-約束-
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#11 [S○RA]
―さっきまで寝てたのに..
変な奴だなあ。笑―
「あたしは"谷口綾葉"だよ!
あんたは?」
男の子はめんどくさそうに
「田辺 藍。(タナベ アイ)」
と言った。
「変わった名前だねッ!
よろしく〜♪」
あたしはもう一度顔を見た。
―かっこいいじゃん―
「おう.よろしくな。」
でも無愛想だなあ..
{キーンコーンカーンコーン}
「あ!あたし帰るね!」
一言だけ言って
屋上をでた。
:07/11/18 09:42
:SH703i
:4oFQR/Pw
#12 [S○RA]
{ガラガラッ}
あたしが教室に入った途端,
「あーやーはッ♪
また屋上行ってたんでしょ!?」
と,親友の
川村すずが話し掛けて来た。
「うん♪」
すずは
小さくてかわいい
明るい子。
それに,かなりの情報持ちでもあった。
:07/11/18 10:32
:SH703i
:4oFQR/Pw
#13 [S○RA]
あたしは何となく
"田辺藍"について
知りたくなって、すずに
聞いてみた。
「ねえーすず。
さっき"田辺藍"って奴に
会ったんだけど、
知っる〜?」
「綾葉..知らなかったの?!」
「うん.
初めて会ったし。」
「学年TOPを争う
イケメンの1人!!
でも,狙う女子は
山ほどだけど,女子が
相手される確率はほぼ0!
謎に包まれた美少年だよ!!」
一気にすずが喋った。
―謎の美少年
…か―
「すずッありがと♪」
:07/11/18 16:18
:SH703i
:4oFQR/Pw
#14 [S○RA]
:07/11/18 16:45
:SH703i
:4oFQR/Pw
#15 [S○RA]
―あの人が
No.1を争うねえ‥
存在すら知らなかった。―
あたしは
放課後の廊下を
一人歩いていた。
―やっぱり屋上がいいな―
あたしは
屋上の入口へと
手をかけた。
{ギィーッ}
屋上を歩いていく。
すると,
「おい!
また来たのか??なんだか綾葉。」
:07/11/18 21:43
:SH703i
:4oFQR/Pw
#16 [S○RA]
「谷口綾葉!!」
あたしはキレ気味に言った。
「あ,ごめん.
綾葉でいい?」
「いいよ.
えっと、、あたしは..
「藍でいいよ.」
「えっ!?」
「藍って呼んで?」
「わかった。」
―こいつ、、あ.藍は
今のが本当なんだろうな..―
:07/11/18 21:48
:SH703i
:4oFQR/Pw
#17 [S○RA]
「藍はさあ、
モテるらしいね.
彼女とかはいないの?」
「いない.」
「ほんとに〜?
なんで?」
「なんでって..
忘れられない人..
いるから..」
藍は急に深刻そうな顔で
言った。
:07/11/18 21:56
:SH703i
:4oFQR/Pw
#18 [S○RA]
―こいつ‥
結構深刻な過去が
あるのかな‥―
あたしは少しブルーな気分になった。
しばらく二人の間に無言が続いた。
「もしかして,信じた?」
―は?
「えっ?」
「冗談だよ.さっきの」
―嘘かよっ!
嘘つくの上手い..笑
:07/11/19 19:21
:SH703i
:SuEYSR6E
#19 [S○RA]
「そーゆう嘘ってよくないよ.」
あたしは言った。
「‥は?」
藍は鋭い目であたしを見た。
「だってさ、世の中には
本当に悲しい思いをしてる人
がいるんだよ?
それを藍は,嘘までついてっ「ぷっっ!ははっ」
あたしが真面目に怒ってたのに,
藍は笑った。
「真面目に聞いてよねっ!」
「綾葉っておもしれー!」
と彼は笑った。
:07/11/19 20:24
:SH703i
:SuEYSR6E
#20 [S○RA]
真面目に話していたあたしも,
だんだん馬鹿らしくなってきて,
「なんか藍って,
無愛想だけど,
そこがまたおもしろいねっ」
って笑いながら言った。
藍も笑っていた。
あたしと藍はサボったとき,
放課後によくここで話すようになった。
:07/11/19 20:30
:SH703i
:SuEYSR6E
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