[ストリート×チルドレン]
最新 最初 🆕
#195 [トイロ]


★番外編:{おまけ


#03.1話#は
>>58-62のあとの
香介×太郎sideの話です。


⏰:08/02/03 17:25 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#196 [トイロ]
#03.1話#


太郎は幸を秋子に任せて、部屋を離れた。

エレベーターに乗り、胸のポケットから携帯を取り出す。

ピッポッパッポ
《♪携帯ボタン音


エレベーターが1階でとまる。

ドアが開くと同時に発信相手、香介がでた。

⏰:08/02/03 17:29 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#197 [トイロ]
「タローか」

「幸くん目覚ましました
アキコちゃんもいるし、もう大丈夫だと思います」

「‥‥」

「‥ふ」
太郎が思わず笑いをこぼす。

「‥なんだよ」


「いえ
それでキングは今どこに?」

⏰:08/02/03 17:31 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#198 [トイロ]
キングとは、香介のコードネームである。


「昨夜のやつを調べてた

依頼されてた族、珠西族は幸が来たときにはもう散ってたみてぇだ」


「では、幸くんは他の族に遭遇したんですね」


「ああ、クソッ電話じゃ詳しいこと言えねぇな

しかたねぇ、おまえを拾ってく
そこにいろ」

⏰:08/02/03 17:34 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#199 [トイロ]
一方的に電話が切れた。


「ふぅ
ほんとに、親バカなんですから」

携帯を胸に戻し、壁に寄り掛かって香介を待った。


脇を通る女子高校生たちが太郎をちらちらみて、黄色い声を発している。


確かに太郎は、どことなく雰囲気がある男だった。

⏰:08/02/03 17:36 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#200 [トイロ]
背は香介とあまり変わらないが、肌は香介ほど濃くなく、淡い小麦色をしている。

顔は整っているし、香介がワイルド系なら太郎は紳士といったところだろう。



「あのッ」


いつのまにか太郎の前に女の子が立っていた。


制服でみたところ、どこかのお嬢様学校の生徒らしい。

⏰:08/02/03 17:38 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#201 [トイロ]
「‥なにかな?」


太郎の優しい声にビクッと震える女の子。


ふたりのそばを通る女子高校生たちの視線が冷たくささる。



「あの、えっと、‥山田さん、よくここにいますよね」

(僕の名前は、調べ済みってわけね)


.

⏰:08/02/03 17:40 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#202 [トイロ]
「あたし、ここ毎日通るんです
それで‥山田さんをみかける度に胸がドキドキして‥//」

(そりゃそうでしょ
元ホストですし《笑)


「ですから、あの、メアド交換してくれませんか!?」


バッと太郎に自分のメアドを書いた紙をさしだした。

⏰:08/02/03 17:42 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#203 [トイロ]
「‥ごめんね
今仕事中なんです」


「あっ!ご、ごめんなさい!!」

女の子は真っ赤になって顔を上げた。


「でも受け取ってもらうことはできますよね!?」


「それにもうすぐ恋人が迎えに来て‥あ、キング!
ここです!」

⏰:08/02/03 17:43 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#204 [トイロ]
黒い光沢をひからせながら、ベンツがふたりの傍にとまる。


運転席の窓が下がり、イケメンな男がガンをとばしながら言う。

「‥はやく乗れよ」


「じゃあ学校遅れないようにね」


太郎は悩殺的なスマイルを女の子にむけ、車に乗りこんだ。

⏰:08/02/03 17:45 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#205 [トイロ]
車が走り去ったあと、
とり残された女の子は


「‥恋人が‥男の人‥‥」


と放心するのであった。




++++++++++

⏰:08/02/03 17:47 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#206 [トイロ]
「てめぇ‥誰が恋人だ」



「ほんとに助かりました

あ-いうの、気持ちはありがたいんですけど、
正直困るんですよね」



「しょうがねぇだろ

おまえ元ホストで、しかもナンバー1だったし
それがまだ抜けきってねぇんだよ」

⏰:08/02/03 17:48 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#207 [トイロ]
「それでいてキングはずっと2位だったんですよね」


「‥おまえ喧嘩売ってンのか?」

香介がメンチをきる。


「違いますよ
拳で僕がキングに敵うわけないでしょ」


(‥嘘つけ)

太郎の曇りのない笑顔をみると、よけいに腹がたつ。

⏰:08/02/03 17:50 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#208 [トイロ]
「それでキング
調べた結果、何がわかったんですか?」


(さりげなく反らしやがって)

「依頼されてたのは、珠西族
よくあの空きビルをたまり場にしてたらしい」



「でも、幸くんは会わなかった‥ということですか?」


「ああ、幸が会ったのは、十字族」

⏰:08/02/13 00:46 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#209 [トイロ]
「最近、裏で騒がれている族ですね
なんでもあちこちのテリトリーを潰しているとか」



「この日は珠西族が標的だったようだな

‥幸はどんな感じだったか?」



太郎が呆れた顔をする。


「気になるのなら、自分で行けばよかったじゃないですか

⏰:08/02/13 00:49 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#210 [トイロ]
空きビルから幸くんが出てこないからって、わざわざ僕を呼び出して‥はあ

どうせ今回だって、幸くんのことが心配で、ずっとビルのまわりを巡回してたんでしょう」



香介の肩がピクッと動く。

「‥ずっとじゃねぇ」


「そうですね
情報収集も必要ですしね」

⏰:08/02/13 00:52 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#211 [トイロ]
'
すかさず太郎が言い放つ。


香介は太郎をにらみつけた。

「てめえ
俺の質問に答えろよ」


「はいはい
そうですね‥体調はわりと平気そうだったんですが
‥様子が少し変でしたね」


「変?」

.

⏰:08/02/13 00:54 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#212 [トイロ]
「ええ、アキコちゃんに首もとの傷を指摘されたとき

幸くん、とっさに傷を隠したんです

まるで知られたくないことがあるかのような‥」



「‥あまり気にとめてない族だったが、どうやら調べてみる必要があるみたいだな
このまま直でいくぞ」

香介がハンドルを握り直した。

⏰:08/02/13 00:57 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#213 [トイロ]
太郎は慌てて制する。

「ちょ、ちょっと待ってください!キング!!

僕は昨夜呼び出されてから着替えてもないし、風呂にも入ってないんですよ!?

少しでいいですから家に寄らせてください」



「んな暇はねえ」

香介の冷たい即答。


.

⏰:08/02/13 00:58 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#214 [トイロ]
「キング〜;;
親バカなのはいいですけど、それで僕を巻き込まないでくださいよ!!!」



「別に幸のためじゃね-ぞ

銀河市の治安を守るのが、俺たち、警察の使命だからな」



「そのセリフ、いいかげんきき飽きましたよ」

太郎が吐き捨てた。

⏰:08/02/13 01:01 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#215 [トイロ]
香介は、となりでうなだれる太郎を無視して、車を警察署へ向かわせた。

++++++++++



「おまえのコードネームはセイヤだ」



「はいはい
今回も僕はセイヤで、香介さんがキングですね
了解」



.

⏰:08/02/13 01:05 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#216 [トイロ]
++++++++++


#03.1話#

香介×太郎:{その後


-END-


++++++++++

⏰:08/02/13 01:10 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194