○ビー玉ラバーズ○
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#525 [向日葵]
でも、ラフィーユもオウマ君もいつの間にかパッパと終らしてる為コピーは不可。他の友達で地元の人がいない為これも不可。
……となれば
歩くしかないと言う訳だ。
少し認めるのであれば、意地が入ってるのは認める。
見つけて見返してやりたい。
もちろん誰かと言えばこんな事をした張本人だ。
「……っ?」
突然、めまいがした。
原因はなんとなく分かる。長時間に太陽に当たりすぎた。
:07/12/02 11:57
:SO903i
:☆☆☆
#526 [向日葵]
もう1時間くらいは歩いてるかな。
どこか日陰……。
と言っても、周りには家ばかり。
ちょっと休めそうな公園が見当たらない。
まだそんなフラフラになってる訳でもないし、探してみよう。
だけど歩く内に、めまいの回数が増えてきた。
本能的にヤバイと感じる。
「……あ……。」
バス停のベンチを発見。
近くの木が木陰になってる。
:07/12/02 12:02
:SO903i
:☆☆☆
#527 [向日葵]
「ふー……。」
助かった……けど休憩したらすぐに探しにいかなきゃ。
夏だから日が長いとは言え夕暮れになる前には見つけたい。
そう思うのに体が重い……。
少しでも早く疲れがとれるようにと目を閉じたけれど、目を閉じても頭がくらくらしてるような気がした。
早く……立たなきゃ……。
――――――――……
ふと意識が戻る。
まだ目は閉じたままだ。
世界が暗い。
でも瞼ごしに分かる太陽の光。
:07/12/02 12:07
:SO903i
:☆☆☆
#528 [向日葵]
そよそよと風が吹いている。とても心地よい。
私寝ちゃったのか……。
……ん……?
ぼやける頭の中で、気がついた。
誰かが私を抱き上げていると。
うっすら目を開けた。
顔の近くには、逆光で見えにくいあの綺麗な顔があった。
「セツ……ナ……?」
セツナは私に顔を向けると、優しく微笑んでくれた。
「心配するな。眠っておけ。」
:07/12/02 12:13
:SO903i
:☆☆☆
#529 [向日葵]
「はい……。」
気だるさがまだ抜けない私は素直に言う事を聞いて目を瞑った。
そして意識はまた闇の中へ……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヒヤリとした物が頭に乗った気がした。
あ……アレは夢だったのかな?
セツナが私を運んでくれていたんだけど……。
でもさっきのような眩しさは感じない。
それはやっぱりまだ木陰にいるから?
:07/12/02 12:17
:SO903i
:☆☆☆
#530 [向日葵]
「セツナー蜜大丈夫かー?」
オウマ君?
「多分日射病だろう。ゆっくり休ませる。」
ガチャ
「セツナ。あった。ここ置いておく。オウマ、行くぞ。」
トタトタ……パタン……。
音しか聞こえない。
でも分かる。
アレは夢じゃなく現実だったんだ。
私は今きっと、自分の部屋にいる。
:07/12/02 12:21
:SO903i
:☆☆☆
#531 [向日葵]
そう思ってると、さらって頭を撫でられた。
それを合図に、私は目をゆっくり開く。
「あ……。目、覚めたか?気分はどうだ?」
少し横を見ると、側にはセツナがいた。
「私……。」
「とりあえず水だ。飲んどけ。」
セツナは手をかして私を起こすと、ガラスのコップに入った水を渡してくれた。
無意識ながら喉が渇いていたのか、私は水をゆっくり一気飲みした。
:07/12/02 12:34
:SO903i
:☆☆☆
#532 [向日葵]
セツナは飲み終えたのを見て、私のコップを取ると、また私を寝かせた。
「……。飛ばした紙は、見つけたからな。」
「え……?」
「俺、蜜が課題を終えるまで、あちらの世界にいる事にする。」
セツナは私が水を飲んでいたようにゆっくり一気に喋りだした。
「邪魔をしたのは悪かった。反省してる。蜜をこんなにしたのも自分が悪いしな。……だから、また頃合いを見てこちらへ来る事にする。」
「そんな……っ。」
:07/12/02 12:39
:SO903i
:☆☆☆
#533 [向日葵]
セツナは薄く笑って私の頭をポンポンと叩いた。
私はその手を取る。
「そんな事しなくていいですよ?セツナがじっとしといてくれるなら」
「寂しかったんだ。」
うつ向いてそう言うセツナを、私は上体を起こして見つめた。
寂しかった?
それはどういう事だろう……。
「高校の時のように、俺はお前やラフィーユ達とは共に行動を取ってないからな……。1人、おいてきぼりされた気分だった。」
:07/12/02 12:44
:SO903i
:☆☆☆
#534 [向日葵]
確かに、セツナはあちらとこちらを行ったり来たり。たまに来た時に私達がいない場合は、大抵が学校だった。
高校時代、あれだけ一緒にいた私達は、会う時間が確実に減っていたのは目に見えていた。
そんな中、私はセツナに構う事はほとんどなかった。
すれ違いが、セツナを寂しくしてたのかもしれない。
「だからと言って、邪魔する事はよくないよな。すまん……。」
いつも……自身満々で、俺様で、偉そうなセツナが、今はこんなにも弱々しい……。
:07/12/02 12:49
:SO903i
:☆☆☆
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