僕達の恋の始まり
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#175 [連日連休]
『俺様』

「おい、お茶」
「おい、ノート貸せ」
「おい…聞いてるのか?」


「だぁー!!!!おいおいうるせーよ!俺はお前の家政婦か!?」

「……違うのか?」


おーい、誰かこいつになんか言ってやってくれ。
つーか真剣な目で言うなよ。

⏰:07/08/18 12:38 📱:P903i 🆔:J8HTtY3k


#176 [連日連休]
一宮秀哉(イチノミヤシュウヤ)。

この学校で最強最悪の俺様男。

金持ち、容姿よし、頭よし三拍子揃っているが、性格悪し(俺の前だけ)。

女はもちろん、男達の憧れの的。敵にするやつはどこにもいない。


ただ1人を除いてはッ!!

⏰:07/08/19 16:39 📱:P903i 🆔:Sn5q6Xvo


#177 [連日連休]
それがこの俺!!
上野さく(ウエノサク)


貧乏ではなく、容姿は良くもないし悪くもない、頭も悪くないし良くもない、性格は…俺様男よりは悪くない!!告白は一応されたことがある。



そう!!



俺は普通だ!!

⏰:07/08/19 16:46 📱:P903i 🆔:Sn5q6Xvo


#178 [連日連休]
俺は平凡な過ごしやすぅーい生活をしてきた!



しかぁーし!!


この最強最悪俺様男によってその過ごしやすぅーい平凡な生活を壊されたのだ!

俺は学校に行きたくない!ってことはなかった。そんな俺が学校に行くのが毎日憂鬱なのだ。

⏰:07/08/19 20:39 📱:P903i 🆔:Sn5q6Xvo


#179 [連日連休]
え?そんなに嫌なのにどーして一緒にいるのかって?

それってこの平凡男と俺様男の出会いを知りたいってことだよな??


そんなに知りたいなら教えてあげよう!いや、聞いてくれ。


平凡男と俺様男の最悪な出会いを…

⏰:07/08/19 20:52 📱:P903i 🆔:Sn5q6Xvo


#180 [連日連休]
あれは忘れもしない三ヶ月前の4月5日。高校2年生になったばかりの日で桜が満開だった。


俺は登校日、桜を見ながら春を満喫し穏やかな気分で学校に行くはずだった……

「ひぃいぃ!!」

と、朝から男の悲鳴が路地裏から聞こえたもんだから覗いてしまったんだ。


整った顔に真っ赤な血が飛び散り、ニタリと笑う慈悲も情けもない鬼の姿をッ!!

⏰:07/08/19 21:05 📱:P903i 🆔:Sn5q6Xvo


#181 [連日連休]
「お前誰に物言ってんだ?あぁ?」

━ドカッ━

「ひぐッずみま…ぜん」


殴られているのはどっかの不良。こっちからは顔がみえないけど相当酷い顔になってるだろう…と考えていたとき


鬼と……


目が合ってしまったんだ。

⏰:07/08/19 21:12 📱:P903i 🆔:Sn5q6Xvo


#182 [連日連休]
「「……………;」」

睨む蛇と縮こまって動けない蛙。俺足がすくんで動けないのです。膝頭ガクガクなんです。


「お前…」

そう声をかけられた瞬間、パッと脳からの指令がでた。

『全力でこの場所から逃げて生き延びろ!!』


イエッサー!!!!


俺は逃げた。全速力で。

⏰:07/08/19 21:20 📱:P903i 🆔:Sn5q6Xvo


#183 [連日連休]
「あ!?待て!」


俺は必死で逃げた。


逃げたはずだ。



「逃がさん」
「へ!?」


後ろを見たら鬼はもうすぐそこにいて


━ガシィイッ!━


呆気なく鬼の餌食となったのだ。

⏰:07/08/19 21:32 📱:P903i 🆔:Sn5q6Xvo


#184 [連日連休]
━━━


「…お前同じ学校だな」

「…;」

鬼がため息をついて俺を睨む。そうみたいですね。制服同じだし…しかもこいつって

一宮秀哉だよな?


みんなの憧れの的…なはずだけど、今俺には鬼にしか見えないのですが。

⏰:07/08/19 21:39 📱:P903i 🆔:Sn5q6Xvo


#185 [我輩は匿名である]
>>1ー50
>>50ー100
>>100ー150
>>150ー200

⏰:07/08/19 22:47 📱:W42H 🆔:EIhGplPw


#186 [連日連休]
我輩さん、どうも(^∀^)


>>1-50
>>50-100
>>100-150
>>150-200

⏰:07/08/20 08:40 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#187 [連日連休]
そしてとても怒っていらっしゃる?そりゃーそうだよね、裏の顔見てしまったのだから!!

時代劇で言えば、悪代官様が商人とかヤバい人達から賄賂を受け取っていた所を見てしまった!とか、お偉いさんの殺人現場を見てしまったとか!!

待て…最後はどうなる??水戸〇門様が助けてくれるはずだけど、そんな人いないし…ってことは俺は、


俺は


脅され続け最後には


殺されるのぉおぉ!?

⏰:07/08/20 08:50 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#188 [連日連休]
「…何1人でブツブツ言ってるんだ?」
その声に俺はハッとし顔をあげると鬼の顔がドアップ。

「ひぃ!お命だけはぁあ!」

ズサァッと俺は尻餅をつきながら後ろに後退り。鬼はポカーンとした顔で俺をみていたた。


え?弱すぎ??しょうがないだろ!俺は喧嘩をしないと心に誓ってる!決してッ喧嘩が弱いと言う訳じゃない!

⏰:07/08/20 08:57 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#189 [連日連休]
俺の脳は今俺に選択肢を4つ与えている。



1番 何も言わないと約束 する。そして逃げる2番 逆に脅す!
3番 正当防衛だ、殴って 逃げろ。
4番 逃げろ!!



どれも失敗に終りそうだ。でもこの4つしか考えられませんぜぇー旦那!
仕方がない………ここはもっとも安全な


1番で!テヘッ(´∀`;)

⏰:07/08/20 09:09 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#190 [連日連休]
「俺は何も見ていません!学校でも一切このことは口が裂けても誰にも言いませんのでどうぞよろしくお願いします!それではサヨウナラッ」


よしッ!!完璧!

俺は尻餅の体制から鬼に背を向け走りだした。そしてすぐに


「ぐぇッ!!」
「誰が逃げていいと言った」

まるで猫のように制服の襟を捕まれ、俺の行動は無に終わった。多分1分も経ってない。

⏰:07/08/20 09:18 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#191 [連日連休]
そして鬼こと一宮秀哉はとんでもないことを口にした。


「お前気に入った」

「え?はぁ!?くッ」


首が痛い、喉仏も痛い。
そろそろ放して欲しいと思ったら首元がゆるんだ。

⏰:07/08/20 10:04 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#192 [連日連休]
ケホッとむせながら後ろを振り向くと鬼はスタスタと歩き始めている。


助かったのか!?映画の主人公のような気持ちで俺はそう思いながら立ち上がると鬼が振り向いた。


「おい、何してる」
「は?」


いやあなたを晴れやかな気持ちで見送ってるけど。もしかして、助かってなかった?ひやりと汗がながれ予感は的中した。

⏰:07/08/20 13:07 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#193 [連日連休]
「学校行くぞ」
「何故そのような!?」


そう叫ぶとギロリと睨まれつかつかとこっちに戻ってきた。


「気に入ったから」


そう言い俺の腕をつかみ歩き始めました。

⏰:07/08/20 14:32 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#194 [連日連休]
拝啓母上様。

この平和な日々が一宮秀哉によって終わりそうなわけで…。
これから毎日、体中に痣をつけて帰って来るでしょう。心配しなくて大丈夫です。ただ彼の秘密を知っただけのことであって…。

「…おい」

「…死にはしません」

「何を言っている?」

「…いや何も」

⏰:07/08/20 14:47 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#195 [連日連休]
最悪だ。

俺の顔はまる子ちゃんのようにさーッと青くなりまわりにはどんよりとした空気が流れていた。そして一番気になるのが…



鬼と手を繋いでいることである。
俺が女の子だったら喜んでいる所だろう、しかし俺は健全な男の子!!嬉しくない。俺はこいつから一刻も速く逃げ出したい。

⏰:07/08/20 14:59 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#196 [連日連休]
しかし逃げることも出来ずに!
そんなこんなで学校についてしまった訳ですね!


ため息をつきながら一宮秀哉を見る。

俺とは違う世界の男。
すべて揃っている男。

そんな男が学校に入ればさ俺にではない視線を向けられた。

⏰:07/08/20 17:58 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#197 [連日連休]
『一宮君だっ』
『クラス一緒かな?』
『カッコいぃ』
『てか隣誰?』


おうおうおう!!!!
分かっていたけどモテモテですね!俺の存在ちょっとしかないぞ?

そう思い一宮と手を繋ぎながらクラス変えの張り紙をみた。

⏰:07/08/20 18:44 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#198 [連日連休]
「俺は五組か、そういえばお前の名前は何だ?」
くそ!背の高いやつめ、俺を上から見やがって。名前は教えない。なぜなら平和に過ごすための希望をあきらめないためである。俺は上野だからーう、う、う?

「う…」
「う?」


「うそだー!!」
「卯曽田?あ」

俺は手を振り払い、逃げた。

⏰:07/08/20 19:42 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#199 [連日連休]
逃げても逃げても出会うのに…



そう、お察しのように俺は五組だった。

しかも

一宮秀哉の後ろ。




逃げ道がありません!!

⏰:07/08/20 20:38 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#200 [連日連休]
━━━


これが俺様男と平凡男の出会いだ。


あれから大変だった。

俺様男は何故か俺につきまとい、しかも俺をこきつかうようになったのだ。


周りの人からは(特に女子)嫌味を言われたり、変な噂を流されたり!前の友達は皆俺に近寄らなくなった。

そうこいつのせいで!

⏰:07/08/20 20:56 📱:P903i 🆔:rEX6Dy7.


#201 [連日連休]
「おい」


「なんだよ?」


思い出したらイライラしてきてしまったよ!俺はこのままずっと…いやまて!



今は7月5日だってことは夏休みは後1ヶ月いや20日もすれば俺はこいつと会わなくてすむじゃないか!

⏰:07/08/21 13:10 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#202 [連日連休]
「お前はイラついたり笑ったり大変なやつだな」


俺は一宮を睨んだ。こんな顔させるのもお前のせいだ!そう叫びたくなる。


「ははッ、あぁ速く夏休みにならないかなー」

「そういえば夏休み、海行くぞ」

「いってらっしゃい」

⏰:07/08/21 13:18 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#203 [連日連休]
「何言ってる?お前も行くんだ」

「は?!…いやいやいや!夏休み俺は忙しいんだ!家の手伝いをしないとなッ」


本当は何もないけどな。
俺の平和をこれ以上壊さないで欲しい。


「そうか、最高級の旅館に予約入れたがキャンセルしよう。キャンセル料は確かー」

「言わなくていい!!俺は行かない!行けないんだ!」

⏰:07/08/21 13:56 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#204 [連日連休]
ふーんとした、本当は忙しくないんだろって顔で一宮は見てきた。

「じゃあ…手伝いに行ってやる」

「はぁあ!?」
ガタッと席を立つと周りの人の視線が感じ、慌てて座った。
「なんだ?行ったら駄目なことでもあるのか?」


いやいやいや駄目に決まってるだろ、おい!

⏰:07/08/21 14:08 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#205 [連日連休]
そう思っていても口から出てくる言葉は


「…そんなことない;」

「ならいいだろ、夏休みこの俺が手伝ってやる」


うっと俺はあらかさまに嫌な顔をした。俺の聖地といえるべき部屋に入れなくてはならない。しかも!母さんは快くこいつを迎え入れるだろう。なぜ?そりゃ顔もいいし、俺以外の奴等にはとってもとっても優しいからだ!

⏰:07/08/21 15:04 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#206 [連日連休]
「はぁー勘弁してくれよ」
「何だって?」

「何でもないデス;」

俺は机にふせ頭を抱えた。そのとき周りの女子が騒いでいた。
あぁ俺の夏休みが…


なくなった。



どーんとこーい!
ははッあははッあははははッ!

⏰:07/08/21 15:12 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#207 [連日連休]
━━━そして夏休みに入り一宮が家にやって来た。

ミーンミンミンミンミンミーン…

「だーかーらーッ!!」


今年はやたらと蝉がなく。うっとおしい暑さをさらに倍増させる。


ミーンミンミーン…ミーーン

「何だ!?その荷物は!?泊まりに来たのか!?」

「そうだ、悪いか?」

⏰:07/08/21 15:19 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#208 [連日連休]
おぅ!?おうおうおう!?

