狂おしいほど、愛。
最新 最初 全 
#1 [
]
「化け猫の恋バナ。」を
書いていた(

)です!
直目線の「化け猫〜・・」を
書こうと思いましたが
思い切って違う話を
書きたいと思います(ω)
感想はそのまま
「化け猫の恋バナ。」の
感想版にお願いします

・
:07/08/11 05:43
:F902i
:☆☆☆
#2 [
]
:07/08/11 05:45
:F902i
:☆☆☆
#3 [
]
:07/08/11 05:48
:F902i
:☆☆☆
#4 [
]
「また明日ね、ばいばい」
そう言って、
今さっきまで一緒に
買い物をしていた友達に手を振る。
「やっぱり学校帰りは時間ないなー‥」
なんてつぶやきながら、
カバンを肩にかけなおした。
:07/08/11 05:58
:F902i
:☆☆☆
#5 [
]
家までの道のりを
足早に歩く。
この道は嫌い。
薄暗くて
人通りも少なく
外灯なんてあってないようなもの。
「あの‥」
後ろから声をかけられて、
びっくりしたあたしは小さく肩を揺らした。
:07/08/11 06:03
:F902i
:☆☆☆
#6 [
]
「は‥はい?」
振り向くと、同じ年くらいの男の人が二人立っていた。
やだ‥何か怖いなー‥
「すいません、道聞きたいんすけど‥」
そう言ってその人は
地図みたいなものを広げた。
:07/08/11 06:05
:F902i
:☆☆☆
#7 [
]
何だー‥、
びっくりした‥
「いいですよ、どこですか?」
あたしは安心して
地図をのぞき込んだ。
そのときだった。
.
:07/08/11 06:07
:F902i
:☆☆☆
#8 [
]
もう一人の男が背後にまわり、
後ろからあたしの口を押さえた。
「?!ん゙っ…‥!」
地図を持っていた男も、
その紙を捨て抵抗するあたしの腕をつかむ。
:07/08/11 06:10
:F902i
:☆☆☆
#9 [
]
あたしは男二人の力によって
いとも簡単に近くの草むらに引きずり込まれた。
なにが起こってるの?
怖い……
コワイ………
.
:07/08/11 06:11
:F902i
:☆☆☆
#10 [
]
地面に押し倒され、
腕を押さえつけられた。
「大声出すなよ」
「…っ…」
出したくても出せなかった。
怖くて、ただ体が震えるばかりで……
:07/08/11 06:14
:F902i
:☆☆☆
#11 [
]
男の手があたしの制服を脱がそうとした時…
「おい!何してんだ!!?」
誰かの大声と
ガシャン、と何かが倒れる音がした。
:07/08/11 06:16
:F902i
:☆☆☆
#12 [
]
その声に、あたしを襲った男二人は舌打ちをすると
「おいっ…行くぞ」
そう言って走って逃げていった。
あたしは呆然と空を見つめていた。
:07/08/11 06:17
:F902i
:☆☆☆
#13 [
]
「おいっ…大丈夫か」
ペチペチと誰かに頬を叩かれ、
我に返る。
勢いよく体を起こし、
尻もちをついたまま後ずさりした。
「もう大丈夫。ケガはしてない?」
その人の問いに
あたしは小さくうなづいた。
:07/08/11 06:26
:F902i
:☆☆☆
#14 [
]
「よかった、危なかったな…」
その人は安心したかのように
表情を和らげると、
自分の着ている上着を脱ぎ、
あたしの肩にかけた。
自分でも
まだ少し体が震えてるのがわかった。
.
:07/08/11 06:28
:F902i
:☆☆☆
#15 [
]
この人…
助けてくれたんだ…。
「危ねぇから送ってく。チャリだけど」
笑いながらそう言って、
あたしに手を差し伸べた。
あたしはその手をとり、立ち上がる。
:07/08/11 06:31
:F902i
:☆☆☆
#16 [
]
近くに倒れた自転車があった。
「後ろ乗って。」
あたしは言われるがまま、自転車の後ろに乗った。
「あの…助けてくれてありがとう…」
この人が助けてくれなかったらあたしは………
.
