[ストリート×チルドレン]
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#136 [トイロ]
#06話#
"ねぇ、さち"
"ん、どうした?"
"ぼくの髪、‥どう思う?"
"うーん、そうだな‥
お月さまみたいで、すごくきれいだと思う
おれはクレナイの髪、
すきだよ"
.
:08/01/02 23:16
:SH903i
:☆☆☆
#137 [トイロ]
++++++++++
(あ、
‥また思い出してたのか)
太陽と月が入れ代わった頃
街灯の下で缶コーヒーを飲む女
‥にみえる男がひとり、
名は紅。
暗闇のなかでも銀色に輝く髪を、紅は掻きむしった。
.
:08/01/03 22:29
:SH903i
:☆☆☆
#138 [トイロ]
'
(ったく‥ほんとになんなんだよ、アイツは!!
昔と全く変わってねぇなんて、ありえね-だろ!)
空になった缶コーヒーを路上に投げ捨てた。
「いてッ!!」
空き缶が、いかにもガラの悪そうな男に当たった。
:08/01/03 22:32
:SH903i
:☆☆☆
#139 [トイロ]
「ちょいとおね-サン
どうしてくれるんや」
「体で払ってもらおうか」
二人の男が紅を引き止める。
++++++++++
すっかり闇に覆われた空を見上げながら、幸は繁華街を歩いていた。
.
:08/01/03 22:34
:SH903i
:☆☆☆
#140 [トイロ]
'
「今日はどこ探そ‥」
探し始めてもう一週間たつのに、幸はまだ紅に会えていなかった。
「やっぱ、手っ取り早く、香介さんにきいとけばよかった‥
いやいや、香介さんのことだもんな
ぜったい取引してくるに決まってる
結局、地道に探すしかないってことか‥」
.
:08/01/03 22:36
:SH903i
:☆☆☆
#141 [トイロ]
幸は、季節はずれのイルミネーションの中を再び歩き続けた。
繁華街を通りすぎ、人通りの少ない小道にでたところ
「ゔわ゙ああぁぁぁッ!!!」
少し離れたところで男の叫び声がした。
「な、なんだ!?」
幸は、悲鳴がした方へ素早く駆けた。
:08/01/05 01:30
:SH903i
:☆☆☆
#142 [トイロ]
'
ある角を曲がると紅い花−‥のような血が、幸の目にとびこんできた。
真紅に咲き乱れる光景の中
銀色に輝く、紅がいた。
「紅?おまえ、なにして‥」
幸の靴に何かがあたった。
:08/01/06 16:56
:SH903i
:☆☆☆
#143 [トイロ]
幸が靴元に視線を向けると
人工的な金色の髪をした男が転がっていた。
「!! おまえ大丈夫か!?」
幸が男を抱き起こすと首すじの赤みに気づいた。
(この傷痕は‥俺が紅につけられた噛み痕−‥)
「紅、ちょっと確かめたいこ とが‥」
:08/01/06 16:57
:SH903i
:☆☆☆
#144 [トイロ]
'
紅の口元からみだらにこぼれる、深紅の血
人とは思えぬ、鋭くひかる純白のキバ
暗闇のなかでも黄金にの閃光を放つ瞳−‥
「ク レナ、イ‥
まさか‥おまえがやったのか?」
.
:08/01/06 17:00
:SH903i
:☆☆☆
#145 [トイロ]
'
「‥‥‥‥だったら、なに」
紅は口元から零れる血を拭った。
「‥‥‥殺した のか‥?」
「‥殺してない
でもこのままだったら、多量出血で死ぬかもしれないけど」
「‥クソッ」
幸はポケットから携帯を出し、119番をおす。
:08/01/06 17:02
:SH903i
:☆☆☆
#146 [トイロ]
「こちら、宰善通り
20代の男性、二名が多量出血で意識不明」
幸は慣れたようすで救急センターに説明する。
『血はとまっていますか?』
幸が二人の首もとをみる。
「はい、とまっています」
『すぐに向かいます、あなたの名前を‥ピッ
幸は電話を切った。
:08/01/06 17:06
:SH903i
:☆☆☆
#147 [トイロ]
'
「紅、逃げるぞ」
幸はポケットに携帯を入れた。
「は?
