校日、桜を見ながら春を満喫し穏やかな気分で学校に行くはずだった……
「ひぃいぃ!!」
と、朝から男の悲鳴が路地裏から聞こえたもんだから覗いてしまったんだ。
整った顔に真っ赤な血が飛び散り、ニタリと笑う慈悲も情けもない鬼の姿をッ!!
:07/08/19 21:05
:P903i
:Sn5q6Xvo
#181 [連日連休]
「お前誰に物言ってんだ?あぁ?」
━ドカッ━
「ひぐッずみま…ぜん」
殴られているのはどっかの不良。こっちからは顔がみえないけど相当酷い顔になってるだろう…と考えていたとき
鬼と……
目が合ってしまったんだ。
:07/08/19 21:12
:P903i
:Sn5q6Xvo
#182 [連日連休]
「「……………;」」
睨む蛇と縮こまって動けない蛙。俺足がすくんで動けないのです。膝頭ガクガクなんです。
「お前…」
そう声をかけられた瞬間、パッと脳からの指令がでた。
『全力でこの場所から逃げて生き延びろ!!』
イエッサー!!!!
俺は逃げた。全速力で。
:07/08/19 21:20
:P903i
:Sn5q6Xvo
#183 [連日連休]
「あ!?待て!」
俺は必死で逃げた。
逃げたはずだ。
「逃がさん」
「へ!?」
後ろを見たら鬼はもうすぐそこにいて
━ガシィイッ!━
呆気なく鬼の餌食となったのだ。
:07/08/19 21:32
:P903i
:Sn5q6Xvo
#184 [連日連休]
━━━
「…お前同じ学校だな」
「…;」
鬼がため息をついて俺を睨む。そうみたいですね。制服同じだし…しかもこいつって
一宮秀哉だよな?
みんなの憧れの的…なはずだけど、今俺には鬼にしか見えないのですが。
:07/08/19 21:39
:P903i
:Sn5q6Xvo
#185 [我輩は匿名である]
:07/08/19 22:47
:W42H
:EIhGplPw
#186 [連日連休]
:07/08/20 08:40
:P903i
:rEX6Dy7.
#187 [連日連休]
そしてとても怒っていらっしゃる?そりゃーそうだよね、裏の顔見てしまったのだから!!
時代劇で言えば、悪代官様が商人とかヤバい人達から賄賂を受け取っていた所を見てしまった!とか、お偉いさんの殺人現場を見てしまったとか!!
待て…最後はどうなる??水戸〇門様が助けてくれるはずだけど、そんな人いないし…ってことは俺は、
俺は
脅され続け最後には
殺されるのぉおぉ!?
:07/08/20 08:50
:P903i
:rEX6Dy7.
#188 [連日連休]
「…何1人でブツブツ言ってるんだ?」
その声に俺はハッとし顔をあげると鬼の顔がドアップ。
「ひぃ!お命だけはぁあ!」
ズサァッと俺は尻餅をつきながら後ろに後退り。鬼はポカーンとした顔で俺をみていたた。
え?弱すぎ??しょうがないだろ!俺は喧嘩をしないと心に誓ってる!決してッ喧嘩が弱いと言う訳じゃない!
:07/08/20 08:57
:P903i
:rEX6Dy7.
#189 [連日連休]
俺の脳は今俺に選択肢を4つ与えている。
1番 何も言わないと約束 する。そして逃げる2番 逆に脅す!
3番 正当防衛だ、殴って 逃げろ。
4番 逃げろ!!
どれも失敗に終りそうだ。でもこの4つしか考えられませんぜぇー旦那!
仕方がない………ここはもっとも安全な
1番で!テヘッ(´∀`;)
:07/08/20 09:09
:P903i
:rEX6Dy7.
#190 [連日連休]
「俺は何も見ていません!学校でも一切このことは口が裂けても誰にも言いませんのでどうぞよろしくお願いします!それではサヨウナラッ」
よしッ!!完璧!
俺は尻餅の体制から鬼に背を向け走りだした。そしてすぐに
「ぐぇッ!!」
「誰が逃げていいと言った」
まるで猫のように制服の襟を捕まれ、俺の行動は無に終わった。多分1分も経ってない。
:07/08/20 09:18
:P903i
:rEX6Dy7.
#191 [連日連休]
そして鬼こと一宮秀哉はとんでもないことを口にした。
「お前気に入った」
「え?はぁ!?くッ」
首が痛い、喉仏も痛い。
そろそろ放して欲しいと思ったら首元がゆるんだ。
:07/08/20 10:04
:P903i
:rEX6Dy7.
#192 [連日連休]
ケホッとむせながら後ろを振り向くと鬼はスタスタと歩き始めている。
助かったのか!?映画の主人公のような気持ちで俺はそう思いながら立ち上がると鬼が振り向いた。
「おい、何してる」
「は?」
いやあなたを晴れやかな気持ちで見送ってるけど。もしかして、助かってなかった?ひやりと汗がながれ予感は的中した。
:07/08/20 13:07
:P903i
:rEX6Dy7.
#193 [連日連休]
「学校行くぞ」
「何故そのような!?」
そう叫ぶとギロリと睨まれつかつかとこっちに戻ってきた。
「気に入ったから」
そう言い俺の腕をつかみ歩き始めました。
:07/08/20 14:32
:P903i
:rEX6Dy7.
#194 [連日連休]
拝啓母上様。
この平和な日々が一宮秀哉によって終わりそうなわけで…。
これから毎日、体中に痣をつけて帰って来るでしょう。心配しなくて大丈夫です。ただ彼の秘密を知っただけのことであって…。
「…おい」
「…死にはしません」
「何を言っている?」
「…いや何も」
:07/08/20 14:47
:P903i
:rEX6Dy7.
#195 [連日連休]
最悪だ。
俺の顔はまる子ちゃんのようにさーッと青くなりまわりにはどんよりとした空気が流れていた。そして一番気になるのが…
鬼と手を繋いでいることである。
俺が女の子だったら喜んでいる所だろう、しかし俺は健全な男の子!!嬉しくない。俺はこいつから一刻も速く逃げ出したい。
:07/08/20 14:59
:P903i
:rEX6Dy7.
#196 [連日連休]
しかし逃げることも出来ずに!
そんなこんなで学校についてしまった訳ですね!
ため息をつきながら一宮秀哉を見る。
俺とは違う世界の男。
すべて揃っている男。
そんな男が学校に入ればさ俺にではない視線を向けられた。
:07/08/20 17:58
:P903i
:rEX6Dy7.
#197 [連日連休]
『一宮君だっ』
『クラス一緒かな?』
『カッコいぃ』
『てか隣誰?』
おうおうおう!!!!
分かっていたけどモテモテですね!俺の存在ちょっとしかないぞ?
そう思い一宮と手を繋ぎながらクラス変えの張り紙をみた。
:07/08/20 18:44
:P903i
:rEX6Dy7.
#198 [連日連休]
「俺は五組か、そういえばお前の名前は何だ?」
くそ!背の高いやつめ、俺を上から見やがって。名前は教えない。なぜなら平和に過ごすための希望をあきらめないためである。俺は上野だからーう、う、う?
「う…」
「う?」
「うそだー!!」
「卯曽田?あ」
俺は手を振り払い、逃げた。
:07/08/20 19:42
:P903i
:rEX6Dy7.
#199 [連日連休]
逃げても逃げても出会うのに…
そう、お察しのように俺は五組だった。
しかも
一宮秀哉の後ろ。
逃げ道がありません!!
:07/08/20 20:38
:P903i
:rEX6Dy7.
#200 [連日連休]
━━━
これが俺様男と平凡男の出会いだ。
あれから大変だった。
俺様男は何故か俺につきまとい、しかも俺をこきつかうようになったのだ。
周りの人からは(特に女子)嫌味を言われたり、変な噂を流されたり!前の友達は皆俺に近寄らなくなった。
そうこいつのせいで!
:07/08/20 20:56
:P903i
:rEX6Dy7.
#201 [連日連休]
「おい」
「なんだよ?」
思い出したらイライラしてきてしまったよ!俺はこのままずっと…いやまて!
今は7月5日だってことは夏休みは後1ヶ月いや20日もすれば俺はこいつと会わなくてすむじゃないか!
:07/08/21 13:10
:P903i
:cDALmIDo
#202 [連日連休]
「お前はイラついたり笑ったり大変なやつだな」
俺は一宮を睨んだ。こんな顔させるのもお前のせいだ!そう叫びたくなる。
「ははッ、あぁ速く夏休みにならないかなー」
「そういえば夏休み、海行くぞ」
「いってらっしゃい」
:07/08/21 13:18
:P903i
:cDALmIDo
#203 [連日連休]
「何言ってる?お前も行くんだ」
「は?!…いやいやいや!夏休み俺は忙しいんだ!家の手伝いをしないとなッ」
本当は何もないけどな。
俺の平和をこれ以上壊さないで欲しい。
「そうか、最高級の旅館に予約入れたがキャンセルしよう。キャンセル料は確かー」
「言わなくていい!!俺は行かない!行けないんだ!」
:07/08/21 13:56
:P903i
:cDALmIDo
#204 [連日連休]
ふーんとした、本当は忙しくないんだろって顔で一宮は見てきた。
「じゃあ…手伝いに行ってやる」
「はぁあ!?」
ガタッと席を立つと周りの人の視線が感じ、慌てて座った。
「なんだ?行ったら駄目なことでもあるのか?」
いやいやいや駄目に決まってるだろ、おい!
:07/08/21 14:08
:P903i
:cDALmIDo
#205 [連日連休]
そう思っていても口から出てくる言葉は
「…そんなことない;」
「ならいいだろ、夏休みこの俺が手伝ってやる」
うっと俺はあらかさまに嫌な顔をした。俺の聖地といえるべき部屋に入れなくてはならない。しかも!母さんは快くこいつを迎え入れるだろう。なぜ?そりゃ顔もいいし、俺以外の奴等にはとってもとっても優しいからだ!
:07/08/21 15:04
:P903i
:cDALmIDo
#206 [連日連休]
「はぁー勘弁してくれよ」
「何だって?」
「何でもないデス;」
俺は机にふせ頭を抱えた。そのとき周りの女子が騒いでいた。
あぁ俺の夏休みが…
なくなった。
どーんとこーい!
ははッあははッあははははッ!
:07/08/21 15:12
:P903i
:cDALmIDo
#207 [連日連休]
━━━そして夏休みに入り一宮が家にやって来た。
ミーンミンミンミンミンミーン…
「だーかーらーッ!!」
今年はやたらと蝉がなく。うっとおしい暑さをさらに倍増させる。
ミーンミンミーン…ミーーン
「何だ!?その荷物は!?泊まりに来たのか!?」
「そうだ、悪いか?」
:07/08/21 15:19
:P903i
:cDALmIDo
#208 [連日連休]
おぅ!?おうおうおう!?
「今何て言った!?」
一宮はやれやれと言う顔で大きな荷物を置き、後ろの大層高い車に乗っている黒スーツを着ている男に指示を出し車はさっそうといなくなった。
「そうだ、悪いか?だ。…これで満足か??」
━━━━
:07/08/21 15:25
:P903i
:cDALmIDo
#209 [連日連休]
「どういうことだ!?」
「あぁ?さっきの会話の流で理解できねーのか?バカ以下だなお前」
ガンと自分の荷物をけりあげる俺様男。
あッ;
スイッチ押しちゃった!?怒りマークが見えるのは気のせい…だよねッ♪;
「泊まるなら泊まるって、ブヘェッ!?」
俺は後ろから思いっきり押され一宮の荷物に突っ込んだ。
:07/08/21 15:40
:P903i
:cDALmIDo
#210 [連日連休]
「どぅもぉお!さくの母ですぅ、今日は良く来てくれたわぁあ!」
「あぁ、初めまして一宮秀哉です。せっかくの夏休み中に私みたいなのが来てしまってすみません、お母さん。」
おいッ!
おいおいおぉぉい!?
誰だ『私』って!?さっきまでの鬼はどこ行った!?
つーか!母さん!語尾の後絶対ハートマークだろ!?
「あら?さく、何してるのそんな所で?」
アンタが押してきてこんなことになってんだよ!そう叫ぼうとしたら一宮が手を出してきた。
:07/08/21 15:50
:P903i
:cDALmIDo
#211 [連日連休]
「大丈夫か?」
「…おぅ;」
ぞわわーッと、鳥肌が立ちながらも一宮の手をとって立ち上がる。
目が…目が怖すぎる!
あの目は『手を払ったらあとで海に沈めてやる』そんな目だった。
「あ、お母さん。私が泊まっても平気ですか?」
「いいに決まってるじゃない!いつまでもいていいのよッ!さぁ中に入って入って!!」
:07/08/21 15:55
:P903i
:cDALmIDo
#212 [連日連休]
俺は唖然とそのやり取りを見ていた。二人で仲良く家に入っていく。
残されたのは俺と一宮の大きな荷物……
「持ってけよ!!」
そんな声は届くこともなく俺は1人一宮の荷物を担いで家の中に入っていった。
:07/08/21 15:59
:P903i
:cDALmIDo
#213 [連日連休]
━━
「ここがー俺の部屋;」
何だかんだ言っても結局、一宮は俺の部屋に入ることになった。仕方がない、俺の家は誰かさんと違って部屋がたくさんない。二階に3つ、下はリビングとか居間とか座敷とかまぁ4つぐらい。
「…狭い」
「なら、入るな!居間に行け居間に!」
:07/08/22 08:26
:P903i
:LpZPPOdk
#214 [連日連休]
「居間も狭い」
「家の中でも一番大きな部屋なんですけど」
ゲシッと一宮の足を蹴った。そしたら一宮も俺の足を蹴った!
「いっ!!うわっ!?」
俺はバランスを崩しそうになって、一宮のシャツを掴んだ。
「「あ…!」」
:07/08/22 08:31
:P903i
:LpZPPOdk
#215 [連日連休]
二人顔を見合わせたがどうすることもできず俺たちは倒れた。
━━━
「いってー!お前が足蹴るから!」
「先にやって来たのはお前だ。」
:07/08/22 08:42
:P903i
:LpZPPOdk
#216 [連日連休]
はいはい俺が悪かったよ!すみませんでしたね!あぁ腰がいたい。そして何より一宮に押し倒されるような形がとてもむかつく。
「つーかどけ」
「何で?」
「何で?って立ちたいからだよッ!」
じっと一宮は俺を見てきた。あーこの顔で可愛い女の子達を虜にしてきたのか。そう思いながら俺も一宮を見た。
:07/08/22 10:48
:P903i
:LpZPPOdk
#217 [連日連休]
なんだか俺たち、変な雰囲気じゃないですか??一宮少し顔赤い??何なんだ?
『ねぇねぇ一宮君の噂知ってる?いつも一緒にいる上野君!アレらしいよ』
『アレってアレ!?』
『アレに決まってるよー』『まじ!?ショックぅ』
ポンっと女子達の会話を思いだし俺はとっさに一宮の顔を殴ろうとした。
:07/08/22 11:05
:P903i
:LpZPPOdk
#218 [連日連休]
「さくー!ご飯作るの手伝ってー!!」
母さんの声が家の中に響いた。ふっと一宮が立ち上がり部屋を出ていく。トントンと階段を降りていく音が聞こえた。
「何なんだよ、一体;」
何でドキドキしてんだ!?あいつ何をしようとしてた!?母さんの声が聞こえなかったら俺はどうなってた!?
:07/08/22 11:27
:P903i
:LpZPPOdk
#219 [連日連休]
「つーか、アレって何だよアレって!」
ガシガシと頭をかき、俺も階段を降りて母さんのいる台所に向かった。そしたら母さんは1人だけで、台所に立っていた。
「あれ?一宮は?」
「秀哉君?来てないわよーそれより手伝って!!」
バンッと出されたのが玉ねぎ。なぜ玉ねぎ!?
:07/08/22 11:36
:P903i
:LpZPPOdk
#220 [連日連休]
仕方がない、包丁を持って玉ねぎをきりはじめた。一宮のことを忘れて…
━━数分後
なぜ母さんが俺に玉ねぎを切らせたかったのかが分かった。
「目がッ!目がしみるッ!!」
ポロポロと泣きたくもない涙が流れてくる。
「男の子なんだから泣かないと思ったのにー」
いや!泣きますから!!
普通に泣きますから!!
:07/08/22 11:54
:P903i
:LpZPPOdk
#221 [連日連休]
絶対に、俺は次からは騙されねぇー!!そんなことを思いながら母さんを睨んだ。
「何よーその目はー!?…あら秀哉君!座ってて、あと少しで出来るから!」
「え?あ!一宮ッお前どこ行ってたんだよ!?」
後ろを振り向くと一宮が何もなかったような顔でそこに立っていた。
:07/08/22 12:00
:P903i
:LpZPPOdk
#222 [連日連休]
「お母さん、私も何か手伝いますよ。」
「まぁ!いいのよぉ!お客様なんだから座っててぇ!!」
「いいえ、それでは私が納得できないので。(スマイル)」
おい!シカトかよッ!!
ま、その方がいいけどね!俺は泣きながら玉ねぎを刻んだ。これでもかっ!!てくらいに。
「おい…?…ッ!」
「?いいから座れよ。」
ポンと肩を叩かれたから後ろを振り向く。一宮は驚いた顔をして静かに俺の言うことを聞いた。
:07/08/22 12:22
:P903i
:LpZPPOdk
#223 [連日連休]
━━━━
食卓にはいつものように母が作ったものが並べられた。今夜のメインはズバリハンバーグ!!俺が涙を流しながら作ったハンバーグを一宮は珍しそうに見ている。そして食べる前にボソッと母さんに聞こえないように言った。
「薄い」
……と。
:07/08/22 17:57
:P903i
:LpZPPOdk
#224 [連日連休]
「あのね!普通の家はこのハンバーグが普通!薄くないの!どんだけ分厚いの食ってんだよ!?」
バンとテーブルを叩きそうになったが母さんがいるからそんなこともできず、叫ぶこともできず、拳を握りながら一宮の耳元で母さんに聞こえないように話した。
「何こそこそしてるの?温かいうちにはやく食べて!」
:07/08/22 22:02
:P903i
:LpZPPOdk
#225 [連日連休]
ニコニコしながら母さんは俺達が食べるのを待っている。俺達というか一宮を待っている。俺もつい一宮を見た。その視線を感じたのか、
いただきます、と言って一宮は一口ハンバーグを口にした。
「…おいしいです、初めて食べましたよ……(スマイル)」
「良かったぁーたくさん食べてね!」
薄いとか不満を言っていたくせに母さんの、いや女の前ではちゃんとしたことを言うもんだと俺は心の中で舌打ちをした。
:07/08/22 22:56
:P903i
:LpZPPOdk
#226 [連日連休]
━━━
一宮はほとんど食べた。しかも新しい物に口にするたび、極上スマイルを母さんに向けながら。なんだか1人違う世界にいるような気分だ。
「はぁ…ごちそうさま」
「ごちそうさまでした」
「ゆっくりしてってねー」
ニコリと一宮が笑ったのか母さんは後ろでキャアキャアなんか言っていた。
それより、俺はこれから一宮と2人きり。いつも2人きりだったけど今日は違う雰囲気がある。それは一宮が私服のせいなのか、俺の家に泊まるせいなのか、どちらとも言えない。
:07/08/22 23:08
:P903i
:LpZPPOdk
#227 [連日連休]
「…何もないけど、どーぞ」「狭い」
「……;;;」
ほぉぉう。人がせっかくどーぞと言っているのにまたしても『狭い』と言うのか?
ピキっと頭の中で何か音がしたが気にしない。俺はシカトする。こいつが話しかけてきても!すべて一人言と判断する。俺は一宮を睨み付け自分の部屋に入りポフッとベットの上に座った。
:07/08/22 23:17
:P903i
:LpZPPOdk
#228 [連日連休]
「本当に何もないな。」
部屋の中をいじり回し、興味をなくしたのか俺に声をかけてきた。ずっとものをいじっていたから俺はベットに横になり狸寝入りをしていたし、シカトすると決めていたから、そのまま一宮を放置した。
ハハッこれこそ放置プレイ!!
「ん?」
:07/08/22 23:23
:P903i
:LpZPPOdk
#229 [連日連休]
ベットの下がゴソゴソと音を立てたから、一宮が何かを見つけたと俺は気が付いた。
おうおうおぉう!?
いやいやいやーまさか!?まさかねーあははははッ!
ウィーン、ピッ
『んぁッあん、あぁん』
『ここか?それともここか?ん?言ってみな』
『あぁッそこぉお!そこなんですぅ』
聞こえてきたのは俺が隠していたΑ∨、しかもお気に入り!!ちょっと鬼畜責めされている可愛い子ちゃんが好きなんですっっ!って
:07/08/22 23:33
:P903i
:LpZPPOdk
#230 [連日連休]
「何見てるんだよ!?」
「Α∨?お前こんなの見てるのか?」
ちょっと呆れた目で一宮は俺をみた。
「う、うるせー!み、見ちゃいけないってのか!?」
俺と一宮の会話に混じってテレビからΑ∨の喘ぎ声が響く。そして一宮がスッと立ち上がりベットに腰かけた。
:07/08/22 23:39
:P903i
:LpZPPOdk
#231 [連日連休]
「……」
またまた妙な雰囲気になった。一宮は無言だし、テレビから聞こえる音は止まないし、何故か俺の立ってるし!?おさまれ息子!!そして気付くな一宮ぁ!!
「お前……感じてる?」
「うひゃッ!!」
一宮の低い声が俺の耳にあたり、俺は腰が震えてしまった。
:07/08/22 23:50
:P903i
:LpZPPOdk
#232 [我輩は匿名である]
アゲます!