:07/08/11 06:34
:F902i
:☆☆☆
#17 [
]
「まぁ、何もなくてよかったよ。マジで。」
彼は前を向いたまま言った。
「あ…もうこのへんで…」
キッとブレーキ音がして自転車が止まる。
「気を付けてな。」
彼はそう言って来た道を戻っていった。
:07/08/11 06:38
:F902i
:☆☆☆
#18 [
]
あたしは走っていく彼の後ろ姿を見つめた。
そして走って家まで帰った。
「名前ぐらい聞いておけばよかった…」
もう多分会えないだろうけどー‥
:07/08/11 06:41
:F902i
:☆☆☆
#19 [
]
「あっ!上着っ‥」
あたしは彼が貸してくれた上着をそのまま持って帰ってきてしまった。
「どうしよ……」
上着を片手に立ちつくす。
返しようがないよ……
:07/08/11 06:44
:F902i
:☆☆☆
#20 [
]
あたしは上着をハンガーにかけて壁にかけた。
ベッドに横になり天井を見つめる。
今さらだけど
あたしを助けてくれた人かっこよかったなー‥
:07/08/12 14:19
:F902i
:☆☆☆
#21 [
]
なんて‥
襲われて怖い思いしたとこなのに、
あたしってば不謹慎…。
ゴロンと寝返りをうった時。
♪〜♪〜♪♪
携帯がなった。
:07/08/12 14:21
:F902i
:☆☆☆
#22 [
]
あたしは体を起こす。
あれ?
あたしこんな曲設定してたっけ??
どこから流れてるの?
部屋を見渡し、視線は
あの人の上着でとまった。
:07/08/12 14:23
:F902i
:☆☆☆
#23 [
]
「まさかね〜…」
着信がとまり、
あたしは上着を手に取った。
「あっ!」
ポケットに携帯が入ってる。
絶対彼の携帯だー…
今頃気づいて困ってるよね…
:07/08/12 14:26
:F902i
:☆☆☆
#24 [ぱなっぷュ]
前スレでもカキしていたぱなっぷュです頑張ってください(・ω・)/
:07/08/14 11:47
:W51P
:☆☆☆
#25 [
]
:07/08/15 13:29
:F902i
:☆☆☆
#26 [
]
「どうしよ……」
♪〜〜♪〜♪
「わあっ!!」
手の中にある携帯がいきなり鳴り出し、
あたしは驚いて声を上げた。
「びっくりした…」
電話だ…
出てもいいのかな…?
:07/08/16 00:26
:F902i
:☆☆☆
#27 [
]
少し考えてあたしは電話に出た。
「も…もしもし??」
『もしもし!よかったー出てくれて!』
この声…さっきの彼だ。
『携帯ポケットに入れっぱなしだったよな?』
:07/08/16 00:32
:F902i
:☆☆☆
#28 [
]
「あ…はい、入ってましたっ」
『君、篠女(しのじょ)の子だよな?俺、紀塚(きのづか)行ってんだけど…明日放課後会えない?携帯ないと困るし…』
紀塚高校……
篠女から結構近いじゃん…
「じゃあ明日…はい、はい。」
:07/08/22 20:58
:F902i
:☆☆☆
#29 [
]
明日の放課後会う約束をして
電話を切った。
「ふぅっ…なんか緊張した―…」
あたしは上着をきれいにたたみ、携帯と一緒に袋に入れた。
:07/08/22 21:04
:F902i
:☆☆☆
#30 [
]
次の日
「あれーメイク変えた?」
「えっ、別に…何もっ」
友達につっこまれ、
ドキッとした。
ちょっと気合い入れたのバレた?(笑)
上着と携帯返すだけなんだけどね―…
:07/08/22 23:13
:F902i
:☆☆☆
#31 [
]
授業が全て終わり、
あたしはカバンに荷物を詰め込んでざわつく教室を出た。
待ち合わせ場所に急ぐ。
「あ〜緊張してきた…」
落ち着け、落ち着けあたし。
:07/08/25 23:08
:F902i
:☆☆☆
#32 [
]
待ち合わせ場所のファミレスに入る。
あたりを見渡すが彼らしき人はいない。
あたしは席に座ると鏡を見てサッと前髪を整える。
「ごめん、待った?」
:07/08/26 00:01
:F902i
:☆☆☆
#33 [
]
少しして彼がやってきた。
「ううん!全然っ!」
ごめん、待った?
ごめん、待った?
そのフレーズが頭の中で
リピートしてる。
なんだか…デートみたい…!
:07/08/26 00:07
:F902i
:☆☆☆
#34 [
]
って、違う、違う。
なんて一人でツッコミを入れながら
あたしは携帯と上着を渡した。
「あ、そういえば名前聞いてなかったな。
俺は向井結斗(ムカイ ユイト)」
向井…結斗……
:07/08/26 00:35
:F902i
:☆☆☆
#35 [
]
「君は?」
「あっ、あたしは栗山百合(クリヤマ ユリ)ですっ」
「じゃあ…百合ちゃん」
百合ちゃん……
栗山百合。16歳。
こんなあたしにも
春がきそうです……。
:07/08/26 01:02
:F902i
:☆☆☆
#36 [
]
「顔赤いけど大丈夫?」
「えっあっ…はいっ」
わーっわーっ
顔に出てた?!