ちょっと!」
幸は紅の腕をつかんで
走りだした。
満面の笑みでいっぱいにしながら‥
++++++++++
:08/01/06 17:14
:SH903i
:☆☆☆
#148 [トイロ]
あんな無惨な光景を
目の当たりにしたのに
なんで笑っていられるのかって?
だってそりゃあ‥
紅の腕を掴めたから
あの頃に戻れたみたいで
嬉しかったから
++++++++++
:08/01/12 15:14
:SH903i
:☆☆☆
#149 [トイロ]
深い雑木林のなかにふたり、幸と紅がいた。
「はぁ、こ、ここまで来れば大丈夫だろ
あ゙-きっつ」
幸は地べたに座り込んだ。
速く上下に肩を動かしながら呼吸をする。
(ま、まじで倒れる‥;)
紅は大木に身体をあずけて、息をきらしている。
:08/01/12 15:16
:SH903i
:☆☆☆
#150 [トイロ]
少し動悸が落ち着いてきて、紅は顔をあげ、辺りを見渡した。
「‥‥‥‥ここは、‥」
幸がニッと笑う。
「そ、あの雑木林
俺と紅が初めて会った場所♪
ここに入り込んじゃえば警察もお手上げ
まあ、長居は危険だけどな」
紅はただ黙って幸の笑顔を見つめた。
:08/01/12 15:18
:SH903i
:☆☆☆
#151 [トイロ]
すると、足の方向を変えて向こうへ歩き出した。
「ちょっ、紅!?
そっちは出口だぞ」
紅は、幸に背中を向け歩きつづける。
「出るんだよ」
「は、なんで?」
紅が向きなおした。
「−‥なんでかって?
僕はこの場所が嫌いだからさ!!」
:08/01/12 15:20
:SH903i
:☆☆☆
#152 [トイロ]
++++++++++
"僕はこの場所が嫌いだからさ!!"
「く、紅‥」
紅は顔を背ける。
−そうだよな
ここは、紅にとって
親に捨てられた場所でもあるのに
俺は‥−
:08/01/12 15:22
:SH903i
:☆☆☆
#153 [トイロ]
'
親に捨てられた場所でもあるのに、俺は‥−
「ゔっ‥」
紅がうめき声を出して
しゃがみこんだ。
(やっぱり、あれぐらいの量じゃまだ足りなかったか
クソッ‥
自制心を保たないと‥)
.
:08/01/14 23:52
:SH903i
:☆☆☆
#154 [トイロ]
幸はあわてて紅に駆け寄った。
「紅!!大丈夫か!?
気分が悪いのか!?」
「僕に触るな!!」
−バシッ
紅は幸の手を払いのけ、
人とは思えぬ目つきで睨みつけた。
:08/01/14 23:54
:SH903i
:☆☆☆
#155 [トイロ]
「く、くれない‥」
幸は微かな痛みを負った自分の手を、ギュッとにぎった。
「おまえ‥やっぱ変だよ、おかしいよ
何があったんだよ!!
昔はこんなんじゃなかった
もっと‥優しい奴だったじゃねぇか!!」
「昔はこんなんじゃなかった、‥だって?」
紅がいきなり幸の胸ぐらを掴んだ。
:08/01/14 23:56
:SH903i
:☆☆☆
#156 [トイロ]
「なにも知らないくせに、勝手な事言ってんな!!」
−"なにも知らないくせに"
その言葉が嫌というほど
俺の心に‥刺さった−
「うぐッ!」
紅が手を緩めたかと思うと、そのまま倒れ込んだ。
:08/01/14 23:58
:SH903i
:☆☆☆
#157 [トイロ]
「紅!!」
幸は紅を抱き起こした。
紅が静かに呟く。
「もう‥満足に、5日も口にしていないんだ‥」
「まじかよ!!?ちょっと待ってろ
近くのコンビニで水とか買ってきてやるから!」
幸が立ち上がり、走りだそう、とした脚を紅が掴んだ。
:08/01/15 00:00
:SH903i
:☆☆☆
#158 [トイロ]
−ガシッ
「ぬおッ!!?