:07/08/23 22:03
:W41T
:☆☆☆
#233 [紀伊]
面白いです

がんばってください
:07/08/25 08:26
:P902iS
:Qfg4hs8c
#234 [我輩は匿名である]
アゲますI
はまりました(笑)
:07/08/26 14:51
:W51P
:6.MAjDs6
#235 [ぐらたん]
我輩さんのお二人と紀伊さん!あげてくれてありがとうございます(`∀´)/
「ちょっ!?何!?」
一宮は俺の腰に手を回し、体を密着させてきた。その手がいやらしい……と思うのは俺だけですか!?さわさわと動いて、居場所を見つけたのかそこだけ一宮の体温が感じた。
「何なんだよ?離れろ!」
「なんで?」
なんでって、それは……と立ち上がってる息子に目線を向けた。
:07/08/26 18:21
:P903i
:MfZHidLA
#236 [連日連休]
「手伝うか?」
「は!?おい!触るなッ!」
一宮はもう片方の手で俺のをちょっと触ってからぎゅっとズボンの上から握った。
握るなぁあーー!!!!!!!
そう叫ぼうとしたが、俺は叫ぶことができなかった。
:07/08/26 18:26
:P903i
:MfZHidLA
#237 [連日連休]
息ができないのはなぜ??
頬に少し鼻息が当たったのはなぜ?
この唇に当たる柔らかい感触は何??
これは恋人同士がするものであって、お互いの感触を楽しみ合い、愛を感じさせる……キスと言うのではないですかぁあ!?
一時停止した脳の神経回路が、塞がっている唇に一宮が舌でなぞってきたことによって再生した。
:07/08/26 18:59
:P903i
:MfZHidLA
#238 [連日連休]
「ぬぁにしてんだッ!?」
「うぐっ!!」
俺は一宮の腹を肘うちしキスから解放され、慌てて口を手の甲でぬぐいだ。
ハハッざまーみやがれ!
痛がりやがれ!!
そう思って一宮秀哉くんを睨みました。
そこには鬼がニコリと微笑んでいました。
それはそれはとても美しく恐ろしく、この世の者とは思えません。
:07/08/26 19:11
:P903i
:MfZHidLA
#239 [連日連休]
その顔に何も言えなくなった俺はこの後に起こることを予想できず、いつの間にか押し倒されていました。
「何をスルノデショウカ;?」
「……」
無言で俺のシャツをたぐりあげ、肌をなでまわす一宮さん。その仕草は何かに迷っているかのように思えました。
「い、一宮;?」
:07/08/26 19:26
:P903i
:MfZHidLA
#240 [ゆず]
:07/08/26 19:28
:W51S
:tCdxolJw
#241 [連日連休]
ゆずさん!ありがとうございますッ☆
「……分からない」
「はい;?」
「なんで俺がお前にこんなことしてるのか分からない……ただ」
一宮はじっとされるがままになっている俺をみて、胸元に顔を置いた。一宮の髪やら息やらが肌に当たるのがゾクゾクしてしまう。
俺……感じてる!?
俺が焦っていると一宮はそっと背中に腕を回してきた。そうできるように背中を少し浮かして手伝ってしまったのはなぜ!?
:07/08/26 19:45
:P903i
:MfZHidLA
#242 [連日連休]
「……落ち着く」
「……え…………はぁ!?」
こっちはドキドキして!?ちょっと変な妄想して!?
こうすることが落ち着くってぇ!?俺は落ち着かない。あ!今萎えたぞ!
今度こそ怒りが込み上がってきた。鬼なんて怖くない。鬼なんて……
「あのー;、一宮?どいてくれるかな?」
:07/08/26 19:55
:P903i
:MfZHidLA
#243 [紀伊]
気になるっ

ドキドキの展開だぁ

一宮かっこよすぎ



もっと攻めて欲しい

:07/08/26 20:01
:P902iS
:sHc1N/hs
#244 [連日連休]
俺の心はミジンコさ!だって殴られたりなんかしたら嫌だよ!?あの惨劇を思い出す……
「一宮;?苦しいんだけど?」「……」
あれ?反応がない。
俺は体を捻ったが、一宮はうんともすんとも言わない。
「一宮ッ!?おい!寝てるのかよ!?」
:07/08/26 20:07
:P903i
:MfZHidLA
#245 [連日連休]
紀伊さん!攻めていきますよー楽しみにしてて下さい(´∀`*)
「……うるさい、黙れ」
一宮はゆっくり顔をあげた。俺は驚いた瞬間ドキッとしてしまった。髪が少し乱れて、目が潤んでて色っぽい、こいつはモテる奴なんだと再確認させられる。
「寝てるかと思った;;起きてるなら返事ぐらいしろよな!」
「……少し黙れ」
腕を離し、ちょうど俺の肩横あたりに両手を置き、一宮はまた俺の唇を塞いできた。
:07/08/26 20:24
:P903i
:MfZHidLA
#246 [連日連休]
おいおいおぉぉい!?
なんで!?
なんでキスするんだよ!?
黙れって?黙ってるくらいできるから!キスで黙らせるな!!
「んん!」
俺は手を動かし抵抗しようとしたが、両手を胸の辺りで捕まれ何もできなくなった。
「…ッ!……ふぅ…ん」
どうしようか考えているうちに舌を口の中に滑らしてきた一宮。
そのディープキスというキスは初めてだったから分からなくなった。
いや、抵抗するの諦めんな俺!!
:07/08/26 20:42
:P903i
:MfZHidLA
#247 [連日連休]
「んぅ!……ハァッ、ハァー…何すんだよ!?」
俺はもう半泣き。無理やり首を右に動かしキスから逃げた。そして一宮をきっ!と睨んだ。
「キス」
「……んなのッ…分かってる、何でこんなことするのかって聞いてんの!」
:07/08/26 20:58
:P903i
:MfZHidLA
#248 [連日連休]
やべーあともう少しで奴のキスのテクに溺れるところだった!!
「…分からない」
「分からないって、なんだよ?」
「……なんだろうな?で、なんで元に戻ってる?」
一宮の答えを待ったがぐっと膝で押し潰されビクッと体が反応した。
「あッ!ちょっ!答えろッ!」
:07/08/26 21:36
:P903i
:MfZHidLA
#249 [連日連休]
一宮は膝で何度も押し潰したり、時には円をかいたりするもんだから再び立ってしまった。
「…ッ……ッ!やめろって!」「やめない」
やめようよ!!
今すぐに!!
「……ッ!……くッ!」
俺は声を押さえるのに精一杯で一宮の行動を見ていなかった。
:07/08/26 22:02
:P903i
:MfZHidLA
#250 [連日連休]
「……ッ……あぁっ!?」
「ヌルヌルしてるな」
直に触られて俺は変な声を出してしまった。ボクサーパンツがヌルヌルして気持ち悪い。
「……脱がしてやる」
「はぁ!?やめろッ!」
グイッと足を持ち上げられオムツを取るようにズボンとパンツを脱がされる。
「脱がすなぁんあッ!」
布が擦っていく感触に俺は感じ、ビンッと完全に息子は元気になってしまった。
:07/08/26 23:22
:P903i
:MfZHidLA
#251 [連日連休]
「脱がされて感じたのか?」「……;」
図星をつかれ無言になり、再びAVの音が聞こえてきた。
ギシッとベットが軋む。俺はまだ両足首を持ち上げられてる状態でここから一宮の顔は見えない。
この格好は侮辱的だ。
半泣きだったけど俺はもう耐えられなくなり泣いた。
:07/08/26 23:32
:P903i
:MfZHidLA
#252 [連日連休]
膝までしか脱がされないズボン&パンツ。シャツは胸までまくりあげられ、俺は中途半端な格好。両手で顔を押さえ、俺は一時抵抗をやめた。
「……さく」
「え、…あ?…まじ!!やめろ!んがが!」
初めて名前を呼ばれ、あっという間に下は全部脱がされて、こともあろうか膝と膝をつかみ開こうとした。
絶対に!俺は股を開かないぞ!!
両手を顔から離し、慌てて膝を押さえながら、内股に力を入れた。
:07/08/26 23:41
:P903i
:MfZHidLA
#253 [連日連休]
しかしその抵抗は無意味に終わる。一宮がいきなりお尻の辺りにフーッと息をかけてきたからだ。
俺は驚きしかも鳥肌がたち、力を弱めてしまい、自分で開いたも同じだった。
俺ッて……絶体絶命!?
顔が青ざめ、体か硬直したが一宮はいきなりとんでもないことをしでかした。
:07/08/26 23:48
:P903i
:MfZHidLA
#254 [連日連休]
━チュッ━
「ひぃッ!?なッなッなッ!?」「気持ちいいか?」
キス!?俺の息子にキス!待て待て待てよ!?
キス+息子=フェラ……
フェ…………ラ
フェ、フェラァァァ!?
「まじ!勘弁!!俺なにかした!?新種のいじめ!?」「なんだ?新種のいじめって?」
:07/08/26 23:56
:P903i
:MfZHidLA
#255 [連日連休]
いやあなたがまさに今やってることだって!!ってくわえるなぁあ!?
「ぅあッ!!……ッ!…あッ」
クプクプと口に含んで行く一宮が今何を考えているか分からなかった。ただ上下に一宮の頭が動く。それに合わせて俺の堪える声とAVの喘ぎ声が部屋に響いた。
「……ッ……ふッ!」
「……声出せ」
俺はいつの間にか一宮の頭に手を置いていて、もう片方の手を噛んでいた。
:07/08/27 00:05
:P903i
:AOXiCr4c
#256 [連日連休]
「……ッ!あッ?やぁッ!な!?どっからそれ!」
「AVまとめてた麻紐だ」
一宮はいったん顔をあげ、頭に置いてた手と噛んでた手を引っ張り、俺の手首を縛った。
AVまとめてた俺のお馬鹿!
そう自分にツッコンでいると一宮はまた俺の息子をくわえはじめた。
:07/08/27 00:13
:P903i
:AOXiCr4c
#257 [連日連休]
しかもその紐をベットに縛り付けやがった!!お前はアレかドSか!?おいッ!
と心の中では叫んでいるが、俺の口からは喘ぎと少しの抵抗だった。
「ふぁッ…あッやめ!んッはッ」
━グプッチュク…━
「ん……体は正直だな。」
それは俺の息子に話しかけているようだった。いきそうな手前でフェラをやめられたので腰がヒクヒクと動いた。
:07/08/27 00:21
:P903i
:AOXiCr4c
#258 [紀伊]
:07/08/28 08:06
:P902iS
:aKvowi9M
#259 [我輩は匿名である]
あげ~~
:07/08/28 23:37
:W51P
:p3lVBZz.
#260 [我輩は匿名である]
頑張って下さいス
:07/09/01 12:39
:W51P
:QO605ZX6
#261 [連日連休]
ありがとう!
「ん!…そ…こじゃなッい」
チロチロと裏すじを何度も舐められ新しい快感を求めてしまう。
この時、いや、始めから俺は快感に負けていたのかもしれない。
「どこだ?……言えよ」
「あッ!…さ…先のほう」
:07/09/02 07:23
:P903i
:isE04Lus
#262 [連日連休]
恥ずかしさで顔が熱くなる。そして快感を与えてくれる一宮を見る。一瞬、獲物に捕らえた……って実際捕まっているけど。もうこいつから逃げられないと思った。
「それじゃ分からない。先っていうのはこっちか?」
「え?や!違っ!」
欲しい快感が与えられなくてバタバタと足を動かしたが無視され、一宮は乳首を舐めてきた。ぐりぐりと押したり、吸ったり、……噛んだり。
「いッ!噛む…なぁッん」
:07/09/02 07:38
:P903i
:isE04Lus
#263 [連日連休]
もう片方は俺のを緩く擦っている。その緩さがなんとも言えなくて、俺は自ら腰をふった。
「はッはッ!いぁッ…だからッ噛む…んッ!なッ!」
「痛いの好きだろ?」
いやいやいや!!俺はマゾじゃない!お前がドSなんだろ!?そう言おうとしたが次の瞬間乳首がちぎれる!ってぐらい噛まれ、同時に片方の手のスピードが速くなり、握りしめる力が強くなった。
:07/09/02 07:50
:P903i
:isE04Lus
#264 [連日連休]
「ひぃいぅッ!でる!やだッやだッやぁああぁッ!!」
ビクビクと体が動き、痛みと狂わせるほどの刺激によって俺の先からビュクン!と白濁が勢いよく、飛び出した。
ヒクヒクと動く息子はまだ固さを持っていて、おさまりそうもない。
「足りないか、ちゃんと場所を言ったら足りなくなかったかもな。」
確かに足りない、しかもほぼ痛みだけでイッタに近いからもっと甘くて強い快感の中俺はいきたかった。
:07/09/02 08:03
:P903i
:isE04Lus
#265 [紀伊]
:07/09/04 00:19
:P902iS
:Nvdn/Ob6
#266 [連日連休]
最近更新遅くてすみません!!
「い……一宮ッ……」
「……ん?」
俺は消えそうな声で一宮を呼んだ。おさまらない快感をどうにかしてほしくて。
「…何?」
「ッ!……どうにかしろよッコレッ」」
俺は涙声になりながら目線でうったえる。一宮は動かないまま俺を見てきた。
「…可愛くない」
「……は?」
「もっと可愛いく言ってみろ」
:07/09/04 15:20
:P903i
:4nekn0Ao
#267 [連日連休]
はぁ!?可愛く!?
「僕をイカせてください…とか、僕のおチンチンをもっといじめて下さいとかさ、言えない?」
はぁあぁ!?どうしてそんなこと言わなきゃならない!?しかも『僕』って……
「いっ言えるわけないッ!!」
:07/09/04 15:56
:P903i
:4nekn0Ao
#268 [連日連休]
「……言わせてやる」
え!?
ぐっと俺の根本を握る。ヒクッと体が動いた。手を上下に動かしてくれる、そう思った。
だか一宮は動かずに片方の手でゴソゴソと何かやっている。
パチン。
え?なんか違和感があるそう思っていると、一宮はまたしゃぶり始めた。
:07/09/05 06:53
:P903i
:af/DBQ3s
#269 [わん]
あげx
:07/09/09 23:16
:W51P
:0sthxbhc
#270 [連日連休]
久々!わんさん!
ありがとう!
また快感がやってきた。さっき刺激されたからすぐにも出そうになる。
でもそんなことができないことに気づいたのが遅すぎた。
「い、一宮ッ……お前、何した!?……ぁッ」
「ん、言ったらとってやる」
???
とってやる??
何を?と思い、目線を下に向けた。
:07/09/13 20:26
:P903i
:ynHPqkmg
#271 [連日連休]
「なッに……それッ」
快感に耐えながら一宮に聞くが返事はなく、俺はただただ喘ぐだけだった。
「ッ…んッあ!」
やばい。
やばいやばいやばい!!
いきたくて、いきたくて仕方がないのに。
出せない。
:07/09/13 20:30
:P903i
:ynHPqkmg
#272 [連日連休]
「ちょ!もやばッ!」
ぐっと脚を閉じ行為をやめさせようとしたがあまり効果はなく、一宮はカリの部分を強く吸った。
「ヒィアッ!?……あ?一宮?」
強く吸われた、その直後一宮は行為をやめた。それは望んでいたことだったのにやめてほしくないと思った。息子はヒクヒクと動き、先から白濁がトロっとでている。
:07/09/13 20:43
:P903i
:ynHPqkmg
#273 [わん]
覚えててくれたなんて!!!(感激)
感想板てありますか??
:07/09/13 21:11
:W51P
:SYIreopc
#274 [連日連休]
そういえば……作ってませんでした!!
今作ってきます(´∀`)!
:07/09/13 21:21
:P903i
:ynHPqkmg
#275 [連日連休]
:07/09/13 21:53
:P903i
:ynHPqkmg
#276 [連日連休]
「え?あ……なんで?」
一宮を見ると少し潤んだ瞳で俺のことを見ていた。
それが大きな犬に見えたのは気のせいだろうか……まるで『お預け』されて、『まだですかッ!?』といてもたってもいられない。そんな犬の姿………可愛い。
ハッ(゜ロ゜)!
そうじゃない!!違う違う!!
「なんで止めッ……」
そうじゃない!俺のバカ!まるで止めるなって言ってるみたいじゃん!?
:07/09/13 22:01
:P903i
:ynHPqkmg
#277 [連日連休]
「止めて……ほしい?」
ふっと笑みを浮かべ俺のを強く握る訳でもなく、ただ指先でうらすじをすっと撫でた。
「ひぁッ!」
それだけで体がビクッと反応する。本当にやばい。俺はイキタイ。もう理性とかストップききません。
さっきまでの威勢はもうあるようでない。
俺は口にしたくない言葉を……言った。
:07/09/13 22:10
:P903i
:ynHPqkmg
#278 [連日連休]
「一宮ッ……ッ…お願い」
「何?聞こえない」
ニタリと笑う一宮を俺はキッと睨み付け、心の中では鬼畜、変態、ドS!!の3つの言葉を叫んだ。
「俺を」
「僕」
「はぁ!?なぜ!?」
「いいから言えって言ってるんだよ」
いきなり鬼と変化した一宮君。なぜ俺が「僕」にしなきゃならんのか、と不満を抱きながらため息をついた。
:07/09/13 22:19
:P903i
:ynHPqkmg
#279 [連日連休]
「僕…を……イカせて?」
「…………」
ボンッと効果音が聞こえてきそうなくらい一宮の顔が紅くなった気がしたのは気のせいだろうか?
すると一宮は俺に覆い被さり耳元でボソッと呟き、俺はそれに驚愕した。
頭が混乱しているなか再び息子を刺激され、一宮はつけていた何かを取り、俺は頭が真っ白になるくらい長い射精をして目の前が真っ暗になってしまった。
:07/09/13 22:29
:P903i
:ynHPqkmg
#280 [連日連休]
━━
ん……?
カーテンから漏れる光が俺の顔にあたる。
眩しさに目を覚まし、寝返りをうった。
そこにはスヤスヤと気持ち良さそうに眠る、俺様男の寝顔が……
ドアップ!!
目が点になり、俺は徐々に昨夜のことを思い出して、叫んだ。
:07/09/14 20:57
:P903i
:TgIu462k
#281 [連日連休]
「ぎゃぁあぁあー!!うがッ!?痛ッいだい!」
俺は動いた瞬間、腰とケツの穴に激痛が走った。
痛すぎて涙目になっていると俺様男、一宮が目を覚ましたようだ。ギロッて睨むとさすが俺様。勘違いもいいところだ!!やつの第一声は謝罪ではない。
「朝から誘ってんの?」
だ!!んなわけないだろッと突っ込みたいが、痛みが酷すぎてボソッと死ねと言うことしかできなかった。
:07/09/14 21:06
:P903i
:TgIu462k
#282 [連日連休]
俺はふと思った。
何故!!腰とケツの穴が痛いのかを!!
だって、いじられたの息子だけじゃないか!?普通に考えておかしい……おかしいよなぁ!?
「まさか……」
「どうした?」
「お前、俺に何した!?」
そう聞くと、さっきまでにやついていた顔が無表情な顔になり寝返りをうつ一宮。
:07/09/14 21:17
:P903i
:TgIu462k
#283 [連日連休]
「おい……」
グッと肩に手をかけるとグイっと引っ張られ、その間に一宮はこっちをむき、俺は自然に?抱き締められる形となった。
「……お前が悪い」
「はぁ!?」
どこまでコイツは俺様なんだ!?顔を見ようとしたが頭を押さえつけられ、一宮の胸でもがもがと話した。
「信じらんねー、気失った奴襲うか!?」
:07/09/14 21:25
:P903i
:TgIu462k
#284 [連日連休]
「それはお前が………」
「俺、お前ともうつるまねぇ。今回のでもう頭にき……」
きた。
確かに頭にきた。てかあり得ないこてが実際に起きてるわけで……
コイツ………俺のこと。
好きって……
好き…like?love!?
えーでもこんなことlikeでするか??するのか!?
:07/09/14 21:33
:P903i
:TgIu462k
#285 [連日連休]
「どっちなんだ?」
「……何が?」
「likeなのか……loveなのか?」
俺、卑怯かもしれない。
一宮にそんな気、一つもない。逆に天敵、関わりたくない存在………なはず。
聞いてどーする?
コイツがやったことは許されないことだろ?
たとえloveだとしても……
「多分……love」
「え」
「悪かった。でも後悔はしてない。お前が逃げようとしても俺はお前を追いかける。それに……お前も俺から離れられなくなる。」
え!?はぁあああぁ!?
:07/09/14 21:42
:P903i
:TgIu462k
#286 [連日連休]
何!?コイツ!?まじどこまで俺様なんだよ!!
「俺はお前が嫌いだ」
「知ってる……でも俺はお前が好き。だからお前は俺を好きになる。絶対に。」
あぁ……神様。
なぜ一宮はこう、俺様なんですか!?
熱烈な愛の告白を真っ正面から言われるが、怒りが込み上げてくるだけだ。
「ならない。さっさとこの家から出て、立派な家に戻りやがれ。」
俺の言葉を聞いて一宮の腕の力がゆるまった。
「だったらならせてやる。」
ニヤリと笑う一宮は大層な自信があるように見えた。
:07/09/14 21:49
:P903i
:TgIu462k
#287 [連日連休]
そういって一宮はベットからおり、でかい荷物をもって部屋から出ていった。
嵐が去ったなか、俺は腰とケツの穴の痛みに耐えながらこれからどうしようかと頭を抱えた。
今思えば、初めて一宮に立ち向かった気がする。
あの王子様という肩書きをもちながら冷酷で残忍な鬼+鬼畜、変態、ドSの一宮秀哉に!!!!
