「純也」
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#251 [まい]
ずっと読んでましたフ
感動しまくりですm
いい作品ありがとうございました~

⏰:07/11/30 18:40 📱:W41SH 🆔:☆☆☆


#252 [あぃみ]
☆さん
ありがとうございます嬉しいです
純也sideですか…
考えてみますっ

⏰:07/11/30 23:03 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#253 [あぃみ]
匿名さん
ちょっと謎めいた感じが狙いだったんですが笑っ
はい。あいみはまさると一緒に逝きました。

⏰:07/11/30 23:05 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#254 [あぃみ]
極さん二度目のコメントありがとうございます純也side書けたら書いて行こうと思うのでその時はまた読んで頂けたら嬉しいです

⏰:07/11/30 23:07 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#255 [あぃみ]
まいさん
ずっと読んでくれていたんですねありがとうございました途中更新遅くなったりしてすみませんでした

⏰:07/11/30 23:08 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#256 [海]
まぢ感動しましたぁ
でも純也のSIDEも気になります
よかったらあいみが死んでから純也ゎどぉなったのかも書いて欲しいです

⏰:07/12/01 01:38 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#257 [あぃみ]
海さん感想ありがとうリクエストが多くて嬉しくて純也side書いてみようかなと考えております

⏰:07/12/01 22:19 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#258 [しまじろー]
ぱぱと一緒かあ〜
僕わ22になツたよ(∵)

最後まで見たよおー(・∀・)
おもろかツたあ

⏰:07/12/03 09:16 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#259 [あぃみ]
しまじろちゃんずっと居てくれてありがとぅ
完結しちゃいましたっ
自己満だったし小説書くような面ぢゃないし、文章力ないのに、読んでくれた人が感想くれたりすると本当嬉しくなって、これは癖になりそですっ笑

⏰:07/12/03 18:03 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#260 [しまじろー]
僕見るから癖になツて
いぱい書いてネ(∵)わら

⏰:07/12/04 10:41 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#261 [あぃみ]
−−−続−−−−
「エピソード純也」



俺はもう、生まれ変わったんだ。女は使うもの。
女は、ものでしかない。



そう 思っていた。



⏰:07/12/04 22:45 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#262 [あぃみ]
俺は一日に数人の女と会う。女からしたらデートなんだと思う。
俺にとってはゲーム。


今日も一人、ゲームオーバーに辿りついた奴がいた。


「純也、私達の関係ってなに?付き合ってるんだよね?」

⏰:07/12/05 01:42 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#263 [あぃみ]
俺の白い分身を飲み干した女が上目使いで最後の言葉を口にした。


俺にとって「好き」はスタート。
「付き合って」はゲームオーバー。


ブルーのカラコンをして髪をグルグルに巻いた女。


名前は…みくだったか?
みゆだったかも。はっきりはわからない。だからいつも俺は女を「お前」と呼ぶ。

⏰:07/12/05 01:51 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#264 [あぃみ]
こいつは俺の作った迷路に、するりと入りこみ、簡単にゴールにたどりついた。


「お前、そうゆう言葉、鏡見てから言えよ。
てか、付き合ってるわけねーし」


ブルーの目からはたちまち大粒の涙が落ちる。


……快感だっ!


俺はこの快感をいつも待っている。


「あんた最低!」


そうだよ。よく出来ました!さよなら化粧の濃いギャルちゃん。
お前にもう用はない。

⏰:07/12/05 02:01 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#265 [あぃみ]
俺は女の泣く姿が大好きだ。

勝てた気になれる。



俺は高校に行っていない。


入院していた俺にもう一度表の世界に誘い出してくれた先輩がいる。

⏰:07/12/05 11:01 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#266 [あぃみ]
りょうさん。


