狂おしいほど、愛。
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#101 [
]
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「言ってくれないとわかんねぇよ」
「…何であたしに告白したの…??」
「…は?好きだからに決まってんじゃん…」
こんなこと言いたいんじゃない。
違うのに………止まらない。
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:07/08/31 02:52
:F902i
:☆☆☆
#102 [
]
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「だって結斗いい感じの子いるじゃん!!
本当は彼女いるんじゃないの…?!」
「ちょっと待て、何の話…」
ダメ。
これ以上
言っちゃダメ。
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:07/08/31 02:59
:F902i
:☆☆☆
#103 [
]
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「いいよ!あたしに気使わなくても…
告白、本気にしてないから…」
次の瞬間。
ドンッ
結斗は水の入ったコップを思い切りテーブルに置いた。
「本気でそんなこと言ってんのか?……ふざけんな。」
そう言って席を立ちファミレスを出ていった。
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:07/08/31 03:06
:F902i
:☆☆☆
#104 [
]
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あたしは最低だ。
傷つけて
怒らせた。
あたしのことを
好きだって言ってくれたのに
返せなかった
素直になれなかった。
自分の気持ちを伝えることは
こんなにも難しいことだったかな─…
.
:07/08/31 03:14
:F902i
:☆☆☆
#105 [
]
:07/08/31 03:16
:F902i
:☆☆☆
#106 [ぱなっぷュ]
:07/08/31 10:19
:W51P
:☆☆☆
#107 [
]
ぱなっぷさん
アンカありがとう

:07/09/01 02:23
:F902i
:☆☆☆
#108 [
]
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その日の夜結斗からメールが届いた。
『昼間はキツく言ってごめん。けど俺は本気だったよ。』
あたしは携帯を握りしめて家を出た。
気づいたら、走ってた。
このままじゃ後悔する
伝えなかったこと、絶対後悔する。
そう思ったから。
.
:07/09/01 03:13
:F902i
:☆☆☆
#109 [
]
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あたしは息を切らして立ち止まる。
結斗の家の前。
インターホンに伸ばす指が震える…
落ち着け…あたしは息を整えた。
「はい」
ドアが開き結斗が出てきた。
驚いた顔をしている。
当たり前…だよね。
.
:07/09/01 03:17
:F902i
:☆☆☆
#110 [
]
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「いきなりごめんねっ…でもやっぱりちゃんと言いたくて。
あたし…結斗のことが好き。
結斗があたしのこともう何とも思ってなくてもあたしっ………!」
いきなり結斗に腕を引っぱられた。
大きな音を立てて玄関のドアが閉まる。
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:07/09/01 03:23
:F902i
:☆☆☆
#111 [
]
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結斗があたしを抱きしめる。
息もできないくらい
強く、強く。
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:07/09/01 03:25
:F902i
:☆☆☆
#112 [
]
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「結…斗…?」
「諦めようと思ったのに…何で来るんだよ。
…もう、諦めてやらねぇからな」
「うん…」
あたしはうなずいた。
伝えることができてよかった。
大切な気持ちを失わずにすんだから………
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:07/09/01 03:31
:F902i
:☆☆☆
#113 [
]
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「せっかく来たんだし、上がれよ。」
「うん、おじゃまします」
結斗はあたしにお茶を出してくれた。
「で、昼間のさ、いい感じの子とか彼女とかって何の話?」
「あー………」
気にしてたのかな。
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:07/09/01 03:40
:F902i
:☆☆☆
#114 [
]
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「少し前に結斗が女の子と腕組んでるの見たから……」
「俺そんなことしてたっけ…?」
「してたよ!学校で…」
「え?学校って…紀塚来たってこと?」
「えっ、あ、うん……まぁ。」
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:07/09/01 03:45
:F902i
:☆☆☆
#115 [
]
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「話しかけてくれたら良かったのに。」
「だって女の子といたんだもん…無理だよ。」
「それ妬いてんの?」
結斗が意地悪く笑う。
「や…妬いてないっ!!」
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:07/09/01 03:47
:F902i
:☆☆☆
#116 [
]
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嘘、ほんとはめちゃくちゃ妬いてた。
「心配しなくても、ただの友達だから。」
結斗は笑ってあたしの髪を撫でた。
……その笑顔反則だよ、、、。
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:07/09/01 03:51
:F902i
:☆☆☆
#117 [
]
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至近距離で結斗と目が合う。
「……」
二人とも無言になった。
結斗の手が頬を優しく包む。
わっ………
キス、するのかな…
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:07/09/01 19:59
:F902i
:☆☆☆
#118 [
]
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ゆっくり近づいて
優しく唇が触れた。
体中の神経が唇に集中したみたいに…
一瞬のようで
すごく長くも感じられた。
時が止まったかのように
その瞬間
世界に二人だけになった気がした…。
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:07/09/01 20:20
:F902i
:☆☆☆
#119 [
]
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唇が離れ、力強く抱きしめられた。
「守るから。」
結斗が耳元で囁く。
「結斗…?」
「俺が、守るから。」
一層、抱きしめる腕に力が入った。
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:07/09/03 20:50
:F902i
:☆☆☆
#120 [
]
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結斗があまりにも真剣に言うから
あたしは何も言えなかった。
ただ結斗の腕の中で
小さく頷いた。
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:07/09/03 20:55
:F902i
:☆☆☆
#121 [
]
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『守るから。』
この言葉の本当の意味を
あたしはまだ知らない─。
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:07/09/03 20:57
:F902i
:☆☆☆
#122 [
]
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それから、あたし達は幸せな日々を送っていた。
デートをして、手をつないで
毎日が満たされていた。
.