「今何て言った!?」

一宮はやれやれと言う顔で大きな荷物を置き、後ろの大層高い車に乗っている黒スーツを着ている男に指示を出し車はさっそうといなくなった。


「そうだ、悪いか?だ。…これで満足か??」


━━━━

⏰:07/08/21 15:25 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#209 [連日連休]
「どういうことだ!?」


「あぁ?さっきの会話の流で理解できねーのか?バカ以下だなお前」

ガンと自分の荷物をけりあげる俺様男。
あッ;
スイッチ押しちゃった!?怒りマークが見えるのは気のせい…だよねッ♪;


「泊まるなら泊まるって、ブヘェッ!?」

俺は後ろから思いっきり押され一宮の荷物に突っ込んだ。

⏰:07/08/21 15:40 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#210 [連日連休]
「どぅもぉお!さくの母ですぅ、今日は良く来てくれたわぁあ!」


「あぁ、初めまして一宮秀哉です。せっかくの夏休み中に私みたいなのが来てしまってすみません、お母さん。」


おいッ!
おいおいおぉぉい!?
誰だ『私』って!?さっきまでの鬼はどこ行った!?
つーか!母さん!語尾の後絶対ハートマークだろ!?
「あら?さく、何してるのそんな所で?」

アンタが押してきてこんなことになってんだよ!そう叫ぼうとしたら一宮が手を出してきた。

⏰:07/08/21 15:50 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#211 [連日連休]
「大丈夫か?」
「…おぅ;」

ぞわわーッと、鳥肌が立ちながらも一宮の手をとって立ち上がる。


目が…目が怖すぎる!
あの目は『手を払ったらあとで海に沈めてやる』そんな目だった。


「あ、お母さん。私が泊まっても平気ですか?」

「いいに決まってるじゃない!いつまでもいていいのよッ!さぁ中に入って入って!!」

⏰:07/08/21 15:55 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#212 [連日連休]
俺は唖然とそのやり取りを見ていた。二人で仲良く家に入っていく。


残されたのは俺と一宮の大きな荷物……



「持ってけよ!!」


そんな声は届くこともなく俺は1人一宮の荷物を担いで家の中に入っていった。

⏰:07/08/21 15:59 📱:P903i 🆔:cDALmIDo


#213 [連日連休]
━━


「ここがー俺の部屋;」


何だかんだ言っても結局、一宮は俺の部屋に入ることになった。仕方がない、俺の家は誰かさんと違って部屋がたくさんない。二階に3つ、下はリビングとか居間とか座敷とかまぁ4つぐらい。


「…狭い」
「なら、入るな!居間に行け居間に!」

⏰:07/08/22 08:26 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#214 [連日連休]
「居間も狭い」
「家の中でも一番大きな部屋なんですけど」


ゲシッと一宮の足を蹴った。そしたら一宮も俺の足を蹴った!


「いっ!!うわっ!?」

俺はバランスを崩しそうになって、一宮のシャツを掴んだ。

「「あ…!」」

⏰:07/08/22 08:31 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#215 [連日連休]
二人顔を見合わせたがどうすることもできず俺たちは倒れた。


━━━


「いってー!お前が足蹴るから!」
「先にやって来たのはお前だ。」

⏰:07/08/22 08:42 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#216 [連日連休]
はいはい俺が悪かったよ!すみませんでしたね!あぁ腰がいたい。そして何より一宮に押し倒されるような形がとてもむかつく。


「つーかどけ」
「何で?」
「何で?って立ちたいからだよッ!」

じっと一宮は俺を見てきた。あーこの顔で可愛い女の子達を虜にしてきたのか。そう思いながら俺も一宮を見た。

⏰:07/08/22 10:48 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#217 [連日連休]
なんだか俺たち、変な雰囲気じゃないですか??一宮少し顔赤い??何なんだ?

『ねぇねぇ一宮君の噂知ってる?いつも一緒にいる上野君!アレらしいよ』
『アレってアレ!?』
『アレに決まってるよー』『まじ!?ショックぅ』



ポンっと女子達の会話を思いだし俺はとっさに一宮の顔を殴ろうとした。

⏰:07/08/22 11:05 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#218 [連日連休]
「さくー!ご飯作るの手伝ってー!!」


母さんの声が家の中に響いた。ふっと一宮が立ち上がり部屋を出ていく。トントンと階段を降りていく音が聞こえた。


「何なんだよ、一体;」

何でドキドキしてんだ!?あいつ何をしようとしてた!?母さんの声が聞こえなかったら俺はどうなってた!?

⏰:07/08/22 11:27 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#219 [連日連休]
「つーか、アレって何だよアレって!」


ガシガシと頭をかき、俺も階段を降りて母さんのいる台所に向かった。そしたら母さんは1人だけで、台所に立っていた。


「あれ?一宮は?」
「秀哉君?来てないわよーそれより手伝って!!」


バンッと出されたのが玉ねぎ。なぜ玉ねぎ!?

⏰:07/08/22 11:36 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#220 [連日連休]
仕方がない、包丁を持って玉ねぎをきりはじめた。一宮のことを忘れて…


━━数分後
なぜ母さんが俺に玉ねぎを切らせたかったのかが分かった。

「目がッ!目がしみるッ!!」

ポロポロと泣きたくもない涙が流れてくる。

「男の子なんだから泣かないと思ったのにー」


いや!泣きますから!!
普通に泣きますから!!

⏰:07/08/22 11:54 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#221 [連日連休]
絶対に、俺は次からは騙されねぇー!!そんなことを思いながら母さんを睨んだ。
「何よーその目はー!?…あら秀哉君!座ってて、あと少しで出来るから!」
「え?あ!一宮ッお前どこ行ってたんだよ!?」


後ろを振り向くと一宮が何もなかったような顔でそこに立っていた。

⏰:07/08/22 12:00 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#222 [連日連休]
「お母さん、私も何か手伝いますよ。」
「まぁ!いいのよぉ!お客様なんだから座っててぇ!!」
「いいえ、それでは私が納得できないので。(スマイル)」
おい!シカトかよッ!!
ま、その方がいいけどね!俺は泣きながら玉ねぎを刻んだ。これでもかっ!!てくらいに。

「おい…?…ッ!」
「?いいから座れよ。」


ポンと肩を叩かれたから後ろを振り向く。一宮は驚いた顔をして静かに俺の言うことを聞いた。

⏰:07/08/22 12:22 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#223 [連日連休]
━━━━


食卓にはいつものように母が作ったものが並べられた。今夜のメインはズバリハンバーグ!!俺が涙を流しながら作ったハンバーグを一宮は珍しそうに見ている。そして食べる前にボソッと母さんに聞こえないように言った。


「薄い」


……と。

⏰:07/08/22 17:57 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#224 [連日連休]
「あのね!普通の家はこのハンバーグが普通!薄くないの!どんだけ分厚いの食ってんだよ!?」


バンとテーブルを叩きそうになったが母さんがいるからそんなこともできず、叫ぶこともできず、拳を握りながら一宮の耳元で母さんに聞こえないように話した。


「何こそこそしてるの?温かいうちにはやく食べて!」

⏰:07/08/22 22:02 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#225 [連日連休]
ニコニコしながら母さんは俺達が食べるのを待っている。俺達というか一宮を待っている。俺もつい一宮を見た。その視線を感じたのか、

いただきます、と言って一宮は一口ハンバーグを口にした。


「…おいしいです、初めて食べましたよ……(スマイル)」

「良かったぁーたくさん食べてね!」


薄いとか不満を言っていたくせに母さんの、いや女の前ではちゃんとしたことを言うもんだと俺は心の中で舌打ちをした。

⏰:07/08/22 22:56 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#226 [連日連休]
━━━

一宮はほとんど食べた。しかも新しい物に口にするたび、極上スマイルを母さんに向けながら。なんだか1人違う世界にいるような気分だ。

「はぁ…ごちそうさま」
「ごちそうさまでした」

「ゆっくりしてってねー」


ニコリと一宮が笑ったのか母さんは後ろでキャアキャアなんか言っていた。


それより、俺はこれから一宮と2人きり。いつも2人きりだったけど今日は違う雰囲気がある。それは一宮が私服のせいなのか、俺の家に泊まるせいなのか、どちらとも言えない。

⏰:07/08/22 23:08 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#227 [連日連休]
「…何もないけど、どーぞ」「狭い」
「……;;;」

ほぉぉう。人がせっかくどーぞと言っているのにまたしても『狭い』と言うのか?

ピキっと頭の中で何か音がしたが気にしない。俺はシカトする。こいつが話しかけてきても!すべて一人言と判断する。俺は一宮を睨み付け自分の部屋に入りポフッとベットの上に座った。

⏰:07/08/22 23:17 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#228 [連日連休]
「本当に何もないな。」


部屋の中をいじり回し、興味をなくしたのか俺に声をかけてきた。ずっとものをいじっていたから俺はベットに横になり狸寝入りをしていたし、シカトすると決めていたから、そのまま一宮を放置した。

ハハッこれこそ放置プレイ!!

「ん?」

⏰:07/08/22 23:23 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#229 [連日連休]
ベットの下がゴソゴソと音を立てたから、一宮が何かを見つけたと俺は気が付いた。

おうおうおぉう!?
いやいやいやーまさか!?まさかねーあははははッ!

ウィーン、ピッ

『んぁッあん、あぁん』
『ここか?それともここか?ん?言ってみな』
『あぁッそこぉお!そこなんですぅ』


聞こえてきたのは俺が隠していたΑ∨、しかもお気に入り!!ちょっと鬼畜責めされている可愛い子ちゃんが好きなんですっっ!って

⏰:07/08/22 23:33 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#230 [連日連休]
「何見てるんだよ!?」
「Α∨?お前こんなの見てるのか?」


ちょっと呆れた目で一宮は俺をみた。


「う、うるせー!み、見ちゃいけないってのか!?」

俺と一宮の会話に混じってテレビからΑ∨の喘ぎ声が響く。そして一宮がスッと立ち上がりベットに腰かけた。

⏰:07/08/22 23:39 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#231 [連日連休]
「……」


またまた妙な雰囲気になった。一宮は無言だし、テレビから聞こえる音は止まないし、何故か俺の立ってるし!?おさまれ息子!!そして気付くな一宮ぁ!!


「お前……感じてる?」
「うひゃッ!!」


一宮の低い声が俺の耳にあたり、俺は腰が震えてしまった。

⏰:07/08/22 23:50 📱:P903i 🆔:LpZPPOdk


#232 [我輩は匿名である]
アゲます!

⏰:07/08/23 22:03 📱:W41T 🆔:☆☆☆


#233 [紀伊]
面白いです
がんばってください

⏰:07/08/25 08:26 📱:P902iS 🆔:Qfg4hs8c


#234 [我輩は匿名である]
アゲます���I
はまりました(笑)

⏰:07/08/26 14:51 📱:W51P 🆔:6.MAjDs6


#235 [ぐらたん]
我輩さんのお二人と紀伊さん!あげてくれてありがとうございます(`∀´)/



「ちょっ!?何!?」


一宮は俺の腰に手を回し、体を密着させてきた。その手がいやらしい……と思うのは俺だけですか!?さわさわと動いて、居場所を見つけたのかそこだけ一宮の体温が感じた。


「何なんだよ?離れろ!」
「なんで?」


なんでって、それは……と立ち上がってる息子に目線を向けた。

⏰:07/08/26 18:21 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#236 [連日連休]
「手伝うか?」
「は!?おい!触るなッ!」

一宮はもう片方の手で俺のをちょっと触ってからぎゅっとズボンの上から握った。


握るなぁあーー!!!!!!!


そう叫ぼうとしたが、俺は叫ぶことができなかった。

⏰:07/08/26 18:26 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#237 [連日連休]
息ができないのはなぜ??
頬に少し鼻息が当たったのはなぜ?

この唇に当たる柔らかい感触は何??



これは恋人同士がするものであって、お互いの感触を楽しみ合い、愛を感じさせる……キスと言うのではないですかぁあ!?


一時停止した脳の神経回路が、塞がっている唇に一宮が舌でなぞってきたことによって再生した。

⏰:07/08/26 18:59 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#238 [連日連休]
「ぬぁにしてんだッ!?」
「うぐっ!!」

俺は一宮の腹を肘うちしキスから解放され、慌てて口を手の甲でぬぐいだ。


ハハッざまーみやがれ!
痛がりやがれ!!


そう思って一宮秀哉くんを睨みました。

そこには鬼がニコリと微笑んでいました。

それはそれはとても美しく恐ろしく、この世の者とは思えません。

⏰:07/08/26 19:11 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#239 [連日連休]
その顔に何も言えなくなった俺はこの後に起こることを予想できず、いつの間にか押し倒されていました。

「何をスルノデショウカ;?」

「……」


無言で俺のシャツをたぐりあげ、肌をなでまわす一宮さん。その仕草は何かに迷っているかのように思えました。


「い、一宮;?」

⏰:07/08/26 19:26 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#240 [ゆず]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300

⏰:07/08/26 19:28 📱:W51S 🆔:tCdxolJw


#241 [連日連休]
ゆずさん!ありがとうございますッ☆


「……分からない」
「はい;?」

「なんで俺がお前にこんなことしてるのか分からない……ただ」


一宮はじっとされるがままになっている俺をみて、胸元に顔を置いた。一宮の髪やら息やらが肌に当たるのがゾクゾクしてしまう。

俺……感じてる!?


俺が焦っていると一宮はそっと背中に腕を回してきた。そうできるように背中を少し浮かして手伝ってしまったのはなぜ!?

⏰:07/08/26 19:45 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#242 [連日連休]
「……落ち着く」
「……え…………はぁ!?」

こっちはドキドキして!?ちょっと変な妄想して!?

こうすることが落ち着くってぇ!?俺は落ち着かない。あ!今萎えたぞ!