彼には昔から何かと世話になっていた。
俺の事情をよく知っている彼は俺を救おうと必死だった。


そして、俺はりょうさんに仕込まれて、「ゲーム」を楽しむようになった。


女のコントローラーを今では自由に操れる。

⏰:07/12/05 11:15 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#267 [あぃみ]
尊敬するりょうさん。


俺の上達を認めてくれたんだとわかったのが
ボーイズバーへの誘い。


俺は新しい俺になった。


しかしそこには
俺よりさらに上手の奴らがいた。店で女を抱いちまうなんて…


彼らのゲームオーバーは俺のゲームオーバーとは少し違うみたいだ。

⏰:07/12/05 11:44 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#268 [あぃみ]
二日目。


この日は暇だった。
奥でグラスを拭いていると二人の女が来店した。


小さくて可愛いらしい茶髪の女と細くて長身の綺麗な女。


「いらっしゃいませ」


挨拶する俺の横を足早に横切る女。
俺の声はまったく届いてないみたいだ。


真っ先にNo.1である、りょうさんに駆け寄っていった。

⏰:07/12/05 11:52 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#269 [あぃみ]
−冷めた女−

その女の後ろにいた女。俺が初めて見たあいみは
俺に冷めた印象を与えた


世の中では「綺麗」と呼ぶだろうか。スラッとしたスタイルで細くて白い。少し眠たそうな目は色気をのぞかせる。
明るすぎない髪色をフワフワにセットしている。


トオルさんに迎えられていた。

⏰:07/12/12 15:22 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#270 [あぃみ]
ナンバー2のトオルさん。
ナンバー1のりょうさん。

二人が普通の客よりも
丁寧に迎えている。


Vipなんだと確信した。開店前からトオルさんが妙に気合いを入れていた訳がわかった。


トオルさんに付かれたら、だいたいの女は骨が抜けたようにトオルさんに絡む。昨日一日研究した結果だった。


あんな冷めた女がどう変わるのか見てみたいもんだ。
俺は期待した。

⏰:07/12/12 15:34 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#271 [あぃみ]
少し離れたカウンターから監視している俺のことなんて 気付く気配なく、乾杯から始まった。


しばらくすると、最初に受けた印象をくつがえすような笑顔、声で騒いでいた。たかしさんのキャラが好きなようで、綺麗な顔立ちをくしゃくしゃにして大声で笑うのだ。


でも俺は気付いた。
あの女はトオルを避けている。トオルの客なのに…

⏰:07/12/12 15:47 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#272 [我輩は匿名である]
書かないの?

⏰:08/01/02 23:23 📱:W52T 🆔:☆☆☆


#273 [あぃみ]
トオルさんがカウンターに来て一度腰を下ろした。


「おい、新入り、あの女いい女だろ?」

「純也です。」

「おれ、あいつだけは落とせねーんだよ畜生!」


黙ってみていたらトオルは内ポケットから何やら小さい袋を取り出し、白い玉をのんだ。


「トオルさん?それ、、」


「うるせー!見てろよ!」

⏰:09/04/09 10:17 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#274 [あぃみ]
エクスタシー


「ねぇ純ちゃぁん、これやってみない?」
「SEXがすごぉく気持ちいーから」


「ねぇ早く脱げよ、
純ちゃん、殺されちゃうよ」
「キャハハ、」


”ズキン” と傷口が痛んだ。

⏰:09/04/09 10:27 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#275 [あぃみ]
俺は 顔を叩いて目を冷ます。


トオルさんは女に迫っている。女は泣きだしそうな顔をしている。


気がついた時、俺はグラスを持って目の前まで進んでいた。


軽く自己紹介して座ろうとすると女が俺の腕を引っ張った。
冷めた女の印象は一気に吹き飛んだ。

⏰:09/04/09 10:33 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#276 [あぃみ]
あいみ。
女はそう名乗った。

あいみは近くで見ると尚更綺麗だ。
水商売をやっているなんて勿体ないと思う。


一つ年上と言ったが二個〜三個は上に見えた。


俺に腕を絡ませて、
男慣れをしているのがよく伝わる。

⏰:09/04/09 10:39 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#277 [あぃみ]
男慣れ