:07/09/14 21:56
:P903i
:TgIu462k
#288 [連日連休]
心から俺を讃えよう!!
一人でアイツに立ち向かったんだからな!
しかーし!
俺学校始まったら、一人ぼっち学校LIFE!?
えーいやだー、でも友達…いなーい!アハハハ!!
ガクッとうなだれ、どうしようかと悩んでいると階段をものすごい勢いで登ってくるのが聞こえた。
:07/09/14 22:02
:P903i
:TgIu462k
#289 [わん]
アゲ~
:07/09/16 23:12
:W51P
:☆☆☆
#290 [連日連休]
わんさん(´ー`)
ありがとう!!
バンと開かれた俺の部屋のドア。
そこに立っていたのは……お母様でした。
「ちょっと!?秀哉君に何かしたの!?秀哉君とても悲しそうに『やはり私のような者がいては駄目みたいなので……』っていいながら帰っていったわ!!」
あの変態め……
なんてムカツク野郎なんだ
「いやー何かって俺がしたんじゃなくてされたんですけどねー……」
:07/09/17 10:42
:P903i
:6ju0FW..
#291 [連日連休]
「何かって何よ?」
「それは……あ、言っても無駄だからいいや」
「あら!言えないってことはやっぱりアンタが何かしたんでしょ!?」
くそ……
あいつの仮面は分厚い。
俺の、
大切な!
貞操を!
一宮秀哉君に!
奪われました!!
と、大きな声ではっきり言ったとしても信じてくれはしないだろう。
まぁ絶対に!
言わない……ってか言える訳がアーリマセン。
:07/09/17 10:49
:P903i
:6ju0FW..
#292 [連日連休]
「まぁいいわ。また来るって言ってたし。じゃお母さん、買い物行ってくるから。」
「あぁ分かっ……え!?ちょっ」
言いたいこと言うだけいって出ていきやがった。
しかも『また来る』って…………無理だろ。
そんなの俺が許さない。
あいつに負けない!
そう強く決意した夏休みはあっという間に過ぎ学校が始まった。
そしてそれは俺と秀哉の戦いの幕開け。
:07/09/17 10:57
:P903i
:6ju0FW..
#293 [連日連休]
:07/09/17 11:02
:P903i
:6ju0FW..
#294 [連日連休]
『平凡に平和を』
「おい」
「……」
「おい、シカトすんのか?」
耐えろ!耐えるんだ!!
目の前に鬼がいようとも!
ふいっと顔をそらし、頬杖をする。と、隣の坂倉ゆいと目があう。
坂倉は女子だ。俺と同じように平凡な女子と言える。
いいよな本当に平凡で平和な暮らしってさ、1年生に戻りたいぜ。(現実逃避)
:07/09/17 11:09
:P903i
:6ju0FW..
#295 [連日連休]
「……チッ」
そうしていると鬼は舌打ちをして教室を出ていった。バンとドアに八つ当たりをしながら。
舌打ち………怖えぇー!!
「はぁー」
俺、平凡な上野さくは夏休みに貞操を、変態ドS俺様男の一宮秀哉に奪われました。一宮ってのは、さっき舌打ちしてた鬼。
今日は学校が始まって1日目なんですがー俺、もう疲れました。
:07/09/17 11:16
:P903i
:6ju0FW..
#296 [連日連休]
だってだよ!?
なんだか周りの視線が前よりも俺に突き刺さる。
特に一宮が近づいてきたときに!!
そして一宮のあの態度。
今日何回目の舌打ちと八つ当たりをしたの?ってくらい。
「ねぇ?」
「何?坂倉」
ぶすくれた顔をキリッとさせ首を傾げた。
:07/09/17 11:21
:P903i
:6ju0FW..
#297 [連日連休]
「う…///上野君……放課後屋上来てくれないかな?」
「え?」
おぅおぅおーう!
ついにきた!?坂倉とはあんまり話したことなかったけど(一宮のせい)、まさかのまさか??
だって放課後に屋上ってもうさー定番?じゃないですかー!?
「いいよ、放課後ね」
「うん、私委員会あるからちょっと遅くなるけど。待ってて」
「分かった」
きたよ、俺の時代!
きたよ、平凡同士の平和な付き合いが!!
:07/09/17 11:29
:P903i
:6ju0FW..
#298 [連日連休]
俺はそのことで頭がいっぱいになった。
久しぶりなんですよ!
告白されんの!
中学以来かな??
頭の中は、
日が沈む、青とオレンジが重なりあうグラデーションをバックに頬を赤らめる坂倉の姿。スッと風がふき、揺れる坂倉の髪。で俺は頭をかきながら、
返事………は?
「…上…ッ」
どうすんだろ??
「上野さくッ!!」
:07/09/17 11:41
:P903i
:6ju0FW..
#299 [連日連休]
数学の先生の声が聞こえて俺は急いで立ち上がった。
「す、すみません」
「ぼやっとしてないで、早く黒板の解いて」
「あ、はい」
って分かんねーよ!!
なんじゃこれッ?もっと頭いいやつ当てろ!と不満を叫びそうになる。
━トン━
「ん?」
一宮がスッと小さな紙を出す。いらないと思ったが、無言の威圧で俺はそれを受け取った。
:07/09/17 11:47
:P903i
:6ju0FW..
#300 [連日連休]
紙を見るとそこには黒板の答えが書いてある。
くそ!バカにしやがって!
ちらっと一宮を見ると、いつもの余裕そうな顔はなく窓の外を見ていた。
で、平凡な俺は、平凡な俺らしく、一宮の紙を見ず正直に!問題を解いた。
………途中まで。
「なんだー上野、仕方がない。一宮、お前ここから解いて見ろ。」
:07/09/17 11:54
:P903i
:6ju0FW..
#301 [連日連休]
初めからそうしとけ!!
俺じゃなく、優秀な一宮に当てろ!!
「はい」
一宮は立ち上がり俺の横へくる。カツカツとチョークで解答を書いていく。
俺を一回も見ずに。
なんだか、ほんの一瞬チクリと心臓が痛くなった。
「上野、席戻れ。」
「あ、はい」
先生にそくされ、慌てて席に戻る。
一宮はその時も俺をバカにしたような顔を見ることもなく黒板と向き合っていた。
:07/09/17 12:02
:P903i
:6ju0FW..
#302 [連日連休]
いいことじゃないか、これで俺は自由を手にしたといってもいい!!だってあいつは俺を見ない。
ふはッ……ははは!
別に悔しい!とか、寂しい!とか思ってない!!
これでいい。
俺には平和な世界が待っている!!
:07/09/18 18:07
:P903i
:l/q/BMvk
#303 [連日連休]
そう考えてたら顔が自然ににやけた。
「よし、正解」
一宮は問題をときドカッと席についた。そして耳たぶをフニフニと触っている。
うわ、不機嫌。
一宮は不機嫌になるとああやって耳たぶを触る癖がある。
なんで不機嫌なのか予測できない。
ま、俺に関係ないけどね!
:07/09/18 18:28
:P903i
:l/q/BMvk
#304 [連日連休]
そして……
授業が終わり!
担任のどーでもいい話を聞き流し、プラプラと校舎を周り、
屋上に繋がる階段を上り、
今青春の1ページを刻もうとしていた。
:07/09/18 18:35
:P903i
:l/q/BMvk
#305 [連日連休]
開かれた屋上のドア。
そこには誰もいない。
あるのは想像していた景色だけ……。
「やべ、緊張してきた」
ドキドキとしながら足を運びフェンスに寄っ掛かる。
いや、座ってたほうがいいかな?と立ったり座ったり寝転んだりしていると、無機質なドアの音がした。
:07/09/18 18:40
:P903i
:l/q/BMvk
#306 [連日連休]
俺は慌てて立ち上がり、開いてくるドアの先をみた。
「……!」
チラッと見えた頭が引っ込む。その背の高さは明らかに男子だ。
誰だ?しかもまだちょっとだけドアが開いているし、曇ったガラス越しに人がいるのかが分かった。
:07/09/18 18:53
:P903i
:l/q/BMvk
#307 [連日連休]
バタン…………
えぇー?誰?
入ってこようよ!気になるじゃん!?あ、でも坂倉くるからいっか。
と、顔を見たかったが入ってこなかったことに少し安心した。俺って矛盾してる。
はぁとため息をつきそこに座り込んだ。
:07/09/18 18:58
:P903i
:l/q/BMvk
#308 [連日連休]
本当に坂倉がくるのか?と少し不安になった。部活の声を聞きながら夕日を見る。
だって俺、平凡だし。
やっぱ一宮みたいなヤツが好きなんじゃ…………ってなんでそこで一宮が出てくるんだよ!!
「はぁーやっぱ無理」
「何が?」
「平凡は……って!坂倉!」
やっ!と笑顔で言った坂倉は俺の隣に座った。
:07/09/18 19:20
:P903i
:l/q/BMvk
#309 [連日連休]
「「………………」」
ずっと無言。
無言だー!!!!
どうすればいい!?
何を言う!?ってか坂倉が俺に話があるんだよな!?
そうだよな!?坂倉ー!!
と、チラッと坂倉の横顔を盗み見た。
ドクンと心臓の動く速さが変わっていくのが分かる。坂倉の顔は少し夕日に照らされ、少し伏せた睫毛の影が肌に映りさらさらと風に髪がなびいて……綺麗だと素直に思った。
:07/09/18 19:31
:P903i
:l/q/BMvk
#310 [連日連休]
「えーあー夕日綺麗だねー」
「上野君!」
え、あ、はい何ですか?
というか俺の精一杯の言葉無視??
じっと坂倉の横顔を見て、次の言葉を待った。
「あのさ!一宮君と付き合ってる??」
「………は?」
今、今何て言った!?
俺と一宮が付き合ってる?
「そなことありません」
「えぇ!?うそッ!?」
:07/09/18 19:42
:P903i
:l/q/BMvk
#311 [連日連休]
嘘って言われてもホントのことですが!!
それに付き合ってたらおかしいだろ!!
「あのね俺、男!」
「そんなの知ってるよ。」
俺はピタリと一時停止した。この目の前にいる普通の女の子の考えていることが分ーかりませーん。
「一宮君が上野君を見る目が変わったの!誰もこいつに触るなって感じでね、それでなんか進展あったのかなーって思って。代表で聞いてこいって皆に言わ」
「なぁ!坂倉………全部、話してくれるかな??」
ニコリと笑う俺は今までにないくらい、顔がひきつっていたに違いない。
:07/09/18 19:53
:P903i
:l/q/BMvk
#312 [連日連休]
ここから坂倉ゆいの会話だけになります。
…………
「ぶっちゃけると一宮君、1年生の頃から上野君のこと見てるよ。目線で女の子って分かっちゃうんだよね、好きな人の好きな人が誰なのかくらい。私が分かっちゃったのは体育祭のときかなー。一宮君バスケで決勝戦に出て、最後勝ち負けが決まるってシュートを一宮君が決めたの!その瞬間だよ、私の後ろで他の友達と話してた上野君見たの。じぃーって、クラスの子に抱きつかれても見てた。」
:07/09/18 20:22
:P903i
:l/q/BMvk
#313 [我輩は匿名である]
:07/09/18 20:25
:W52CA
:Q.q.xH1k
#314 [連日連休]
「まさかと思ってそのあと一宮君を好きな子とか憧れてる子とかに聞いたら、返ってくる言葉は『やっぱりそう思う!?やっぱそうなの!?』って言葉だけ。みんな気がづいてるのに好かれてる上野君はその視線に気がつかないし、一宮君も一宮君でそれ以上の行動はしない。
だから手を繋いでクラス替えの張り紙みに来たときには、全生徒が釘付けだったね!!やっときたか!!みたいな!!」
:07/09/18 20:32
:P903i
:l/q/BMvk
#315 [連日連休]
我が輩さんアンカーありがとう(´∀`)!
「そこから凄かったなー、一宮君積極的になって上野君と話すようになるし。それで、一部上野君を嫌う集団が出来ちゃったりしたみたい。まぁあの一宮君を一人占め状態だからね。あ!でもその集団は一宮君が潰したとか聞いたよ。一宮君と上野君はこの学校の有名人と言ってもいいね!それでうちらのクラスにはある部が結成されていてーまぁ簡単に言うと一宮君と上野君を応接する!みたいな。」
:07/09/18 20:50
:P903i
:l/q/BMvk
#316 [連日連休]
………
「…………」
坂倉カミングアウトの俺の感想は………
あ・り・え・な・い
の五文字で終わった。
:07/09/18 21:00
:P903i
:l/q/BMvk
#317 [連日連休]
1年の時からって……。
俺の記憶はあんまり……?
あれ??
あった?よーな?
でも一宮を初めて見たときあいつも俺のこと初めて見たみたいな………
つーかそれよりも!!
「男と男だよ!?」
:07/09/18 21:23
:P903i
:l/q/BMvk
#318 [連日連休]
「うん、でもいいじゃん。」
ニコリと笑う坂倉ゆい。
えぇえぇえ!?いいの!?いや!良くない!!
良くないよ!それにね、
「俺はアイツのこと好きじゃない。」
「ふーん……」
:07/09/18 21:35
:P903i
:l/q/BMvk
#319 [連日連休]
坂倉は立ち上がりフェンスに寄っ掛かる。
いつのまにか暗くなっていたのだろうか、グランドにライトがついている。
「……付き合う?」
「は!?え!?」
俺はいきなりの言葉に目が点となった。つーか君、一宮の事が好きだったんじゃないの!?
「付き合うよ、お試しってことでさ?」
「………」
俺は考えた、告白されると思っていたがそれは的はずれでもなかったらしい。
:07/09/18 21:42
:P903i
:l/q/BMvk
#320 [連日連休]
「いいの?一宮のこと好きな」
「今は違うよ。」
はっきりと言う、坂倉。
なんだか変だ。坂倉は俺と一宮を応援していたのに(しなくていいけど!)、なぜ俺と付き合うのか……。
乗り替え!?
女の子ってそんなもん??
そう思いながらも、俺は…
「付き合いますか」
と、言った。
それがとんでもない罠だと知らずに。顔をにやつかせ家へ帰った俺はバカだ。
あぁ誰か、平凡に平和を。
:07/09/18 21:53
:P903i
:l/q/BMvk
#321 [連日連休]
『俺様の心』
あいつと出会ったのは、
桜がうっとうしいく咲いていた入学式だった。
みんな同じ制服を着て、綺麗に整列していた。チラチラと突き刺さる女子の目線。それは憧れや好意が混じったうっとうしい視線。
『ですから、えー、君たちは……』
校長とか生徒会長の話しなんて聞かないで、ただただ時間が過ぎていくのをまった。
:07/09/19 20:03
:P903i
:ZBN5NRQI
#322 [連日連休]
『それでは退場してください。』
と司会者が言い、ゾロゾロと入学したての生徒が順番に退場していく中、左斜めのやつがこっちをふりむく。
一瞬、目があったかと思った。
そいつはただ回れ右をしただけだと思う、俺に見向きもしない。
:07/09/19 20:11
:P903i
:ZBN5NRQI
#323 [連日連休]
言っておく。
俺は他の奴らより顔がいい。女子はもちろん、男子だって俺を見たら何秒間か俺から目を離さない。
が、やつは一瞬だけ。
興味ありませんとばかり、欠伸なんかしていやがる。
なんだかムカつく。
こっち見ろ。
と、ガンを飛ばすが、気が付きもせずに、歩いていった……………
:07/09/19 20:18
:P903i
:ZBN5NRQI
#324 [連日連休]
変なやつ。
と、思いながら順番がきたので退場していった。
そして教室に向かう途中、担任らしき先生に声をかけられた俺は逃げようとした。
が、後ろにさっきの変なやつがいる。
俺は自然と足を止めて、先生についていくことにした。俺と変なやつの他に4人、ということは各クラスの1人に雑用でもさせるのだろう、と考えていると変なやつが俺に話しかけてきた。
:07/09/19 20:27
:P903i
:ZBN5NRQI
#325 [連日連休]
「めんどくさいよな!絶対雑用だぜ?これ」
あっそ、そんなの声に出さなくても分かること。
「バカか?そんなの分かる」「は?」
眉間に皺をよせ、睨んでくる変なやつ。
「……嫌なヤツだなお前」
そう一言、俺が誰にも言われたことのないことを言う。
:07/09/19 20:36
:P903i
:ZBN5NRQI
#326 [連日連休]
普通初対面なやつに、『嫌なヤツだな』っていうか?(初対面でバカと言った人が言えることではない)
俺が出会ったことがないタイプだな、こいつ。
それから一言も話さずにプリントを受け取り、それぞれ教室に戻っていった。
そこでも突き刺さる視線。ニコリとはいどうぞと言えば赤らめる女子と時々男子。
これが普通の反応だ。
俺が声を出しただけで、憧れの対象となる。
うっとうしいが、気分は悪くない。
:07/09/19 20:45
:P903i
:ZBN5NRQI
#327 [連日連休]
なのにあの変なやつは、そんな表情どころか、明らかに嫌悪の目で見てきた。
それから俺は、あいつを見かけるたび後ろ姿や横顔をみた。その後あいつのことばかり気になり、よく分からないイライラが俺を襲う。
見ろよ。
俺を。
俺は目立つため、テストの順位が廊下に張り出されると聞いて、必ずと言ってもいいほど1位になり、中学の時はサボっていたが運動でも目立とうと体育祭に出場。
すべては、
あいつに見てほしいから。
:07/09/19 20:58
:P903i
:ZBN5NRQI
#328 [連日連休]
だが、あいつは見向きもしなかった。
俺がどんなに、頭が良くなっても、運動で活躍しても、はたまたお金で福祉の活動をして新聞に載っても、
あいつは俺に興味を示さない。
で、その鬱憤を晴らすため俺は影で不良どもを殴る蹴るをしていた。気分爽快、優等生だと思われている俺がこんなことをしているなんて、笑える。
:07/09/19 21:12
:P903i
:ZBN5NRQI
#329 [連日連休]
そんなことを1年間繰り返し、また春がやって来た。
これまた桜がうっとうしい。あいつを初めて見た時を思い出していると、不良が突っかかってきた。ちょうどいいから殴る蹴るの暴行を路地で。
そんなときも俺は名前も知らないあいつの顔を思い出す。なぜかは分からない。
:07/09/19 21:53
:P903i
:ZBN5NRQI
#330 [連日連休]
楽しいなと思っていると視線を感じ、ふと道路の方をみると、驚きの顔であいつがそこに立っていた。
「…お前;」
何て言えば分からいまま、あいつは血相を変えて逃げた。
あ?逃げることねーだろ?……おっと、素がでた。
それよりあいつを今逃がしたら駄目だ、と俺は急いで走った。
捕まえるとこいつは俺を覚えていないし一宮の「い」も出てこない。
それどころかまた逃げようとする。
:07/09/19 22:22
:P903i
:ZBN5NRQI
#331 [連日連休]
手に入れたい。
俺を拒否するこいつを
手に入れたい。
そう思っていたら自然と体が動いていて、手を繋いで学校に来ていた。
突き刺さる視線はいつもとちがって、嫉妬が混じっている。それでもこいつが隣にいるのがなんだか嬉しくて、自分から声をかける。
:07/09/19 22:33
:P903i
:ZBN5NRQI
#332 [連日連休]
クラスと名前を聞いたら、やつは『卯曽田ー!』といいながらどこかへ走っていく。
やっぱ変なやつ。
走っていく後ろ姿をみて、俺は自然と笑っていた。
神様っているのか?
いないのか?
俺は変なやつ、上野さくと同じクラスで、席が後ろだった。絶望した上野と、笑いが止まらない俺。
:07/09/19 22:44
:P903i
:ZBN5NRQI
#333 [連日連休]
「おい」
と言えば上野は渋々だか何かと答える。
ギャーギャー言うときがあるが俺の素を少しでも見せると黙っていうことを聞く。
素直に、嬉しい。
それに上野といると楽。
仮面を外せるから。
:07/09/19 22:55
:P903i
:ZBN5NRQI
#334 [連日連休]
いつからか気付いてた。
が、それは認めたくはないことだ。
この俺があいつを好きだってことぐらい自分でも分かる。
誰かと話してると嫉妬するし、不機嫌な顔をしても嬉しく思ってしまう。
俺だけを見て、
俺だけの事を今考えてる。
それだけで良かったのに、欲望ってやつは歯止めが聞かなかった。
:07/09/19 23:07
:P903i
:ZBN5NRQI
#335 [連日連休]
…………
驚いている上野。
半泣きになる上野。
睨んでくる上野。
声をあげる上野。
後悔なんてない。
憎まれてもいい。
俺のことで頭が一杯になればいい。
忘れさせないようにしてやる。
:07/09/20 14:54
:P903i
:ct7KAK.I
#336 [連日連休]
上野が気絶する瞬間。
「一宮…」
と、
呼ばれ、俺の頭で何かが切れた。
その瞬間まで俺のことを考えている上野におさまりかけた欲情が沸き上がる。
もう嫌われたっていい。
まぁ……始めから嫌われているが。
そう思いながら気絶している上野を犯した。
ガクん、ガクんと人形のように動く上野。体だけが反応し勃起している姿は卑猥だ。
:07/09/20 15:09
:P903i
:ct7KAK.I
#337 [連日連休]
目が覚めると、上野は事情知ったらしく、怒りをぶつけてくる。
しまいに、俺とはもうつるまない。そう言ってきた。
そういえば初めてはっきりと上野が言っている。それほど昨日の行為は上野にとって忘れられなかったと、いうことか。
俺は内心喜んだ。
:07/09/20 16:21
:P903i
:ct7KAK.I
#338 [連日連休]
宣戦布告だ。
「……でも俺はお前が好き。だからお前も俺のことを好きになる。絶対に。」
いや、ならせてやる。
俺は上野の家をでて商店街を彷徨いた。
言ったはいいものの、どうしたらいいのか分からない。なんせ、男を好きになったのは初めてだ。
:07/09/20 16:40
:P903i
:ct7KAK.I
#339 [連日連休]
「一宮君っ」
女の声に俺は後ろを振り向くと、そこには私服姿の坂倉が立っていた。
「何?」
「あ、上野君いないなーと思って。」
お前に関係ない。
「それが?何?」
「あ、いや別になんでもないんだけどね。んじゃバイバーイ」
そう言ってパタパタと坂倉は走っていく。
一体なんだったんだ?
