「純也」
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#76 [あぃみ]
ズキン…


同時に胸が痛んだ。


めのまえに
入院してるはずの彼氏が見えた。悲しい顔して俯いた彼氏が立っていた。


その日は色々不思議な現象が起きた。


純也と分かれて家まで歩いている時、懐かしい温もりを感じた。
気がついた時、私の目からはポロポロと涙が落ちて

彼氏への想い、純也への想いに どうしたらいいのかわからない気持ちで泣く事しかできなかった。

⏰:07/11/03 22:43 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#77 [我輩は匿名である]
久しぶりやぁ
待ってましたぁ
がんばってねツ

⏰:07/11/03 22:50 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#78 [あぃみ]
77の匿名さん
ありがとぅ読んでくれていると嬉しいです

⏰:07/11/03 23:24 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#79 [あぃみ]
純也は自分勝手で都合のいいときだけ私を誘う。


くだらない事で私を呼ぶ。


タバコを買いたいとき…
お腹が空いた時。


そのたびに私は行ってしまう。純也の無邪気な喜んだ顔が見たいから。


単純に誘ってくれる事が嬉しくて。
私は純也の元へ行く。

⏰:07/11/03 23:29 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#80 [あぃみ]
何回かに一回は
普通のデートみたいに出かける事もある。

純也の運転で二人でしりとりとかしながらドライブして、ゲーセン行って
買い物行ったり、おいしい物を食べたり。


二人の距離が縮まるたび純也の行動はどんどんエスカレートしていたのに、浮かれて気付かない私は、かまわず純也に溺れていた。


純也のたまに見せる優しさがほしくて欲しくて…
求めて求めて
追い掛けても追い付かなくて…
答えてくれない純也。

⏰:07/11/03 23:36 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#81 [あぃみ]
気付かないんじゃない。
気付きたくなかったから気付かない振りをしていた。


私のお金がどんどん減っていく事。


都合のいい女になっている事。


わかっていても
我慢していたんだ。

⏰:07/11/04 00:08 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#82 [あぃみ]
携帯に貼った、純也と撮ったたった一枚だけのプリクラ。

私はそれを見るだけで嬉しくなる。

毎日のように見た。


コンパニオンの仕事が終わり、帰りの車でりかと話していた。

「そいえばあぃみ、純也とどうなの?」

どうって…
どうなんだろう…
付き合ってるわけじゃないしな…

「何それー?プリ?チョー見たい!」

携帯に貼ったプリをのぞきこまれた。

⏰:07/11/05 00:43 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#83 [あぃみ]
「えー あいみちゃんの彼氏ー?見たい見たい!」

仕事の仲間に回された。


内心、嬉しい私。
だって純也は誰が見てもカッコイイ。自慢したいくらいだ。


そんな中、一人が意外な反応をした。


「あれ?これ純也じゃない?」


うん。純也。
え??


「知ってるの?」

⏰:07/11/05 00:47 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#84 [あぃみ]
彼女は歳も地元も近かった。

なんだか聞きたくない気もしたけど彼女を覗き込む。


「えっ?あいみちゃんの彼氏だったの?」

目を大きくして私を見ている。


「んー。微妙。」

私はそっけなく答えた。
純也は私のなんなのか…

⏰:07/11/05 01:04 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#85 [あぃみ]
そんな事より、なんで彼女は純也を知っているのか…


「てかなんで純也知ってるの?」

少し嫉妬している自分がいた。


「たしか、元ホストだよね?この前飲み会に誘われて行ったらいたよ?私の友達の後輩らしく、女と来てたよ?」


血の気が引いていくのを感じた。封印されていた、私の嫉妬心がまた目を覚ました。

⏰:07/11/05 01:12 📱:911SH 🆔:☆☆☆


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