[ストリート×チルドレン]
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#65 [トイロ]
アキコが絶えずに話しかけてくれるが
全く耳にはいってこない。
俺は紅のことで頭がいっぱいだった。
気のせいか街中がざわついている。
「幸、なんか珠西族とケンカだって!」
アキコは目を輝かせて、興奮している。
(ったく、こいつのケンカ好きもどうにかしねぇとな;)
:07/12/15 13:49
:SH903i
:☆☆☆
#66 [トイロ]
「ふ-ん‥‥相手どこ?」
「十字族」
俺はアキコのほうにバッと顔を向けた。
アキコは驚いていたが、かまわず俺は問いつめた。
「場所は!?」
「え、あっちの通りみたいだけど‥‥
‥ちょっ‥幸!!?」
気づいたら、俺は走りだしていた。
:07/12/15 13:53
:SH903i
:☆☆☆
#67 [トイロ]
学校とか、中センの説教とか全部吹っ飛んでいた。
俺の頭の中はただ
"はやくあいつに会いたい"
それだけだった。
:07/12/15 13:59
:SH903i
:☆☆☆
#68 [トイロ]
++++++++++
裏通りでは、珠西族と十字族が向かい合っていた。
「祐、てめぇ‥
昨日はよくも俺らのテリトリーを荒らしやがったな」
珠西族のリーダーが啖呵をきる。
「珠ちゃん、シンナーはあかんで
お酒もほどほどにね♪」
十字族のリーダー、祐は笑って関西弁まじりに言った。
:07/12/15 22:48
:SH903i
:☆☆☆
#69 [トイロ]
珠西族のリーダーは少しビクッと怯んだ。
「‥そんなもん吸ってねぇ」
「缶ビールのなか」
「‥‥‥」
図星だったのか珠西族のリーダーは黙りこんだ。
すると、さっきまで笑っていた祐の顔つきが変わった。
:07/12/15 22:51
:SH903i
:☆☆☆
#70 [トイロ]
「てめぇ、珠西のリーダーだろうが
なにシンナーとか吸わせてんだ
族の連中のことを本気で考えない野郎なんかがなあ
リーダーを名乗る資格なんかねぇんだよ」
「‥ぅるせえッ!!!」
珠西族のリーダーはそう叫ぶと同時に、祐へ殴りかかってきた。
珠西族の連中たちもそれぞれ十字族に殴りかかる。
:07/12/15 22:53
:SH903i
:☆☆☆
#71 [トイロ]
数分後、乱闘はおさまった。
鎮まらせたのは十字族。
祐が血を吐きながら倒れている珠西族のリーダーの胸ぐらを掴んだ。
「シンナーの入った缶は、俺らが昨日空きビルから回収した
‥もう、すんじゃねぇぞ
三度目はこんなもんじゃ済ませねぇからな」
珠西族のリーダーは、ただ黙って祐を睨みつけた。
:07/12/16 00:08
:SH903i
:☆☆☆
#72 [トイロ]
祐は掴んでいた手を離し、解放する。
「おし!
みんなお疲れ★
もう用は済んだから撤収〜♪」
十字族が散らばりはじめたころ、後ろで彼らを睨みながら珠西族のリーダーは呟いた。
「そうだよな〜
俺たちが十字族に敵うわけないし」
「?」
最後尾にいた祐が振りかえる。
:07/12/16 00:18
:SH903i
:☆☆☆
#73 [トイロ]
「族長は赤髪に碧の目、副までも銀髪に金色の目だせ?
こんな化け物ぞろいに俺らが敵うわけねぇ‥」
言い終わらないうちに珠西族のリーダーは殴られていた。
「がはッ!!!」
血を吐きながら路上に倒れた。
彼を殴った十字族の副リーダー、紅は胸ぐらを掴み、珠西族のリーダーを起こした。
:07/12/16 00:21
:SH903i
:☆☆☆
#74 [トイロ]
「おまえ、いま自分がなんて言ったかわかってんのか」
「ぁあ゙!!?
バケモノぞろいって言ったんだよ!!!」
「僕のことは何と言おうが構わないよ
けど、僕以外の人たちのことだけは‥絶対許せねぇ!!!!」
そう叫んだかと思うと、紅はみぞおちに一発、拳を突っ込んだ。
:07/12/16 13:18
:SH903i
:☆☆☆
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