[ストリート×チルドレン]
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#335 [トイロ]
−ひょこ
電柱から顔を覗かせたのは、あの林 秋子。
「も〜架奈があんなこと言うから気になるじゃんかー、ん?」
秋子がマンションに入っていく人影をとらえた。
「あ、帰ってきた」
:08/03/22 17:04
:SH903i
:☆☆☆
#336 [トイロ]
幸がエレベーターで上がるのを見届けてから、秋子は電柱から離れた。
「さて、と」
辺りを見渡してから、スパッツをはきなおす。
「行きますか!」
秋子はフェンスをよじ登ると、円を描くようにベランダに跳び移った。
その身のこなしは、まるで猿そのもの(笑)。
:08/03/22 17:12
:SH903i
:☆☆☆
#337 [トイロ]
++++++++++
「ただいまー」
幸は無造作に靴をぬいで、家にあがる。
−ガチャ
「‥おかえり」
幸の部屋には銀髪の青年、紅がいた。
.
:08/03/23 22:49
:SH903i
:☆☆☆
#338 [トイロ]
「ったく、なに怒ってんだよ
しょーがねぇだろ
俺は学校があるんだから
はやく帰ってきたくても、できねぇんだよ」
そう言うと、
幸はかばんをほうり投げ、ベットに腰をおとした。
「別に怒ってないよ
ただ幸がまずい血しかくれないから不快なだけ
手首ばっかで、首からくれないし」
:08/03/23 22:52
:SH903i
:☆☆☆
#339 [トイロ]
「‥おまえねぇ〜
それが血を提供してもらってる人の態度かよ!?」
「わかってるよ
幸には仕事があるものね
でもまさか、あのキャットが幸とはね〜」
「‥ずっと気になってたんだけどさ
『キャット』ってなに?」
:08/03/23 22:55
:SH903i
:☆☆☆
#340 [トイロ]
「はあ?自分が裏でなんて呼ばれてるか知らないの?」
「んなの知るかよ
そもそも、裏で働いてる俺に名前があるなんてことも知らなかったし
だいたい‥なんで『猫』なわけ?」
「黒猫が通ったら気をつけろ」
「は?」
:08/03/26 23:58
:SH903i
:☆☆☆
#341 [トイロ]
「って言い伝えがあるでしょ
裏での幸、キャットは全体を黒でまとってるし
『キャットが現れたら必ず失敗する』
ていう噂だしね
それに‥どんなに探っても、キャットに関する情報は得られないんだよ
必ずどこかできれるんだ
‥一体どうやって妨げてるの?」
「バーカ
教えるかよ」
:08/03/27 00:01
:SH903i
:☆☆☆
#342 [トイロ]
(そんなの俺が聞きたいわ!;)
実際のところ、情報操作をしているのは香介なので、幸も全く知らないのだ。
そんな事実をとうてい紅が知るよしもなく、淡々と返す。
「ま、そうだよね
僕に教えたら大変なことになるしね」
「そうそぅ‥ってお前はなにベットに上がってきてんだよ!?;
近いっ離れろっ!;」
:08/03/27 00:08
:SH903i
:☆☆☆
#343 [トイロ]
「ひどいな〜
それが泣き虫な僕に対する態度?
昔みたいに優しくしてよ(笑)」
「なにパクってんだよ
つか、お前もう泣いてないだろ!
あーあ、ガキん頃の紅は可愛かったよな〜
なのに、こんなひねくれちゃって‥↓↓」
「ぷっ
この年齢で泣いてたらキモいでしょ」
:08/03/29 13:54
:SH903i
:☆☆☆
#344 [トイロ]
「‥‥‥」
幸が紅の顔をじっと見つめる。
紅は昔からこの鋭く深い瞳が苦手だった。
「‥‥なに」
「いや‥あまりにも変わったからさ
俺の知らないところで、いろいろあったのかな〜って」
:08/03/29 13:58
:SH903i
:☆☆☆
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