不思議に思いながら、俺は本屋に入った。
:07/09/20 16:51
:P903i
:ct7KAK.I
#340 [わん]
気になるぅこゲ
:07/09/21 23:33
:W51P
:☆☆☆
#341 [連日連休]
わんさん、ありがとう☆☆
本の新品な匂いがする。
俺はただ店内を歩き、気になった見出しがある本を手にとりパラパラと見た。
考え事している時は本屋にかぎる。家はいいが、色々面倒だしな。
『えーBLってそういうことだったわけ!』
『そう!禁断の世界!』
横を通りすぎる女二人。
そいつらはいつのまにか俺の後ろの棚で大きな声で話をしていた。
ちっ、静かにしやがれ。
スマイルで散らすか。
そうおもい、後ろを振り向いた。
:07/09/22 19:43
:P903i
:Zxf0lNvM
#342 [連日連休]
『えーでもやっぱー男と男って、考えられないー』
『そうかなーほら、うちらの学校で有名な二人いるじゃん!あれこそBLって噂になってるよ』
む?BL?
男と男…………?
こいつら……何の話をしているんだ?
『まじ!?どっちから告白したの!?』
『付き合ってないよ!まだその途中経過!』
……女ってのはこんな話してんのか?
:07/09/22 19:53
:P903i
:Zxf0lNvM
#343 [連日連休]
男と男がねー………!?
まて、それは今俺の状況になる。しかもヤった……。
俺はこいつらが話した以上のことをしているのか…。体を元にもどし、二人の話を聞いていると、タチとかネコとか、美形教師がいいとか、やっぱツンデレでしょとか、ヘタレがいいとか、男同士のお似合いカップルとか、そっち系の話ばかり。
男をおとすっていう大事なことが聞こえてこない。
どうする?
こいつら沢山知ってそうだし、俺が話しかければ色々教えてくれるかもしれない……いや、待て。逆に気持ち悪がれて逃げるかも。
いや、この俺の容姿なら今の話を聞いていると、こいつらの妄想ピッタリの男だから興味をもつかもしれない。
:07/09/22 20:05
:P903i
:Zxf0lNvM
#344 [連日連休]
………………………………一宮秀哉の付き人(車の運転手)いわく、
『彼は、考えちゃうと、ずっと考えちゃうんですよねー、行動派なのに変に考えちゃうとねー駄目なんすよ。前も、誰かに話しかけるかかけないかで半年ぐらい考えてましたから。普通に話しかけろ!ですよねー変なプライドがありますから仕方ないんですけど、え?誰?いや知りませんけど最後には愚痴になってました。えぇ、大変ですよ色々。』
………………………………
:07/09/22 20:20
:P903i
:Zxf0lNvM
#345 [連日連休]
と、まぁこんな感じなわけだから二人の次の会話を聞くまでずっと(30分)ぐらいまで一宮は悩んでました。
『……で、うちらがその2人を応援してるって訳!あ、坂倉ゆいって知ってる?リーダーなんだけどさ、今日BLの話をここでしろって頼ま…え?どうしたの?』
『う、後ろっ』
二人が振り向いた先に、一宮はニコリと笑って、
「……坂倉出せ」
と、いきなり行動派になりました。
:07/09/22 20:29
:P903i
:Zxf0lNvM
#346 [連日連休]
『腐女子の目的』
待ち合わせの公園で俺は古ぼけたベンチに座っている。
この俺を待たせるなんて、いい度胸してやがる。
坂倉ゆい。
俺が、時間をあけてまで、待っている同じクラスの女。そして上野の隣の席。
ムカつく。
イラつきを押さえるため、煙草を取り出した瞬間。
煙草が消えた。
:07/09/22 20:40
:P903i
:Zxf0lNvM
#347 [連日連休]
「一宮君、未成年だから駄目だよ。格好いいけど。」
と、さっきまであった煙草をチラチラと俺に見せてくる坂倉。
俺、
こいつぶん殴りたい。
「青筋たってるのも格好いいけど、殴らないでね」
ニコリと笑う坂倉。
スッとベンチから立ち上がり、坂倉から煙草を取り返した。
:07/09/22 20:45
:P903i
:Zxf0lNvM
#348 [連日連休]
「……坂倉、ごめんなさいとかない訳?」
煙草に火をつけいったん吸ってから、坂倉を睨み付けた。
すると、
「……やっばい!感激!」
「……あ?」
キラキラとした目で俺を見つめてくる。まるで俺が天然記念物かのように、下から上までじーと見てくる。
:07/09/22 20:50
:P903i
:Zxf0lNvM
#349 [連日連休]
「一宮君って優等生じゃん!なのにそのギャップ!しかもいつも笑顔振り撒いてるのに、今は怒ってる!ないよーこんなの!!やっぱり上野君の前だけこうなのかな!?あーもぅ、妄想しちゃうじゃん!!で、話って??」
なんだ、この女……
俺の感想いって、俺がお前に話があるような(いや実際あります)言い方しやがって。
しかも謝ってない。
:07/09/22 21:01
:P903i
:Zxf0lNvM
#350 [連日連休]
「……帰る」
「え!?あ!ちょっと!一宮君!!ごめん!ごめんってば!!上野君のことだよね!」
『上野』
という言葉に反応して俺はピタリと止まって、坂倉を見た。
頭をかきながらごめんAと言ってくる坂倉はどこか楽しそうだった。
「ファミレス行くぞ」
「え?」
ポカーンとしている坂倉を置いて俺は歩きだした。
「……ま…まじっ!?一宮君!実は俺様なの!?えー!?いやー///」
後ろでは坂倉が遅れてきた興奮&妄想に花を咲かせていたことを俺は忘れよう。
:07/09/22 21:12
:P903i
:Zxf0lNvM
#351 [連日連休]
…………
ザワザワとする店内。店員がパタパタと料理を運んでくる。
「で?お前俺に話すことあるだろ?」
「え、あーんー。」
チューとオレンジジュースを吸い上げる坂倉。
俺はコーヒーにシュガーを入れてかき混ぜている。
ついでにミルクも。
「ブラックじゃないの!?」「あ?悪いのか?」
坂倉はショックというように俺とコーヒーを何回もみている。
:07/09/22 21:20
:P903i
:Zxf0lNvM
#352 [わん]
アゲ(・ω・)
:07/09/23 00:36
:W51P
:☆☆☆
#353 [まぁ]
:07/09/23 02:05
:SH903i
:islTqvxs
#354 [わん]
しつこくアゲ.`;)/
:07/09/23 15:14
:W51P
:☆☆☆
#355 [連日連休]
わんさん!まぁさん!
本当にありがとうございます☆★
「……そっかー、てっきりブラックだと思って…」
「妄想はやめろ、俺はブラックは飲めない。」
そう言って、カップを口元に運び一口飲もうとしたとき、また坂倉の視線が気になった。
「実は飲めない俺様………やばい、どうしよー」
また妄想か………ブツブツと一人言をいう坂倉は俺を見る視線が違う。そういえば学校でこんな視線で見られていた気が……。
まぁ、こいつの妄想はどうでもいい。
:07/09/23 18:14
:P903i
:SQNFTZ6U
#356 [連日連休]
「いい加減にしてくれないかな?早く話をしてくれないと困るんだけど(スマイル)」
ニコリと微笑みかけると、坂倉は固まった。
チッ、逆効果だったか?
更に妄想させた気がしてならない。
「あ、いや、妄想って言うか、素を見たから逆にその……笑顔が怖く見えて;;」
ハハッと笑いながら上野君大変そうだな、とボソッと言ったのを俺は見逃さなかった。
:07/09/23 18:21
:P903i
:SQNFTZ6U
#357 [連日連休]
「その『上野』って奴の話とか、BLとか、坂倉がリーダーとか、俺は色々話を聞きたいんだけど(スマイル)。」
さぁ、話せ。これで話さないで妄想しはじめたら俺は今度こそ帰る。
「……あぁ…えっとね、私は、一宮君と上野君を応援していて、何かと二人の世界を作ったりしてるI☆U影軍団のリーダー。」
なんだそのアイ☆ユー影軍団って…………
ポカーンとする俺に坂倉はすべてを話してくれた。
:07/09/23 18:30
:P903i
:SQNFTZ6U
#358 [連日連休]
ここから坂倉ゆいの会話だけになります………
「あぁ、アイ☆ユーってのは、アイは一宮君の『い』でI。でユーは上野君の『う』でUだからユー。実は☆をハートにするとねッ……あ、はい;(一宮君怖ッ)。んで、BLって言うのはBoys Loveの略ね。ようは、男と男の禁断の愛!ゲイとかバイとか!そうじゃないの男をノンケって言って、まぁ上野君だね。ここまでまとめると、一宮君はノンケに恋をしていて、私達はそれを影で支える影軍団!です。」
:07/09/23 18:46
:P903i
:SQNFTZ6U
#359 [連日連休]
「この一年とちょっとを見てると、クラス一緒になってから一宮君は頑張ってるよね!!もうさ、俺の愛に何故答えない!?ってくらい上野君に付きまとってるし……でも上野君はそれを嫌がっているようにも見えて、そうでもないように見えるなー。
もう、二人は有名人だよ!頭よし、運動よし、性格よし、顔よし!の男女の憧れ一宮君が恋い焦がれているのは、
頭普通、運動普通、性格普通、顔普通!の、平凡を愛する上野君なんだからッ!」
:07/09/23 18:57
:P903i
:SQNFTZ6U
#360 [連日連休]
「上野君にとっては平凡が一番だからね、一宮君みたいな人が側にいるって結構ストレスたまってたりし……あ;何でもない。(怖いッ)話すと言ったら何かなー……。何かある?」
…………。
なんでこいつは、俺が上野のこと好きみたいなことを言う??実際、そうだが。
しかも上野のことまでよく知ってるみたいな言い方しやがって………。
「あー、眉間にシワ寄ってるよ?」
「……なんでだ?俺がいつあいつに恋してるって言った?」
:07/09/23 19:07
:P903i
:SQNFTZ6U
#361 [連日連休]
え?と驚いた顔をして俺を見る坂倉。
「だって一宮君、上野君のことずっと見てるし、あの以上までなスキンシップ。一宮君、君はね他の人に頭を撫でたり、叩いたりしたことがないよ?しかも手を繋ぐなんて、上野君とした所しか見たことがないし。あれは誰が見たって、好きだって言ってるようなもんでしょー。上野君だけ気が付いてないみたいだけど」
:07/09/23 19:15
:P903i
:SQNFTZ6U
#362 [連日連休]
………俺、そんなに分かりやすい態度になっていたのか……。
冷静に聞きながらも頭の中の記憶の戸棚を開けたり閉めたりしていた。
俺らしくない……。
「応援してるからさ!ちょっと進展があったら教えてほしいなー……とか思ってるんだけどなー。」
オレンジジュースを飲みつつ俺の顔をうかがってくる坂倉を見て、俺はどうしようかと迷った。
:07/09/23 19:23
:P903i
:SQNFTZ6U
#363 [連日連休]
ここまで色々話してくれた坂倉。
昨日のことを話すべきか?だが妄想のオカズにされるのは………いや、それはもう仕方がないことだ……。
何か役に立つか?
話していいのか?
どうする??
:07/09/23 19:32
:P903i
:SQNFTZ6U
#364 [連日連休]
どうするか?
俺がコーヒーを飲んだり、腕をくんだりしながら考えていると坂倉が話しかけてきた。
「あー;、悩んでるところなんだけど、その大きな荷物なに??」
「ん、あぁ上野の家に泊まりに行っ………!」
あ!
と思った時にはもう遅かった。
目の前にはキラキラとまばゆい光が見えるのは気のせいではないのだろう。
俺は、腹を割って話すことにした。
:07/09/23 19:43
:P903i
:SQNFTZ6U
#365 [連日連休]
話していくと坂倉はもう興奮して、一回パシッと手を叩いた。
………
……………
「これで全部だ。妄想は家に帰ってからしてくれ。」
「……決めた!私、I☆U闇軍団のリーダーとして計画を練ってあげる!!」
俺は飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになった。
計画?なんの?しなくていいから、妄想すんな!と言いたくなる。
「それにいいことを思いついたんだ!!一宮君、文句なしね!これは一宮君と上野君のことを思ってのことだから、よし、じゃあ完璧な作戦ができたら呼ぶから!」
:07/09/23 19:54
:P903i
:SQNFTZ6U
#366 [連日連休]
そう言いウキウキしながら席を立つ坂倉。
おいおいおい!
「おい、待て。まさか俺におごって貰おうとか考えていないだろうな?」
「え、そ、そんなことないよ?払うよー!」
今絶対に払わない気でいたな。まじでいい度胸してるなこいつ。
まぁ、妄想する所は嫌だが気に入った。
俺も席を立ち会計へと行くそして、さっきはああ言ったが奢ってやった。
:07/09/23 20:07
:P903i
:SQNFTZ6U
#367 [連日連休]
まぁこうして夏休み中は坂倉の計画をファミレスで聞いたりしてやった。
その計画は俺が納得するような計画ではなかったが、坂倉は絶対に大丈夫だと言い張るから、信じてみようかと思う。
あとから聞いたが坂倉のような女とかを腐女子とかと言うそうだ。俺にはそんなの関係ない。
坂倉は坂倉だ。
そして腐女子の目的と俺の目的は結果同じことだ。
夏休みは長く短く、あっという間にすぎ、計画を実行する日がやってきた。
:07/09/23 20:18
:P903i
:SQNFTZ6U
#368 [連日連休]
『これでいいのか平凡よ』
あぁ
俺は今、幸せだ。
だって!だって!
彼女の坂倉が隣で歩いている。
今は坂倉の部活が終わったから一緒に帰ってる所。
手はまだ繋いでいないけどまぁ焦らずゆっくり、坂倉に触れていこう。うん。
:07/09/23 20:23
:P903i
:SQNFTZ6U
#369 [わん]
アゲます(>ц<)
:07/09/24 15:11
:W51P
:☆☆☆
#370 [連日連休]
わんさん!あげありがとうございます!!
上野さく、平凡男に1ヶ月前に彼女が出来ました!!
うん、ありがとう!
付き合おう宣言をされてもう1ヶ月かー。
坂倉いや、彼女のゆいは、隣の席だからずっと一緒にいる。お昼も食べるし、今のように夕日を見ながら帰る。
幸せって………
こういう、毎日なんじゃないのか!?
半年間、俺は俺様男に付きまとわれ、幸せと感じるのは1人でいるときだった…
:07/09/25 18:43
:P903i
:w5z9hseE
#371 [連日連休]
ハハハハハッ!
ハ…ハハ…
でも、
時々、
アイツのことを目で追ってる自分がいる。
授業中の背中とか、
体育で退屈そうな顔しながら動いてる姿とか、
教室でていく時とか、
色々………
見てる自分にまじショック!!
あんなやつどーでもいいのに!嫌いなやつなのに!!
:07/09/25 18:49
:P903i
:w5z9hseE
#372 [連日連休]
「どした?さく?」
「ん、あー別に何でもない」「あ!そういえば!」
俺はゆいを見た。その顔はまるで楽しいことを話す子供のように見えて、俺はのほほーんとした気分になった。
「知ってる?一宮君のこと」「え?あ、や、知らない。」
一宮のことなんて知らない。ここ1ヶ月話してないし、話したくないしー。
俺は転がっている石ころを蹴りながら歩いた。
コロコロと転がっていく石ころの行く先を見る。
「隣のクラスの神村沙織(カムラサオリ)ちゃんと付き合うんだって。」
:07/09/25 18:58
:P903i
:w5z9hseE
#373 [連日連休]
へぇー、あの一宮が学年1美人な神村さんとねー……
俺を犯したアイツがねー…
「は?どーいうこと??」
「え?どーいうことッてそのまんまだよー。うちらみたいに、ね」
ギュッといきなり繋がれた手。俺はなんとも言えない気持ちになった。
嬉しいような嬉しくないような。
ポッカリと穴が空いたような。
:07/09/25 19:10
:P903i
:w5z9hseE
#374 [連日連休]
「……つ…ら?」
「え?」
「ごめん、いつから?」
俺は石ころを蹴り続けた。ゆいの顔はきっとポカンとしているんだろう。
「一週間前かなー。」
「ふーん、そっか」
そっか、そうなんだ。
それからゆいが楽しそうに色々話していたけど、適当に相づちしていた。
:07/09/25 19:38
:P903i
:w5z9hseE
#375 [連日連休]
「じゃバイバーイ」
「また明日なー」
そう言ってゆいと反対の道へ歩いて、ゆいが見えなくなったのを確認して俺は走り出した。
苦しくて、
苦しくて、
悲しくて、
よく分かんなくて、
浮かんでくるのは一宮の憎たらしい顔。
:07/09/25 19:47
:P903i
:w5z9hseE
#376 [連日連休]
「あ"ーなしてアイツの顔が浮かぶんず!?なんなんずー!?」
と、俺は方言まるだしで夕日に向かって走りながら叫んだ。
周りにいたオバサン方も、びっくりだね。
でも
そんなの関係ねぇー!!
やべッ!恥んずかし!!
俺はスピードをあげて家へと帰っていった。
:07/09/25 20:09
:P903i
:w5z9hseE
#377 [連日連休]
家に帰って休息の地、ベットへダーイブ!!
ボスと枕に顔を埋めていると、ふつふつと怒りが沸き上がってきた。
このまま奴を幸せにしてたまるか!!
俺の半年間は埋められたが、あの1日は埋められん!この部屋で起こったことを俺は許してねぇー!!
このままでいいのか?
平凡上野さく!!
今こそあの鬼畜!変態!ドS!俺様俺を打ちのめすのだ!!
バッと起き上がり、俺は机に向かって作戦を立てた。
今に見ていろ一宮!!
:07/09/25 20:31
:P903i
:w5z9hseE
#378 [連日連休]
『一・上合戦勃発』
フフッ…
フハハッ!!
俺は徹夜をして、一宮を倒すべく、作戦を練りにねった!!
これを実行すれば一宮は確実に神村さんと別れる!!
フフ、楽しみ。
さぁ学校へ……いやいざ戦場へ!!
:07/09/25 20:43
:P903i
:w5z9hseE
#379 [連日連休]
「はよ」
「おはよー」
ザワザワとする、昇降口。俺は下駄箱に立った。一宮な靴箱を見るとそこには上履きしかない。
ミッション1
………………………………ラブレータを何通か入れ、さらに不幸の手紙を入れてあげる。
………………………………
地味だ、地味だが。
それでいい!!
始めは可愛い悪戯をして、少しのショックを与える。
さらに、このラブレータを神村さんが見れば効果ばつぐんだ!!
ニヤリと笑いながら教室へと向かった。
:07/09/25 20:51
:P903i
:w5z9hseE
#380 [連日連休]
さてさて、お次はー…
廊下を歩きながら、メモした紙を見ていると、
「はよッ!さく!昨日はよくねむれた?」
バンッと背中を叩かれた。まぁ声で分かるけど、そこにはゆいが笑顔で立っている。
「はよ、ゆい。寝れた寝れた。それよりちょっと今日から一緒に帰れないや」
分かった。と言うゆい。
俺が前を向いた時、ゆいが笑ってるなんて思いもせず歩きだした。
:07/09/25 21:04
:P903i
:w5z9hseE
#381 [わん]
アゲぇb(*>ω<*)d
:07/09/26 19:30
:W51P
:☆☆☆
#382 [連日連休]
わんさん!ありがとうございます!
俺はそのみメモを読みながら、教室へ入っていった。
ミッション2
………………………………机の上に消しゴムのカスをたくさん散らす&「僕は変態です」と小さく落書きする。
………………………………
ふ、これも地味だ。
ミッション5ぐらいまで地味だ。
休み時間などヤツが席を立った時に実行する。
さっそく俺は昨日の夜、消しゴムを机で擦ってできたカス達を一宮の机にばらまいた。
落書きは休み時間にすることにしよう、うん。
:07/09/27 20:54
:P903i
:AbbvYWcU
#383 [連日連休]
俺は何もなかったのようにベランダにでて、生暖かい風を受けながら一宮がどんな表情で席につくのかを待った。
………
「一宮君おはよう//」
「あぁおはよう(スマイル)」
来た!!
おうおうおう!?
お前、不幸の手紙もらったくせにいつもと同じスマイルかよ!?
お?
机見た、見た!
嫌な顔しやがれ!!
:07/09/27 23:25
:P903i
:AbbvYWcU
#384 [連日連休]
そんな俺の期待もむなしく終わる。
ヤツは表情を変えずに、塵取りを持って!
まるで優等生のように机にあるカス達を綺麗に片付けてしまった。
俺の……
俺の……
消しカス達がぁあぁ!!