恥ずかし〜…
「百合ちゃんなんか初々しいな。一年生?」
「はいっ」
「じゃー俺の一個下だ。」
:07/08/26 01:10
:F902i
:☆☆☆
#37 [
]
「えと…向井…先輩?」
「先輩なんてつけなくていいよ。」
「えっ…じゃあ…む、む…向井?」
あたしがそう言うと
向井先輩はいきなり笑いだした。
:07/08/26 01:14
:F902i
:☆☆☆
#38 [
]
「名字で呼んじゃう?おもしろいなっ!
俺のことは結斗でいいよ」
「結…斗?」
「敬語も使わなくていいから」
「はいっ!……あっ。」
あたしと結斗は顔を見合わせて笑った。
:07/08/26 01:21
:F902i
:☆☆☆
#39 [
]
ファミレスを出て結斗は駅まで送ってくれた。
「あの…あたし何もお礼してない」
あの夜助けてもらったお礼しなきゃって
思ったんだけど……
「じゃあさ、今度すっげー楽しいとこ連れてってよ!」
:07/08/26 01:42
:F902i
:☆☆☆
#40 [
]
「楽しいとこって…?」
「それは百合ちゃんが考えるんだよー」
今度…
今度って…
次も会えるってこと?!
「考えるっ…!楽しいとこ探す!」
「じゃあ決まりっ!携帯かして?」
:07/08/26 01:46
:F902i
:☆☆☆
#41 [
]
あたしは言われるままに携帯を渡した。
何かを打ち込んでいる結斗。
「はい、じゃあ気つけてな!」
そう言ってあたしに携帯を返すと結斗は帰っていった。
あたしは携帯を開く。
「これ……」
:07/08/26 01:50
:F902i
:☆☆☆
#42 [
]
画面には結斗の携帯番号とアドレスがあった。
「送ってもいい…んだよね…?」
出会ったばかりなのに
まだ結斗のこと何も知らないのに…
胸が熱い………
:07/08/26 01:54
:F902i
:☆☆☆
#43 [
]
──…
「楽しい所ってここ?」
日曜日、あたしと結斗は
最近できたばかりの遊園地に来ていた。
「ここしか思い浮かばなくて…」
:07/08/26 03:09
:F902i
:☆☆☆
#44 [
]
微妙だったかな…
やっぱ微妙だよねー…
子供じゃあるまいし…
もしかしたら新しいもの好きなミーハーとか思われたかもー…
「結斗…ごめ「いいじゃん!!行こーぜー!」」
えっ?
.
:07/08/26 03:13
:F902i
:☆☆☆
#45 [
]
結斗はあたしの手をとって歩きだした。
「遊園地とか何年ぶりだろなー」
「あ…あの、嫌じゃなかった?」
「何で?いいじゃん、楽しもうぜー」
結斗は笑顔で言った。
:07/08/26 03:15
:F902i
:☆☆☆
#46 [
]
あたしと結斗は遊園地を思う存分楽しんだ。
ジェットコースターに乗ったり
クレープを食べたり
子供みたいにはしゃいで
笑った。
「次で最後にする?もう時間だし…」
次で最後…
:07/08/26 04:36
:F902i
:☆☆☆
#47 [
]
もうそんな時間なんだ…
「そうだね!もう遊園地も閉まっちゃうしね!」
「最後何乗りたい?」
「んー…観覧車…とか?」
「よしっ、じゃあ行くかー」
:07/08/26 04:41
:F902i
:☆☆☆
#48 [
]
夜の観覧車。
男の人と二人きり。
ちょっと、憧れてた。
でも…緊張する……
「高いとこ嫌い?」
「えっ?あ、大丈夫っ」
何か…何か話さないと…
ちらっと結斗を見る。
:07/08/26 04:46
:F902i
:☆☆☆
#49 [
]
景色を見る結斗の横顔を見つめる。
背が高くて
ちょっとクセのある伸びかけの明るい髪。
整った顔立ち。
男らしいちょっとごつごつした手………
「ん、何?」
「あ、何でもないっ」
:07/08/26 04:53
:F902i
:☆☆☆
#50 [
]
つい見とれてしまった…
「もうそろそろてっぺんだな」
「ほんとっ?」
結斗の言葉にあたしは景色を見ようと立ち上がった。
:07/08/26 04:58
:F902i
:☆☆☆
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