今度こそ怒りが込み上がってきた。鬼なんて怖くない。鬼なんて……

「あのー;、一宮?どいてくれるかな?」

⏰:07/08/26 19:55 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#243 [紀伊]
気になるっ
ドキドキの展開だぁ
一宮かっこよすぎ
もっと攻めて欲しい

⏰:07/08/26 20:01 📱:P902iS 🆔:sHc1N/hs


#244 [連日連休]
俺の心はミジンコさ!だって殴られたりなんかしたら嫌だよ!?あの惨劇を思い出す……



「一宮;?苦しいんだけど?」「……」


あれ?反応がない。

俺は体を捻ったが、一宮はうんともすんとも言わない。

「一宮ッ!?おい!寝てるのかよ!?」

⏰:07/08/26 20:07 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#245 [連日連休]
紀伊さん!攻めていきますよー楽しみにしてて下さい(´∀`*)


「……うるさい、黙れ」


一宮はゆっくり顔をあげた。俺は驚いた瞬間ドキッとしてしまった。髪が少し乱れて、目が潤んでて色っぽい、こいつはモテる奴なんだと再確認させられる。


「寝てるかと思った;;起きてるなら返事ぐらいしろよな!」
「……少し黙れ」


腕を離し、ちょうど俺の肩横あたりに両手を置き、一宮はまた俺の唇を塞いできた。

⏰:07/08/26 20:24 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#246 [連日連休]
おいおいおぉぉい!?
なんで!?
なんでキスするんだよ!?

黙れって?黙ってるくらいできるから!キスで黙らせるな!!

「んん!」

俺は手を動かし抵抗しようとしたが、両手を胸の辺りで捕まれ何もできなくなった。

「…ッ!……ふぅ…ん」


どうしようか考えているうちに舌を口の中に滑らしてきた一宮。
そのディープキスというキスは初めてだったから分からなくなった。

いや、抵抗するの諦めんな俺!!

⏰:07/08/26 20:42 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#247 [連日連休]
「んぅ!……ハァッ、ハァー…何すんだよ!?」


俺はもう半泣き。無理やり首を右に動かしキスから逃げた。そして一宮をきっ!と睨んだ。


「キス」
「……んなのッ…分かってる、何でこんなことするのかって聞いてんの!」

⏰:07/08/26 20:58 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#248 [連日連休]
やべーあともう少しで奴のキスのテクに溺れるところだった!!

「…分からない」
「分からないって、なんだよ?」
「……なんだろうな?で、なんで元に戻ってる?」


一宮の答えを待ったがぐっと膝で押し潰されビクッと体が反応した。


「あッ!ちょっ!答えろッ!」

⏰:07/08/26 21:36 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#249 [連日連休]
一宮は膝で何度も押し潰したり、時には円をかいたりするもんだから再び立ってしまった。


「…ッ……ッ!やめろって!」「やめない」


やめようよ!!
今すぐに!!


「……ッ!……くッ!」

俺は声を押さえるのに精一杯で一宮の行動を見ていなかった。

⏰:07/08/26 22:02 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#250 [連日連休]
「……ッ……あぁっ!?」
「ヌルヌルしてるな」


直に触られて俺は変な声を出してしまった。ボクサーパンツがヌルヌルして気持ち悪い。


「……脱がしてやる」
「はぁ!?やめろッ!」


グイッと足を持ち上げられオムツを取るようにズボンとパンツを脱がされる。

「脱がすなぁんあッ!」

布が擦っていく感触に俺は感じ、ビンッと完全に息子は元気になってしまった。

⏰:07/08/26 23:22 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#251 [連日連休]
「脱がされて感じたのか?」「……;」

図星をつかれ無言になり、再びAVの音が聞こえてきた。
ギシッとベットが軋む。俺はまだ両足首を持ち上げられてる状態でここから一宮の顔は見えない。


この格好は侮辱的だ。
半泣きだったけど俺はもう耐えられなくなり泣いた。

⏰:07/08/26 23:32 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#252 [連日連休]
膝までしか脱がされないズボン&パンツ。シャツは胸までまくりあげられ、俺は中途半端な格好。両手で顔を押さえ、俺は一時抵抗をやめた。


「……さく」
「え、…あ?…まじ!!やめろ!んがが!」

初めて名前を呼ばれ、あっという間に下は全部脱がされて、こともあろうか膝と膝をつかみ開こうとした。

絶対に!俺は股を開かないぞ!!

両手を顔から離し、慌てて膝を押さえながら、内股に力を入れた。

⏰:07/08/26 23:41 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#253 [連日連休]
しかしその抵抗は無意味に終わる。一宮がいきなりお尻の辺りにフーッと息をかけてきたからだ。

俺は驚きしかも鳥肌がたち、力を弱めてしまい、自分で開いたも同じだった。



俺ッて……絶体絶命!?


顔が青ざめ、体か硬直したが一宮はいきなりとんでもないことをしでかした。

⏰:07/08/26 23:48 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#254 [連日連休]
━チュッ━

「ひぃッ!?なッなッなッ!?」「気持ちいいか?」


キス!?俺の息子にキス!待て待て待てよ!?

キス+息子=フェラ……


フェ…………ラ


フェ、フェラァァァ!?

「まじ!勘弁!!俺なにかした!?新種のいじめ!?」「なんだ?新種のいじめって?」

⏰:07/08/26 23:56 📱:P903i 🆔:MfZHidLA


#255 [連日連休]
いやあなたがまさに今やってることだって!!ってくわえるなぁあ!?


「ぅあッ!!……ッ!…あッ」


クプクプと口に含んで行く一宮が今何を考えているか分からなかった。ただ上下に一宮の頭が動く。それに合わせて俺の堪える声とAVの喘ぎ声が部屋に響いた。

「……ッ……ふッ!」
「……声出せ」


俺はいつの間にか一宮の頭に手を置いていて、もう片方の手を噛んでいた。

⏰:07/08/27 00:05 📱:P903i 🆔:AOXiCr4c


#256 [連日連休]
「……ッ!あッ?やぁッ!な!?どっからそれ!」
「AVまとめてた麻紐だ」


一宮はいったん顔をあげ、頭に置いてた手と噛んでた手を引っ張り、俺の手首を縛った。


AVまとめてた俺のお馬鹿!

そう自分にツッコンでいると一宮はまた俺の息子をくわえはじめた。

⏰:07/08/27 00:13 📱:P903i 🆔:AOXiCr4c


#257 [連日連休]
しかもその紐をベットに縛り付けやがった!!お前はアレかドSか!?おいッ!

と心の中では叫んでいるが、俺の口からは喘ぎと少しの抵抗だった。


「ふぁッ…あッやめ!んッはッ」
━グプッチュク…━

「ん……体は正直だな。」


それは俺の息子に話しかけているようだった。いきそうな手前でフェラをやめられたので腰がヒクヒクと動いた。

⏰:07/08/27 00:21 📱:P903i 🆔:AOXiCr4c


#258 [紀伊]
続きが気になる
二人とも違う意味で色っぽいっ

⏰:07/08/28 08:06 📱:P902iS 🆔:aKvowi9M


#259 [我輩は匿名である]
あげ���~�~

⏰:07/08/28 23:37 📱:W51P 🆔:p3lVBZz.


#260 [我輩は匿名である]
頑張って下さい�ス

⏰:07/09/01 12:39 📱:W51P 🆔:QO605ZX6


#261 [連日連休]
ありがとう!



「ん!…そ…こじゃなッい」

チロチロと裏すじを何度も舐められ新しい快感を求めてしまう。

この時、いや、始めから俺は快感に負けていたのかもしれない。


「どこだ?……言えよ」
「あッ!…さ…先のほう」

⏰:07/09/02 07:23 📱:P903i 🆔:isE04Lus


#262 [連日連休]
恥ずかしさで顔が熱くなる。そして快感を与えてくれる一宮を見る。一瞬、獲物に捕らえた……って実際捕まっているけど。もうこいつから逃げられないと思った。
「それじゃ分からない。先っていうのはこっちか?」
「え?や!違っ!」

欲しい快感が与えられなくてバタバタと足を動かしたが無視され、一宮は乳首を舐めてきた。ぐりぐりと押したり、吸ったり、……噛んだり。

「いッ!噛む…なぁッん」

⏰:07/09/02 07:38 📱:P903i 🆔:isE04Lus


#263 [連日連休]
もう片方は俺のを緩く擦っている。その緩さがなんとも言えなくて、俺は自ら腰をふった。


「はッはッ!いぁッ…だからッ噛む…んッ!なッ!」
「痛いの好きだろ?」



いやいやいや!!俺はマゾじゃない!お前がドSなんだろ!?そう言おうとしたが次の瞬間乳首がちぎれる!ってぐらい噛まれ、同時に片方の手のスピードが速くなり、握りしめる力が強くなった。

⏰:07/09/02 07:50 📱:P903i 🆔:isE04Lus


#264 [連日連休]
「ひぃいぅッ!でる!やだッやだッやぁああぁッ!!」

ビクビクと体が動き、痛みと狂わせるほどの刺激によって俺の先からビュクン!と白濁が勢いよく、飛び出した。

ヒクヒクと動く息子はまだ固さを持っていて、おさまりそうもない。


「足りないか、ちゃんと場所を言ったら足りなくなかったかもな。」

確かに足りない、しかもほぼ痛みだけでイッタに近いからもっと甘くて強い快感の中俺はいきたかった。

⏰:07/09/02 08:03 📱:P903i 🆔:isE04Lus


#265 [紀伊]
頑張って下さい

⏰:07/09/04 00:19 📱:P902iS 🆔:Nvdn/Ob6


#266 [連日連休]
最近更新遅くてすみません!!

「い……一宮ッ……」
「……ん?」

俺は消えそうな声で一宮を呼んだ。おさまらない快感をどうにかしてほしくて。

「…何?」
「ッ!……どうにかしろよッコレッ」」


俺は涙声になりながら目線でうったえる。一宮は動かないまま俺を見てきた。

「…可愛くない」
「……は?」
「もっと可愛いく言ってみろ」

⏰:07/09/04 15:20 📱:P903i 🆔:4nekn0Ao


#267 [連日連休]
はぁ!?可愛く!?


「僕をイカせてください…とか、僕のおチンチンをもっといじめて下さいとかさ、言えない?」


はぁあぁ!?どうしてそんなこと言わなきゃならない!?しかも『僕』って……

「いっ言えるわけないッ!!」

⏰:07/09/04 15:56 📱:P903i 🆔:4nekn0Ao


#268 [連日連休]
「……言わせてやる」


え!?


ぐっと俺の根本を握る。ヒクッと体が動いた。手を上下に動かしてくれる、そう思った。

だか一宮は動かずに片方の手でゴソゴソと何かやっている。


パチン。


え?なんか違和感があるそう思っていると、一宮はまたしゃぶり始めた。

⏰:07/09/05 06:53 📱:P903i 🆔:af/DBQ3s


#269 [わん]
あ��げ�x

⏰:07/09/09 23:16 📱:W51P 🆔:0sthxbhc


#270 [連日連休]
久々!わんさん!
ありがとう!


また快感がやってきた。さっき刺激されたからすぐにも出そうになる。


でもそんなことができないことに気づいたのが遅すぎた。


「い、一宮ッ……お前、何した!?……ぁッ」

「ん、言ったらとってやる」

???
とってやる??
何を?と思い、目線を下に向けた。

⏰:07/09/13 20:26 📱:P903i 🆔:ynHPqkmg


#271 [連日連休]
「なッに……それッ」


快感に耐えながら一宮に聞くが返事はなく、俺はただただ喘ぐだけだった。

「ッ…んッあ!」


やばい。
やばいやばいやばい!!

いきたくて、いきたくて仕方がないのに。
出せない。

⏰:07/09/13 20:30 📱:P903i 🆔:ynHPqkmg


#272 [連日連休]
「ちょ!もやばッ!」


ぐっと脚を閉じ行為をやめさせようとしたがあまり効果はなく、一宮はカリの部分を強く吸った。


「ヒィアッ!?……あ?一宮?」

強く吸われた、その直後一宮は行為をやめた。それは望んでいたことだったのにやめてほしくないと思った。息子はヒクヒクと動き、先から白濁がトロっとでている。

⏰:07/09/13 20:43 📱:P903i 🆔:ynHPqkmg


#273 [わん]
覚えててくれたなんて!!!(感激)��
感想板てありますか??

⏰:07/09/13 21:11 📱:W51P 🆔:SYIreopc


#274 [連日連休]
そういえば……作ってませんでした!!
今作ってきます(´∀`)!

⏰:07/09/13 21:21 📱:P903i 🆔:ynHPqkmg


#275 [連日連休]
遅くなった感想板!!
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2832/


来てくださいね(^ー^)
書き込んでくといいことが待ってるかも☆☆


そんなわけで「僕達の恋の始まり」をこれからもよろしくお願いします!!

⏰:07/09/13 21:53 📱:P903i 🆔:ynHPqkmg


#276 [連日連休]
「え?あ……なんで?」


一宮を見ると少し潤んだ瞳で俺のことを見ていた。
それが大きな犬に見えたのは気のせいだろうか……まるで『お預け』されて、『まだですかッ!?』といてもたってもいられない。そんな犬の姿………可愛い。


ハッ(゜ロ゜)!
そうじゃない!!違う違う!!

「なんで止めッ……」


そうじゃない!俺のバカ!まるで止めるなって言ってるみたいじゃん!?