酒が抜け切らない状態で帰宅した。

「あら、純ちゃん、もう帰ってきたの?」


ベットから起きてきた女はセクシーなネグリジェで髪をかきあげながら歩いてきた。


「純ちゃん、これあげるからもう少し待ってて」

⏰:09/04/09 10:50 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#278 [あぃみ]
ベットには金髪の男の姿があった。
こちらを向かずに背を向けて煙草をふかしている。


俺は黙って玄関をでた。
一万円をにぎりしめて公園に行った。


ベンチに座り、くしゃくしゃになった一万円を広げて ゆっくりとチギリながら考えた。


あいつはまた男を連れ込んだんだ。
偽もののくせに。
ババアのくせに。

⏰:09/04/09 11:03 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#279 [m]
待ッてます

⏰:09/04/09 19:14 📱:W54SA 🆔:☆☆☆


#280 [あぃみ]
「m」サン
ありがとうございます 更新します!

⏰:09/04/09 20:11 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#281 [あぃみ]
公園のベンチで深い溜め息をはきながら空を見上げた。


「腐ってんな。。」



ふと今日を振り返る。

⏰:09/04/09 20:18 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#282 [あぃみ]
「私の番号はね〜」

090〜〜


あいみの声がはっきりとよみがえる。


なんでだ。
すごい完璧に暗記できている。


俺は携帯を取り出した。

⏰:09/04/09 20:31 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#283 [あぃみ]
あいみで遊んでやろうと思った。


一緒に歩いたりしてもあの女なら完璧と思った。


水商売は金もある。


電話は出なかったからとりあえずショートメールを残した。

⏰:09/04/09 20:34 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#284 [あぃみ]
どうせ飲んだくれて寝てるんだろうなと思い、
そのまま公園のベンチで仮眠をとった。



〜♪♪



電話がなって目を覚ました。
もう日が1番高い所に昇っていて日差しが眩しい。

⏰:09/04/09 20:40 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#285 [あぃみ]
目を細めて、ようやく見えたメールの文章。


あいみは仕事中…?


正直驚いた。昼間も夜も働く女なんて俺は聞いたことがなかった。
俺には絶対無理だし。


あいみはカナリ金持ちで根性がありそうだと感じた。

⏰:09/04/09 20:46 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#286 [あぃみ]
とりあえず仕事まで時間があった俺は一旦、帰ることにした。


「あ純ちゃん、おかえり〜」


化粧をしている。
ドレッサーの鏡ごしに目があった。


もちろん俺はシカト。


三日前の男からもう乗り換えたのかよ。
今日は金髪の男と寝てた。男特有の香水の匂いだけが部屋中をまださまよっていた。

⏰:09/04/09 21:03 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#287 [あぃみ]
あの日から口をきいていない。


反省してるのかなんなのか やけに気を使って金を渡してきたりするけど

だったら SEXの声を抑えろと思った。


美容整形を何度も繰り返し、作りあげられた顔と体。

薬物中毒。


最低な 俺の母親。

⏰:09/04/09 21:24 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#288 [あぃみ]
狂った母親がナイフを持ち出し、揉めた事がある。

俺の足と腕に傷を作った。

その日から毎晩夢に母親が出てきて 俺は襲われた。身体が動かなくなり、冷たい汗をかいて跳び上がる。

夢の中の母親は目が赤くうつろで、髪もボサボサで、服もボロボロ。


夢だけでなく、何をしていても その、「もう一人の母親」が見ている気がして何も出来なくなって入院していた事があった。

⏰:09/04/10 21:40 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#289 [あぃみ]
自分中心に生きている母親は 何も知らない。

⏰:09/04/10 21:43 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#290 [あぃみ]
俺はりょうさんに
「ゲーム」を教わった。

