[ストリート×チルドレン]
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#16 [トイロ]
★更新★

躬稀がこんな状態だったので、幸は躬稀を家まで送り、今日発売のMICHIのアルバムCDは秋子に任せた。


++++++++++

⏰:07/12/09 16:58 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#17 [トイロ]
「ただいま-」


俺の家は高層マンション。
周りがほとんどマンションだから、見晴らしはよくない。

「おかえり」


幸がリビングを覗くと
香介が煙草をふかしながらソファに座り、あの冷たいクールな笑顔を向けていた。

⏰:07/12/09 17:01 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#18 [トイロ]
「あり?香介さん‥?
たしか帰ってくるのは、1週間後じゃなかったっけ」


「あと1週間もあんなボロイ署にいたら、俺は窒息死する」


この人は、五十嵐 香介(いがらし こうすけ)。
職業は、銀河警察署の中で裏仕事を主に担当している敏腕刑事で、34歳とは思えぬ美貌、俊敏さをもつ。
そして俺の保護者でもある。
血のつながりはないけどね。

⏰:07/12/09 17:03 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#19 [トイロ]
「そ-いや新しいクラスはどうだったんだ?」


(クラス替え‥かなり前の話なんですけど‥
そんだけ会ってなかったってことか
結構大きな仕事だったみたいだし)

幸は香介の帰宅をひそかに嬉しく思いながら答えた。

「今回もアキコと同じクラスだった
躬稀は違うけど」


「お前等って呆れるほど離れね-なあ」

香介は相変わらず冷たい笑顔を浮かべながら言った。

⏰:07/12/09 17:06 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#20 [トイロ]
(やっぱ‥格好いいよな)


黒のスーツに白ワイシャツが似合う小麦肌、引き締まった筋肉、整った容姿。

女避けにかけている眼鏡(サングラスは逆効果だったのでやめた)までも、煙草のせいで香介の男気フェロモンを抑えきれていない。

それにあの冷たいクールな笑顔を向けられたら、十中八九これで落ちない女はいない。


幸にとって香介は憧れの存在でもあった。

⏰:07/12/09 17:09 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#21 [トイロ]
プルルル‥《♪香介携帯の着信音


「あ゙?」

明らかに不機嫌な声で香介は電話に出た。


「‥ざけんな!!
俺は疲れてんだよ!!」

どうやら仕事の依頼らしい。


「いくら積まれたってなあッ!!!
‥‥‥‥‥‥‥
わかった、すぐいく」

ピッ《♪電話を切る音


「幸、仕事だ」

香介はソファから立ち上がり、煙草の火を消した。

⏰:07/12/09 18:29 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#22 [トイロ]
「幸、仕事だ」

香介はソファから立ち上がり、煙草の火を消した。


「は?
さっき『いくら積まれたってやらない』って‥
つか、なんで俺に言うんだよ!?」


「だれも『やらない』とは言ってない」


(せこ‥)

⏰:07/12/09 18:33 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#23 [トイロ]
「だが、俺はたいへん疲れている」


「‥‥‥」

幸は嫌な予感を感じた。
そして、それはみごとに的中した。


「だからお前が代わりにいってこい」


「はぁぁぁッ!!?
嫌だよ!
俺が香介さんの仕事手伝うの何度目だよ
やったって報酬は全部香介さんのところにいくんだし
いやだよ!!!」

⏰:07/12/09 18:35 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#24 [トイロ]
「お前の教育費、生活費、その他諸々を払ってるのは誰だ?」


「う‥‥」

幸はたじろいた。


香介は勝ち誇ったような瞳で幸を見下す。


結局、幸は得にもならない仕事を請け負うことになった。

⏰:07/12/09 20:19 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#25 [トイロ]
++++++++++


「で、今日の仕事は?」


今の幸は、昼間の健全な男子高校生とは、かなり雰囲気も外見も違っていた。

鮮やかなオレンジ髪は黒く、サングラスをかけ、耳にはトランシーバーをはめ、身体を黒コートで覆っている。


「ん、上出来
これで五十嵐 幸とバレることはねぇな」

香介は得意げに幸をみた。

⏰:07/12/09 20:21 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


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