あ、危ねぇだろ!」
「無駄だよ‥‥幸」
「はあ?
あ、金銭的なこと気にしてんのか!
いいよ、そんなこと‥
「僕は生き血しか口にすることが出来ないんだ」
.
:08/01/15 00:03
:SH903i
:☆☆☆
#159 [トイロ]
'
紅の言葉が幸の話をさえぎる。
「‥‥‥え‥?」
紅の瞳が暗闇のなか、
黄金にひかる。
:08/01/15 00:05
:SH903i
:☆☆☆
#160 [トイロ]
「フッ‥驚いただろ?
僕が人間ではなく、むしろその人間を喰らう、バケモノだから‥」
−そのときの紅は、笑っていたけれど
俺には、自嘲にしか聞こえなかった
あの頃と変わらない‥
哀しい瞳をしていたから−
.
:08/01/15 00:08
:SH903i
:☆☆☆
#161 [トイロ]
'
「‥‥‥なんでそんなこと言うんだよ
おまえは、れっきとした人間だろ!!」
「は、何言ってんの
僕は血しか飲めないんだよ?」
「そういう人もいるかもしれね-だろ!」
.
:08/01/19 15:31
:SH903i
:☆☆☆
#162 [トイロ]
(いないよ‥;)
紅の口元が緩む。
「ほんとに‥
相変わらずバカだね、幸は‥‥」
「ああ゙?」
「そんな‥確証のないこと言って、
僕の心を揺らさないでよ−‥‥」
:08/01/19 15:34
:SH903i
:☆☆☆
#163 [トイロ]
−やっと自分を僕(バケモノ)だと、認めたのに‥−
「紅‥」
そのあとは言葉が続かなかった。
「幸‥」
紅の顔が近づく。
「僕、幸に会えてうれしかったよ」
:08/01/19 15:35
:SH903i
:☆☆☆
#164 [トイロ]
紅と幸のあいだの距離が縮まる。
「俺もだ‥紅」
幸から笑顔がこぼれた。
紅の動きが止まる。
−フッ
「ありがとう、‥幸」
紅は幸を自分へと引き寄せた。
:08/01/19 15:37
:SH903i
:☆☆☆
#165 [トイロ]
「え、‥‥‥むふッ」
幸は紅に口を塞がれた。
紅の舌が幸に絡みつく。
(な、なんだこれ‥唾液?のはずだよな
なんか麻薬みたいでクラクラする‥)
紅はそっと幸から離れた。
:08/01/19 15:40
:SH903i
:☆☆☆
#166 [トイロ]
「ごめんね、幸
また、‥人間じゃないとこ見せちゃったね」
−あ、
‥あのときの笑顔に似てる
やさしい瞳で笑っているのに、どこか哀しそうな‥あの笑顔
紅がいなくなる前の‥
俺が最後にみた
紅の笑顔−
.
:08/01/19 15:52
:SH903i
:☆☆☆
#167 [トイロ]
幸が薄れる意識のなか、
紅はやさしく笑っていた、哀しそうな瞳をして‥
(クソッ−‥何やってんだよ、俺は‥
また同じことを繰り返すのかよ
もう紅にこんな顔させないって‥
もう後悔しないって決めたじゃね-か!!)
:08/01/19 22:11
:SH903i
:☆☆☆
#168 [トイロ]
幸は、かばんの底にあるバタフライを手にする。
バタフライとは裏ルート、特に最近は不良グループで流行っている凶器。
数日前、幸が仕事で不良たちから没収したものだ。
幸はそれを取り出すと同時に、自分の手首にめがけて振り落とした。
:08/01/19 22:19
:SH903i
:☆☆☆
#169 [トイロ]
「ちょっ!!‥幸!?」
赤い血が切り口から勢いよく噴き出す。
「ッ−‥いってぇ
ったく、紅は俺を眠らせよ-としたんだろうけど
今回は、そうはいかないからな」
激痛のおかげで、意識がはっきりしてきた。
:08/01/19 22:43
:SH903i
:☆☆☆
#170 [トイロ]
「それにな‥
確かに俺はおまえのこと、よく分かってなかったのかもしれない
けど、1つだけ‥俺にも分かることがある
それは、紅、
おまえは生きてていい‥
いや、むしろ生きるべき存在なんだよ
だから俺の血を飲め!
