○ビー玉ラバーズ○
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#302 [向日葵]
橘はまだ俺を見つめたままだ。
俺はもう一度深呼吸した。
「橘の……側にいていいですか……?」
あぁ……俺ばっかが喋ってる。反応がこれだけ無いって事はきっと答えはNOだ。
そう思っていた時だった。
ポロ……
橘の左目から一筋涙が流れた。
え……えぇ――――っ?!?!泣く程俺が嫌だって事?!
:07/11/04 03:19
:SO903i
:☆☆☆
#303 [向日葵]
―――――――

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今日はここまでにします(◎・ω・◎)
>>284に新しい感想板がありますんで良ければ感想お願いします

:07/11/04 03:20
:SO903i
:☆☆☆
#304 [向日葵]
:07/11/04 03:21
:SO903i
:☆☆☆
#305 [向日葵]
「え……橘?!もしかして死ぬほど俺が嫌い?」
涙を流したまま橘は首を横にゆっくり振った。
「嬉しくて……。」
小さくそう呟くと、橘の涙は更に溢れた。
「いつも普通に私と接してくれたのは……日下君だけだった……私……嬉しかったの……。」
「なら、ずっと一緒にいてくれる……?」
今度は縦に首を振った。
そして涙を細い指先で拭うと、フワッと微笑んだ。
俺の胸が、熱を持つ……。
:07/11/06 00:42
:SO903i
:☆☆☆
#306 [向日葵]
“雪女を怒らすな。吹雪になるぞ。”
一体誰がそんな事を言い出したのだろう。
彼女はこんなにも可愛らしくて……優しくて……温かい……。
彼女の心は、今日も太陽のようにほっこりとして、俺の体を癒してくれる……。
:07/11/06 00:46
:SO903i
:☆☆☆
#307 [向日葵]
ビー玉8*歌にのせて*
「こんのぉ……ボケがぁぁぁっ!!」
バキッ!!
「お前なんか大っ嫌いじゃ!さいっなら!」
私は西海 碧(にしうみ みどり)もうすぐ16。
:07/11/06 00:49
:SO903i
:☆☆☆
#308 [向日葵]
先程彼氏に別れの一発をくらわして別れました。
原因は浮気。まぁよくある話で。
男兄弟に囲まれて育った私は拳で語り合う方法を覚え、以来こうしてケリをつけることもしばしば……いや毎回……。
初めて出来たら彼氏だった。自分でも自覚してる通り私は乱暴者だ。
でもこんな私を、彼は好きだと言ってくれたのだ。
「帰ってサンドバック殴りまくろー……。あぁムシャクシャ――!!」
「クスクスクス……。」
:07/11/06 00:54
:SO903i
:☆☆☆
#309 [向日葵]
ん……?
後ろを向いてみると、ギターを肩にかけたお兄さんがいた。
もしかして、笑われているのは私かい?
「クスクス……あーゴメンネ?いや、元気な子だなって思って。」
「お兄さん……何?」
見た目爽やかで落ち着いた感じなお兄さんはギターを持つとジャーンと1回だけ弾いた。
「よくいるでしょ?こーゆー場所に。ストリートミュージシャンってやつさ。」
:07/11/06 00:58
:SO903i
:☆☆☆
#310 [向日葵]
「へー。今日が初めて?」
「いや?何回も来てるよ。」
私はこの駅を通学に使うからお兄さんを見てると思うんだけど……時間帯が違うのかな……?
「バンド名みたいなのあるの?」
「いや。1人だから本名だよ。」
「私は西海碧。お兄さんは?」
「田浦 颯太(たうら そうた)。碧ちゃん。1曲聞いていかない?」
:07/11/06 01:02
:SO903i
:☆☆☆
#311 [向日葵]
にこりと笑ってお兄さんはまたギターを鳴らした。
ギターの音から、まぁ私は楽器の上手い下手は分からないけど、上手い感じがした。
私が聞こうとしているのが分かったのか、お兄さんは歌が書いてある楽譜をペラペラとめくる。
「どんな曲がいい?」
「分かんない。お勧めでいいよ。」
「りょーぅかいっ。」
ギターがさっきとは違い、大きく駅前に鳴り響く。
胸がハッとした。
お兄さんの歌声は澄んでいるのにとても甘くて、歩いてる人が次々止まっていくのが分かった。
:07/11/06 01:07
:SO903i
:☆☆☆
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