女ってバカで面白い。
それがわかった時何かが吹っ切れて 夢も見なくなった。

あいみは俺がひいたレールの上を順調に進みだした。

⏰:09/04/10 21:47 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#291 [あぃみ]
今までゲームしてきた女は俺に不都合なく俺が勝ってきた。

めんど臭いことは嫌だ。

俺がよければいい。
俺が楽しければすべてよし。


あぃみも俺を気にいったようだしうまくいくだろう。

⏰:09/04/11 09:49 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#292 [あぃみ]
その日ボーイズバーはいつもより暇だった。

俺はカウンターでグラスを拭いていた。

「いらっしゃいませ」


VIP客のようでりょうさん始め、全員が出迎えていた。


女は一人。
どっから見てもチビデブス。
何度も前髪に手をあてて、口を尖らせて、目をパチパチしてりょうさんの隣に座っていた。

⏰:09/04/11 09:59 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#293 [あぃみ]
…こっちをみるな。

女はチラチラと視線をこっちに向けた。

りょうさんに耳打ちで何かを話していた。
女の手元を見たら白い大きめの封筒に茶色い紙がパンパンにはいっていた。

あれは絶対に金。

⏰:09/04/11 10:03 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#294 [あぃみ]
女と目が合う度、愛想よい笑みを作った。


次から次へと
普段開ける事のない無駄に高い酒を俺は席まで運んだ。


「新人君!君も座れば?ねぇりょう、この可愛い彼に椅子用意してあげて」

⏰:09/04/11 10:07 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#295 [あぃみ]
…めんどくせぇ、
空気読めよ、No.1に俺の椅子用意させんなよ。


りょうさんが一瞬、俺と女に向けた目の奥の怒りを俺は見逃さなかった。


俺は自分で椅子をつけた。

⏰:09/04/11 10:11 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#296 [あぃみ]
トイレに行った時、
たかしさんが後から入ってきた。

たかしさんはいつもヘラヘラしていて客からも評判がいい。
サブばかりだが 面白くていい奴だと思う。

「お疲れっす」

俺が挨拶すると鏡ごしに目があった。

「お前、あの席平気か?あの客PYだぞ。りょうさんも大変だよな、けどあの客、そうとう金落とすからしょうがねぇな」

⏰:09/04/11 10:20 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#297 [あぃみ]
「まぢっすかぁ〜
まぁ頑張ります。」


適当に返事はしてみたがPYってなんだ?


「まぁ頑張って!」


たかしさんは肩をポンポンと叩き個室に入っていった。

⏰:09/04/11 20:13 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#298 [あぃみ]
トイレから店に戻ると
暗い照明が暗さを増して
異様な雰囲気をかもしだしていた。爆音のトランスが店に響きわたっていた。


りょうさんはシャツを脱ぎ、上半身裸だ。
その厚い胸板にブス女がもたれかかっている。


さらにりょうさんは女を脱がし始めた。

⏰:09/04/11 20:22 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#299 [あぃみ]
…ありえねぇょ。


そのまま二人はやりだした。


俺はどこに居ればいいのかわからずに 少し腰を低くして小走りで二人の席を通りこしてカウンターの所まで行った。


カウンターにはトオルさんが平然とした面で立っていた。

⏰:09/04/14 23:50 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#300 [あぃみ]
自分で作っただろうカクテルをくるくるまわして絵になるうちのNo.2。
その横顔に話しかけた。


「あれ何なんっすか?普通に焦るんっすけど…」


トオルさんは考え事でもしていたのか 頭が切り替わらない様子で遠い目をこちらに向けた。
すると突然ぱっと切り替わり、
ニカっと笑ってきた。


「あの客も次はお前狙いだって。もうすぐ呼ばれるよ?お前あんまモテて調子乗んなよぉ」

⏰:09/04/15 00:01 📱:911SH 🆔:☆☆☆


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