そんでもう‥俺の前から二度といなくなるな!!!」
:08/01/19 22:45
:SH903i
:☆☆☆
#171 [トイロ]
幸の目が赤い。
「−‥‥ったく
手首はすごく血が出るとこれなんだよ
あ-もうこんなに流して‥もったいない」
紅は幸の腕をつかむと、滴れている血を舐めはじめた。
幸は、紅の突然な行動に驚く。
(うわッ!!‥なんかハズカシ-;///‥あれ、痛くない
痛みがひいてきたのか?)
:08/01/21 18:55
:SH903i
:☆☆☆
#172 [トイロ]
−ペロ ‥ ペロ
「おっえ」
「‥‥はい?なにいまの;」
「ほんと、昔とちっとも変わっていね
幸の血、あいかわらずマズイ‥‥ぉえ」
「え、俺の血‥まずいの?」
.
:08/01/21 18:57
:SH903i
:☆☆☆
#173 [トイロ]
紅はコクンと頷く。
(まじかよ!
‥なんか、かるくショック;)
「てか、血にうまいとかまずいとかあるのかよ」
「あるよ
最高に美味しいのは美女の血!!
幸の血は‥あえて言うなら青汁だね」
:08/01/21 18:59
:SH903i
:☆☆☆
#174 [トイロ]
「あおじる‥‥‥」
(なんか複雑;↓)
紅はお構いなしに続ける。
「う-ん、でもおかしいんだよね
このまえ幸の血を飲んだときは、美女の血以上に美味かったんだ
なんでだろ‥心臓に近いところだったからかな」
「し、しんぞう!!?」
:08/01/21 19:05
:SH903i
:☆☆☆
#175 [トイロ]
★訂正
>>172 紅のセリフ
×「ほんと、昔とちっとも変わっていね
○「ほんと、昔とちっとも変わってないね
すいません...(ノ_・。)
:08/01/21 22:01
:SH903i
:☆☆☆
#176 [トイロ]
幸の肩に紅の手が添えられ、幸はさらに硬直する。
「あの‥紅さん?;」
幸の声が裏返っている。
「大丈夫、痛くしないから」
(そういう問題じゃねぇ-!!!;)
.
:08/01/22 02:22
:SH903i
:☆☆☆
#177 [トイロ]
紅が軽く息を吸い込む。
「ちょっ‥待て!紅ッ」
−ガブッ
紅の鋭いキバが幸の首すじに食い込む。
「うっ!」
−‥ゴク ゴクッ
「うあっ‥」
幸は再びあの変な感触に襲われた。
:08/01/22 02:23
:SH903i
:☆☆☆
#178 [トイロ]
'
幸は、再びあの変な感触に襲われた。
「く、れな い‥‥くっ」
−ゴク‥‥ジュルッ
紅は、真っ赤な液体を夢中で貪る。
:08/01/22 02:25
:SH903i
:☆☆☆
#179 [トイロ]
−ゴクゴク ジュルッ‥ゴク
(確かに、痛くはないけど‥
でもこれって
なんてゆ-か、、快感‥‥
「だ-----!!!!;」
幸は紅の銀髪を力のかぎり引っ張った。
「いってぇ----ッ!!?」
.
:08/01/22 02:28
:SH903i
:☆☆☆
#180 [トイロ]
思いがけない痛みに叫ぶ。
「くっ‥なにすんだよ!