嫌な顔一つぐらいしやがれぇえぇ!!
徹夜した意味あんまねぇじゃんか!!
:07/09/27 23:41
:P903i
:AbbvYWcU
#385 [連日連休]
しかもその掃除をしている姿に何人かが惚れ惚れとした目でヤツを見ていた。
一宮のこと勝手にそんな目で見てんじゃねーよ!!
ん?あれ?
んん?
なんだ、今の俺の気持ちは!?
おいおいおーい、やめてくれよなー!!
一宮が誰にどう見られたって俺に関係ないだろ!?
:07/09/27 23:51
:P903i
:AbbvYWcU
#386 [わん]
気になる♪気になる♪
:07/09/28 23:58
:W51P
:☆☆☆
#387 [わん]
ァ--げ♪
:07/09/30 08:05
:W51P
:☆☆☆
#388 [連日連休]
わんさん!!!!
ありがとうございます☆
お待たせしました!
違う違う違う違うッ!!!!
俺は頭をふりながら席に戻ると、ゆいが話しかけてきた。
「ねぇねぇ、今日下駄箱の前で何して…んぅ!?」
「下駄箱?あははどうしたんだゆい?あぁそうか!帰りにアイスな!」
俺は慌ててゆいのくちを手でふさぎ、チラッと一宮を見たがその背中はピクリとも動かなかった。
:07/10/01 20:22
:P903i
:A178BVpU
#389 [連日連休]
良かった、聞いてないみたいだ。俺はため息をつきゆいの口をふさいでいる手を離した。
「苦しかったー!やっぱなんかしてたんだ!」
「してないッ」
「したッ!」
「してねー!」
「したッ!」
「してないッて」
「うるせ…うるさいよ、ちょっと静かにしてくれるかな?(スマイル)」
振り向いた一宮の顔はもう素晴らしいほどの笑顔ですけどね、
ゾワワワワー!!って体が震えるのはなぜかしら!?怒りの笑顔が怖いよ?
一宮君!!
:07/10/01 20:44
:P903i
:A178BVpU
#390 [連日連休]
最後にまたニコリと微笑み鬼は前を向いた。
むかつく、今すぐこいつの化けの皮を剥がしてやりてー!!
まぁそんなことはおいといて、これからミッションをどんどんこなして、鬼こと一宮に恥ずかしい思いをさせてやる。
ハハハ!
やってやる!やってやるぜ!!
と、闘志むき出しな俺だったが…………それは無意味に近いものだと気が付かなかった。
:07/10/01 20:52
:P903i
:A178BVpU
#391 [連日連休]
ミッション5までは地味過ぎて奴は気がつきもしなかった………
放送室に勝手に入り込み声を変えて一宮を呼び出したり、チョークの粉を机にかけたり、「僕は変態」と書いてある小さな付箋をつけたり……と俺にしては勇気ある行動はすべて無意味だった。
やつは、
呼び出し→来ない→結局俺が奴を待ってる。
チョーク→ケシカスと同じ反応。
付箋→いつの間にか取れてた。
ダメダメじゃね!?俺?
:07/10/01 21:02
:P903i
:A178BVpU
#392 [連日連休]
放課後屋上で作戦を立て直しているとドアが開いたのが聞こえた。
「だーかーらーッ……いて……よ」
「なぜ?…俺は……ぞ、あいつがあぁやっ………を考え……からな。」
ん?
ん??
この声って?
俺は気になって、ドアの上とも言えるところに登り上からこっそり覗いた。
そこにいたのは一宮と、
ゆいだった。
:07/10/01 21:21
:P903i
:A178BVpU
#393 [連日連休]
「う、さすが俺様発言…」
「ふん、話しはそれだけか?」
「このままでいいの?」
「いい、幸せといってもいいくらいだな」
なんの話なのかつかめないが…………
もしかしてゆい、一宮のこと好きとか?
つーかあいつが素で俺以外と話してるなんて……なんだか、変。
:07/10/01 21:36
:P903i
:A178BVpU
#394 [連日連休]
俺だけ知ってたアイツの素顔。
なんでゆいに見せてんの?ゆいが好きだから見せてんの??
「好きなら好きってもう一度言って」
「……好きだ、と言っ…」
あれ?
あれ?なんで俺、泣いてんだ?
もう、話なんか聞こえない。俺はそこから降りて二人の横を走って屋上から飛び出した。
:07/10/01 21:52
:P903i
:A178BVpU
#395 [連日連休]
『認めたくない』
「さく!!」
階段を降りる時、外から俺を呼ぶ一宮の声が聞こえた。
ただ流れてくる涙を拭きながら走り続け、俺はいつの間にか公園にきていた。
「もう、意味わかんねぇ」
だってさ!
なにこの気持ち。
ゆいに裏切られた気持ちと一宮にも裏切られた。
あ"ぁぁああああー!!!!
:07/10/01 22:20
:P903i
:A178BVpU
#396 [連日連休]
:07/10/01 22:22
:P903i
:A178BVpU
#397 [連日連休]
:07/10/01 22:23
:P903i
:A178BVpU
#398 [連日連休]
整理だ、上野さく!
俺は木棒を手にして地面にかきはじめた。
俺←→坂倉は付き合ってる
俺←一宮から告白&強姦
坂倉←→一宮、実は両思い
一宮←→神村、すぐ別れた
で、あってるのか??
ってことは明日別れ話、決定じゃないですかッ!!
俺の幸せ1ヶ月で終わった。
:07/10/01 22:45
:P903i
:A178BVpU
#399 [連日連休]
がりっと坂倉の時を棒で消した。
そして、無意識に
一宮と書いてある隣に、
俺は 好き
と、なんとも意味不明!!
うがぁああ!とガリガリと消した。
:07/10/01 22:50
:P903i
:A178BVpU
#400 [連日連休]
はぁとため息をつき、棒をなげて側にあるブランコに座った。
キィキィと公園に響くブランコの音はよけいに俺を切なくさせた。
分かってるんだ。
本当は。
一宮が好きだって。
でもさ、人の貞操奪って、好きだとか言って、神村さんと付き合うとかなってんのに、ゆいと両思いで。
俺、色々ショックよ!?
ダメージ大きいよ!?
結局あいつは俺のことなんとも思わないで、抱いたってことだ。
:07/10/01 22:58
:P903i
:A178BVpU
#401 [連日連休]
むかつく、
そう思ったら、また涙が出てきた。
「ッそ、ん…で俺ッ、好きに……ちゃって、ッ…」
あいつの言葉通りに、俺は好きになってしまった。
認めたくない。
だけど好きだって気持ちがあふれだしてしまって、どうしていいのかさえよくわからなくなってしまった。
:07/10/01 23:10
:P903i
:A178BVpU
#402 [連日連休]
『真実は1つ』
「おはよー」
「おはー」
ザワザワと人が行き交う昇降口を抜け、俺はいつも通りに席についた。
「おはよーさく」
ニコリと笑うゆい。
俺はそんなゆいとは反対で暗く挨拶に答える。
「あ、昼休み話しある」
それだけ言って俺は机に伏せた。
:07/10/01 23:18
:P903i
:A178BVpU
#403 [連日連休]
学校に行きたくないと思ったが、それではなんの意味もない。
伝えることは伝えよう。
うん。
あぁ、偽の幸せをありがとう坂倉。
ガタガタと前から椅子を引く音がした。一宮だとすぐわかる。
そして、スッと頭を撫でられた…………
え??撫でてる????
なんで??
:07/10/01 23:23
:P903i
:A178BVpU
#404 [連日連休]
起きるのはできないなと思い黙って撫でられていると
「一宮君。起きちゃうよ」
「うるさい。撫でたいから撫でてる。」
って一宮!俺の気持ちは考えてないのかよ!?
俺様め、そんなんしてるとゆいに愛想つかれるぞ!
つーか撫でるな!
嬉しいけど!好きでもないなら撫でるな!!
:07/10/01 23:29
:P903i
:A178BVpU
#405 [連日連休]
「あ、そうだ昼休み話しあるって言われた」
「そうか」
おい!おいおいおーい!?ゆい?お前は何言ってるの!!
あ、そうか。そうやっていつも二人で俺のこと笑ってたんだな。
性格わるっ!!
:07/10/01 23:35
:P903i
:A178BVpU
#406 [連日連休]
そんなこんなで昼休みになり俺はゆいと二人で屋上にきていた。
「話って?」
「その、別れよう」
「なんで?好きな人でも?」「あ、うん」
ゆいを見るとフフッと笑っている。
「素直になったね」
「………は?」
ポカーンとしているとゆいが上を向いて叫んだ。
「一宮君!!」
「え?は?」
:07/10/01 23:44
:P903i
:A178BVpU
#407 [連日連休]
上を見ると、昨日俺がいた場所にうでをくみ仁王立ちで一宮が俺を見ていた。
は?
何?この展開!?
上にいた一宮はそこから飛び降りた。横をみるといたはずのゆいがいなくなっている。
ぅおぉい!?
どこいったゆいッ!?
今こいつと二人っきり絶対無理ー!!!!
:07/10/01 23:49
:P903i
:A178BVpU
#408 [連日連休]
「おい」
久しぶりに聞く一宮の低い声。
「な、な、何ッ?」
あぁッ!何緊張してるんだよッ!?
一宮のことをちゃんと見れなくて、俺は横を向いた。
:07/10/02 21:45
:P903i
:OEhEJ.Mk
#409 [連日連休]
「こっちみろ」
「なっ!?」
グイっと、グイッとね、顎を捕まれ俺は無理に、一宮を見ることになった。
「…………」
「………;」
この無言は何?どうしたらいい!?
あぁーもー何なんだ今日は!!
:07/10/02 21:58
:P903i
:OEhEJ.Mk
#410 [連日連休]
くそ!こうなったら言いたいこと言ってやる!
「お前、ずるい……よ。俺のこと好きだとか……言って、神村さんと…付き合って、んで今度は俺の…ッ…彼女のゆいのこと好きとか……ずるいよ。何考え……ッてんの……か分から…ないし、」
あ、声が震えてる。
涙が出てきて、俺…格好悪い。
:07/10/02 22:13
:P903i
:OEhEJ.Mk
#411 [連日連休]
「俺がいつ坂倉のことを好きとか、神村だか知らないやつと付き合うって言った?」
は?
こいつなにいってるの?
「え、だってゆいが言ってたし。昨日だってお前はゆいが好きとかなんとかいっうわっ……何すんのッ!」
ぎゅっと抱き締められ、一宮の胸に俺はスッポリと収まってしまった。
:07/10/02 22:26
:P903i
:OEhEJ.Mk
#412 [連日連休]
「勘違いだ、全部」
上から聞こえる一宮の声が少し笑っている気がした。
「かん、ち…がい?」
俺の頭には「?」がたくさん出てきた。
訳が分からない。
「昨日は、お前にもう一度好きだと言うか言わないかゆいと話してた。」
「……何でそこにゆいがでてくるの?」
:07/10/02 22:51
:P903i
:OEhEJ.Mk
#413 [連日連休]
「…………とても言いにくいが、あいつは……何て言えばいうか、俺達を応援してる」
「それは、知ってる……ん?まさか?」
俺は顔を上げて一宮を見た。そしたら気まずそうな一宮の顔……。
「もしかして俺のこと、はめたのか!?」
:07/10/02 23:14
:P903i
:OEhEJ.Mk
#414 [連日連休]
「………;」
「………;」
こいつが無言と言うことは本当なんだ。
「ありえない」
「言っとくが、俺は何もしてない。すべては坂倉が仕組んだことだ。」
こいつ、俺は関係ありませんみたいな言い方しやがって………
「俺がどんな気持ちでいたのかしってんのかよ!?」
:07/10/02 23:22
:P903i
:OEhEJ.Mk
#415 [連日連休]
「知らない(スマイル)」
むーかーつーくー!!!!!
何その笑顔!?
「俺はな!お前のせいで平和を失って!また平和がきたと思ったらまた失って!しかも俺、お前のこと好きになっちゃってるし!そしてさ、お前ゆいと両思いだと勘違いして……なんなんじゃこのやろぉおおー!!!ってくらいお前がムカついて!って聞いてんのかよ一宮ッ………?」
:07/10/02 23:30
:P903i
:OEhEJ.Mk
#416 [連日連休]
バッと一宮を見るとなぜかやつは顔を真っ赤にしていて、ポカンと俺のことを見ていた。
「え?何?どうし…んッ!」
急に一宮の唇が俺の唇を塞いでて、喋りかけていたからすんなりと舌を受け入れてしまい、俺はすばらしいベロチューを一宮から受けている。
―キーンコーンカーンコーン―
鳴り響く、昼休み終了のチャイムを聞きながら、俺はそのすばらしいベロチューに答えてやった。
:07/10/02 23:40
:P903i
:OEhEJ.Mk
#417 [連日連休]
「ん……は、…ッふ」
クチュクチュとどちらの唾液なのか分からない音が聞こえてくる。
何度も、何度も、
何かを確かめあうように、
何度も、唇を重ねて、
みつめあった。
「もう一回言え」
「?」
:07/10/02 23:47
:P903i
:OEhEJ.Mk
#418 [連日連休]
潤んだ瞳はあの日と同じ目をしていて、俺は反らすことができなかった。
「好き、って言えよ。さく」
ちゅっと首筋にキスをされる。制服が擦れる音が聞こえて、外の空気が肌をかすめた。
くすぐったい。
「いち……しゅ、しゅうや」
俺が一宮を呼ぶとピタリと動きが止まり、顔を上げて俺を見た。
:07/10/02 23:56
:P903i
:OEhEJ.Mk
#419 [連日連休]
「………す……好き…って!ちょっまっ…秀哉ッ!?」
もう、どうにもとまらないってこう言うことをいうのね。
やつは俺の制服を中途半端に脱がし、俺の乳首のあたりをなめはじめた。
「ッあ、やめッここ!んあッ屋上ッ」
「だから何?」
けだものぉおお!!!!!!
ニヤリと笑う一宮はドSの度をこしていた気がする。
:07/10/03 00:07
:P903i
:Gq74CMuA
#420 [連日連休]
「ここじゃ嫌か、ならトイレでするか?声が響くけど。」
「なッ!?変態ッちょっも、あッ!んッ」
乳首を丹念に舐めまわし、さらに一宮はパンツ越しに俺の息子を掴んだ。
「お前も十分変態だ、乳首だけでこんなになってるからな」
「ふぁっ!違っあッやめッ」
そう言いながらも勃起しまっているのは事実。
正直、このまま立っているのが辛い。座り込んでしまいたいのに、いつのまにか後ろにある壁と股の間にある一宮の膝に支えられ、そんなことは出来なかった。
:07/10/03 00:18
:P903i
:Gq74CMuA
#421 [連日連休]
「……さく」
「ちょっああッん、くっ、はんッ」
いきなり直接触られ、快感が倍増し、自分でも大きくなったのが分かった。
「変態、一回イケ」
耳元を舐められ、片手で乳首を摘ままれ、そしてもう片方の手のスピードをあげられた。
「ひぃッ!あッあっああッ」
最後にカリの部分を強く撫でられ俺はすぐにイッテシマッタ。
:07/10/03 00:28
:P903i
:Gq74CMuA
#422 [連日連休]
はぁはぁと俺の息が休まらないまま一宮は次の行動へと移り、これまた中途半端にズボンを脱がされた。
「しゅ、や、こんな所で…うあっまじッああッ!!」
ヌルっとした感覚、と思った瞬間、グググと何かが入ってきた。
それは直ぐに一宮の指だと分かった。一本ではなく、二本だということも。
「あッ!いッ……ッ」
中で指が曲がったり、色んなところを押される。
:07/10/03 00:40
:P903i
:Gq74CMuA
#423 [連日連休]
「あひッ!?ああッそこッダメッあぅッ?」
すごい快感がきた瞬間に一宮が指を抜いた。
「や、秀哉、やめちゃ」
そう俺が言うと一宮は片足の膝の裏を持ちあげ、俺は片足で立つような形になった。
「もっといいの入れてやる」
その言葉と同時に、熱くて固い一宮のものが俺の入り口をこじ開け押し入ってきた。
:07/10/03 00:48
:P903i
:Gq74CMuA
#424 [リこ
]
:07/10/03 02:00
:D903i
:FnpfRY4k
#425 [連日連休]
りこ

さん!
アンカーありがとうございます(*^^*)
「あぁッ!!っくあ、はッ」
「…ッ…動くぞ?」
一宮が腰をゆっくりと動かし始める。
中がッ!中が!
熱い!
腸が引き出されるような感覚。
痛くて苦しいはずなのに、それは入れられた時だけで今はキモチイイとしか思えなかった。
:07/10/03 11:33
:P903i
:Gq74CMuA
#426 [連日連休]
「なっでッ?気持ち、あッあッあぅッ!いッのッ?」
分からない。
分からない。
初めてなのに、初めてなのに。
「ッ、睡眠学習だなッ…く」
一宮が苦笑いしながら俺を見た。
睡眠学習?………Σあ!
快感の中で思い出される、あの日の出来事。
:07/10/03 11:39
:P903i
:Gq74CMuA
#427 [連日連休]
「くそッたれッあはッ!?や、そこ!あああッ!はやッい、いちッの!」
ギロと睨むといきなりスピードをあげてきた。しかも気持ちいいところをしっかりと突き上げてくる。もう口からは涎と喘ぐ声しかでなくて、
やばい……いく。
そう思ったら、一宮が耳元で囁いて、俺の息子をこすった。
「きだッ……イケよ、さく」
「あッあッあぁああーッ」
両方からくる快感がなんともいえなくて。
もう、頭が真っ白になって、チカチカして俺は気を失った。
:07/10/03 12:04
:P903i
:Gq74CMuA
#428 [にゃ]
:07/10/03 13:10
:F902iS
:☆☆☆
#429 [連日連休]
にゃさん!
アンカーありがとうございます(´ー`)!
―――
「…う」
地面の固さに目を開ける。
俺、何でここにいるんだっけ??
「痛い、背中;」
起き上がるとケツが痛い。そして誰かに手を繋がれていることに気が付き、ふと横を見ると一宮が寝ていた。
:07/10/03 21:43
:P903i
:Gq74CMuA
#430 [連日連休]
「……………///」
また、こいつのせいで痛くなった。と思い出すと恥ずかしい。抵抗という抵抗なんてしなかったし……
なにより、
俺、こいつと両思いなんだ。
すっと一宮の頭を触ろうとしたとき、
「ん…起きたか」
「うわぁ!いきなり起きるなッ!」
俺はいきなり起きた一宮に驚いて手を引っ込めた。
:07/10/03 21:56
:P903i
:Gq74CMuA
#431 [連日連休]
「俺は、お前にいちいち起きたことを伝えなきゃいけないのか?」
機嫌良さそうに一宮は俺のことをからかってきた。
なんで!こんな俺様男が好きなんだ!?
つーか今何時!?
授業は!?
「声に出てるぞ、俺もなんで平凡男を好きになったのか分からない。今は5時、お前が気を失うから授業受けれなかった。」
………うんさすが俺様ッ、気を失わせたのはお前だぁあー!!!!!!!お前が責任取りやがれッ!
:07/10/03 22:24
:P903i
:Gq74CMuA
#432 [連日連休]
「直せ、その性格。俺のこと好きなら。」
「無理、というか、俺がお前のその平凡主義をやめて、俺だけ見てろ。」
なッなっなんて恥ずかしいセリフをしゃあしゃあと!
俺だけ見てろって……。
しかも平凡主義やめろって、無理。
「無理なことは無理、分かるだろ?」
ニヤリと笑う一宮が本当に憎たらしい。
:07/10/03 22:36
:P903i
:Gq74CMuA
#433 [連日連休]
こうして、俺は、嫌いだったはずの俺様男と付き合うことになった。
あーもー幸せなんだかそうじゃないんだか。よく分かりませんが、勘違いが解けて良かった。
向き合って話さないと分からないことがね、たくさんあることを知ったよ。
とくに坂倉ゆいの存在。
次の日、聞いたら全部言ってくれた。色んな意味で悲しかったさ。ハハッ。
真実はいつも1つ!
なんちゃって!!!! 笑
:07/10/03 23:00
:P903i
:Gq74CMuA
#434 [連日連休]
「おい、誰に話してるんだ」「別に話してません」
一宮が不思議そうに俺のことを見つめる。
こんな表情は俺だけが見れる………やべ幸せ感じてる自分が気持ちわるッ!
「見惚れたか?」
「違う!」
「図星」
「違うったら違うんだよッ」
こんな言い合いを毎日しながら夕焼けをバックに凸凹カップルは手を繋いで帰って行きましたとさ。
おしまい。
:07/10/03 23:10
:P903i
:Gq74CMuA
#435 [連日連休]
>>175-435『俺様』とても短編とは言えないぐらい長い話でした(´∀`;)
読んでくれた方々本当にありがとうございました☆☆
:07/10/03 23:20
:P903i
:Gq74CMuA
#436 [連日連休]
『好きと言えたら』
ねぇ
君はいつも何を見てるの?
何を考えているの??