⏰:07/09/13 22:01 📱:P903i 🆔:ynHPqkmg


#277 [連日連休]
「止めて……ほしい?」

ふっと笑みを浮かべ俺のを強く握る訳でもなく、ただ指先でうらすじをすっと撫でた。


「ひぁッ!」


それだけで体がビクッと反応する。本当にやばい。俺はイキタイ。もう理性とかストップききません。

さっきまでの威勢はもうあるようでない。


俺は口にしたくない言葉を……言った。

⏰:07/09/13 22:10 📱:P903i 🆔:ynHPqkmg


#278 [連日連休]
「一宮ッ……ッ…お願い」

「何?聞こえない」


ニタリと笑う一宮を俺はキッと睨み付け、心の中では鬼畜、変態、ドS!!の3つの言葉を叫んだ。


「俺を」
「僕」
「はぁ!?なぜ!?」

「いいから言えって言ってるんだよ」


いきなり鬼と変化した一宮君。なぜ俺が「僕」にしなきゃならんのか、と不満を抱きながらため息をついた。

⏰:07/09/13 22:19 📱:P903i 🆔:ynHPqkmg


#279 [連日連休]
「僕…を……イカせて?」
「…………」



ボンッと効果音が聞こえてきそうなくらい一宮の顔が紅くなった気がしたのは気のせいだろうか?

すると一宮は俺に覆い被さり耳元でボソッと呟き、俺はそれに驚愕した。


頭が混乱しているなか再び息子を刺激され、一宮はつけていた何かを取り、俺は頭が真っ白になるくらい長い射精をして目の前が真っ暗になってしまった。

⏰:07/09/13 22:29 📱:P903i 🆔:ynHPqkmg


#280 [連日連休]
━━



ん……?



カーテンから漏れる光が俺の顔にあたる。
眩しさに目を覚まし、寝返りをうった。


そこにはスヤスヤと気持ち良さそうに眠る、俺様男の寝顔が……



ドアップ!!



目が点になり、俺は徐々に昨夜のことを思い出して、叫んだ。

⏰:07/09/14 20:57 📱:P903i 🆔:TgIu462k


#281 [連日連休]
「ぎゃぁあぁあー!!うがッ!?痛ッいだい!」


俺は動いた瞬間、腰とケツの穴に激痛が走った。
痛すぎて涙目になっていると俺様男、一宮が目を覚ましたようだ。ギロッて睨むとさすが俺様。勘違いもいいところだ!!やつの第一声は謝罪ではない。



「朝から誘ってんの?」


だ!!んなわけないだろッと突っ込みたいが、痛みが酷すぎてボソッと死ねと言うことしかできなかった。

⏰:07/09/14 21:06 📱:P903i 🆔:TgIu462k


#282 [連日連休]
俺はふと思った。


何故!!腰とケツの穴が痛いのかを!!


だって、いじられたの息子だけじゃないか!?普通に考えておかしい……おかしいよなぁ!?

「まさか……」
「どうした?」

「お前、俺に何した!?」


そう聞くと、さっきまでにやついていた顔が無表情な顔になり寝返りをうつ一宮。

⏰:07/09/14 21:17 📱:P903i 🆔:TgIu462k


#283 [連日連休]
「おい……」


グッと肩に手をかけるとグイっと引っ張られ、その間に一宮はこっちをむき、俺は自然に?抱き締められる形となった。


「……お前が悪い」
「はぁ!?」


どこまでコイツは俺様なんだ!?顔を見ようとしたが頭を押さえつけられ、一宮の胸でもがもがと話した。

「信じらんねー、気失った奴襲うか!?」

⏰:07/09/14 21:25 📱:P903i 🆔:TgIu462k


#284 [連日連休]
「それはお前が………」
「俺、お前ともうつるまねぇ。今回のでもう頭にき……」


きた。

確かに頭にきた。てかあり得ないこてが実際に起きてるわけで……


コイツ………俺のこと。



好きって……


好き…like?love!?


えーでもこんなことlikeでするか??するのか!?

⏰:07/09/14 21:33 📱:P903i 🆔:TgIu462k


#285 [連日連休]
「どっちなんだ?」
「……何が?」
「likeなのか……loveなのか?」


俺、卑怯かもしれない。
一宮にそんな気、一つもない。逆に天敵、関わりたくない存在………なはず。
聞いてどーする?
コイツがやったことは許されないことだろ?
たとえloveだとしても……


「多分……love」

「え」

「悪かった。でも後悔はしてない。お前が逃げようとしても俺はお前を追いかける。それに……お前も俺から離れられなくなる。」


え!?はぁあああぁ!?

⏰:07/09/14 21:42 📱:P903i 🆔:TgIu462k


#286 [連日連休]
何!?コイツ!?まじどこまで俺様なんだよ!!

「俺はお前が嫌いだ」


「知ってる……でも俺はお前が好き。だからお前は俺を好きになる。絶対に。」


あぁ……神様。
なぜ一宮はこう、俺様なんですか!?
熱烈な愛の告白を真っ正面から言われるが、怒りが込み上げてくるだけだ。



「ならない。さっさとこの家から出て、立派な家に戻りやがれ。」

俺の言葉を聞いて一宮の腕の力がゆるまった。


「だったらならせてやる。」

ニヤリと笑う一宮は大層な自信があるように見えた。

⏰:07/09/14 21:49 📱:P903i 🆔:TgIu462k


#287 [連日連休]
そういって一宮はベットからおり、でかい荷物をもって部屋から出ていった。



嵐が去ったなか、俺は腰とケツの穴の痛みに耐えながらこれからどうしようかと頭を抱えた。


今思えば、初めて一宮に立ち向かった気がする。


あの王子様という肩書きをもちながら冷酷で残忍な鬼+鬼畜、変態、ドSの一宮秀哉に!!!!

⏰:07/09/14 21:56 📱:P903i 🆔:TgIu462k


#288 [連日連休]
心から俺を讃えよう!!
一人でアイツに立ち向かったんだからな!

しかーし!
俺学校始まったら、一人ぼっち学校LIFE!?


えーいやだー、でも友達…いなーい!アハハハ!!


ガクッとうなだれ、どうしようかと悩んでいると階段をものすごい勢いで登ってくるのが聞こえた。

⏰:07/09/14 22:02 📱:P903i 🆔:TgIu462k


#289 [わん]
アゲ�����~

⏰:07/09/16 23:12 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#290 [連日連休]
わんさん(´ー`)
ありがとう!!



バンと開かれた俺の部屋のドア。
そこに立っていたのは……お母様でした。


「ちょっと!?秀哉君に何かしたの!?秀哉君とても悲しそうに『やはり私のような者がいては駄目みたいなので……』っていいながら帰っていったわ!!」




あの変態め……
なんてムカツク野郎なんだ

「いやー何かって俺がしたんじゃなくてされたんですけどねー……」

⏰:07/09/17 10:42 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#291 [連日連休]
「何かって何よ?」

「それは……あ、言っても無駄だからいいや」

「あら!言えないってことはやっぱりアンタが何かしたんでしょ!?」

くそ……
あいつの仮面は分厚い。
俺の、
大切な!
貞操を!
一宮秀哉君に!
奪われました!!


と、大きな声ではっきり言ったとしても信じてくれはしないだろう。


まぁ絶対に!
言わない……ってか言える訳がアーリマセン。

⏰:07/09/17 10:49 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#292 [連日連休]
「まぁいいわ。また来るって言ってたし。じゃお母さん、買い物行ってくるから。」


「あぁ分かっ……え!?ちょっ」


言いたいこと言うだけいって出ていきやがった。
しかも『また来る』って…………無理だろ。


そんなの俺が許さない。
あいつに負けない!


そう強く決意した夏休みはあっという間に過ぎ学校が始まった。


そしてそれは俺と秀哉の戦いの幕開け。

⏰:07/09/17 10:57 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#293 [連日連休]
>>200-292

⏰:07/09/17 11:02 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#294 [連日連休]
『平凡に平和を』


「おい」

「……」


「おい、シカトすんのか?」


耐えろ!耐えるんだ!!
目の前に鬼がいようとも!

ふいっと顔をそらし、頬杖をする。と、隣の坂倉ゆいと目があう。

坂倉は女子だ。俺と同じように平凡な女子と言える。
いいよな本当に平凡で平和な暮らしってさ、1年生に戻りたいぜ。(現実逃避)

⏰:07/09/17 11:09 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#295 [連日連休]
「……チッ」


そうしていると鬼は舌打ちをして教室を出ていった。バンとドアに八つ当たりをしながら。
舌打ち………怖えぇー!!

「はぁー」


俺、平凡な上野さくは夏休みに貞操を、変態ドS俺様男の一宮秀哉に奪われました。一宮ってのは、さっき舌打ちしてた鬼。


今日は学校が始まって1日目なんですがー俺、もう疲れました。

⏰:07/09/17 11:16 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#296 [連日連休]
だってだよ!?


なんだか周りの視線が前よりも俺に突き刺さる。

特に一宮が近づいてきたときに!!

そして一宮のあの態度。
今日何回目の舌打ちと八つ当たりをしたの?ってくらい。


「ねぇ?」
「何?坂倉」


ぶすくれた顔をキリッとさせ首を傾げた。

⏰:07/09/17 11:21 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#297 [連日連休]
「う…///上野君……放課後屋上来てくれないかな?」

「え?」


おぅおぅおーう!
ついにきた!?坂倉とはあんまり話したことなかったけど(一宮のせい)、まさかのまさか??
だって放課後に屋上ってもうさー定番?じゃないですかー!?


「いいよ、放課後ね」

「うん、私委員会あるからちょっと遅くなるけど。待ってて」

「分かった」


きたよ、俺の時代!
きたよ、平凡同士の平和な付き合いが!!

⏰:07/09/17 11:29 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#298 [連日連休]
俺はそのことで頭がいっぱいになった。

久しぶりなんですよ!
告白されんの!
中学以来かな??


頭の中は、

日が沈む、青とオレンジが重なりあうグラデーションをバックに頬を赤らめる坂倉の姿。スッと風がふき、揺れる坂倉の髪。で俺は頭をかきながら、


返事………は?


「…上…ッ」

どうすんだろ??

「上野さくッ!!」

⏰:07/09/17 11:41 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#299 [連日連休]
数学の先生の声が聞こえて俺は急いで立ち上がった。

「す、すみません」
「ぼやっとしてないで、早く黒板の解いて」
「あ、はい」

って分かんねーよ!!
なんじゃこれッ?もっと頭いいやつ当てろ!と不満を叫びそうになる。


━トン━


「ん?」

一宮がスッと小さな紙を出す。いらないと思ったが、無言の威圧で俺はそれを受け取った。

⏰:07/09/17 11:47 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#300 [連日連休]
紙を見るとそこには黒板の答えが書いてある。


くそ!バカにしやがって!

ちらっと一宮を見ると、いつもの余裕そうな顔はなく窓の外を見ていた。


で、平凡な俺は、平凡な俺らしく、一宮の紙を見ず正直に!問題を解いた。


………途中まで。


「なんだー上野、仕方がない。一宮、お前ここから解いて見ろ。」

⏰:07/09/17 11:54 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#301 [連日連休]
初めからそうしとけ!!
俺じゃなく、優秀な一宮に当てろ!!


「はい」


一宮は立ち上がり俺の横へくる。カツカツとチョークで解答を書いていく。


俺を一回も見ずに。


なんだか、ほんの一瞬チクリと心臓が痛くなった。


「上野、席戻れ。」
「あ、はい」

先生にそくされ、慌てて席に戻る。
一宮はその時も俺をバカにしたような顔を見ることもなく黒板と向き合っていた。

⏰:07/09/17 12:02 📱:P903i 🆔:6ju0FW..


#302 [連日連休]
いいことじゃないか、これで俺は自由を手にしたといってもいい!!だってあいつは俺を見ない。



ふはッ……ははは!



別に悔しい!とか、寂しい!とか思ってない!!

これでいい。
俺には平和な世界が待っている!!

⏰:07/09/18 18:07 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#303 [連日連休]
そう考えてたら顔が自然ににやけた。


「よし、正解」


一宮は問題をときドカッと席についた。そして耳たぶをフニフニと触っている。


うわ、不機嫌。


一宮は不機嫌になるとああやって耳たぶを触る癖がある。

なんで不機嫌なのか予測できない。

ま、俺に関係ないけどね!

⏰:07/09/18 18:28 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#304 [連日連休]
そして……



授業が終わり!


担任のどーでもいい話を聞き流し、プラプラと校舎を周り、


屋上に繋がる階段を上り、


今青春の1ページを刻もうとしていた。

⏰:07/09/18 18:35 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#305 [連日連休]
開かれた屋上のドア。


そこには誰もいない。
あるのは想像していた景色だけ……。


「やべ、緊張してきた」


ドキドキとしながら足を運びフェンスに寄っ掛かる。

いや、座ってたほうがいいかな?と立ったり座ったり寝転んだりしていると、無機質なドアの音がした。

⏰:07/09/18 18:40 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#306 [連日連休]
俺は慌てて立ち上がり、開いてくるドアの先をみた。


「……!」


チラッと見えた頭が引っ込む。その背の高さは明らかに男子だ。


誰だ?しかもまだちょっとだけドアが開いているし、曇ったガラス越しに人がいるのかが分かった。

⏰:07/09/18 18:53 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#307 [連日連休]
バタン…………





えぇー?誰?
入ってこようよ!気になるじゃん!?あ、でも坂倉くるからいっか。


と、顔を見たかったが入ってこなかったことに少し安心した。俺って矛盾してる。


はぁとため息をつきそこに座り込んだ。

⏰:07/09/18 18:58 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#308 [連日連休]
本当に坂倉がくるのか?と少し不安になった。部活の声を聞きながら夕日を見る。

だって俺、平凡だし。
やっぱ一宮みたいなヤツが好きなんじゃ…………ってなんでそこで一宮が出てくるんだよ!!


