[ストリート×チルドレン]
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#55 [トイロ]
少年は、幸の鋭く深い瞳にみつめられ、圧倒されそうだった。
(−‥鋭い‥深い瞳‥‥)
「‥‥ぼくのじゃ‥ない」
「ならいい
こっちに来い!クレナイ!!」
名前を呼ばれた瞬間
少年の頬にひとすじの涙が流れた。
:07/12/14 18:12
:SH903i
:☆☆☆
#56 [トイロ]
−おれ、クレナイがおれの手をとったとき、とてもほっとしたんだ。
もうだいじょうぶだって思えたんだ。
だけど、あいつはおれの前から姿を消した。−
−なあ、クレナイ
おまえはいま
なにしてる?‥−
:07/12/14 18:15
:SH903i
:☆☆☆
#57 [トイロ]
++++++++++
#02話#
幸×紅:{出逢い
-END-
++++++++++
:07/12/14 18:19
:SH903i
:☆☆☆
#58 [トイロ]
#03話#
「‥‥‥ち‥」
「‥さ‥‥ち‥‥」
「幸ってば!!!」
真っ暗だった俺の視界にアキコの度アップが現れた。
:07/12/15 13:27
:SH903i
:☆☆☆
#59 [トイロ]
「うわッ!!!」
「やっと起きた〜」
まわりを見渡してみると
俺の部屋だった。
窓から朝日が射しこんでいる。
「気分はどう?」
優しく声をかけてきたこの人は、香介さんの助手で、山田 太郎(やまだ たろう)。
ある意味、すごい名前‥。
山田さんは、とにかく優しい人で、香介さんにこき使われているかと思うと涙がでてくるくらい、とてもいい人だ。
:07/12/15 13:29
:SH903i
:☆☆☆
#60 [トイロ]
山田さんは、うまく事態を呑みこめないでいる俺にやさしく説明してくれた。
「幸くんがなかなか空きビルから出てこないから、不思議に思ってね
だから、僕が中に入って確認してみたら幸くんが倒れてて
僕は外で待機していた香介さんに連絡をとって、幸くんをここまで運んできたというわけなんです」
「‥‥俺以外に‥他にだれかいませんでした?」
「僕がきたときは幸くん、一人だけだったよ」
山田さんは、熱いお茶を渡しながら答えた。
:07/12/15 13:33
:SH903i
:☆☆☆
#61 [トイロ]
アキコが俺をまじまじとみる。
「てか幸
今回のけが、なんか変だよ?
まるで‥なにかに噛まれたみたい」
俺は思わず手で隠した。
紅に血を吸われたところを‥。
「?」
アキコが頭上にクエスチョンマークを浮かべていると、山田さんが口を開いた。
「アキコちゃん、幸くんはもう大丈夫みたいですから、後は任せました
僕はそろそろ香介さんと合流しないと」
「はい、わかりました!
ちゃんと学校にも行きます」
アキコは山田さんに敬礼ポーズをした。
:07/12/15 13:36
:SH903i
:☆☆☆
#62 [トイロ]
「はい、わかりました!
ちゃんと学校にも行きます」
アキコは山田さんに敬礼ポーズをした。
山田さんはやさしく微笑んで、立ち上がった。
「じゃあ、僕はこれで失礼します
幸くん、無理しないようにしてくださいね」
山田さんは速やかに部屋を出ていった。
(おいおい、育ち盛りの高校生を部屋に2人っきりで残していいんですか!?;)
:07/12/15 13:39
:SH903i
:☆☆☆
#63 [トイロ]
アキコは、俺が心の中でそんなひとりツッコミをしていることも当然知らずに、話しかけてくる。
「にしても、幸がヘマするなんて珍しいね-
しかも貧血‥‥ぷ」
「うっせ-」
俺は着替えながら簡単に返した。
(そ-だよ‥
俺、きのう紅に会えたんだよな
そんで紅に血を吸われて‥)
:07/12/15 13:42
:SH903i
:☆☆☆
#64 [トイロ]
「‥幸?
手とまってるよ?
早くしないと、また中センがうるさいよ」
「ああ、ごめん」
俺は適当に返事をして制服に着がえ終えた。
俺は頭の中でぐるぐる考えながら、アキコと家を出た。
++++++++++
:07/12/15 13:45
:SH903i
:☆☆☆
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