俺だけに教えてよ。
:07/10/03 23:27
:P903i
:Gq74CMuA
#437 [連日連休]
朝の騒がしい教室の隅に目を向けると、彼、後藤唯(ゴトウユイ)はいつも通り窓の外を見ていた。
黒髪にノンフレームの眼鏡をして、一見真面目そうな姿だが少し制服を崩していている。
誰ともつるまず、いつも1人でどこか遠くを見つめている、後藤。
「何見てんの?」
「んー、後藤ー」
:07/10/03 23:37
:P903i
:Gq74CMuA
#438 [連日連休]
「後藤を?何で?」
「んー…なんとなく?」
前者は俺の幼なじみの河嶋春也(カワジマハルヤ)。
短髪が似合うスポーツマンでニコリと笑う笑顔が他校の女子に人気だとか。
で、遅れたけど俺は美島英(ミシマスグル)。自己紹介するの恥ずかしいから(面倒くさい)ってことでまぁよろしくー。
「ハテナつけんな、ハテナを!」
「あー…先生が、」
:07/10/03 23:50
:P903i
:Gq74CMuA
#439 [連日連休]
「えッヤベッいって!」
「…来てない」
慌てて戻ろうとした河嶋春也ことハルちゃんは机に手をぶつけた見たいで、しゃがみこんでいる。
あー痛そう、可哀想。
「英っ先生来てないじゃん!?つーかマジいてぇー!」「だから来てないって言ったよ、おれー」
ヘラッと笑うとハルちゃんは無言で手をプラプラしながら席に戻った。
:07/10/03 23:57
:P903i
:Gq74CMuA
#440 [連日連休]
変なのー。無言で戻っちゃうの英さみしー……なんてね、そんなこと思ってませーん。
ちらっとまた後藤を見ると、パチッと一瞬だけ目があった。
ヒヤリ、と冷や汗が出る。
すべて見透かされてしまうようなあの鋭い目。怖いと思うと同時に後藤を知りたくなる。
「…なんでだろー?」
:07/10/04 00:08
:P903i
:IH.5zvwY
#441 [連日連休]
考えてもよくわからない。
ただ、
ふとしたときに
見る彼の姿は
どこか儚く、知らない所に消えてしまいそうだった。
:07/10/04 00:28
:P903i
:IH.5zvwY
#442 [連日連休]
「回せ回せ!」
「行けッ!」
ダンダンと体育館がボールの音と足音で鳴り響く。
今、体育の時間な訳で。
男子校なので女子の揺れる胸も見れないわけで。
俺は、目の前で白熱するバスケのゲームをただ見ていた。
みんな元気だね、俺は面倒くさくて動きたくなーい。
:07/10/04 00:44
:P903i
:IH.5zvwY
#443 [連日連休]
バシッ
「いてー」
頭を押さえながら上を見ると、ハルちゃんが仁王立ちで俺を睨んでいる。
「座ってないで参加しろよ、人足りないからッ」
「えー俺ーバスケ無理ー。ぐえっ」
腕で首を持ってかれ、俺は無理やりコートに出された。
:07/10/04 01:04
:P903i
:IH.5zvwY
#444 [連日連休]
やれやれと思い、相手チームの顔を見るとその中に後藤がいた。
あ、後藤。
靴ひも取れてる。
「ごと…「挨拶して位置につけー」
俺の声をかきけした犯人は先生。
初めて声をかけるチャンスだったのにーバカー。
俺は先生を睨みながら挨拶をして適当な位置につく。
:07/10/04 01:16
:P903i
:IH.5zvwY
#445 [連日連休]
「マンツーな」
「オーケー!」
仲間が打ち合わせをしていて俺もその話を聞こうとした瞬間、ボールが上がり、二人のジャンパーが跳んで試合が始まった。
あのーマンツーって何?
バスケ用語俺、分かんないんですけどー!
オフェンスとディフェンスしか分かんないんですけどー!
「英!ボール!」
「え!うわぁ!?」
いきなり俺の前に来たボールを反射的に取った。
:07/10/04 01:24
:P903i
:IH.5zvwY
#446 [連日連休]
「どっち!?」
「英ッ!そっちじゃねーよ右だ右!!」
えーもー先に言ってくれ。
俺はダムダムとボールをつきながらごめんごめんとヘラッと笑った。
「うッ//」
「英ッパスッ」
「ほい」
相手の動きが止まったので簡単に仲間にパス。
おぉ、あとはみんな頑張れッ!!
:07/10/04 01:32
:P903i
:IH.5zvwY
#447 [連日連休]
俺は勝手にオフェンスをやめ自分のゴールの下にきて遠くから四人を観戦していた。
決してサボってない、まぁゴールキーパーみたいな。
「お、入った」
そう思っていると相手チームはいきなりロングパスを仕掛けてきた。
えぇ!?
俺、1人じゃん!?
げっ!後藤走ってるってことはあのパス受けとるってこと?ですよね!?
:07/10/04 01:38
:P903i
:IH.5zvwY
#448 [連日連休]
「行けー後藤ー」
やっぱりー!?
止めないとダメだよねー後藤ー……無表情だー;。
そんなな後藤がロングパスを取り、俺の前へやってきて、
あっさりとシュートを入れられた。
まぁ、背の高さもあるよ。
あぁでもなんか綺麗なシュートだったな。なんて思っていると仲間にドンマイと声をかけられた。
:07/10/04 01:45
:P903i
:IH.5zvwY
#449 [連日連休]
「あいつ元バスケ部だから」
へぇー確かに背がでかい。
「ふーん、まだ半年もたってないのに辞めたんだー」
あ、言ってなかったけど俺達高1。入学してまだ3ヶ月ちょい。
「なにやってんだー!走れぇー!」
先生の叫び声を聞きながら、俺はゆっくりと走る。
俺は授業のゲームとかには熱くはなれない。終わるまで適当に動きながら、後藤を見ていた。
:07/10/04 01:53
:P903i
:IH.5zvwY
#450 [連日連休]
「疲れたー」
「お前何もしてないだろ」
体育が終わり、教室で制服に着替える。ハルちゃんが着替えながら俺の足を軽くけった。
「えぇーハルちゃんは俺の頑張りを見てなかったのー?」
「いやいや、こいつ英のことずっとみてたぜー。」
ひょいッと現れたのは萩幸助(ハギコウスケ)、通称ハギ公
高校で知り合った初めての友と言えるべき存在で何かと世話をやくいいやつ。
:07/10/04 02:07
:P903i
:IH.5zvwY
#451 [連日連休]
「ハギ公それまじー?」
「まじ!後藤に入れられた時とか超見てた!」
「ハギ公!お前いちいちうるせーよ!」
ハルちゃんったら、可愛いやつめ。
ニヤニヤしているとハルちゃんが焦った顔をして逃げた。
「あ、逃げた」
「……可哀想」
「えー?」
ハギ公はため息をつき、俺を見た。
何?俺の顔になんかついてるの?
:07/10/04 02:15
:P903i
:IH.5zvwY
#452 [連日連休]
「いいか英、お前はもっと自覚を持て」
「じかく…?」
ハテナマークたくさんなんですけどー。
「そうやってコテンって首をかしげるな、んでヘラッて笑うな、そんな可愛い顔して笑顔振り向けたら知らない人に連れてかれちゃうぞ!」
ガシッと両肩を捕まれ、ガクガクと揺さぶられる。
:07/10/04 02:24
:P903i
:IH.5zvwY
#453 [連日連休]
「そんなー可愛いとかないでしょー俺、男ー」
ヘラッと笑いながらハギ公んみると顔がゆでたこになっていた。
「こんな、こんな英と幼なじみなんてッ!春也可哀想!!あー毎日大変なんだな……で……だから…」
あらら、自分の世界に入っていっちゃった。ハギ公面白い、赤くなったり、青くなったりしてるよ。
笑いながら窓の方を見ると後藤は席について机に伏せていた。
:07/10/04 02:31
:P903i
:IH.5zvwY
#454 [わん]
アゲ--!壁|ω`)ウフ
:07/10/06 16:36
:W51P
:☆☆☆
#455 [連日連休]
わんさん(´∀`)
ありがとうございます☆
「なぁハギ公」
「ん?どした?」
さっきまで赤くなったり青くなったりしてたハギ公はいつも通りの顔になっていた。
きりかえ速いねハギ公…。
「あのさー後藤って、なんでバスケ部辞めたの?」
「え、あー確か膝駄目にしたらしいけど……何で?」
:07/10/06 19:06
:P903i
:KvyymwbY
#456 [連日連休]
「んー…さっき上手かったから、どこか怪我してるようにも思えなかったし。」
ちらっと後藤を見ると、さっきと同じ体勢のままだった。
「後藤なー…ま、詳しいことは本人に聞いた方がいいだろ。噂は噂って言うし」
後藤の噂??
聞いたことないけど俺。
「噂って?」
「あー…噂だからな、バスケのキャプテン、梶岡翔貴(カジオカシュウキ)先輩のこと……好きだったらしくて、強姦未遂で自分から退部したらしいぜ。」
:07/10/06 21:36
:P903i
:KvyymwbY
#457 [連日連休]
強姦未遂………後藤が?
男と男で、ピーしちゃうわけ??
「まさかー、そんな風には見えないー」
「だから、う・わ・さ。」
ハギ公にとってどうでもいい話なのか、欠伸なんかしていやがる…。
噂ねー。噂にしちゃ酷すぎない?
「お前も誰かに強姦されないように気をつけろよ。一番ッ危ないから!」
:07/10/06 21:42
:P903i
:KvyymwbY
#458 [連日連休]
バンッと俺の頭を叩いて、ハギ公は自分の席に戻っていった。
今日はよく人に頭叩かれるな………厄日??
そう思いながら俺も席についた。
――
それからの授業はどうしても後藤を何度も見てしまっていた。
噂は噂で終わるのか?
それとも真実なのか?
:07/10/06 21:50
:P903i
:KvyymwbY
#459 [我輩は匿名である]
:07/10/08 12:48
:SH702iD
:yO/HLrwQ
#460 [連日連休]
我が輩さんアンカーありがとうございます!!!!!
後藤のことをずっと考えながら半日がすぎ、気付けばもうホームルームが終わって、部活があるやつらはいつの間にかいなくなってた。
「英ッ!俺、今日一緒に帰れないから先に帰ってて」
「えーハルちゃん、なんかあんのー?」
ハルちゃんはちょっと急いでいるのかキョロキョロしている。
「今日委い……「河嶋ぁ行くぞ何やってんだ!?」………ごめん、英ッ;」
あ、待ってと言うよりも速くハルちゃんは消えた。
誰だよあいつー。ハルちゃん顔青くなってたし。
:07/10/08 19:35
:P903i
:Fo2Bxh2Q
#461 [連日連休]
俺が見たやつの第一印象は狐、である。
目が細く、ハルちゃんより髪が短いし金髪だった。
背もハルちゃんよりでかかった………可哀想ハルちゃん。
俺は席を立ち、教室を出ていった。部活は……ま、帰宅部ということで。すぐさま昇降口へと向かう。
疲れるんだ。協力しましょう、そうしましょう。みたいな部活。
ま、めんどくさいだけー。
:07/10/08 20:22
:P903i
:Fo2Bxh2Q
#462 [連日連休]
自転車にまたがり、えいこらしょっと自転車を走らせた。
「ファイトー」
「お願いしますッ」
おーみんな頑張ってー。
外で部活をしている横をゆっくりと通る。
優越感だねーいいねー。
俺はいい気分になりちょっと寄り道をすることにした。
:07/10/08 20:33
:P903i
:Fo2Bxh2Q
#463 [連日連休]
フフーン♪と自作的な鼻歌をしながら到着したのは公園。
ただ何となく来ただけ。
目的なんて何もない。
ハルちゃんがいないからつまらない。
よくここでハルちゃんと遊んだなー。
ベンチに座り、走り回る子供と立ち話をしてる母親軍団を見つめながらそんなことを思った。
:07/10/10 19:19
:P903i
:CuhaQOEk
#464 [連日連休]
―タン、タタン、タン―
―ガコンッ、タンタン―
ボールがコンクリートに叩きつけられる音が不規則に聞こえる。
ただ何となくきた公園。
目的なんて何もないはずだった。
ボールをつく音が気になって後ろを振り向くと、少し遠くで後藤が一人でシュートをしていた。
:07/10/10 19:27
:P903i
:CuhaQOEk
#465 [連日連休]
バスケゴールなんてあったか??最近できたのかな?
記憶をたどるが、やっぱりバスケゴールなんてなかった。
俺の存在に気がつかない後藤は、ドリブルをしてシュートをするの繰り返し。
頑張るねー。部活辞めたのにやってるってことは、バスケ好きなんだ。
俺はベンチから離れ、バスケをしている後藤の方に歩き始めた。
:07/10/10 19:32
:P903i
:CuhaQOEk
#466 [連日連休]
「…後藤ー」
声をかけても、後藤は夢中なのかシュートを続けている。
「ごぉーとぉーおぉー!」
大きな声を出すと、後藤はピタリと動きを止め、不思議そうにこっちを振り向いた。
「一人でバスケ?」
「……何か用?」
:07/10/10 20:03
:P903i
:CuhaQOEk
#467 [連日連休]
そう、俺のことうっとおしいような目で見ないでよ。
「ってあれ?眼鏡は?」
「…今はコンタクト、で?何か用??」
コンタクトか。
初めて後藤の顔をちゃんとみた気がする。とくにこれといった用はないけど後藤と話せるチャンスだから。
「俺もするー」
「え?」
スッとボールを指さしてヘラッと笑って見せた。
後藤はポカンとして俺とボールを交互に見て、
「美島には無理だろ」
と、後藤は無表情で言った。
:07/10/10 20:10
:P903i
:CuhaQOEk
#468 [連日連休]
「えーそんな決めつけなくても…」
「今日の試合で分かる」
後藤はそう言って、俺に背を向けてまたシュートをしはじめた。
―タンタン、タン……ガコッ―
ボールと会話、みたいな?俺は後藤と話したいのに。「さーいーたー、さーいーたー、チューリップのはーなーがぁー」
―タンタンタン、タン―
―ガコ、ン…タン、タン―
無視!?
こんな高校生が小学生の歌を歌っても、突っ込みも笑いの声もないの!?
:07/10/10 20:20
:P903i
:CuhaQOEk
#469 [連日連休]
「後藤ー」
「……………何?」
背を向けながら後藤は答えてくれた。
あ、なんか嬉しい。
さっきの歌のことは無しにしよう。
「バスケ好きなんだ?」
「……………」
後藤の背は硬直したのか、ピクリとも動かない。うんとかも何も言わない。
ただ、流れる空気が重くなったのは確かなことだ。
:07/10/10 20:27
:P903i
:CuhaQOEk
#470 [連日連休]
「後藤?…え?帰るの?」
「………」
固まっていたと思ったら後藤はボールを持って、スタスタと歩いていく。質問を無視して。俺は慌てて後藤のあとをついっていった。
「ねー??帰るの??」
「………ついてくるな。」
足を止める後藤。
それと同時に俺も足を止めた。
もしかして俺、拒否されていませんか??初めて話したのに。拒否って……;
「あ……じゃバイバイ」
「………」
:07/10/10 20:34
:P903i
:CuhaQOEk
#471 [連日連休]
挨拶もなしに後藤はまた歩き始めた。
えー、俺、結構ショック大きいんですけどー。
挨拶ぐらいはしようよー。
俺は1人そこにしゃがみこみため息をつきながら、バスケのゴールを見つめた。
お前は後藤と遊んでさぞかし楽しかっただろ?とゴールに嫉妬………キモ。
俺、どーかしてるのでしょーか?ゴールに嫉妬とか初めてですよ?
:07/10/10 20:41
:P903i
:CuhaQOEk
#472 [連日連休]
俺は立ち上がり、自転車を置いた場所へいき、はしゃいでる子供を横目で見ながら自転車をこぎはじめた。
あーでも、俺の名前知ってたし。嫌われてはいないのかな?
そんなプラス思考をしているとどこかの家から蚊取り線香の匂いがした。
一瞬、自分は後藤にとって蚊のようなうっとおしい存在なのだろうか?と考えた。
俺が蚊で後藤は逃げ回る。想像したら結構、面白くて1人で笑っていた。
:07/10/11 17:54
:P903i
:UI2wKDcQ
#473 [連日連休]
俺はまだ気付かない。
これから、
何が起きていくのか。
想像していなかった。
:07/10/11 19:32
:P903i
:UI2wKDcQ
#474 [連日連休]
―好きと言えたら―
『友情的愛情表現?』
「えぇー!?生徒会??」
「あぁ;」
ハルちゃんは暗い顔をして俺を見た。
半日あってないだけでやつれているのは気のせいだろうか??
「あの狐がねー……」
「狐言うな!アイツは恐ろしい奴なんだぞ!いいか英ッアイツには近づくな!」
血相をかえハルちゃんは叫んだ。そんな大きな声出さなくてもいいのに。
:07/10/11 19:51
:P903i
:UI2wKDcQ
#475 [連日連休]
「名前何て言うのー?」
「え?あ、中森凜(ナカモリリン)。生徒会の副会長だけど俺はあいつが副会長だなんて認めない」
ハルちゃんは空中を睨みながら歩いていく。
中森凜、なかもりりん、なかも、りりん………………
「モリリン!」
「は?」
「だから、狐のあだ名ーモリリンに決定ー!」
我ながらナイスネーミング!チラッとハルちゃんを見ると呆れた目で俺を見ていた。
:07/10/11 20:40
:P903i
:UI2wKDcQ
#476 [連日連休]
「いいだろ?」
「よくない、まぁー面白いけど」
カタンと下駄箱に靴を入れて二人して上履きに履き替える。
俺は人や動物に名前をつけるのがすき。ハルちゃんもハギ公も俺がつけたあだ名。
「ハルちゃん、俺これからもいいあだ名つけてくね」
「いいよつけなくて。」
:07/10/12 18:52
:P903i
:YK6mDX8k
#477 [連日連休]
即答……ね。
悲しーぞ?なんか、はいはいそうですね、とか嘘でもいいからいってほしい。
「あだ名はねー友情の証だと俺は思う!」
「なんだそれ?じゃあお前が言うモリリンとは話してもないのに友情なわけ?」
う;………いやこれから友達になれば変わりない。
俺は一瞬固まったがプラス思考をした。
「そう、これから友達になればいい!ね、ハルちゃん?」
「………ハルちゃんってのも友情の証?」
:07/10/12 18:59
:P903i
:YK6mDX8k
#478 [連日連休]
前を歩いていたハルちゃんがピタリと止まり、俺は危うくぶつかるところだった。
「お…ら、友情なん…ない」
「ハ、ルちゃん?」
「あ、や…なんでもない」
頭をかきながらハルちゃんは歩いていく。
俺はポカンと後ろ姿を不思議に思いながら歩いた。
:07/10/12 19:05
:P903i
:YK6mDX8k
#479 [連日連休]
おら、友情なんない…??
悟空=友情か?みたいな?
分かんなーい!!
「ハルちゃん!悟空と友達になりたいの?」
「は?悟空??なんで俺が悟空と友達にならなきゃなんないんだよ、ガキじゃあるまいし。」
ですよねー。
分かってるよー。
いつもならこんな冗談、本気にしないのに。明らかに口調が怒っているように感じた。
:07/10/12 19:10
:P903i
:YK6mDX8k
#480 [連日連休]
「よう!お二人さん!おはー!」
後ろから現れたのは髪をチリチリいじっているハギ公。寝癖なのかあちこちに髪が跳ねてる……イメチェン?
「そう、イメチェン!分かる?この跳ね具合。決して寝癖じゃないぞ英。って彼どうしたの?暗ッ!」
ハルちゃんを指さすハギ公
それはねー悟空と友達になりたいのに意地を張ってるからだよ、とハギ公の耳元で話そうとしたら。
「なんでもない」
とうっすらと笑いながらハルちゃんは教室に入っていった。
:07/10/12 19:18
:P903i
:YK6mDX8k
#481 [連日連休]
:07/10/12 19:21
:P903i
:YK6mDX8k
#482 [連日連休]
――
「春也と何かあった?」
「いやー………あだ名を友情の証と言った時からあんなんなっちゃった…」
体育館の外の階段に座り昼休みを思う存分楽しんでいる男たちを見ながら、朝のことを思い出した。
「あー…なるほど」
「え?何か分かる?」
俺のことを見ながら、ハギ公は何かいいたそうに顔をしかめる。
「…んー……お!分かった!英!愛情だ!」
「愛情?」
:07/10/12 19:42
:P903i
:YK6mDX8k
#483 [連日連休]
あいじょう………が欲しい??ハルちゃんが?
「きっとそうだって!ほらなんていうか…その、春也って忠犬みたいな感じじゃん、だから英の愛情を欲しがってる犬が反抗してんだよ!」
ハルちゃんが……犬?
俺の犬??
餌を与える俺と、尻尾をふるハルちゃん………
「ブッ!ないない!可愛いけど」
「いや、愛情やんないと春也もう話さなくなったりしてな」
:07/10/12 19:47
:P903i
:YK6mDX8k
#484 [連日連休]
話さなくなってしまうのは嫌だ。
実は朝から話してない。こんなこと今まで一度もなかったのに。
でも………
「愛情って例えば?」
「え;あー…んー、春也を犬と思って接してみろ」
なんか、ハルちゃん可哀想。犬扱いだよ。
撫でたり、チューしたり、お手!おかわり!死んだふり!
「最後は違うぞ英;それは躾、春也を躾てどうする;」
:07/10/12 19:53
:P903i
:YK6mDX8k
#485 [連日連休]
「え、聞こえた?」
「あぁ;……ま、犬だと思ってな!躾なしで。」
よく分からないけど、犬だと思ってやればいいんだな。
「よし、早速やってくるー」「え?」
俺はハギ公を置いて、階段を降り走って教室に向かった。
ハルちゃんの席を見ても教室を見ても姿が見えない。
:07/10/12 20:02
:P903i
:YK6mDX8k
#486 [連日連休]
「あれ?なぁなぁハルちゃん知らない?」
近くにいたクラスメートに声をかけたが首を横に振るだけだった。
「おっかしいーなー。」
ひょいとドアから顔を出して廊下を見るが、歩いていない。で通りかかる人に聞いていったら、
「河嶋?中森先輩と屋上行ったの見たぞ」
第一発見者!発見!!
