○ビー玉ラバーズ○
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#109 [向日葵]
「なんか……気分盛り上がっちゃった!」
と無邪気に笑いながら私を押し倒した。
「えぇ?!せ、先輩っ?!」
「奏ちゃん好きだよ……。」
そう言ってまた唇を重ねる。急で呼吸の準備なんてしてなかったから、私はすぐに呼吸困難になった。
「……っ。っ!!」
先輩の少しひんやりした指が、首筋に降りたのが分かった。
うそ――――っ?!
その時だった。
:07/10/21 11:54
:SO903i
:☆☆☆
#110 [向日葵]
「ただーいまー!」
母さんの声に、少し怯んだ先輩を見た隙に力一杯先輩を押し退けた。
「お、おかえりなさぁぁい!」
まだ心臓がドキドキしてる。体全体が熱を持つ。
「あーぁ!お預けかっ!」
先輩は無邪気にまた笑ってる。
「お預け」って……。近い将来つまりそんな事する日が来るってことっ?!
私が驚いた目を先輩に向けていると、先輩はにこっと笑った。
:07/10/21 11:57
:SO903i
:☆☆☆
#111 [向日葵]
そうかっ!今分かった!先輩がさっき言ってた意味!
先輩はこんな子供っぽいけど中身はちゃんとした男の人で……つまり……いつでもそういう準備をしている狼でもあったのだ……。
「…………っ!」
結局、中身が子供なのは、まるっきり私の方だったらしい。
満先輩のような彼をお持ちのそこの貴方!
子供の皮を被った狼にご用心を……。
:07/10/21 12:01
:SO903i
:☆☆☆
#112 [向日葵]
>>22に感想板表記してます

良ければ感想お願いします

:07/10/21 12:02
:SO903i
:☆☆☆
#113 [向日葵]
ビー玉3*Nineteen*
ブス、デブ。
この2拍子が揃えば悲しいかな好きな人が出来てもその恋は実のらない。
周りの人はそんなにブスじゃないよと言うがどう見たって私は……
「ブス……。」
こんな顔と、体の付き合いはもうかれこれ19年経っている。
:07/10/21 16:24
:SO903i
:☆☆☆
#114 [向日葵]
小学校、中1くらいまでは人生楽しくやっていた。
自分がデブでブスでも気にしないかのように明るくて、クラスの中心と言っても過言ではなかった。
でも、中3の時、好きな人が絡んだイジメに会い、それ以来男の子は恐くなり、高校では仲良かった友達何人かとは微妙にズレて付き合いがなくなった。
そんなこんなで対人関係にも嫌気がさして、自分がドンドン卑屈になって行った。
もちろん、ちゃんと仲良くしてくれる友達はいたけど、それに関係なく心の中はいつもどこかダークだった。
:07/10/21 16:29
:SO903i
:☆☆☆
#115 [向日葵]
「いってきまーす。」
そんな私も19歳。
短大生になった。
いつもの電車。混み合う車内。うっとおしいなぁ……。
私は音楽で耳を塞ぐ。
1人の時はなるべく自分の世界にいた方が落ち着くからだ。
……にしても混みすぎ。
苦しいっつーの。
……まぁ、私の体格が邪魔してるのもあるだろうけど。
モゾ……
ん……?何か、お尻に触れてる……?
:07/10/21 16:33
:SO903i
:☆☆☆
#116 [向日葵]
それに肯定するように、またモゾっと動いた。
えーマジッすかぁー……痴漢とか痴漢する人もっと人選べよー。なして私かぁぁ……。
意外にも、こういう時に何故か冷静になってしまうのが私で、とりあえず体を傾けようとするが、動かないのがオチである。
もしここで「痴漢です!」とか言ってもどうせデブの戯言と取る人が多いかもしれないなぁ。
とりあえずもうすぐ次の駅だし、手で避けながら待つか。そうすれば諦めてくれるだろう。
その時だった。
「おいオッサン。何してんだよ。」
:07/10/21 16:39
:SO903i
:☆☆☆
#117 [向日葵]
「?」
男の子の声……?
電車の速度は弱まり、駅に着いた。
すると私は最寄りの駅でもないのに、手を引っ張られて無理矢理降ろされた。
思わず私の乙女思考が妄想へと繋がる。
何故かと言えばその引っ張った男の子はタイプの顔だてた。
……いやそんな場合じゃなくて。
男の子は痴漢であろうおてさんを駅員に渡して私を振り返った。
:07/10/21 16:44
:SO903i
:☆☆☆
#118 [向日葵]
男の子と目が合う。
妄想を押し止めて現実的な事を考えた。
絶対「なんだよこんなデブスかよー!絶対可愛い女の子だと思ったのに助けて損したじゃねぇかよー!」とか思っているに違いない。
はぁ……なんとせちがらい世の中だよ。
性格いいとは言えないけど人は中身だよ君達。
と頭の中で┐(´〜`;)┌ ←この絵文字を描いた。
「ねぇ。大丈夫なの?」
「へ?」
:07/10/21 16:48
:SO903i
:☆☆☆
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