:07/09/03 22:05
:F902i
:☆☆☆
#123 [
]
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「─で、ヤったの?」
「〜っ………ゴホッ」
昼休み、朱美の率直な質問に
あたしは飲んでいたジュースをふきそうになった。
「何でそういうこと真顔で聞くかなー…」
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:07/09/03 22:08
:F902i
:☆☆☆
#124 [
]
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「だって気になるじゃん」
「…まだ…だよ」
思わず小声になる。
「へぇ〜大事にされてるんだね」
大事にされてる………
「そ、そっかなぁ〜」
顔がにやける。
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:07/09/03 22:11
:F902i
:☆☆☆
#125 [
]
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「百合って単純だよね。」
「も〜っ…一言多い!!」
確かに結斗は手を出してこない。
キス止まり…
ってまだ付き合って1ヶ月もたたないし…
これって大事にされてるのかな?
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:07/09/03 22:15
:F902i
:☆☆☆
#126 [
]
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──…
「今週の土曜俺ん家くる?」
学校も終わり、いつものように結斗と一緒に帰る。
「うん、じゃあこの前言ってたDVD見よっ!」
「おう。」
.
:07/09/03 22:44
:F902i
:☆☆☆
#127 [
]
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─土曜日─
お昼に待ち合わせをして少しぶらついてから
結斗の家に行った。
「おじゃまします」
「先部屋いってて」
「ん、わかったぁ」
:07/09/05 22:31
:F902i
:☆☆☆
#128 [
]
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結斗の部屋に入る。
無意識にベッドの下をのぞき込む。
「何もない…」
ひとつくらいやらしい本とかあるのかなと思ったのに.
って何ホッとしてるんだろ…。
階段をあがる足音が聞こえてあたしは姿勢を元に戻した。
:07/09/05 22:39
:F902i
:☆☆☆
#129 [
]
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「DVD見る?」
「あっ、うん!」
結斗はテーブルにお茶の入ったコップを置くとDVDをセットした。
恐がりのクセに恐いもの見たさでホラーを見ることに…
結斗はカーテンを閉め電気を消した。
:07/09/05 22:42
:F902i
:☆☆☆
#130 [
]
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「ちょっ…恐いよ」
空はまだ明るいものの部屋は薄暗くなった。
「こっちのが雰囲気出るだろ?」
「そうだけどさ〜…」
今更だけど恐くなってきた……
:07/09/05 22:44
:F902i
:☆☆☆
#131 [
]
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小さく悲鳴をもらしながらもDVD鑑賞が終わった。
それと同時にあたしはもうホラーなんて見ないと誓った。
「あーおもしろかった!つか腹減ったな〜」
結斗が大きく伸びをする。
:07/09/05 22:52
:F902i
:☆☆☆
#132 [
]
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「あ…あたし何か作ろっか?」
なんて…図々しいかな…?
「まじ?すげー嬉しい!」
「あんまりたいしたの作れないけど…」
わ…何か素直に喜ばれると照れるな…
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:07/09/05 23:04
:F902i
:☆☆☆
#133 [
]
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部屋でテレビを見ながら
あたしが作ったご飯を二人で食べた。
「あ…もうこんな時間。これ片づけたら帰るね」
楽しくて思わず長居しちゃった…
あたしが立ち上がった時、、
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:07/09/05 23:08
:F902i
:☆☆☆
#134 [
]
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「帰んなよ。」
結斗に腕をつかまれた。
「え……」
それって───……
.