あんがい速く見つかった。お礼を言って俺は廊下を走り出した。
:07/10/12 20:10
:P903i
:YK6mDX8k
#487 [連日連休]
走って、走って、走って。
ちょっと歩いて、
屋上に繋がる階段をかけあがろうとした時、誰かが降りてきた。
「「あ」」
「モリリン!」
「は?」
細い目がさらに細くなったのは気のせいでしょうか?なんか片方の眉毛上がってるし……;
:07/10/12 20:17
:P903i
:YK6mDX8k
#488 [連日連休]
「俺は中森凛、モリリンじゃねぇー。いいか?もう一回モリリンとか言っ、」
「モリリンッ!」
俺はしてやったりと声を張り上げた。そしたらモリリンは怪しげな笑みを浮かべ俺の肩を掴む。
ん?
顔…ちか、え?え?ええ?
―チュッ―
マイホッペェエエ!!!!
「ほっぺにキスするぞ」
「したじゃん!今!言わなくていいよ!」
俺は頬っぺを押さえ、モリリンを見上げた。
:07/10/12 20:31
:P903i
:YK6mDX8k
#489 [連日連休]
「ごちそうさんーじゃなー美島英ちゃん」
ハハッと笑いながらモリリンは通りすぎていった。
俺はまだ頬っぺたを押さえて通りすぎていくモリリンを無言で見つめた。
今の何!?
何!?何なんだー!?
頬っぺたを押さえながら階段をかけあがり、屋上のドアを開けた。
目に入ってくるのは真ん中に1人座っているハルちゃん……。
「ハルちゃんッ!!!!」
:07/10/12 20:49
:P903i
:YK6mDX8k
#490 [連日連休]
「え?うわっ///英ッ?」
俺は座っているハルちゃんにダイブし、ハルちゃんはうまく俺のことをキャッチ。
ギュウッとハルちゃんの背中に手を回し自分の顔を胸に押し付ける。
「モリリンに頬っぺチューされた」
「え!?ってなんで撫でんの」
ハルちゃんは慌てているのか心臓の音が速くなっているのが聞こえた。
:07/10/12 20:58
:P903i
:YK6mDX8k
#491 [連日連休]
「んー俺を落ち着かせるためとハルちゃんに愛情あげてんの」
「はい;?///」
押しつけていた顔を離すと、ハルちゃんは顔が真っ赤にして俺を見ていた。
「だからー愛情表現!」
「いや、その…まず離れようか英;」
ぐっと肩を捕まれ無理やり離そうとしてくるハルちゃんに反抗し俺はさらに体を密着させた。
:07/10/12 21:06
:P903i
:YK6mDX8k
#492 [連日連休]
「お前ッ!俺の気持ちか・ん・が・え・ろッ!!」
「うわっ!!」
勢いでドテッと俺は固いコンクリートに落ちた。
ケツが痛い………。
ハギ公の嘘つき!愛情あげても反抗してくるんだけどーなんでー?
しかも、いつの間にかハルちゃんが俺の上に乗っかてるのはどうしてー!?
「お前、まじバカなんだよ」
:07/10/12 21:16
:P903i
:YK6mDX8k
#493 [連日連休]
俺は、朝のこととか、モリリンのこととか、置いてきたハギ公のことを忘れてハルちゃんのことをただ見ていた。
「どうせハギ公に愛情とか友情のこと吹き込まれたんだろ?確かにな俺はお前に………」
ハルちゃんはいったん話すのを止め、息を吸ってため息をついて何かを決心したように俺をしっかりと見てくる。
「友情なんか求めてない。」
:07/10/12 21:41
:P903i
:YK6mDX8k
#494 [連日連休]
―好きと言えたら―
『河嶋春也の悩み事』
キョトンとする英。
絶対今の意味、なんも分かってない。
なんで、
なんで、
お前は男なんだよ??
女だったら簡単に、
簡単に素直に、心も体もすべて受け入れてしまえるのに。
すっと英の頬に触れると、英の目が泳いだ。
:07/10/12 22:09
:P903i
:YK6mDX8k
#495 [連日連休]
「キスされたんだって?」
「う;頬っぺたにね、モリリンって言ったから」
左手で右の頬をさすりチラチラと俺をみる。
だから中森には近づくなと言ったのに。
あいつはゲイだから。
俺も変わりないけど。
:07/10/12 22:42
:P903i
:YK6mDX8k
#496 [連日連休]
「俺もしていい?」
「ハルちゃん?」
だめって言ってもするけど、というかこいつトロイから簡単にキスなんて奪おうと思えば奪えるんだ。
―チュッ―
「ハ……ルちゃ、ん?」
―チュッ―
「ハ…ルちゃん、やめ」
戸惑っている声なんてもう聞こえない。
:07/10/12 22:50
:P903i
:YK6mDX8k
#497 [連日連休]
なんてうそになる。
俺は顔をあげて、ごめんなと英の頭を撫で立ち上がった。
「ハルちゃんまでするなんてー!ひどい!そんなに俺が嫌いなの?」
「は?」
嫌いな奴にキスなんかするかよ?やっぱりこいつの頭のネジは何本か抜けてる。
気付くだろ普通。
俺はため息をつきながらまだ転がってる英に手招きをした。
「授業遅れるぞ」
「あーぁ、なんか俺が犬みたいじゃん」
:07/10/12 23:04
:P903i
:YK6mDX8k
#498 [連日連休]
「意味分からない、置いてくぞーッ!」
そう言うと英は、バッと起き上がって俺の後ろをついてくる。
なんかこうね、危機感を持ってほしい。
一応襲いかけたのだから。
「ハルちゃん、ハルちゃん」「ん?」
俺がパッと後ろを振り返った瞬間だった。
―チュッ―
英の柔らかくて少しカサカサしてる唇が、頬から離れていく。
:07/10/12 23:16
:P903i
:YK6mDX8k
#499 [連日連休]
「仕返し」
ニカッと笑う英は心底嬉しそう、仕返しという意味でもらったキスはあの時と変わらないままだった。
「…;//」
「ハハッ勝った勝った!」
笑いながら俺を追い越して走り出した英。
お前はいつもそう。
風みたいにフワフワして俺の側を駆け抜けていく。
:07/10/12 23:22
:P903i
:YK6mDX8k
#500 [連日連休]
――中学2年 冬
部活の先輩が引退と言うことでその日俺の家でパーティーみたいなかんじで部活の男女皆が集まっていた。その中に部活に入ってない英もいた。
お酒をなんとか買ってきて、のみあい、もうお開きかと思っていたら誰が王さまゲームをしようといいだしみんなそれに賛成。
やんや、やんやと、笑いながら王さまになった人がどんどん命令していく。
:07/10/12 23:33
:P903i
:YK6mDX8k
#501 [連日連休]
「よし、次で終わりな!」
「せーの!王さまだーれだ」
「俺だぁー」
ばっと手をあげたのは英。嬉しそうにニコニコする姿に何人か赤くなってた顔がさらに赤くなったのがわかった。
「じゃーね!9ばんがー俺とー…………チュー!」
みんなそれぞれキョロキョロと顔を見合わせるなか、俺は嬉しさを隠して棒をもって手を上げた。
:07/10/12 23:48
:P903i
:YK6mDX8k
#502 [連日連休]
そんで、まぁチューした訳だけど、あいつはその次の日になったらそんなことなんて忘れていた。
ガーン………っておもいいつつ、良かったと思った自分がいた。
―――――
好きって言ったら
こいつはどうするんだろうか?そんなことをいつも思いながら生活する日々。
英の後ろ姿を見ながら俺は複雑な気持ちのまま、歩いていった。
:07/10/12 23:54
:P903i
:YK6mDX8k
#503 [連日連休]
―好きと言えたら―
『今日は厄日』
「ハルちゃーん、今日も委員会?モリリンくる?」
「あー…そいつの存在忘れてた」
ざわざわとする教室の中ハルちゃんの顔が青くなった。
本当に嫌なんだ…。モリリン、俺もあの人は苦手だけど…。
「んじゃ先帰るー」
「ん、あぁ、また明日な」
プラッと手をふって俺は教室を出た。
:07/10/13 00:03
:P903i
:pPI2T9KY
#504 [連日連休]
朝と昼間のハルちゃんはおかしかったけど、今はいつものハルちゃんになっていたからなんだか嬉しい。
仲直り、仲直りー!
今の俺の顔はにやけすぎて気持ち悪そうだ。そう思いながらいつものように昇降口に向かい、マイ自転車に乗り込んだ。
行き先は決まっている。
公園だ。
:07/10/13 00:23
:P903i
:pPI2T9KY
#505 [連日連休]
―ざっ―
足を地面につけて、やってきましたよー公園にー。
2日も続けて公園にくるなんて……考えられないけど目的があるからね。
ちらっとバスケゴールを見ると、
後藤がまた1人で練習していた。
:07/10/13 00:55
:P903i
:pPI2T9KY
#506 [連日連休]
:07/10/13 10:52
:P903i
:pPI2T9KY
#507 [連日連休]
自然と顔がにやけ大声で、後藤に声をかけようとした時だった。
地面に座って後藤を見ている人がいる。
俺は歩きかけた足をとめ、なぜか茂みに隠れた。
なんだか行ってはいけないような気がしたから。
:07/10/14 19:40
:P903i
:MT8cWLAg
#508 [連日連休]
そっと茂みから顔を出し、二人の様子をうかがった。
座っている人の顔は見えない。でも髪は短くてツンツンとたっている。しかも高校の運動着のラインの色からして2年生だということが分かる。
後藤はその人のことなんてどうでもいいのか、1人シュートをしていた。
なんか俺、探偵みたいじゃない?
:07/10/14 20:57
:P903i
:MT8cWLAg
#509 [わん]
あぁげ(*>ω<*)
:07/10/15 22:34
:W51P
:☆☆☆
#510 [わん]
おはアゲ(*≧∀O愛)
:07/10/18 07:58
:W51P
:☆☆☆
#511 [わん]
アゲ。。。。φ(.. )
:07/10/20 23:01
:W51P
:☆☆☆
#512 [連日連休]
わんさんッ!!!!!!!!!
本当にありがとう☆☆
長くまたせてすみません!
今から書きます!!
:07/10/21 22:26
:P903i
:AqN.gbqg
#513 [連日連休]
じっと二人の様子を見ていると、後藤の動きがピタリと止まった。
そして、ツンちゃんも立ち上がる。
あ、ツンちゃんはあだ名。つんつんしてるからツンちゃん。
「うるさいッ!!」
声をあげたのは後藤だった。ここからでも聞こえる後藤の声。近くにいた奥さんたちもチラリと後藤とツンちゃんを見ていた。
:07/10/21 22:32
:P903i
:AqN.gbqg
#514 [連日連休]
なんだかヤバイ雰囲気。
ツンちゃんの声は聞こえないけど口がパクパク動いていて、怒っている後藤を怖いと思ってないようだ。
逆に、後藤が怒るのを楽しんでいるかのようにも見える。
俺は少しずつ二人に見つからないよう近づいた。
「ムカつくよ、お前。人の彼氏、犯してんじゃねーよ。」
ツンちゃんの言葉がはっきりと耳に聞こえたと同時に後藤はツンちゃんを殴っていた。
:07/10/21 22:47
:P903i
:AqN.gbqg
#515 [連日連休]
彼氏が彼氏で彼氏はYOU?
彼女じゃなくて……………か・れ・し!!!!!
ってそこはなんとなく理解しろ自分。男子校だし、可能性ありだし………うん。
ハッとして二人を見るといつの間にか取っ組み合いの喧嘩になっていた。
えぇ!?困るよー!
大の大人がこんなところで喧嘩しちゃ、奥さんたちもびっくりしてるから!
:07/10/21 23:02
:P903i
:AqN.gbqg
#516 [連日連休]
俺の体はいつの間にか動いていて、二人の喧嘩を止めに入った。
「ちょ、ちょ!ストープッ!喧嘩は止めま」
「邪魔だッ」
「誰だお前?何?こいつのセフレ?」
俺、フリーズ。
後藤も、フリーズ。
俺がー後藤のー、
セフレ!?
:07/10/21 23:24
:P903i
:AqN.gbqg
#517 [我輩は匿名である]
:07/10/22 00:29
:SH904i
:mTyKkfnE
#518 [連日連休]
我が輩さんありがとうございます!!!!!
「なんでそーなるの!?」
「あ?んなのお前の容姿見ればそうなるだろ」
えー??容姿でツンちゃんは俺が分かるの!?
しかもセフレ決定みたいな…
いいですか?
「人は見た目で判断しちゃいけま」
「あ!おい!どこいくんだよ!?」
後藤を見るともうコートから出ていた。
:07/10/23 12:45
:P903i
:FXQHwgMk
#519 [連日連休]
「くそ!あのやろう!」
そう言いながらも追いかけようとはしないツンちゃんは、八つ当たりか俺を睨んできた。
「…ツンちゃん、八つ当たりは止めましょう。じゃ」
ヘラッと笑いツンちゃんに別れを告げ、俺は後藤の後を追いかけた。
「待て」
ガシッと、本当にガシッと腕を捕まれて俺はなぜかツンちゃんに連れてかれた。
:07/10/23 13:11
:P903i
:FXQHwgMk
#520 [連日連休]
今日は何の日?フッフー♪
はい、厄日です。
俺は本当にそう思った。
今ファミレスにいるのですがー………。
公園なんかに来なきゃ良かったと後悔しています、はい。
:07/10/23 13:16
:P903i
:FXQHwgMk
#521 [連日連休]
―好きと言えたら―
『君が見つめていた先は』
ファミレスに連れてこられた俺はオレンジジュースをストローで飲みながら、ツンちゃんの質問攻めにあっていた。
まず名前、クラス、彼氏はいるかいないか、梶岡先輩をしってるか、後藤の何か、何しにきたとか、もーね
「刑事ですかー?」
「…んなわけない」
冷めたような目で見てくるツンちゃん。
あ、ツンちゃんはね黒瀬耀(クロセヨウ)。バスケ部だそうで、キャプテン梶岡先輩の彼氏……。
:07/10/23 13:28
:P903i
:FXQHwgMk
#522 [連日連休]
梶岡と言えば、後藤と噂があった先輩。
「後藤は本当にヤったんですかー?」
「……………多分」
ツンちゃんは目をそらして外を見ながら自信がないのかボソリと言った。
多分って……
「駄目じゃないですかー、そんな曖昧な理由で喧嘩しちゃー…」
ストローをもってツンちゃんに向けると、オレンジジュースがパタリと跳ねた。
:07/10/23 13:38
:P903i
:FXQHwgMk
#523 [連日連休]
「……曖昧なんだよ、アイツも後藤もな」
ツンちゃんはため息をついてドリンクバーへと立ち上がっていった。
アイツもって梶岡先輩のことなのだろうか?というかそれしか思い付かない。
ツンちゃんの後ろ姿を見ながらまたストローを戻してジュースを飲む。
噂は本当なのかもしれないけど、やっぱり違うような気がしてきた。
:07/10/23 19:33
:P903i
:FXQHwgMk
#524 [連日連休]
「ツンちゃん」
戻ってきた瞬間に、呼ぶとツンちゃんは顔をしかめて俺を見てきた。
「俺、先輩なんだけど。さっきも思ったけどセンスねぇあだ名だな」
「俺、あだ名つけるの好きなんですー。あ、アイツも曖昧ってどういうことなんですかー?」
気になることはどんどん聞いてしまうのが俺の長所でもあり、短所だと思う。
ツンちゃんは無表情に近い顔になって、俺じゃなくて空中を見ていた。
:07/10/23 21:32
:P903i
:FXQHwgMk
#525 [連日連休]
「あー…言いたくなかったらいいんです。きになっただけですからー」
顔を落とし、ストローを口にしてクルクルと氷を回す。
「……った、…い。」
「え?」
ボソボソと聞こえるツンちゃんの声。聞き返すと今度は、はっきりと言ってくれた。
「…アイツから誘った、のかもしれない」
:07/10/23 21:38
:P903i
:FXQHwgMk
#526 [連日連休]
その言葉に
俺は顔をあげた。
口を開けたまま、まだボーッとしているツンちゃんをみた。
状況がつかめないとはこのことだ。
だってさー、犯したとかの噂のはずなのにー、誘ったとか………ってことは同意の上でヤったの!?
じゃ両想いでおっけーで付き合えばいいじゃない!?
じゃあなんでツンちゃんは梶岡先輩の彼氏なの!?
:07/10/23 21:45
:P903i
:FXQHwgMk
#527 [連日連休]
「………お前って面白いやつだな、全部聞こえるぞ」
ツンちゃんは少し笑いながら俺をみる。
「まぁ、お前がそう思うようなことなんだ…だから俺は別れようとした、けどアイツの口からは犯されたって言うから。」
「別れる意味はなくなって、それでも本当のことを知りたいから後藤と喧嘩…」
コクリと頷くツンちゃんはまたため息をついて頬杖をした。
:07/10/24 18:52
:P903i
:55bZR9cc
#528 [連日連休]
「ま、噂なんだから気にしないのがいいのがいいんだけど…」
「そうだ!!」
俺はひらめいたぞ!!
名付けて!!
「『梶藤事件調査班』!!」
「は?」
ポカーンと間抜けな顔をしているツンちゃん。
「真実を知りましょう!俺達にはその権利はあるんです、あるはずですッ!!二人を調べましょう!」
:07/10/24 19:04
:P903i
:55bZR9cc
#529 [連日連休]
「馬鹿?」
笑いながらツンちゃんはカップを持ち口へ運ぶ。
「馬鹿と言わないで下さい!ツンちゃんだって知りたいんですよね!?実は俺もその噂を確めたくて、後藤と昨日初めて話したんですよー」
ふーんとツンちゃんは相づちをうちながら、カップをおいたり持ったりしている。
「一緒に調べましょうよー、後藤に聞いたらツンちゃんみたいに殴られるかもしれないし……」
なんだか厄日だと思っていたけど今の気持ちはハイテンションに近い。
:07/10/24 19:16
:P903i
:55bZR9cc
#530 [連日連休]
「なんで?」
「え?」
いきなりジッと見られさっきの思考が停止した。
「なんで後藤を知りたい?」
なんで?
なんでだろう……浮かぶのは教室の隅に座ってどこか遠くを見る後藤。
その目線を、
彼が見ている先を知りたいから。
:07/10/24 19:38
:P903i
:55bZR9cc
#531 [連日連休]
「あー…知りたいからですよ!」
俺は思ったことは言わなかった。
そうか、とツンちゃんはにやつき、そのあとにやろうか?と言った。
妙な出会いで
妙な想いを抱きながら、
『梶藤事件調査班』は、
結成され、俺達はよく会うようになっていった。
:07/10/24 19:49
:P903i
:55bZR9cc
#532 [連日連休]
君が、俺が、
本当に、
好きな人は誰ですか?
:07/10/24 19:54
:P903i
:55bZR9cc
#533 [連日連休]
―好きと言えたら―
『交差する想いの行方』
朝だというのに暑すぎる道を俺は走っていた。そしててくてくと歩いているターゲット確認ッ!!
「ハーールちゃんッ」
「うわぁッ!英!?」
ガバッと後ろからハルちゃんに抱きついた。
ツンちゃんと調査班を結成してから1ヶ月ちょっと。もう夏休み目前の7月。
「あいさつ、あいさつ。ハルちゃん最近先に行っちゃうからー俺走ってきたんだからなー」
:07/10/24 20:02
:P903i
:55bZR9cc
#534 [連日連休]
そう最近、ハルちゃんは俺と一緒にいない。
学校に行けば、昼休みも放課後もハルちゃんは何かと用事があるらしい。まぁ俺も調査があるし…
そして、いつも一緒に登校していたのに、ハルちゃんは先に行くようになった。
理由は知らない。
「あぁ…ごめんな」
俺を見ずに歩き始めるハルちゃん………。
その後ろ姿は悩ましいものを抱えているように見えたけど…いつものハルちゃんだと決めつけた。
:07/10/24 20:16
:P903i
:55bZR9cc
#535 [連日連休]
「夏休みさー海行くじゃんーいつ行くー?」
石ころを蹴りながらハルちゃんに問いかけた。
「無理」
無理かーそうかー毎年行ってるのになー……
「って!まじ!?行けないの?なんで!?」
「用事があるから」
止まらず歩いていくハルちゃんの腕をつかんだ。
口調が明らかに怒っているように感じたから。
:07/10/24 20:35
:P903i
:55bZR9cc
#536 [連日連休]
「なんで怒って」
「怒ってないから」
バッと腕を振り払われた。
そういう態度が怒ってると思うんですけどー
俺はハルちゃんを睨んだ。
「ハルちゃんのバーカ!!」
そう言って俺は走り出した。めっちゃガキです。小学生かよ!みたいな。
:07/10/24 20:46
:P903i
:55bZR9cc
#537 [連日連休]
――
「バカはお前だろ、バカ」
英が走っていくのを見ながら独り言を言った。
俺は、
変わってしまったんだ。
英、ごめんな。
でもな、すべてはお前のせいなんだ。
:07/10/24 22:27
:P903i
:55bZR9cc
#538 [連日連休]
俺はある日から、
森田を
抱いてる。
いけないことだと分かってる。でも、英に対する想いが叶わない。しかも溢れだす男としての欲情を英にぶつけてしまいそうになる。
だから。だから、俺は森田を抱いた。
:07/10/24 22:40
:P903i
:55bZR9cc
#539 [連日連休]
:07/10/24 22:45
:P903i
:55bZR9cc
#540 [連日連休]
すいません、森田じゃなくて、中森でした!!!!