「はぁーやっぱ無理」
「何が?」
「平凡は……って!坂倉!」

やっ!と笑顔で言った坂倉は俺の隣に座った。

⏰:07/09/18 19:20 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#309 [連日連休]
「「………………」」


ずっと無言。


無言だー!!!!
どうすればいい!?
何を言う!?ってか坂倉が俺に話があるんだよな!?
そうだよな!?坂倉ー!!

と、チラッと坂倉の横顔を盗み見た。

ドクンと心臓の動く速さが変わっていくのが分かる。坂倉の顔は少し夕日に照らされ、少し伏せた睫毛の影が肌に映りさらさらと風に髪がなびいて……綺麗だと素直に思った。

⏰:07/09/18 19:31 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#310 [連日連休]
「えーあー夕日綺麗だねー」
「上野君!」


え、あ、はい何ですか?
というか俺の精一杯の言葉無視??
じっと坂倉の横顔を見て、次の言葉を待った。


「あのさ!一宮君と付き合ってる??」

「………は?」


今、今何て言った!?
俺と一宮が付き合ってる?

「そなことありません」
「えぇ!?うそッ!?」

⏰:07/09/18 19:42 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#311 [連日連休]
嘘って言われてもホントのことですが!!
それに付き合ってたらおかしいだろ!!

「あのね俺、男!」
「そんなの知ってるよ。」

俺はピタリと一時停止した。この目の前にいる普通の女の子の考えていることが分ーかりませーん。


「一宮君が上野君を見る目が変わったの!誰もこいつに触るなって感じでね、それでなんか進展あったのかなーって思って。代表で聞いてこいって皆に言わ」

「なぁ!坂倉………全部、話してくれるかな??」


ニコリと笑う俺は今までにないくらい、顔がひきつっていたに違いない。

⏰:07/09/18 19:53 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#312 [連日連休]
ここから坂倉ゆいの会話だけになります。
…………


「ぶっちゃけると一宮君、1年生の頃から上野君のこと見てるよ。目線で女の子って分かっちゃうんだよね、好きな人の好きな人が誰なのかくらい。私が分かっちゃったのは体育祭のときかなー。一宮君バスケで決勝戦に出て、最後勝ち負けが決まるってシュートを一宮君が決めたの!その瞬間だよ、私の後ろで他の友達と話してた上野君見たの。じぃーって、クラスの子に抱きつかれても見てた。」

⏰:07/09/18 20:22 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#313 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>50-100
>>100-150
>>150-200
>>200-250
>>250-300
>>300-350

⏰:07/09/18 20:25 📱:W52CA 🆔:Q.q.xH1k


#314 [連日連休]
「まさかと思ってそのあと一宮君を好きな子とか憧れてる子とかに聞いたら、返ってくる言葉は『やっぱりそう思う!?やっぱそうなの!?』って言葉だけ。みんな気がづいてるのに好かれてる上野君はその視線に気がつかないし、一宮君も一宮君でそれ以上の行動はしない。
だから手を繋いでクラス替えの張り紙みに来たときには、全生徒が釘付けだったね!!やっときたか!!みたいな!!」

⏰:07/09/18 20:32 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#315 [連日連休]
我が輩さんアンカーありがとう(´∀`)!


「そこから凄かったなー、一宮君積極的になって上野君と話すようになるし。それで、一部上野君を嫌う集団が出来ちゃったりしたみたい。まぁあの一宮君を一人占め状態だからね。あ!でもその集団は一宮君が潰したとか聞いたよ。一宮君と上野君はこの学校の有名人と言ってもいいね!それでうちらのクラスにはある部が結成されていてーまぁ簡単に言うと一宮君と上野君を応接する!みたいな。」

⏰:07/09/18 20:50 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#316 [連日連休]
………


「…………」


坂倉カミングアウトの俺の感想は………





あ・り・え・な・い



の五文字で終わった。

⏰:07/09/18 21:00 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#317 [連日連休]
1年の時からって……。
俺の記憶はあんまり……?


あれ??


あった?よーな?
でも一宮を初めて見たときあいつも俺のこと初めて見たみたいな………



つーかそれよりも!!



「男と男だよ!?」

⏰:07/09/18 21:23 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#318 [連日連休]
「うん、でもいいじゃん。」


ニコリと笑う坂倉ゆい。



えぇえぇえ!?いいの!?いや!良くない!!
良くないよ!それにね、

「俺はアイツのこと好きじゃない。」

「ふーん……」

⏰:07/09/18 21:35 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#319 [連日連休]
坂倉は立ち上がりフェンスに寄っ掛かる。

いつのまにか暗くなっていたのだろうか、グランドにライトがついている。


「……付き合う?」
「は!?え!?」


俺はいきなりの言葉に目が点となった。つーか君、一宮の事が好きだったんじゃないの!?

「付き合うよ、お試しってことでさ?」

「………」

俺は考えた、告白されると思っていたがそれは的はずれでもなかったらしい。

⏰:07/09/18 21:42 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#320 [連日連休]
「いいの?一宮のこと好きな」
「今は違うよ。」


はっきりと言う、坂倉。
なんだか変だ。坂倉は俺と一宮を応援していたのに(しなくていいけど!)、なぜ俺と付き合うのか……。

乗り替え!?
女の子ってそんなもん??
そう思いながらも、俺は…

「付き合いますか」

と、言った。


それがとんでもない罠だと知らずに。顔をにやつかせ家へ帰った俺はバカだ。


あぁ誰か、平凡に平和を。

⏰:07/09/18 21:53 📱:P903i 🆔:l/q/BMvk


#321 [連日連休]
『俺様の心』


あいつと出会ったのは、



桜がうっとうしいく咲いていた入学式だった。



みんな同じ制服を着て、綺麗に整列していた。チラチラと突き刺さる女子の目線。それは憧れや好意が混じったうっとうしい視線。


『ですから、えー、君たちは……』


校長とか生徒会長の話しなんて聞かないで、ただただ時間が過ぎていくのをまった。

⏰:07/09/19 20:03 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#322 [連日連休]
『それでは退場してください。』


と司会者が言い、ゾロゾロと入学したての生徒が順番に退場していく中、左斜めのやつがこっちをふりむく。


一瞬、目があったかと思った。


そいつはただ回れ右をしただけだと思う、俺に見向きもしない。

⏰:07/09/19 20:11 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#323 [連日連休]
言っておく。


俺は他の奴らより顔がいい。女子はもちろん、男子だって俺を見たら何秒間か俺から目を離さない。


が、やつは一瞬だけ。
興味ありませんとばかり、欠伸なんかしていやがる。

なんだかムカつく。
こっち見ろ。


と、ガンを飛ばすが、気が付きもせずに、歩いていった……………

⏰:07/09/19 20:18 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#324 [連日連休]
変なやつ。


と、思いながら順番がきたので退場していった。


そして教室に向かう途中、担任らしき先生に声をかけられた俺は逃げようとした。

が、後ろにさっきの変なやつがいる。


俺は自然と足を止めて、先生についていくことにした。俺と変なやつの他に4人、ということは各クラスの1人に雑用でもさせるのだろう、と考えていると変なやつが俺に話しかけてきた。

⏰:07/09/19 20:27 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#325 [連日連休]
「めんどくさいよな!絶対雑用だぜ?これ」

あっそ、そんなの声に出さなくても分かること。

「バカか?そんなの分かる」「は?」


眉間に皺をよせ、睨んでくる変なやつ。


「……嫌なヤツだなお前」

そう一言、俺が誰にも言われたことのないことを言う。

⏰:07/09/19 20:36 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#326 [連日連休]
普通初対面なやつに、『嫌なヤツだな』っていうか?(初対面でバカと言った人が言えることではない)


俺が出会ったことがないタイプだな、こいつ。


それから一言も話さずにプリントを受け取り、それぞれ教室に戻っていった。



そこでも突き刺さる視線。ニコリとはいどうぞと言えば赤らめる女子と時々男子。


これが普通の反応だ。
俺が声を出しただけで、憧れの対象となる。


うっとうしいが、気分は悪くない。

⏰:07/09/19 20:45 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#327 [連日連休]
なのにあの変なやつは、そんな表情どころか、明らかに嫌悪の目で見てきた。



それから俺は、あいつを見かけるたび後ろ姿や横顔をみた。その後あいつのことばかり気になり、よく分からないイライラが俺を襲う。


見ろよ。
俺を。


俺は目立つため、テストの順位が廊下に張り出されると聞いて、必ずと言ってもいいほど1位になり、中学の時はサボっていたが運動でも目立とうと体育祭に出場。


すべては、

あいつに見てほしいから。

⏰:07/09/19 20:58 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#328 [連日連休]
だが、あいつは見向きもしなかった。


俺がどんなに、頭が良くなっても、運動で活躍しても、はたまたお金で福祉の活動をして新聞に載っても、


あいつは俺に興味を示さない。


で、その鬱憤を晴らすため俺は影で不良どもを殴る蹴るをしていた。気分爽快、優等生だと思われている俺がこんなことをしているなんて、笑える。

⏰:07/09/19 21:12 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#329 [連日連休]
そんなことを1年間繰り返し、また春がやって来た。

これまた桜がうっとうしい。あいつを初めて見た時を思い出していると、不良が突っかかってきた。ちょうどいいから殴る蹴るの暴行を路地で。



そんなときも俺は名前も知らないあいつの顔を思い出す。なぜかは分からない。

⏰:07/09/19 21:53 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#330 [連日連休]
楽しいなと思っていると視線を感じ、ふと道路の方をみると、驚きの顔であいつがそこに立っていた。


「…お前;」

何て言えば分からいまま、あいつは血相を変えて逃げた。


あ?逃げることねーだろ?……おっと、素がでた。

それよりあいつを今逃がしたら駄目だ、と俺は急いで走った。

捕まえるとこいつは俺を覚えていないし一宮の「い」も出てこない。

それどころかまた逃げようとする。

⏰:07/09/19 22:22 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#331 [連日連休]
手に入れたい。

俺を拒否するこいつを



手に入れたい。



そう思っていたら自然と体が動いていて、手を繋いで学校に来ていた。


突き刺さる視線はいつもとちがって、嫉妬が混じっている。それでもこいつが隣にいるのがなんだか嬉しくて、自分から声をかける。

⏰:07/09/19 22:33 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#332 [連日連休]
クラスと名前を聞いたら、やつは『卯曽田ー!』といいながらどこかへ走っていく。


やっぱ変なやつ。


走っていく後ろ姿をみて、俺は自然と笑っていた。



神様っているのか?
いないのか?


俺は変なやつ、上野さくと同じクラスで、席が後ろだった。絶望した上野と、笑いが止まらない俺。

⏰:07/09/19 22:44 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#333 [連日連休]
「おい」


と言えば上野は渋々だか何かと答える。


ギャーギャー言うときがあるが俺の素を少しでも見せると黙っていうことを聞く。


素直に、嬉しい。


それに上野といると楽。
仮面を外せるから。

⏰:07/09/19 22:55 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#334 [連日連休]
いつからか気付いてた。



が、それは認めたくはないことだ。


この俺があいつを好きだってことぐらい自分でも分かる。


誰かと話してると嫉妬するし、不機嫌な顔をしても嬉しく思ってしまう。
俺だけを見て、
俺だけの事を今考えてる。

それだけで良かったのに、欲望ってやつは歯止めが聞かなかった。

⏰:07/09/19 23:07 📱:P903i 🆔:ZBN5NRQI


#335 [連日連休]
…………


驚いている上野。


半泣きになる上野。


睨んでくる上野。


声をあげる上野。



後悔なんてない。
憎まれてもいい。
俺のことで頭が一杯になればいい。


忘れさせないようにしてやる。

⏰:07/09/20 14:54 📱:P903i 🆔:ct7KAK.I


#336 [連日連休]
上野が気絶する瞬間。

「一宮…」

と、


呼ばれ、俺の頭で何かが切れた。

その瞬間まで俺のことを考えている上野におさまりかけた欲情が沸き上がる。

もう嫌われたっていい。
まぁ……始めから嫌われているが。

そう思いながら気絶している上野を犯した。
ガクん、ガクんと人形のように動く上野。体だけが反応し勃起している姿は卑猥だ。

⏰:07/09/20 15:09 📱:P903i 🆔:ct7KAK.I


#337 [連日連休]
目が覚めると、上野は事情知ったらしく、怒りをぶつけてくる。

しまいに、俺とはもうつるまない。そう言ってきた。


そういえば初めてはっきりと上野が言っている。それほど昨日の行為は上野にとって忘れられなかったと、いうことか。


俺は内心喜んだ。

⏰:07/09/20 16:21 📱:P903i 🆔:ct7KAK.I


#338 [連日連休]
宣戦布告だ。


「……でも俺はお前が好き。だからお前も俺のことを好きになる。絶対に。」


いや、ならせてやる。



俺は上野の家をでて商店街を彷徨いた。


言ったはいいものの、どうしたらいいのか分からない。なんせ、男を好きになったのは初めてだ。

⏰:07/09/20 16:40 📱:P903i 🆔:ct7KAK.I


#339 [連日連休]
「一宮君っ」
女の声に俺は後ろを振り向くと、そこには私服姿の坂倉が立っていた。


「何?」
「あ、上野君いないなーと思って。」


お前に関係ない。

「それが?何?」
「あ、いや別になんでもないんだけどね。んじゃバイバーイ」



そう言ってパタパタと坂倉は走っていく。

一体なんだったんだ?
不思議に思いながら、俺は本屋に入った。

⏰:07/09/20 16:51 📱:P903i 🆔:ct7KAK.I


#340 [わん]
気になるぅ�こゲ��

⏰:07/09/21 23:33 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#341 [連日連休]
わんさん、ありがとう☆☆
本の新品な匂いがする。

俺はただ店内を歩き、気になった見出しがある本を手にとりパラパラと見た。

考え事している時は本屋にかぎる。家はいいが、色々面倒だしな。


『えーBLってそういうことだったわけ!』
『そう!禁断の世界!』


横を通りすぎる女二人。
そいつらはいつのまにか俺の後ろの棚で大きな声で話をしていた。

ちっ、静かにしやがれ。
スマイルで散らすか。

そうおもい、後ろを振り向いた。

⏰:07/09/22 19:43 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#342 [連日連休]
『えーでもやっぱー男と男って、考えられないー』
『そうかなーほら、うちらの学校で有名な二人いるじゃん!あれこそBLって噂になってるよ』


む?BL?
男と男…………?
こいつら……何の話をしているんだ?


