「純也」
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#46 [あぃみ]
純也は少しずつ、私に心を開き始めている。
そうだよね?
純也の世界に私がしっかり立っている。
そうだよね?
あいの世界には純也がいつもいるよ。
:07/10/09 20:54
:PC
:☆☆☆
#47 [あぃみ]
私には彼氏がいる。
彼氏以上の男なんていないと思ってた。私は一生彼の為に生きるって決めた。彼は私のすべてだった。
その気持ちは忘れないよ。でも…
純也に出会った。
純也のことまだ知らないし、何処がいいのかなんてわからない。
でもこの気持ちは止められない。
:07/10/09 21:01
:PC
:☆☆☆
#48 [あぃみ]
純也がほしくてたまらない。
いつものように純也が迎えにきた。
夜中ただただ
ドライブをする。
何の意味もないけど、
一緒に居られる事が私を嬉しくさせる。
まだ免許を取り立ての純也はしっかりと前を向いて両手でハンドルを握り、真剣な顔をしている。
「純也、真剣な顔もカッコイイね!」
純也はちらっとこちらを見た。
:07/10/09 21:10
:PC
:☆☆☆
#49 [あぃみ]
私はいつも素直にストレートに伝える。
そんな時いつも純也はちらっとこちらを見るだけで、何も言わない。
なぜか不機嫌そうな顔を見せる。
だからそれ以上なにも言えない。
私はいつも俯き黙り込む。
その度に純也は笑う。
:07/10/09 21:15
:PC
:☆☆☆
#50 [あぃみ]
「ハハ!お前面白いなぁー、そんなへこむなよー」
「だって…純也よくわからないんだもん」
純也は私をからかっているようだった。
「海、行くかぁー!」
急に空気を変えるのも純也の魅力。
「行きたぁい!」
純也のペースに流される私。
:07/10/09 21:20
:PC
:☆☆☆
#51 [あぃみ]
「よし!着いたぞ!」
純也は車を先に降りて、海に向かって歩きだした。
目の前に広がる海に純也の後ろ姿がとてもよく似合っている。
見とれてしまう私。
すると純也はクルリとこちらを振り返り、こちらに小走りでむかってきた。
:07/10/09 21:30
:PC
:☆☆☆
#52 [あぃみ]
助手席のドアを開けると
私の腕をひっぱった。
「おい!降りるぞ」
そして可愛い笑顔を見せた。
私が車を降りると
「ドーン!」
と言って私の手を引っ張って走り出した。
:07/10/09 21:37
:PC
:☆☆☆
#53 [あぃみ]
広い海は高速道路の光に照らされてキラキラ光っていた。
そんな綺麗な海を目の前に純也が隣にいる嬉しさを噛み締めていた。
「お前さぁ…」
二人で砂浜に腰を下ろすと純也が話だした。
「お前さぁ、なんで水商売なんかやってんの?」
私はまさるの事を思いだした。
「んー、話せば長くなるからなぁー」
:07/10/09 21:45
:PC
:☆☆☆
#54 [あぃみ]
この時の純也はなんでも受け入れてくれる気がしたんだ。私に興味を持ち初め、好きになりかけてるんだって。
だから
その「話せば長い」を聞いてほしくてそう答えたんだ。
それなのに純也は
「ふ〜ん」
それだけ。
:07/10/09 21:52
:PC
:☆☆☆
#55 [あぃみ]
「どーしてか気にならないの?」
純也はタバコを加えて海を見ながら答えた。
「気になってほしいの?」
少し返事に困ったけれど素直に答えた。
「…うん。」
:07/10/09 22:01
:PC
:☆☆☆
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