:07/10/24 22:50
:P903i
:55bZR9cc
#541 [連日連休]
『俺を英ちゃんだと思えばいい。俺はただ気持ちよければいいから』
悪魔の囁き。
中森に悩みなんて話さなきゃ良かった。
悩みってのは英。
のし掛かってくる、中森の体重は英と比べて重い。
めったに人が来ない、第2科学準備室で俺達は貪るようなキスをしていた。
:07/10/24 23:04
:P903i
:55bZR9cc
#542 [連日連休]
薬品の匂いがする、埃っぽい準備室。
どちらの舌も手も動き回る。
崩れた制服なんてどうでもいい。
押さえきれないこの気持ちをぶつけたい、ただそれだけ。
「んぅ、はぁ、あ」
乱れてきた中森。
いつも傍若無人に振る舞う姿からは想像できない。
:07/10/24 23:14
:P903i
:55bZR9cc
#543 [連日連休]
上半身はガッシリとしてそうなのに、以外と細い。
いつのまにか俺が中森の上になっていた。
立ち上がっているものを上下に動かしながら乳首を舐めまわす。
「ッ、あ、んんッ…手ッ」
「え?」
中森は俺の手を引っ張って指をくえた。
クチュと音がする。丹念に舐めてくる中森の舌。この光景は卑猥だ。
:07/10/24 23:26
:P903i
:55bZR9cc
#544 [連日連休]
しばらくすると指を離してしたのほうへと俺の手を持っていく。
「ほぐせ、お前の指で」
目を見開いた。男ってほんとうにここでするんだな。
すっとなぞると中森はピクリと身をよじった。
しかも自分自身を慰めている。
その姿に興奮してまずは1本指を入れた。
:07/10/24 23:47
:P903i
:55bZR9cc
#545 [連日連休]
「あぅッ、そ、中で色々んッ、動か……せ、はぁッ」
ぐ、ぐ、と入れたり出したり。時々指を曲げてみる。
何度かそれを繰り返していくうちに指の数は3本になっていた。
グチグチと粘膜が音をだす。
気持ちいいらしくて、中森の先端からは白いのがたらたらと流れている。
そしてある一点を指で押した。
「ぅあッあ!!そこっ!」
:07/10/25 00:08
:P903i
:4UDtbFUE
#546 [連日連休]
ビクッと体を反らす中森。細い目を閉じて快感を堪えているようだ。
「いいのか?」
そこを何度も指で押してやると面白いくらいに中森は腰を揺らし、涎を流し、声をあげる。
「あッあっ、も、いれ、んッあ、河嶋ッ」
:07/10/26 15:15
:P903i
:vVRmtwQs
#547 [連日連休]
俺は指を抜き、いつの間にか立っていたものを指の変わりに押し込んだ。
「はぁッ!く…ぅあッ」
「きっ…つ」
押し込んだとたん絡み付いてくる中森の中は、
気持ち良かった。
ただそれだけ。
感情なんてありゃしない。
:07/10/26 15:20
:P903i
:vVRmtwQs
#548 [連日連休]
揺れるお互いの腰。
汗ばむ体を触り合う。
グチュグチュと音がする。耳元で中森の声がする。
何度も、何度も、英の顔が思い出された。
英もこんな厭らしい声をだして、腰をふって、俺に感じてくれるのか?
答えは
NOなんだろう。
:07/10/26 15:26
:P903i
:vVRmtwQs
#549 [連日連休]
――
ふとそんなことを思いだしながら蝉がうるさくなく道を1人歩く。
今日も、中森を抱く。
いつの間にか俺は、中森から離れなくなっていた。
あいつは来るもの拒まずだから、色んな奴とやってるみたいで……その中の1人が俺だ。
俺はもう、英と幼なじみじゃいれない。
英が、怖くて怖くて仕方がないんだ。
:07/10/26 15:37
:P903i
:vVRmtwQs
#550 [連日連休]
『交差する想いの行方2』
最近。
誰かの視線を感じる。
教室に入ってすぐにそれを感じる。
気にしないまま、窓側の席につき、窓の外をみた。
日課、とも言えるのだろう。あの人の姿が見えたらいい。
俺は、後藤唯。
高校に入ってすぐ、部活の先輩に一目惚れした。
:07/10/26 15:46
:P903i
:vVRmtwQs
#551 [連日連休]
春、校門の前で部活紹介のチラシを作り笑いで渡す先輩たち。
大変だなと思いながら通りすぎた時だった。
「なぁなぁ!そこの君!バスケやらない!?背が高いし…手大きいし、」
「あ」
俺より少し背が低いその人は俺の手を取って、自分の手と合わせてきた。
「バスケ好き?」
:07/10/26 18:41
:P903i
:vVRmtwQs
#552 [連日連休]
笑顔にやられたっていうのはこのことを言うのだろうか?
心臓の脈のスピードが速くなる。
体温が指先から熱くなる。
たったそれだけの、
誰にでも振り撒く笑顔を、もう一度見たくて
「好きです」
と、
俺は言った。
:07/10/26 18:50
:P903i
:vVRmtwQs
#553 [連日連休]
――
そんな近いようで遠い日を思い出しても、どうにもならないのは分かっている。
あ、
今日もあの人は黒瀬先輩の隣を歩いている。
窓の外を見ると遠くてもすぐに彼だと分かってしまう自分が恐ろしい。
:07/10/26 18:59
:P903i
:vVRmtwQs
#554 [連日連休]
ため息をついて今度は空に目線を移した。
季節はもう夏。
あと少しすれば夏休み。
そういえば、俺の身の回りで変わったことがもうひとつあった。
同じクラスの美島英。
部活を辞めてから行っている公園に奴が来る。
シカトしても1人でずっと話してる。変な奴。
そいつが俺の生活の一部になりかけてることだ。
:07/10/26 19:08
:P903i
:vVRmtwQs
#555 [連日連休]
この気になる視線も美島なんだろう。
公園の他にも時々だが昼飯を一緒にする。
無言の俺に関係なく、ヘラヘラと笑いながら食べる美島。
回りのやつが顔を真っ赤にして俺達を見ていることに気付かないのだろうか?
いつも一緒にいた河嶋だったか?最近いないみたいだ。喧嘩か?
:07/10/27 08:16
:P903i
:tPDXqEuM
#556 [連日連休]
チラリと後ろをみると美島は慌てて、苦しまぎれにヘラッと笑う。
俺はまた窓の外をみつめなおした。
俺を見て何が楽しいんだか。
俺と居たってつまらないし、きっと噂だって聞いているはずだ。
:07/10/27 08:29
:P903i
:tPDXqEuM
#557 [アンナ]
:07/10/27 12:15
:D902iS
:AXCzU1Ak
#558 [アンナ]
:07/10/27 12:16
:D902iS
:AXCzU1Ak
#559 [アンナ]
:07/10/27 12:16
:D902iS
:AXCzU1Ak
#560 [我が輩は匿名である]
:07/10/27 15:11
:W43CA
:NIXcmg42
#561 [伽羅]
あげ


:07/10/29 23:15
:P902iS
:5yWIopyc
#562 [連日連休]
アンナさん、我輩さんアンカーありがとうございます!!そして、伽羅さん!あげてくれてありがとうございます\(`∀´)
:07/10/30 12:26
:P903i
:yVEa6ee.
#563 [連日連休]
噂。
誰もが知り、俺から一歩距離を置き噂をする。
馬鹿馬鹿しい。
噂なんて噂。
それに翻弄されてる黒瀬先輩、彼は本当に噂を信じているみたいで俺に突っかかる。
少しずれた眼鏡を直し、俺は机から教科書とかを取り出した。
:07/10/31 07:37
:P903i
:dryFTH7I
#564 [連日連休]
カサリと机の中で紙の音が聞こえた。
あぁ
甘い誘惑に俺はまた心を踊らせた。
これは、あの人の手紙。
朝早くに来て俺の机に手紙を入れていく。
アドレス、教えてくれないからこんな地味なことをしている。
:07/11/02 10:34
:P903i
:HwDKMFPY
#565 [連日連休]
『屋上』
たったそれだけの言葉。
珍しいこともあるもんだ。あの人が学校内で会おうとするなんて。
キリキリと胃が痛むのが分かった。あの人はきっと俺が苦しんでいるのを分かっていながら呼ぶ。
それでも俺は屋上に行ってしまうのだろう。
:07/11/02 10:58
:P903i
:HwDKMFPY
#566 [わん]
頑張って下さい(・ω・)
:07/11/02 17:36
:W51P
:☆☆☆
#567 [連日連休]
わんさん!ありがとうございます(>∀<)♪♪
:07/11/04 08:10
:P903i
:SgzImq/o
#568 [連日連休]
少し腹をさすりながら紙をポッケに入れた。
あの人は一体何を考えてるのだろうか。
ニコニコと笑う顔が浮かぶ。
笑いながら、悲しみながら俺を見つめるあの人。
チャイムの音がなり響き、クラスメートの笑い声と机と椅子の音楽が聞こえる。
放課後。
…………俺は真実を知る。
:07/11/04 08:19
:P903i
:SgzImq/o
#569 [連日連休]
『好きなんです、先輩が。友達とかそんなんじゃなくて、好きなんです。』
俺は、犯したとか、そんなんじゃない。
キスをしたんだ。
震えながら泣く彼に。
かられた衝動は、売られて噂となり、「犯した」という罪になり、俺は白い目から逃れるために部活を辞めた。
:07/11/04 08:28
:P903i
:SgzImq/o
#570 [連日連休]
どうして「犯した」と言うことになったのか。俺はあの人に合うたびあの美島のように、しつこく聞く。
俺は誰にも話さなかった。それにあのときは、俺の部屋だったから。知っているのは俺とあの人だけ。
だから噂の出所はあの人。
その真実が今日知ろうとは思いもよらなかったんだ。
:07/11/04 08:33
:P903i
:SgzImq/o
#571 [連日連休]
−好きと言えたら−
『交差する想いの行方3』
帰る人や、部活にいく人をみながら少し早足に歩いた。屋上に近づくにつれ、辺りは俺の足音しか聞こえない。
−ガチャ、と屋上のドアが嫌々そうに鳴った。
ため息と深呼吸を一つ。
開けられたドアの向こうにはすでにあの人こと、梶岡先輩が立っていた。
:07/11/04 08:41
:P903i
:SgzImq/o
#572 [連日連休]
「…あ、唯」
俺の姿に気づいてフワリと笑う。
その笑顔はいつも俺を狂わせる。
「珍しい……ですね」
「あ、そう…だな」
近づくと先輩は少し距離をおいた。いつもならそんなことしないのに。
間を抜けていく風が恨めしい。
:07/11/04 12:03
:P903i
:SgzImq/o
#573 [連日連休]
「…耀と、喧嘩したんだってな。」
「あ、はい。しましたよ、あなたのせいで」
ムカつく。
ムカつく。
ムカつく。
下を見ながら話す先輩を今にも抱き締めたくなる、壊したくなる。
八つ当たりしてしまう自分が嫌いだ。
頭をかきながら先輩はそうかと苦笑いしながら俺をみた。
「唯、俺さ……考えたんだ」「……何ですか?」
:07/11/04 12:11
:P903i
:SgzImq/o
#574 [連日連休]
――その頃美島は…
「いない、いない、いなーーーーーい!!!!!」
声を張り上げ後藤の席をみた。
後藤がいない。
「つーか!誰もいなーい!」「……俺いるけど」
後ろを振り向くとぶすくれた顔でハルちゃんが俺をみていた。
「帰りのホームルームで寝てどうすんだよ?」
立ち上がり俺の席の横にたった。
:07/11/04 13:14
:P903i
:SgzImq/o
#575 [連日連休]
「帰んないの?」
「ハルちゃんこそ、…帰んないのー?」
そう聞くと困った顔をして苦笑い。
「今か…」
「あ!後藤どこ行ったかしらない??」
ピタリと動きが止まるハルちゃんを気にせずに俺は、立ち上がり鞄を取りだし机の中のもんをつめこんだ。
「公園かなーツンちゃんに怒られるなー…」
:07/11/04 13:20
:P903i
:SgzImq/o
#576 [連日連休]
「ツンちゃんって?」
「んー…友達?」
ハルちゃんの問いを流しながら頭は後藤のことでいっぱいだった。
どこで、
なにを、
彼の見つめる向こうを
俺は知りたいから。
:07/11/04 15:09
:P903i
:SgzImq/o
#577 [連日連休]
「友達?って…ハテナつけんなよ;」
「あれはーモリリンとこは行かないの?行かないんだったら、一緒にさが…?」
モリリン、そう言ったとたん流れる空気が止まった気がした。
「……いや、行くよ。じゃ」声が、ハルちゃんの声が震えていたのに俺は気が付いた。けどその時には歩き始めていて……
その後ろ姿を止めていたら、どう変わっていたのだろう。
:07/11/04 15:22
:P903i
:SgzImq/o
#578 [連日連休]
とにかく今は後藤だ。
俺はハルちゃんを追いかけるように教室を飛び出した。
どこにいけばいいのか分からずに。
まずは外に出たのかを調べるため昇降口へと走っていった。
俺、体力ないのにーこんなに走らせるなんてー!!
そうくだらないことを考えながら。
:07/11/04 16:01
:P903i
:SgzImq/o
#579 [連日連休]
「あるってことは校舎の中…か」
後藤唯と書いてある場所に靴があるのを確認した俺は普段それほど使わない頭を使い、行き着いた先は……
「体育館か屋上!!」
そして、俺はまた走り出した。
:07/11/04 16:52
:P903i
:SgzImq/o
#580 [連日連休]
――後藤
「何…言って…んですか?本当ですか?」
やっぱり梶岡先輩が何を考えてるのか分からない。
自分でも声が震えているのが分かる。
嬉しさなのか、困惑なのか、どちらなのか分からない。
「本当だよ、唯。」
:07/11/04 17:11
:P903i
:SgzImq/o
#581 [連日連休]
俺の悩んできたこの3ヶ月はなんだったのだろう。
自然と涙が頬を伝う。
梶岡先輩の顔が近い。
俺の眼鏡を取って、頬に手を添えてくる。
「泣かないで、唯」
『泣かないで、梶岡先輩』
あの時のように。
俺と同じようなセリフを言って
先輩は軽いキスをした。
:07/11/07 07:15
:P903i
:R6hgTbVE
#582 [連日連休]
チュと軽いキス。それは罪のキス。
触れあってはいけないはずなのに、自然と惹かれあってしまうのはなぜなんだろう。
俺は先輩を逃しはしないと腰と腕を捕まえてもう一度キスをした。
やっと、3ヶ月ぶりに梶岡先輩に触れた。
どんな心境で梶岡先輩がキスをしたのか分からない。でも、そんなのもうどうでもいい。
俺はこの人に溺れていく。
:07/11/07 07:21
:P903i
:R6hgTbVE
#583 [連日連休]
「好きです、ずっと俺」
「……唯、ごめんな」
ぐっと抱き締めると、先輩も答えるように背中に手を回してきた。
――
どれくらい時間がたったのだろうか、俺と先輩はただ何も話すことなく地面に座ってどこか遠くをみていた。
手は繋いでいるけど、心はまだ繋がっていない。
そんな感じがしていた時だった。
:07/11/07 07:28
:P903i
:R6hgTbVE
#584 [連日連休]
ガチャリ
と屋上のドアが鳴った。
そして、
「ごーとぉーうーいますかぁー??いたら返事してくださー……あ、後藤いた」
そこにいたのは、バカでしつこい美島だった。
いつものように俺を見てヘラヘラしている。
パッと離された手。
俺は美島を見たあと先輩をみた。
苦笑いで少し恥ずかしそうに俺を見ている。
『あの子だれ?』
そんな風に問いかけられているような気がした。
:07/11/07 07:35
:P903i
:R6hgTbVE
#585 [わん]
気になる♪♪
アゲ´∪`
:07/11/08 23:58
:W51P
:☆☆☆
#586 [連日連休]
わんさん(´∀`)!
いつも読んでくれてありがとう♪♪
「……あ」
ヘラヘラしてた顔が固まる。どうやら梶岡先輩の存在に気がついたみたいだ。
「何か用?」
「え、あ、公園…行かないのかなーと思ったんだけど……」
じーッと美島が見つめる先は俺ではなくて、梶岡先輩。
梶岡先輩はというと、なぜか美島と同じ状態。
………にらみ合いになっている気がするのは気のせいだろうか?
:07/11/10 07:37
:P903i
:1LiNC5vE
#587 [連日連休]
「美島、公園には行かないから。」
「あ!うん…分かった。んじゃ……またなー」
一瞬、はっとした顔をして俺を見た美島はまたいつものようにヘラヘラ笑って屋上からいなくなった。
無機質なドアの音と階段をかけおりる音が小さく聞こえる。
「…誰?あの可愛い子」
:07/11/11 14:30
:P903i
:y6THH5oo
#588 [連日連休]
美島は
あいつは
「…友達……みたいな」
「違うって、名前」
屋上のドアを見ながら言うと梶岡先輩が笑いながら突っ込んできた。
「あ、美島英。俺と同じクラスなんですよ、あいつ」
名前を言うと美島かとつぶやきなから梶岡先輩はどこか遠くを見ていた。
:07/11/13 09:59
:P903i
:Kk4LMuG.
#589 [連日連休]
――
何が悲しくて、
僕らは涙を落とすのだろう。
遠い記憶は薄れて、
僕は今日も君を……
:07/11/13 10:12
:P903i
:Kk4LMuG.
#590 [連日連休]
―好きと言えたら―
『先にあったものは』美島
苦しい、苦しい、苦しい!
息が、体がもたない。
もたない
もたない
もたない。
「だぁーッ、はぁーハァッハッ、……ハッ、ハァ…」
ここが学校のどこか分からないまま、壁に寄っ掛かりズルズルとその場に座った。
:07/11/13 10:17
:P903i
:Kk4LMuG.
#591 [連日連休]
全力疾走なんて、いつぶりだろう。
「…ハァ…ッ、はッ」
息が戻らない。
苦しい。
けど、その苦しさの他に違う何かがあってさらに、俺を苦しめる。
分かってたことだったはず。
誰が何を見ているなんて。
:07/11/13 10:21
:P903i
:Kk4LMuG.
#592 [連日連休]
一瞬で分かってしまった。
隣にいたあの人は、
『梶岡先輩』
茶色かった髪、優しいそうな目。
サラリと頬を流れるくらいの髪が似合っていて、女の子にモテそう。
そんな第一印象。
:07/11/13 19:41
:P903i
:Kk4LMuG.
#593 [連日連休]
「はぁッ、は…ッ…はぁ、黒瀬、先輩にッ…電話」
今あったことを話さなきゃ、梶岡先輩と後藤が会ってたって。
ポケットに手を入れて携帯を取り出し、震える手でボタンを押した。
出るまでに息を整えないと。そう思っても、息が上がるだけで。
まるで何かに追われている人のような映画を思い出した。
:07/11/13 19:55
:P903i
:Kk4LMuG.
#594 [連日連休]
『もし、美島?どうした』「はぁッ、あ、後藤と…ッ…岡先輩がッ………ッ」
何回目のコールで出たとか覚えていないけど、すぐに黒瀬先輩の声が聞こえて、
安心したのか、
怖くなったのか、
何が悲しいのか、
知らないうちに、泣いていた。
『おいッ?今どこだ?』
「……わかッ…な…廊下ッ」
:07/11/13 20:15
:P903i
:Kk4LMuG.
#595 [連日連休]
そう言うとプツリと携帯電話が切れた。
もうそんなの関係なくて、ただ声を押さえながら泣いた。
――
タッタッタッタッと誰かが廊下を走ってる音が聞こえた。
ピタリと止んだ音が今度はペタペタと歩いている音に変わる。
「美島?」
:07/11/13 20:24
:P903i
:Kk4LMuG.
#596 [連日連休]
ゆっくり顔をあげるとぼやけた視界にツンツン頭が見えた。
「なんて面してんだよ、しかもお前が黒瀬先輩とか言うから…っておいおい」
分からないけど、俺は抱きついてた。
そういえばあだ名で呼んでなかったな…
「ツンちゃん…」
「あ、…なんだよ」
:07/11/13 20:53
:P903i
:Kk4LMuG.
#597 [連日連休]
ぐっと黒瀬先輩、ツンちゃんを抱き締め顔を埋めた。
「…なんだよ?まじ」
「見たんですよ、二人で会ってる所。」
『二人で会ってる。』
その意味がすぐに分かったのかツンちゃんは黙っていた。
:07/11/13 21:00
:P903i
:Kk4LMuG.
#598 [さや]
:07/11/25 12:35
:SH903iTV
:Dr5/GcnY
#599 [さや]
:07/11/25 13:13
:SH903iTV
:Dr5/GcnY
#600 [わん]
久々にきたら……ι
頑張って下さい!!
:07/12/23 23:52
:W51P
:☆☆☆
#601 [我輩は匿名である]
あげます
:08/12/12 00:36
:SH903i
:ncvvc87.
#602 [りり]
:09/11/17 11:42
:SH904i
:ZQrWxizo
#603 [我輩は匿名である]
めっちゃおもしろい

頑張って下さい!!!
私的にゎハルちゃんと英がくっついてくれたら嬉しいなぁ〜

あ、でもでもつんちゃんでも良いかも〜〜
:09/11/23 10:36
:D705i
:nmPZlY7Q
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