『まじ!?どっちから告白したの!?』
『付き合ってないよ!まだその途中経過!』


……女ってのはこんな話してんのか?

⏰:07/09/22 19:53 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#343 [連日連休]
男と男がねー………!?
まて、それは今俺の状況になる。しかもヤった……。
俺はこいつらが話した以上のことをしているのか…。体を元にもどし、二人の話を聞いていると、タチとかネコとか、美形教師がいいとか、やっぱツンデレでしょとか、ヘタレがいいとか、男同士のお似合いカップルとか、そっち系の話ばかり。

男をおとすっていう大事なことが聞こえてこない。
どうする?
こいつら沢山知ってそうだし、俺が話しかければ色々教えてくれるかもしれない……いや、待て。逆に気持ち悪がれて逃げるかも。

いや、この俺の容姿なら今の話を聞いていると、こいつらの妄想ピッタリの男だから興味をもつかもしれない。

⏰:07/09/22 20:05 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#344 [連日連休]
………………………………一宮秀哉の付き人(車の運転手)いわく、


『彼は、考えちゃうと、ずっと考えちゃうんですよねー、行動派なのに変に考えちゃうとねー駄目なんすよ。前も、誰かに話しかけるかかけないかで半年ぐらい考えてましたから。普通に話しかけろ!ですよねー変なプライドがありますから仕方ないんですけど、え?誰?いや知りませんけど最後には愚痴になってました。えぇ、大変ですよ色々。』

………………………………

⏰:07/09/22 20:20 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#345 [連日連休]
と、まぁこんな感じなわけだから二人の次の会話を聞くまでずっと(30分)ぐらいまで一宮は悩んでました。


『……で、うちらがその2人を応援してるって訳!あ、坂倉ゆいって知ってる?リーダーなんだけどさ、今日BLの話をここでしろって頼ま…え?どうしたの?』
『う、後ろっ』


二人が振り向いた先に、一宮はニコリと笑って、


「……坂倉出せ」


と、いきなり行動派になりました。

⏰:07/09/22 20:29 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#346 [連日連休]
『腐女子の目的』


待ち合わせの公園で俺は古ぼけたベンチに座っている。

この俺を待たせるなんて、いい度胸してやがる。


坂倉ゆい。


俺が、時間をあけてまで、待っている同じクラスの女。そして上野の隣の席。



ムカつく。

イラつきを押さえるため、煙草を取り出した瞬間。
煙草が消えた。

⏰:07/09/22 20:40 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#347 [連日連休]
「一宮君、未成年だから駄目だよ。格好いいけど。」

と、さっきまであった煙草をチラチラと俺に見せてくる坂倉。


俺、


こいつぶん殴りたい。


「青筋たってるのも格好いいけど、殴らないでね」


ニコリと笑う坂倉。


スッとベンチから立ち上がり、坂倉から煙草を取り返した。

⏰:07/09/22 20:45 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#348 [連日連休]
「……坂倉、ごめんなさいとかない訳?」

煙草に火をつけいったん吸ってから、坂倉を睨み付けた。

すると、


「……やっばい!感激!」

「……あ?」


キラキラとした目で俺を見つめてくる。まるで俺が天然記念物かのように、下から上までじーと見てくる。

⏰:07/09/22 20:50 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#349 [連日連休]
「一宮君って優等生じゃん!なのにそのギャップ!しかもいつも笑顔振り撒いてるのに、今は怒ってる!ないよーこんなの!!やっぱり上野君の前だけこうなのかな!?あーもぅ、妄想しちゃうじゃん!!で、話って??」



なんだ、この女……

俺の感想いって、俺がお前に話があるような(いや実際あります)言い方しやがって。


しかも謝ってない。

⏰:07/09/22 21:01 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#350 [連日連休]
「……帰る」
「え!?あ!ちょっと!一宮君!!ごめん!ごめんってば!!上野君のことだよね!」


『上野』


という言葉に反応して俺はピタリと止まって、坂倉を見た。

頭をかきながらごめん�Aと言ってくる坂倉はどこか楽しそうだった。


「ファミレス行くぞ」
「え?」

ポカーンとしている坂倉を置いて俺は歩きだした。
「……ま…まじっ!?一宮君!実は俺様なの!?えー!?いやー///」

後ろでは坂倉が遅れてきた興奮&妄想に花を咲かせていたことを俺は忘れよう。

⏰:07/09/22 21:12 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#351 [連日連休]
…………
ザワザワとする店内。店員がパタパタと料理を運んでくる。

「で?お前俺に話すことあるだろ?」
「え、あーんー。」


チューとオレンジジュースを吸い上げる坂倉。


俺はコーヒーにシュガーを入れてかき混ぜている。
ついでにミルクも。


「ブラックじゃないの!?」「あ?悪いのか?」


坂倉はショックというように俺とコーヒーを何回もみている。

⏰:07/09/22 21:20 📱:P903i 🆔:Zxf0lNvM


#352 [わん]
アゲ(・ω・)

⏰:07/09/23 00:36 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#353 [まぁ]
失礼します
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400

⏰:07/09/23 02:05 📱:SH903i 🆔:islTqvxs


#354 [わん]
しつこくアゲ.`;)/

⏰:07/09/23 15:14 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#355 [連日連休]
わんさん!まぁさん!
本当にありがとうございます☆★


「……そっかー、てっきりブラックだと思って…」
「妄想はやめろ、俺はブラックは飲めない。」


そう言って、カップを口元に運び一口飲もうとしたとき、また坂倉の視線が気になった。


「実は飲めない俺様………やばい、どうしよー」


また妄想か………ブツブツと一人言をいう坂倉は俺を見る視線が違う。そういえば学校でこんな視線で見られていた気が……。


まぁ、こいつの妄想はどうでもいい。

⏰:07/09/23 18:14 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#356 [連日連休]
「いい加減にしてくれないかな?早く話をしてくれないと困るんだけど(スマイル)」


ニコリと微笑みかけると、坂倉は固まった。


チッ、逆効果だったか?
更に妄想させた気がしてならない。


「あ、いや、妄想って言うか、素を見たから逆にその……笑顔が怖く見えて;;」

ハハッと笑いながら上野君大変そうだな、とボソッと言ったのを俺は見逃さなかった。

⏰:07/09/23 18:21 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#357 [連日連休]
「その『上野』って奴の話とか、BLとか、坂倉がリーダーとか、俺は色々話を聞きたいんだけど(スマイル)。」
さぁ、話せ。これで話さないで妄想しはじめたら俺は今度こそ帰る。

「……あぁ…えっとね、私は、一宮君と上野君を応援していて、何かと二人の世界を作ったりしてるI☆U影軍団のリーダー。」


なんだそのアイ☆ユー影軍団って…………

ポカーンとする俺に坂倉はすべてを話してくれた。

⏰:07/09/23 18:30 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#358 [連日連休]
ここから坂倉ゆいの会話だけになります………

「あぁ、アイ☆ユーってのは、アイは一宮君の『い』でI。でユーは上野君の『う』でUだからユー。実は☆をハートにするとねッ……あ、はい;(一宮君怖ッ)。んで、BLって言うのはBoys Loveの略ね。ようは、男と男の禁断の愛!ゲイとかバイとか!そうじゃないの男をノンケって言って、まぁ上野君だね。ここまでまとめると、一宮君はノンケに恋をしていて、私達はそれを影で支える影軍団!です。」

⏰:07/09/23 18:46 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#359 [連日連休]
「この一年とちょっとを見てると、クラス一緒になってから一宮君は頑張ってるよね!!もうさ、俺の愛に何故答えない!?ってくらい上野君に付きまとってるし……でも上野君はそれを嫌がっているようにも見えて、そうでもないように見えるなー。

もう、二人は有名人だよ!頭よし、運動よし、性格よし、顔よし!の男女の憧れ一宮君が恋い焦がれているのは、

頭普通、運動普通、性格普通、顔普通!の、平凡を愛する上野君なんだからッ!」

⏰:07/09/23 18:57 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#360 [連日連休]
「上野君にとっては平凡が一番だからね、一宮君みたいな人が側にいるって結構ストレスたまってたりし……あ;何でもない。(怖いッ)話すと言ったら何かなー……。何かある?」

…………。


なんでこいつは、俺が上野のこと好きみたいなことを言う??実際、そうだが。
しかも上野のことまでよく知ってるみたいな言い方しやがって………。

「あー、眉間にシワ寄ってるよ?」
「……なんでだ?俺がいつあいつに恋してるって言った?」

⏰:07/09/23 19:07 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#361 [連日連休]
え?と驚いた顔をして俺を見る坂倉。


「だって一宮君、上野君のことずっと見てるし、あの以上までなスキンシップ。一宮君、君はね他の人に頭を撫でたり、叩いたりしたことがないよ?しかも手を繋ぐなんて、上野君とした所しか見たことがないし。あれは誰が見たって、好きだって言ってるようなもんでしょー。上野君だけ気が付いてないみたいだけど」

⏰:07/09/23 19:15 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#362 [連日連休]
………俺、そんなに分かりやすい態度になっていたのか……。


冷静に聞きながらも頭の中の記憶の戸棚を開けたり閉めたりしていた。
俺らしくない……。

「応援してるからさ!ちょっと進展があったら教えてほしいなー……とか思ってるんだけどなー。」


オレンジジュースを飲みつつ俺の顔をうかがってくる坂倉を見て、俺はどうしようかと迷った。

⏰:07/09/23 19:23 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#363 [連日連休]
ここまで色々話してくれた坂倉。

昨日のことを話すべきか?だが妄想のオカズにされるのは………いや、それはもう仕方がないことだ……。

何か役に立つか?

話していいのか?


どうする??

⏰:07/09/23 19:32 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#364 [連日連休]
どうするか?
俺がコーヒーを飲んだり、腕をくんだりしながら考えていると坂倉が話しかけてきた。

「あー;、悩んでるところなんだけど、その大きな荷物なに??」


「ん、あぁ上野の家に泊まりに行っ………!」

あ!
と思った時にはもう遅かった。


目の前にはキラキラとまばゆい光が見えるのは気のせいではないのだろう。

俺は、腹を割って話すことにした。

⏰:07/09/23 19:43 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#365 [連日連休]
話していくと坂倉はもう興奮して、一回パシッと手を叩いた。
………
……………
「これで全部だ。妄想は家に帰ってからしてくれ。」

「……決めた!私、I☆U闇軍団のリーダーとして計画を練ってあげる!!」


俺は飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになった。
計画?なんの?しなくていいから、妄想すんな!と言いたくなる。


「それにいいことを思いついたんだ!!一宮君、文句なしね!これは一宮君と上野君のことを思ってのことだから、よし、じゃあ完璧な作戦ができたら呼ぶから!」

⏰:07/09/23 19:54 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#366 [連日連休]
そう言いウキウキしながら席を立つ坂倉。

おいおいおい!


「おい、待て。まさか俺におごって貰おうとか考えていないだろうな?」
「え、そ、そんなことないよ?払うよー!」


今絶対に払わない気でいたな。まじでいい度胸してるなこいつ。


まぁ、妄想する所は嫌だが気に入った。

俺も席を立ち会計へと行くそして、さっきはああ言ったが奢ってやった。

⏰:07/09/23 20:07 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#367 [連日連休]
まぁこうして夏休み中は坂倉の計画をファミレスで聞いたりしてやった。
その計画は俺が納得するような計画ではなかったが、坂倉は絶対に大丈夫だと言い張るから、信じてみようかと思う。


あとから聞いたが坂倉のような女とかを腐女子とかと言うそうだ。俺にはそんなの関係ない。

坂倉は坂倉だ。

そして腐女子の目的と俺の目的は結果同じことだ。


夏休みは長く短く、あっという間にすぎ、計画を実行する日がやってきた。

⏰:07/09/23 20:18 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#368 [連日連休]
『これでいいのか平凡よ』


あぁ


俺は今、幸せだ。


だって!だって!
彼女の坂倉が隣で歩いている。


今は坂倉の部活が終わったから一緒に帰ってる所。

手はまだ繋いでいないけどまぁ焦らずゆっくり、坂倉に触れていこう。うん。

⏰:07/09/23 20:23 📱:P903i 🆔:SQNFTZ6U


#369 [わん]
アゲます(>ц<)

⏰:07/09/24 15:11 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#370 [連日連休]
わんさん!あげありがとうございます!!



