○ビー玉ラバーズ○
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#281 [向日葵]
俺は少しムッとしながら棗に言った。
「ってかさっきから雪女雪女って!“ゆきおんな”じゃなくて“ゆきめ”だからっ!!」
すると棗はプクッとほっぺを膨らませた。
「ハイハイ!分かりましたーだっ!燈立なんか凍死しちゃえ―――っ!!」
と言って先に行ってしまった。
ったく棗の奴、なんなんだ?
階段を上がりながら俺は棗に言われた事をグルグル考えいた。
:07/11/03 16:44
:SO903i
:☆☆☆
#282 [向日葵]
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キリます
>>22に感想板がありますんで良ければ感想お願いします


:07/11/03 16:45
:SO903i
:☆☆☆
#283 [向日葵]
:07/11/03 17:40
:SO903i
:☆☆☆
#284 [向日葵]
確かに昨日橘と初めてちゃんと話して、橘を知った事は大きい。
案外照れ屋だとか、笑ったら可愛いとか。
でもだからってさ――!!いきなりそんな好きとか……ねぇ?!
考えて頭がパニックのまま俺は教室のドアを開けた。
「燈立ちぃーっす!」
「ちぃーっす。」
いつものメンバーが俺に寄ってきた。
「なぁ燈立。今度クラス全員で遊ばねぇ?」
「クラス全員?」
:07/11/04 01:59
:SO903i
:☆☆☆
#285 [向日葵]
仲間の奴らが更に俺に詰め寄る。
「だって俺らもう17だぜ?なのにクラスの大半が彼女無し。それって悲しくね?実際このクラスの女子って結構可愛い子いるじゃん?だから親睦会ってのは上辺。裏は合コンて事。」
あー皆彼女が欲しい年頃なのね。なんとまぁ切実。
「いいんじゃない?カラオケとかボーリングとかさ。」
ガラガラガラ
あ。
「橘っ!」
:07/11/04 02:04
:SO903i
:☆☆☆
#286 [向日葵]
橘が来たので俺が橘の元へ行くと、クラスの皆が一斉に「え?!」って言った。
声をかけられた橘も少し驚いてるのか、数歩進んでから足を止めた。
「おはよっ!」
「……おはよう…。」
今日も手袋をしていない。指先が寒さのせいで赤くそして白くなっていた。
「昨日は大丈夫だった?」
「はぁ……。大丈夫だったわよ。」
「そっか。良かった!」
にこっと笑うと、橘はうつ向いた。知ってる。次に顔を上げた時は
:07/11/04 02:10
:SO903i
:☆☆☆
#287 [向日葵]
「心配なんて……いいのよ。」
ほら真っ赤。照れてる。
俺はなんだか嬉しくなってまたにこっと笑った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
親睦会もとい合コンは土曜日の模試の後でと決まった。
一旦皆着替えて駅前のカラオケに行くらしい。
「なぁ燈立!今日校庭でかまくら作らねぇ?!」
「かまくら?つく……っ。ご、ゴメン!今日は用事があるから無理だわ!」
:07/11/04 02:14
:SO903i
:☆☆☆
#288 [向日葵]
「なんだよー。んじゃ今日は帰るかー。」
俺はやる事があるんだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
掃除を終えて、教室に戻った。
外から見ると電気がやっぱりついてる。
ニマァッとして、俺はドアを開けた。
「たっちば……なぁ……?」
そこには、昨日と同じ場所にいる橘と棗がいた。
棗は俺が入って来るとハッとして急いでカバンを持った。
:07/11/04 02:18
:SO903i
:☆☆☆
#289 [向日葵]
まだ怒ってるのか、棗は黙って俺の隣をすり抜けて行ってしまった。
頭にはてなを浮かべながら橘の方を見ると、橘がじっと俺の方を見ていた。
「な……なに……?」
「……。いや、早くドアを閉めてくれないかなと。教室の暖が逃げちゃうから。」
あ……なるほど。
後ろ手にドアを閉めて、橘の前の席に座りに行く。
橘は一連の動作をただ黙って見ていた。
「へへっ。寒いな。」
:07/11/04 02:22
:SO903i
:☆☆☆
#290 [向日葵]
すると橘は薄く笑った。
その笑顔に心臓が跳ねる。
ア……アレ……?
橘は無言でポケットからカイロを出すと、机の上に置いてる俺の手の甲にそれを置いた。
とても暖かい。
「あ、ありがとう。カイロあったんだ。」
「本当は昨日もあったの。でも帰る時にはひんやりしちゃっててね。」
昨日遅くまでいたもんなー……ってそうじゃない!
俺にはやる事があるんだ!
:07/11/04 02:26
:SO903i
:☆☆☆
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