:07/09/05 23:10
:F902i
:☆☆☆
#135 [
]
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「…きゃっ…」
あたしが固まっていると、そのまま腕を引っ張られて座ったまま抱き締められた。
「ここにいろよ。
…っつか、いてほしい。」
それって…
泊まるってこと───!??
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:07/09/05 23:16
:F902i
:☆☆☆
#136 [
]
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「結……斗」
どうしよう…何か…
何か話さなくちゃ…
でも結斗の心臓の音がすぐ近くで聞こえて…
あぁもう頭回んないよ─…
「百合、顔あげて…」
─…ドキドキで
死んでしまいそう─…
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:07/09/05 23:24
:F902i
:☆☆☆
#137 [
]
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「ふっ…顔赤い」
結斗があたしの顔を見て笑う。
「だ…だって…」
「可愛い…」
そう言って結斗はあたしにキスをする。
おでこから瞼(まぶた)、
頬、そして唇──…
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:07/09/05 23:27
:F902i
:☆☆☆
#138 [
]
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柔らかく染み渡る温もり...
「やべ…とまんねーかも…」
キスの合間に結斗が言った。
そしてまた唇が重なる。
.
:07/09/06 03:08
:F902i
:☆☆☆
#139 [
]
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「……!!…んっ」
嘘っ
何!?
舌が……
「ーッ…ふ…」
苦しくてあたしは結斗の胸をたたいた。
.
:07/09/06 03:11
:F902i
:☆☆☆
#140 [
]
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「ごめん…嫌だった?」
「や…ちょっと苦しかっただけ…」
「もしかして初めて?」
その言葉にあたしの顔は火照ったように赤くなった。
.
:07/09/06 03:14
:F902i
:☆☆☆
#141 [
]
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「マジ…?」
結斗が驚いてる。
ディープキスもしたことないとか
やっぱり引くのかな……?
「嬉しいんだけど!」
.
:07/09/06 03:17
:F902i
:☆☆☆
#142 [
]
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結斗はそう言ってギュッとあたしを抱き締めた。
「あ…でも俺が初めてでよかったのか?」
喜んだかと思えば、不安げに聞いてくる結斗。
それがなんだか可愛く思えた。
「うん、結斗がいい…。」
.
:07/09/06 03:21
:F902i
:☆☆☆
#143 [
]
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「…あっ、結斗がいいって言うのはやらしい意味じゃなくてっ
そのっ…やらしい意味じゃないこともないんだけどっ…あのっ…」
わー!!もう!!
あたしは何を言ってんだろ……!!
慌てふためくあたしを見て結斗は笑い出した。
.
:07/09/06 03:26
:F902i
:☆☆☆
#144 [
]
.
「俺も、百合がいい。」
そう言ってあたしの髪をなでた。
無言になり
見つめ合って キスをする
何度も 何度も
溶けてしまいそうな
甘い キスを
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:07/09/06 03:32
:F902i
:☆☆☆
#145 [
]
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「…結…っ」
結斗の唇が首筋に落ちる。
恥ずかしい……
これ以上されたらっ…
結斗の手が胸に触れる。
.
:07/09/08 17:41
:F902i
:☆☆☆
#146 [
]
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「嫌っ……!!」
あたしは結斗の腕をつかんで引き離した。
部屋が静まり返る。
どうしよ…
思いっきり拒否しちゃった…
「やっぱ恐いよな、ごめん。」
結斗はうつむいて謝った。
.
:07/09/08 17:44
:F902i
:☆☆☆
#147 [
]
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「あたしの方こそごめん…」
結斗はベッドに入り、布団をポンポンと叩いた。
「おいで、何もしないから」
「うん…。」
あたしは結斗の隣に寝ころんだ。
.
:07/09/08 18:22
:F902i
:☆☆☆
#148 [
]
.
「頭あげて。」
「あ、うん。」
わっ…腕枕だ…。
心臓の音がうるさい…
ドキドキして眠れないよ──…
.
:07/09/08 22:23
:F902i
:☆☆☆
#149 [
]
.
────……
「………百合…」
「…ん…」
「百合、もう昼だよ。」
結斗に肩を揺すられ起こされた。
.
:07/09/08 22:29
:F902i
:☆☆☆
#150 [
]
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「う〜……ん」
…なんだかんだ寝ちゃったんだ…。
「ほら、起きないとキスすんぞ」
結斗があたしの頬をつまむ。
「お…おひまふ…(起きます)」
.
:07/09/08 22:44
:F902i
:☆☆☆
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