上野さく、平凡男に1ヶ月前に彼女が出来ました!!


うん、ありがとう!


付き合おう宣言をされてもう1ヶ月かー。
坂倉いや、彼女のゆいは、隣の席だからずっと一緒にいる。お昼も食べるし、今のように夕日を見ながら帰る。


幸せって………
こういう、毎日なんじゃないのか!?


半年間、俺は俺様男に付きまとわれ、幸せと感じるのは1人でいるときだった…

⏰:07/09/25 18:43 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#371 [連日連休]
ハハハハハッ!

ハ…ハハ…



でも、
時々、
アイツのことを目で追ってる自分がいる。


授業中の背中とか、
体育で退屈そうな顔しながら動いてる姿とか、
教室でていく時とか、


色々………


見てる自分にまじショック!!
あんなやつどーでもいいのに!嫌いなやつなのに!!

⏰:07/09/25 18:49 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#372 [連日連休]
「どした?さく?」
「ん、あー別に何でもない」「あ!そういえば!」

俺はゆいを見た。その顔はまるで楽しいことを話す子供のように見えて、俺はのほほーんとした気分になった。


「知ってる?一宮君のこと」「え?あ、や、知らない。」

一宮のことなんて知らない。ここ1ヶ月話してないし、話したくないしー。
俺は転がっている石ころを蹴りながら歩いた。
コロコロと転がっていく石ころの行く先を見る。



「隣のクラスの神村沙織(カムラサオリ)ちゃんと付き合うんだって。」

⏰:07/09/25 18:58 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#373 [連日連休]
へぇー、あの一宮が学年1美人な神村さんとねー……

俺を犯したアイツがねー…




「は?どーいうこと??」
「え?どーいうことッてそのまんまだよー。うちらみたいに、ね」


ギュッといきなり繋がれた手。俺はなんとも言えない気持ちになった。

嬉しいような嬉しくないような。
ポッカリと穴が空いたような。

⏰:07/09/25 19:10 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#374 [連日連休]
「……つ…ら?」
「え?」

「ごめん、いつから?」


俺は石ころを蹴り続けた。ゆいの顔はきっとポカンとしているんだろう。


「一週間前かなー。」
「ふーん、そっか」


そっか、そうなんだ。


それからゆいが楽しそうに色々話していたけど、適当に相づちしていた。

⏰:07/09/25 19:38 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#375 [連日連休]
「じゃバイバーイ」
「また明日なー」


そう言ってゆいと反対の道へ歩いて、ゆいが見えなくなったのを確認して俺は走り出した。



苦しくて、
苦しくて、


悲しくて、
よく分かんなくて、



浮かんでくるのは一宮の憎たらしい顔。

⏰:07/09/25 19:47 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#376 [連日連休]
「あ"ーなしてアイツの顔が浮かぶんず!?なんなんずー!?」


と、俺は方言まるだしで夕日に向かって走りながら叫んだ。



周りにいたオバサン方も、びっくりだね。



でも
そんなの関係ねぇー!!



やべッ!恥んずかし!!
俺はスピードをあげて家へと帰っていった。

⏰:07/09/25 20:09 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#377 [連日連休]
家に帰って休息の地、ベットへダーイブ!!


ボスと枕に顔を埋めていると、ふつふつと怒りが沸き上がってきた。



このまま奴を幸せにしてたまるか!!

俺の半年間は埋められたが、あの1日は埋められん!この部屋で起こったことを俺は許してねぇー!!

このままでいいのか?
平凡上野さく!!

今こそあの鬼畜!変態!ドS!俺様俺を打ちのめすのだ!!

バッと起き上がり、俺は机に向かって作戦を立てた。
今に見ていろ一宮!!

⏰:07/09/25 20:31 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#378 [連日連休]
『一・上合戦勃発』


フフッ…


フハハッ!!


俺は徹夜をして、一宮を倒すべく、作戦を練りにねった!!


これを実行すれば一宮は確実に神村さんと別れる!!


フフ、楽しみ。


さぁ学校へ……いやいざ戦場へ!!

⏰:07/09/25 20:43 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#379 [連日連休]
「はよ」
「おはよー」


ザワザワとする、昇降口。俺は下駄箱に立った。一宮な靴箱を見るとそこには上履きしかない。


ミッション1
………………………………ラブレータを何通か入れ、さらに不幸の手紙を入れてあげる。
………………………………
地味だ、地味だが。
それでいい!!
始めは可愛い悪戯をして、少しのショックを与える。

さらに、このラブレータを神村さんが見れば効果ばつぐんだ!!

ニヤリと笑いながら教室へと向かった。

⏰:07/09/25 20:51 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#380 [連日連休]
さてさて、お次はー…
廊下を歩きながら、メモした紙を見ていると、


「はよッ!さく!昨日はよくねむれた?」
バンッと背中を叩かれた。まぁ声で分かるけど、そこにはゆいが笑顔で立っている。
「はよ、ゆい。寝れた寝れた。それよりちょっと今日から一緒に帰れないや」


分かった。と言うゆい。
俺が前を向いた時、ゆいが笑ってるなんて思いもせず歩きだした。

⏰:07/09/25 21:04 📱:P903i 🆔:w5z9hseE


#381 [わん]
アゲぇb(*>ω<*)d

⏰:07/09/26 19:30 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#382 [連日連休]
わんさん!ありがとうございます!


俺はそのみメモを読みながら、教室へ入っていった。
ミッション2
………………………………机の上に消しゴムのカスをたくさん散らす&「僕は変態です」と小さく落書きする。
………………………………

ふ、これも地味だ。
ミッション5ぐらいまで地味だ。


休み時間などヤツが席を立った時に実行する。

さっそく俺は昨日の夜、消しゴムを机で擦ってできたカス達を一宮の机にばらまいた。


落書きは休み時間にすることにしよう、うん。

⏰:07/09/27 20:54 📱:P903i 🆔:AbbvYWcU


#383 [連日連休]
俺は何もなかったのようにベランダにでて、生暖かい風を受けながら一宮がどんな表情で席につくのかを待った。
………

「一宮君おはよう//」
「あぁおはよう(スマイル)」


来た!!
おうおうおう!?
お前、不幸の手紙もらったくせにいつもと同じスマイルかよ!?


お?
机見た、見た!
嫌な顔しやがれ!!

⏰:07/09/27 23:25 📱:P903i 🆔:AbbvYWcU


#384 [連日連休]
そんな俺の期待もむなしく終わる。


ヤツは表情を変えずに、塵取りを持って!
まるで優等生のように机にあるカス達を綺麗に片付けてしまった。


俺の……


俺の……



消しカス達がぁあぁ!!
嫌な顔一つぐらいしやがれぇえぇ!!


徹夜した意味あんまねぇじゃんか!!

⏰:07/09/27 23:41 📱:P903i 🆔:AbbvYWcU


#385 [連日連休]
しかもその掃除をしている姿に何人かが惚れ惚れとした目でヤツを見ていた。



一宮のこと勝手にそんな目で見てんじゃねーよ!!



ん?あれ?

んん?


なんだ、今の俺の気持ちは!?

おいおいおーい、やめてくれよなー!!
一宮が誰にどう見られたって俺に関係ないだろ!?

⏰:07/09/27 23:51 📱:P903i 🆔:AbbvYWcU


#386 [わん]
気になる♪気になる♪

⏰:07/09/28 23:58 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#387 [わん]
ァ--げ♪

⏰:07/09/30 08:05 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#388 [連日連休]
わんさん!!!!
ありがとうございます☆
お待たせしました!



違う違う違う違うッ!!!!



俺は頭をふりながら席に戻ると、ゆいが話しかけてきた。



「ねぇねぇ、今日下駄箱の前で何して…んぅ!?」


「下駄箱?あははどうしたんだゆい?あぁそうか!帰りにアイスな!」


俺は慌ててゆいのくちを手でふさぎ、チラッと一宮を見たがその背中はピクリとも動かなかった。

⏰:07/10/01 20:22 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#389 [連日連休]
良かった、聞いてないみたいだ。俺はため息をつきゆいの口をふさいでいる手を離した。


「苦しかったー!やっぱなんかしてたんだ!」
「してないッ」
「したッ!」
「してねー!」
「したッ!」
「してないッて」

「うるせ…うるさいよ、ちょっと静かにしてくれるかな?(スマイル)」

振り向いた一宮の顔はもう素晴らしいほどの笑顔ですけどね、
ゾワワワワー!!って体が震えるのはなぜかしら!?怒りの笑顔が怖いよ?
一宮君!!

⏰:07/10/01 20:44 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#390 [連日連休]
最後にまたニコリと微笑み鬼は前を向いた。


むかつく、今すぐこいつの化けの皮を剥がしてやりてー!!


まぁそんなことはおいといて、これからミッションをどんどんこなして、鬼こと一宮に恥ずかしい思いをさせてやる。



ハハハ!


やってやる!やってやるぜ!!


と、闘志むき出しな俺だったが…………それは無意味に近いものだと気が付かなかった。

⏰:07/10/01 20:52 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#391 [連日連休]
ミッション5までは地味過ぎて奴は気がつきもしなかった………

放送室に勝手に入り込み声を変えて一宮を呼び出したり、チョークの粉を机にかけたり、「僕は変態」と書いてある小さな付箋をつけたり……と俺にしては勇気ある行動はすべて無意味だった。

やつは、
呼び出し→来ない→結局俺が奴を待ってる。
チョーク→ケシカスと同じ反応。
付箋→いつの間にか取れてた。




ダメダメじゃね!?俺?

⏰:07/10/01 21:02 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#392 [連日連休]
放課後屋上で作戦を立て直しているとドアが開いたのが聞こえた。


「だーかーらーッ……いて……よ」
「なぜ?…俺は……ぞ、あいつがあぁやっ………を考え……からな。」


ん?
ん??


この声って?

俺は気になって、ドアの上とも言えるところに登り上からこっそり覗いた。



そこにいたのは一宮と、
ゆいだった。

⏰:07/10/01 21:21 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#393 [連日連休]
「う、さすが俺様発言…」

「ふん、話しはそれだけか?」

「このままでいいの?」
「いい、幸せといってもいいくらいだな」


なんの話なのかつかめないが…………


もしかしてゆい、一宮のこと好きとか?

つーかあいつが素で俺以外と話してるなんて……なんだか、変。

⏰:07/10/01 21:36 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#394 [連日連休]
俺だけ知ってたアイツの素顔。



なんでゆいに見せてんの?ゆいが好きだから見せてんの??



「好きなら好きってもう一度言って」
「……好きだ、と言っ…」


あれ?
あれ?なんで俺、泣いてんだ?

もう、話なんか聞こえない。俺はそこから降りて二人の横を走って屋上から飛び出した。

⏰:07/10/01 21:52 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#395 [連日連休]
『認めたくない』



「さく!!」


階段を降りる時、外から俺を呼ぶ一宮の声が聞こえた。


ただ流れてくる涙を拭きながら走り続け、俺はいつの間にか公園にきていた。


「もう、意味わかんねぇ」


だってさ!
なにこの気持ち。


ゆいに裏切られた気持ちと一宮にも裏切られた。


あ"ぁぁああああー!!!!

⏰:07/10/01 22:20 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#396 [連日連休]
>>350ー390

⏰:07/10/01 22:22 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#397 [連日連休]
>>350-390

⏰:07/10/01 22:23 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#398 [連日連休]
整理だ、上野さく!
俺は木棒を手にして地面にかきはじめた。


俺←→坂倉は付き合ってる
俺←一宮から告白&強姦

坂倉←→一宮、実は両思い
一宮←→神村、すぐ別れた


で、あってるのか??


ってことは明日別れ話、決定じゃないですかッ!!

俺の幸せ1ヶ月で終わった。

⏰:07/10/01 22:45 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#399 [連日連休]
がりっと坂倉の時を棒で消した。


そして、無意識に


一宮と書いてある隣に、




俺は 好き



と、なんとも意味不明!!
うがぁああ!とガリガリと消した。

⏰:07/10/01 22:50 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#400 [連日連休]
はぁとため息をつき、棒をなげて側にあるブランコに座った。
キィキィと公園に響くブランコの音はよけいに俺を切なくさせた。



分かってるんだ。
本当は。


一宮が好きだって。

でもさ、人の貞操奪って、好きだとか言って、神村さんと付き合うとかなってんのに、ゆいと両思いで。

俺、色々ショックよ!?
ダメージ大きいよ!?

結局あいつは俺のことなんとも思わないで、抱いたってことだ。

⏰:07/10/01 22:58 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#401 [連日連休]
むかつく、


そう思ったら、また涙が出てきた。


「ッそ、ん…で俺ッ、好きに……ちゃって、ッ…」



あいつの言葉通りに、俺は好きになってしまった。


認めたくない。



だけど好きだって気持ちがあふれだしてしまって、どうしていいのかさえよくわからなくなってしまった。

⏰:07/10/01 23:10 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#402 [連日連休]
『真実は1つ』


「おはよー」
「おはー」


ザワザワと人が行き交う昇降口を抜け、俺はいつも通りに席についた。


「おはよーさく」


ニコリと笑うゆい。
俺はそんなゆいとは反対で暗く挨拶に答える。

「あ、昼休み話しある」

それだけ言って俺は机に伏せた。

⏰:07/10/01 23:18 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#403 [連日連休]
学校に行きたくないと思ったが、それではなんの意味もない。


伝えることは伝えよう。
うん。


あぁ、偽の幸せをありがとう坂倉。


ガタガタと前から椅子を引く音がした。一宮だとすぐわかる。
そして、スッと頭を撫でられた…………



え??撫でてる????
なんで??

