[ストリート×チルドレン]
最新 最初 🆕
#353 [トイロ]
「それはこっちの台詞だっ!!
俺がマジメに話してんのに、口を塞ぐとか前代未聞だろ!
つか、しゃべれねえだろーがっ!!!」



「‥まあ単なる嫌がらせ?」


−カチン

「くれなぃーーっ!!!」

幸が紅に飛びかかる。


「わあっ!!
ちょっタンマっ!;」

⏰:08/04/02 23:22 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#354 [トイロ]
 

−嘘だよ


 『嫌がらせ』なんて‥

 まっ赤な嘘だよ



 聞きたくなかったんだ


 聞きたかったけど

 聞きたくなかった



 だって


 わかってたから


.

⏰:08/04/02 23:25 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#355 [トイロ]
 

だって


わかってたから



"あの続き"を

幸がなんて言おうとしていたのかぐらい



"あの続き"を聞いたら

僕がどうなるかってことぐらい



もうわかってたから

.

⏰:08/04/02 23:27 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#356 [トイロ]
 
 もうわかってたから




 幸、


 もう僕は

 いつも泣いていたあの頃の僕じゃないんだよ


 もう僕は

 いつも泣いていたあの頃の僕とは違うんだよ


.

⏰:08/04/02 23:30 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#357 [トイロ]
 

 もう僕は、


 今の僕は



 泣かないんだ









 泣いてはいけないんだ


.

⏰:08/04/02 23:32 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#358 [トイロ]
 



「はあ‥はあ‥‥けほっ」
幸は仰向けでむせた。


その横には、壁にもたれかかっている紅がいた。

「もう‥無駄な体力使ったじゃないか〜‥コホッ

てか、なんでそんなに動けるのさ‥
けっこう唾液、飲ませたつもりだったのに」


「んなもん、ムカつきで吹き飛ばしたわ!!ゴホッ」

⏰:08/04/05 00:34 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#359 [トイロ]
 
「‥‥‥」

(僕の麻薬がそんなもので効果をなくすわけないでしょ
‥それじゃ、もしかしてコレも?)


「ねえ、幸
僕のこと好き?
僕に生き血を捧げたくならない?」


−ぞわぁぁっ

「何言ってんの?紅
‥すげ気色わりぃんだけど
うわっ!鳥肌めちゃたってる;」


自分の腕にどん引きな幸。



(暗示にもかかってない!!?
なんで!?)

⏰:08/04/05 20:56 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#360 [トイロ]
(暗示にもかかってない!!?
なんで!?)


前例のないことに、紅がパニック状態に陥り黙っていると、
ふいに幸が自分の襟を掴んだ。

「ほら飲めよ」


「え?」


「あのな、言っとくけど
俺はあんな媚薬飲まされなくても、ちゃんと献血してやるっつーの
少しは俺を信用しろよ」

⏰:08/04/06 16:43 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#361 [トイロ]
 
−‥そうか

 わかった


 なぜ幸には僕の麻薬が

 効かなかったのか



 必要ないんだ


 僕がなにもしなくても


 幸は無条件に


 僕に生き血をくれるから
.

⏰:08/04/06 16:48 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#362 [トイロ]
 幸は僕に生き血をくれるから



ここ数日間、幸が仕事に駆り出されていたせいで、紅にとっては3日ぶりの食事になる。


白いシャツから、定期的に脈を打つ首筋がのぞいていた。


もう抑制の限界だった。


紅は幸の首筋に舌を這わせ、間もなく噛りついた。


.

⏰:08/04/07 08:02 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194