ぎんいろのおおかみ〈}イラスト付きBL}〉
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#266 [☆Cocomo☆MILK☆]
押し倒された身体
硬い地面の上に自らの羽織を広げ、そこにゆっくりと輝夜を横たえてやる
薄暗い中、不安そうに見上げる瞳に、セツはその柔らかな髪を撫でた
「…緊張しているのか?」
「少し…」
言いながら、苦笑い
セツはその細い身に覆い被さるようにすると、すらり延びた腕が背にすがりついた
「大丈夫だ、何も怖いことはしない」
俺がついている、と微笑んだセツに、輝夜は小さく頷いた
:07/09/12 12:28 :W51S :☆☆☆
#267 [☆Cocomo☆MILK☆]
「輝夜」
「…ん……」
頬を撫でられ、輝夜から吐息が漏れる
誘われるがまま、その唇に顔を寄せた
最初は緊張のため強ばっていた輝夜の体から力が抜け、深いキスに応える
「――欲しい、お前が…」
熱い吐息混じりの囁きに、ぞくりと肌が粟立つ
「いい、よ…」
小さな声を確認すると、はだけた着物の隙間からセツの手のひらが、するりと入り込んだ
:07/09/12 21:33 :W51S :☆☆☆
#268 [☆Cocomo☆MILK☆]
「、ぁ……っ」
シュル、と帯が解かれ、目の前に素肌を晒す
暗闇に浮かび上がる白い肌に、翡翠の瞳がふと細められた
「――綺麗だな…」
「な、に言って――――っん…っ」
首筋から鎖骨
鎖骨から脇腹へと移動する手のひらにぴくりと震えてしまう
「ぁ、あ……」
触れられたところから熱が広がり、恥ずかしさも混ざって身体が燃えるように熱い
:07/09/12 21:38 :W51S :☆☆☆
#269 [☆Cocomo☆MILK☆]
耳や首筋を舐め上げられてくすぐったさに肌が粟立ち、時々走る小さな痛みに震える
瞑った目を開けば、暗い中でも光を失わない翡翠の瞳
ほんの少しの接触にびくつく自分を見て、セツの視線が優しくなるのがわかる
触れるだけの口づけを受けながら、伸ばされた手に胸の突起をきゅっと捻られると、ぴくりと背中が跳ねた
:07/09/12 21:42 :W51S :☆☆☆
#270 [☆Cocomo☆MILK☆]
「感じやすいな」
「そ、んなの…わかんな……っぁ…」
途切れ途切れにそう言うと、ふっと笑った気配が伝わってきた
本当は違うと言いたかったけど、初めてなのだから分かるはずがない
不意に、セツの指が勃ち上がって先走りを漏らし始めたモノを捕らえる
「ひぁ……っだ、め……!」
突然の感覚に驚いて、思わず逃げ出したくなってしまう
:07/09/12 21:46 :W51S :☆☆☆
#271 [☆Cocomo☆MILK☆]
胸の突起を舌先で転がされながら自身を握り込まれ、セツの大きな手のひらに身体を縮めることしかできない
「ゃ、だ……っあ、んん……っ」
「可愛いな」
声を聞かれ、全部見られているという恥ずかしさと、セツにされているという事実にどうしようもなく感じてしまう
先端を指の腹で擦られるだけで達してしまいそうになった
:07/09/12 21:49 :W51S :☆☆☆
#272 [☆Cocomo☆MILK☆]
自分でもあまりいじったことのない器官を巧みになぶられ、あっというまに高められる
「あ…だ、め……っ!出、ちゃ……ぅ」
「かまわない」
離して、と言っても聞き入れられず、身体をびくりと跳ねさせ、セツの手のひらに放ってしまった
「っ……ぁ、…はぁ……」
達すると同時に、かくんと身体から力が抜ける
無意識にたぐりよせていた敷かれた羽織に身を沈ませる
:07/09/12 22:04 :W51S :☆☆☆
#273 [☆Cocomo☆MILK☆]
荒くなった呼吸を整えていると、脱力した両足を抱えられ、信じられないところから、ぬるりとした感覚がした
「や……!そん…なとこ…っぁ…」
セツの指が、自分の放ったモノを後ろに塗りつけて、そこを解すように中に侵入してくる
一気に身体が強ばって、指を強く締め付けてしまった
「力を抜け……楽にしていろ」
「や、できな…っ」
:07/09/12 22:09 :W51S :☆☆☆
#274 [☆Cocomo☆MILK☆]
首を振り今すぐ抜いて欲しかったが、セツは呼吸に合わせて確実に指を埋め込んでくる
ぬめる精液の助けを借りて指が増やされ、内側を探るように出し入れを始めた指が、ある一点を掠めたとき、腰から背中が浮き上がった
「!っな…、そこやだ…っ…」
「………ここか」
「あ…!」
その反応に満足したセツが口角を上げ、そこを集中的に攻める
:07/09/12 22:17 :W51S :☆☆☆
#275 [うにャ]
最高です
:07/09/12 22:18 :SH904i :RpMYuB6Y
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