幸!!」
紅は引っ張られた箇所をさすりながら、涙目で幸をにらむ。
「飲み過ぎだッ!!;ばかやろ-!!!」
こっちも涙目で反論する。
:08/01/23 02:13
:SH903i
:☆☆☆
#181 [トイロ]
「だって、めっちゃ美味かったし
それに、幸だって‥まんざら嫌でもなかっただろ?」
紅が意地悪な笑顔を浮かべた。
「−っ‥‥‥///」
幸の顔が一気に染まる。
「俺が興味あるのは女だッ!!」
必至に否定するが全く相手にされず。
「ど−だか♪」
:08/01/23 02:16
:SH903i
:☆☆☆
#182 [トイロ]
(ま、僕の唾液には麻薬みたいな効果があるから
気持ち良くなるのは当たり前なんだけどね
でも、おもしろいから黙っとくか♪《笑 )
「俺は健全な男児だ-!!!」
紅のうしろで、半泣き状態で叫ぶ幸。
:08/01/23 02:19
:SH903i
:☆☆☆
#183 [トイロ]
'
「はいはい《笑
にしても、これからは毎日すきなだけ血が飲めるんだねぇ♪」
思わず紅の声が弾む。
「言っとくけど手首からな」
「はあ!?いやだよ
手首とかまずいし!」
:08/01/23 02:20
:SH903i
:☆☆☆
#184 [トイロ]
「首からあげたら紅、やめられなくなるだろ」
「あたりまえじゃん」
「‥‥‥‥‥だからだよ」
「大丈夫、貧血になるだけだって」
「〜っ、俺は労働者なの!!
だから、倒れてるひまなんてないんだよ」
:08/01/27 01:55
:SH903i
:☆☆☆
#185 [トイロ]
「まずいのはいやだ
ただでさえ、普通に飲んだら、幸の血は格別にまずいのに」
「我慢しろよ」
「いやだ」
「しろ!」
「いやだ!」
:08/01/27 01:57
:SH903i
:☆☆☆
#186 [トイロ]
「しッ −グラッ
(あ、‥‥やば‥‥‥‥)
「幸!?」
紅の声が遠くに聞こえた。
.
:08/01/27 01:58
:SH903i
:☆☆☆
#187 [トイロ]
−ああ 俺はこんなところで倒れてはいけないのに
俺が倒れたら また紅は俺のまえから姿を消すだろう
せっかくまた会えたのに
もう二度とこの手を離すわけにはいかない‥
この雪のように透き通った白い手を‥−
++++++++++
:08/01/27 02:00
:SH903i
:☆☆☆
#188 [トイロ]
まぶたをひらくと、見慣れた天井が目に入った。
「痛ッ‥‥」
幸が起き上がると同時に、小さな頭痛を伴った。
(ここ‥‥俺の部屋?
どうやって戻ってきたんだっけ‥)
自分がベットで横になっていたことがわかった。
:08/01/27 11:25
:SH903i
:☆☆☆
#189 [トイロ]
「貧血おこしたばっかりだから、あんまり体動かさないほうがいいよ」
幸は声がしたほうへ顔を向ける。
「ったく、大変だったんだからね
幸をここまで運ぶの」
ベットの傍らに
−紅がいた。
:08/01/27 11:27
:SH903i
:☆☆☆
#190 [トイロ]
「紅‥‥」
幸の瞳から涙が零れる。
「ええ!!幸!?
なにか僕した!?;」
「¢△※#◆%£」
涙を拭いながら言う。
「え?きこえないよ」
紅がベットに近づいた。
:08/01/27 11:28
:SH903i
:☆☆☆
#191 [トイロ]
'
「ょかった‥
紅がいなくならないで‥」
−‥ぽと
ベットにひとつの染みがついた。
:08/01/27 11:29
:SH903i
:☆☆☆
#192 [トイロ]
幸が顔をあげると、
「‥ぷッ
紅、やっぱ泣き虫だな
‥変わってない」
「‥‥そっちこそ泣いてるじゃん」
:08/01/27 11:32
:SH903i
:☆☆☆
#193 [トイロ]
幸は笑った。
頬をつたう涙の雫は、宝石の粒のように輝いている。
あの頃と変わらない笑顔が
−咲き誇っていた。
紅は再び涙が溢れた。
:08/01/27 11:33
:SH903i
:☆☆☆
#194 [トイロ]
++++++++++
#06話#
幸×紅:{咲ク
-END-
++++++++++
:08/01/27 11:42
:SH903i
:☆☆☆
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