⏰:07/10/01 23:23 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#404 [連日連休]
起きるのはできないなと思い黙って撫でられていると

「一宮君。起きちゃうよ」
「うるさい。撫でたいから撫でてる。」


って一宮!俺の気持ちは考えてないのかよ!?


俺様め、そんなんしてるとゆいに愛想つかれるぞ!
つーか撫でるな!
嬉しいけど!好きでもないなら撫でるな!!

⏰:07/10/01 23:29 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#405 [連日連休]
「あ、そうだ昼休み話しあるって言われた」

「そうか」


おい!おいおいおーい!?ゆい?お前は何言ってるの!!


あ、そうか。そうやっていつも二人で俺のこと笑ってたんだな。


性格わるっ!!

⏰:07/10/01 23:35 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#406 [連日連休]
そんなこんなで昼休みになり俺はゆいと二人で屋上にきていた。


「話って?」
「その、別れよう」
「なんで?好きな人でも?」「あ、うん」


ゆいを見るとフフッと笑っている。

「素直になったね」
「………は?」


ポカーンとしているとゆいが上を向いて叫んだ。

「一宮君!!」
「え?は?」

⏰:07/10/01 23:44 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#407 [連日連休]
上を見ると、昨日俺がいた場所にうでをくみ仁王立ちで一宮が俺を見ていた。



は?
何?この展開!?


上にいた一宮はそこから飛び降りた。横をみるといたはずのゆいがいなくなっている。


ぅおぉい!?
どこいったゆいッ!?
今こいつと二人っきり絶対無理ー!!!!

⏰:07/10/01 23:49 📱:P903i 🆔:A178BVpU


#408 [連日連休]
「おい」


久しぶりに聞く一宮の低い声。


「な、な、何ッ?」


あぁッ!何緊張してるんだよッ!?

一宮のことをちゃんと見れなくて、俺は横を向いた。

⏰:07/10/02 21:45 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#409 [連日連休]
「こっちみろ」
「なっ!?」


グイっと、グイッとね、顎を捕まれ俺は無理に、一宮を見ることになった。


「…………」
「………;」


この無言は何?どうしたらいい!?

あぁーもー何なんだ今日は!!

⏰:07/10/02 21:58 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#410 [連日連休]
くそ!こうなったら言いたいこと言ってやる!


「お前、ずるい……よ。俺のこと好きだとか……言って、神村さんと…付き合って、んで今度は俺の…ッ…彼女のゆいのこと好きとか……ずるいよ。何考え……ッてんの……か分から…ないし、」


あ、声が震えてる。
涙が出てきて、俺…格好悪い。

⏰:07/10/02 22:13 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#411 [連日連休]
「俺がいつ坂倉のことを好きとか、神村だか知らないやつと付き合うって言った?」




は?
こいつなにいってるの?


「え、だってゆいが言ってたし。昨日だってお前はゆいが好きとかなんとかいっうわっ……何すんのッ!」



ぎゅっと抱き締められ、一宮の胸に俺はスッポリと収まってしまった。

⏰:07/10/02 22:26 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#412 [連日連休]
「勘違いだ、全部」
上から聞こえる一宮の声が少し笑っている気がした。
「かん、ち…がい?」


俺の頭には「?」がたくさん出てきた。
訳が分からない。


「昨日は、お前にもう一度好きだと言うか言わないかゆいと話してた。」


「……何でそこにゆいがでてくるの?」

⏰:07/10/02 22:51 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#413 [連日連休]
「…………とても言いにくいが、あいつは……何て言えばいうか、俺達を応援してる」


「それは、知ってる……ん?まさか?」



俺は顔を上げて一宮を見た。そしたら気まずそうな一宮の顔……。


「もしかして俺のこと、はめたのか!?」

⏰:07/10/02 23:14 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#414 [連日連休]
「………;」
「………;」


こいつが無言と言うことは本当なんだ。



「ありえない」
「言っとくが、俺は何もしてない。すべては坂倉が仕組んだことだ。」


こいつ、俺は関係ありませんみたいな言い方しやがって………


「俺がどんな気持ちでいたのかしってんのかよ!?」

⏰:07/10/02 23:22 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#415 [連日連休]
「知らない(スマイル)」


むーかーつーくー!!!!!
何その笑顔!?


「俺はな!お前のせいで平和を失って!また平和がきたと思ったらまた失って!しかも俺、お前のこと好きになっちゃってるし!そしてさ、お前ゆいと両思いだと勘違いして……なんなんじゃこのやろぉおおー!!!ってくらいお前がムカついて!って聞いてんのかよ一宮ッ………?」

⏰:07/10/02 23:30 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#416 [連日連休]
バッと一宮を見るとなぜかやつは顔を真っ赤にしていて、ポカンと俺のことを見ていた。

「え?何?どうし…んッ!」

急に一宮の唇が俺の唇を塞いでて、喋りかけていたからすんなりと舌を受け入れてしまい、俺はすばらしいベロチューを一宮から受けている。


―キーンコーンカーンコーン―

鳴り響く、昼休み終了のチャイムを聞きながら、俺はそのすばらしいベロチューに答えてやった。

⏰:07/10/02 23:40 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#417 [連日連休]
「ん……は、…ッふ」


クチュクチュとどちらの唾液なのか分からない音が聞こえてくる。


何度も、何度も、


何かを確かめあうように、

何度も、唇を重ねて、



みつめあった。


「もう一回言え」
「?」

⏰:07/10/02 23:47 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#418 [連日連休]
潤んだ瞳はあの日と同じ目をしていて、俺は反らすことができなかった。


「好き、って言えよ。さく」

ちゅっと首筋にキスをされる。制服が擦れる音が聞こえて、外の空気が肌をかすめた。


くすぐったい。


「いち……しゅ、しゅうや」

俺が一宮を呼ぶとピタリと動きが止まり、顔を上げて俺を見た。

⏰:07/10/02 23:56 📱:P903i 🆔:OEhEJ.Mk


#419 [連日連休]
「………す……好き…って!ちょっまっ…秀哉ッ!?」


もう、どうにもとまらないってこう言うことをいうのね。


やつは俺の制服を中途半端に脱がし、俺の乳首のあたりをなめはじめた。


「ッあ、やめッここ!んあッ屋上ッ」
「だから何?」


けだものぉおお!!!!!!
ニヤリと笑う一宮はドSの度をこしていた気がする。

⏰:07/10/03 00:07 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#420 [連日連休]
「ここじゃ嫌か、ならトイレでするか?声が響くけど。」
「なッ!?変態ッちょっも、あッ!んッ」

乳首を丹念に舐めまわし、さらに一宮はパンツ越しに俺の息子を掴んだ。

「お前も十分変態だ、乳首だけでこんなになってるからな」
「ふぁっ!違っあッやめッ」

そう言いながらも勃起しまっているのは事実。
正直、このまま立っているのが辛い。座り込んでしまいたいのに、いつのまにか後ろにある壁と股の間にある一宮の膝に支えられ、そんなことは出来なかった。

⏰:07/10/03 00:18 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#421 [連日連休]
「……さく」
「ちょっああッん、くっ、はんッ」


いきなり直接触られ、快感が倍増し、自分でも大きくなったのが分かった。


「変態、一回イケ」


耳元を舐められ、片手で乳首を摘ままれ、そしてもう片方の手のスピードをあげられた。


「ひぃッ!あッあっああッ」


最後にカリの部分を強く撫でられ俺はすぐにイッテシマッタ。

⏰:07/10/03 00:28 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#422 [連日連休]
はぁはぁと俺の息が休まらないまま一宮は次の行動へと移り、これまた中途半端にズボンを脱がされた。

「しゅ、や、こんな所で…うあっまじッああッ!!」


ヌルっとした感覚、と思った瞬間、グググと何かが入ってきた。
それは直ぐに一宮の指だと分かった。一本ではなく、二本だということも。

「あッ!いッ……ッ」

中で指が曲がったり、色んなところを押される。

⏰:07/10/03 00:40 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#423 [連日連休]
「あひッ!?ああッそこッダメッあぅッ?」


すごい快感がきた瞬間に一宮が指を抜いた。


「や、秀哉、やめちゃ」

そう俺が言うと一宮は片足の膝の裏を持ちあげ、俺は片足で立つような形になった。


「もっといいの入れてやる」
その言葉と同時に、熱くて固い一宮のものが俺の入り口をこじ開け押し入ってきた。

⏰:07/10/03 00:48 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#424 [リこ]
失礼します
>>1-100
>>100-200
>>200-300
>>300-400
>>400-500

⏰:07/10/03 02:00 📱:D903i 🆔:FnpfRY4k


#425 [連日連休]
りこさん!
アンカーありがとうございます(*^^*)



「あぁッ!!っくあ、はッ」
「…ッ…動くぞ?」


一宮が腰をゆっくりと動かし始める。


中がッ!中が!
熱い!


腸が引き出されるような感覚。

痛くて苦しいはずなのに、それは入れられた時だけで今はキモチイイとしか思えなかった。

⏰:07/10/03 11:33 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#426 [連日連休]
「なっでッ?気持ち、あッあッあぅッ!いッのッ?」

分からない。
分からない。

初めてなのに、初めてなのに。


「ッ、睡眠学習だなッ…く」

一宮が苦笑いしながら俺を見た。


睡眠学習?………Σあ!


快感の中で思い出される、あの日の出来事。

⏰:07/10/03 11:39 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#427 [連日連休]
「くそッたれッあはッ!?や、そこ!あああッ!はやッい、いちッの!」

ギロと睨むといきなりスピードをあげてきた。しかも気持ちいいところをしっかりと突き上げてくる。もう口からは涎と喘ぐ声しかでなくて、
やばい……いく。
そう思ったら、一宮が耳元で囁いて、俺の息子をこすった。
「きだッ……イケよ、さく」
「あッあッあぁああーッ」


両方からくる快感がなんともいえなくて。
もう、頭が真っ白になって、チカチカして俺は気を失った。

⏰:07/10/03 12:04 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#428 [にゃ]
>>278-600

⏰:07/10/03 13:10 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#429 [連日連休]
にゃさん!
アンカーありがとうございます(´ー`)!



―――


「…う」


地面の固さに目を開ける。
俺、何でここにいるんだっけ??


「痛い、背中;」


起き上がるとケツが痛い。そして誰かに手を繋がれていることに気が付き、ふと横を見ると一宮が寝ていた。

⏰:07/10/03 21:43 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#430 [連日連休]
「……………///」
また、こいつのせいで痛くなった。と思い出すと恥ずかしい。抵抗という抵抗なんてしなかったし……
なにより、


俺、こいつと両思いなんだ。
すっと一宮の頭を触ろうとしたとき、

「ん…起きたか」

「うわぁ!いきなり起きるなッ!」


俺はいきなり起きた一宮に驚いて手を引っ込めた。

⏰:07/10/03 21:56 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#431 [連日連休]
「俺は、お前にいちいち起きたことを伝えなきゃいけないのか?」

機嫌良さそうに一宮は俺のことをからかってきた。

なんで!こんな俺様男が好きなんだ!?
つーか今何時!?
授業は!?

「声に出てるぞ、俺もなんで平凡男を好きになったのか分からない。今は5時、お前が気を失うから授業受けれなかった。」


………うんさすが俺様ッ、気を失わせたのはお前だぁあー!!!!!!!お前が責任取りやがれッ!

⏰:07/10/03 22:24 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#432 [連日連休]
「直せ、その性格。俺のこと好きなら。」
「無理、というか、俺がお前のその平凡主義をやめて、俺だけ見てろ。」



なッなっなんて恥ずかしいセリフをしゃあしゃあと!

俺だけ見てろって……。
しかも平凡主義やめろって、無理。

「無理なことは無理、分かるだろ?」

ニヤリと笑う一宮が本当に憎たらしい。

⏰:07/10/03 22:36 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#433 [連日連休]
こうして、俺は、嫌いだったはずの俺様男と付き合うことになった。
あーもー幸せなんだかそうじゃないんだか。よく分かりませんが、勘違いが解けて良かった。

向き合って話さないと分からないことがね、たくさんあることを知ったよ。

とくに坂倉ゆいの存在。
次の日、聞いたら全部言ってくれた。色んな意味で悲しかったさ。ハハッ。

真実はいつも1つ!
なんちゃって!!!! 笑

⏰:07/10/03 23:00 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#434 [連日連休]
「おい、誰に話してるんだ」「別に話してません」
一宮が不思議そうに俺のことを見つめる。

こんな表情は俺だけが見れる………やべ幸せ感じてる自分が気持ちわるッ!


「見惚れたか?」
「違う!」
「図星」
「違うったら違うんだよッ」
こんな言い合いを毎日しながら夕焼けをバックに凸凹カップルは手を繋いで帰って行きましたとさ。

おしまい。

⏰:07/10/03 23:10 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


#435 [連日連休]
>>175-435

『俺様』とても短編とは言えないぐらい長い話でした(´∀`;)
読んでくれた方々本当にありがとうございました☆☆

⏰:07/10/03 23:20 📱:P903i 🆔:Gq74CMuA


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