[ストリート×チルドレン]
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#701 [トイロ]
すると今度は、桜が噴き出す羽目となった。
「あはは、冗談だ
ウケてくれてどーもな☆
あ、でも殴ったのはジョークじゃないぞ」
「ああ、わかってるよ(笑)
俺も言いすぎた
遅かれ早かれ、結局はこうなってたのに‥‥倉持さんには八つ当たりしちまったな」
:09/03/09 17:41
:PC
:☆☆☆
#702 [トイロ]
どこか寂しげな幸の横顔をみながら、桜は尋ねてみた。
「‥なあ、さゆりも言ってたけど、アキコと付き合うのは無理なのか?」
幸の身体がびくっとたじろく。
「‥‥‥‥‥ぁぁ」
「そっか」
:09/03/09 17:43
:PC
:☆☆☆
#703 [トイロ]
長い沈黙のあと、幸が口を開いた。
「‥きかねぇのかよ?」
「ん、きいてほしいのか?」
「‥‥いや‥」
:09/03/09 17:43
:PC
:☆☆☆
#704 [トイロ]
「ぷっ、なんだ、なら聞くなよ
あたしはさゆりみたいに、聞き出したりしないぞ★(笑)」
「ははっ
そうだな、どっちかっていうと、桜は相手のペースに合わせてくれるよな」
「そ、そうなのか?」
:09/03/09 17:44
:PC
:☆☆☆
#705 [トイロ]
「無自覚かよ」
幸が心地よい笑い声をあげる。
「‥‥てかさぁ幸、ほんとは気付いてただろ」
「‥‥ああ!さっき俺、デケェ声出してたもんな
桜も聞いてたか‥
そうだよ、アキコが俺のことを好きなのは、薄々感づいてた」
:09/03/09 17:45
:PC
:☆☆☆
#706 [トイロ]
「うん、まぁそれもあるんだけど、‥さゆりが幸のこと、好きってことも気付いてただろ」
「‥‥‥お前ってホント、変なとこで鋭いよな
自分たちのことになると疎いくせに‥さすがの生徒会長もこれじゃ苦戦するわな、こりゃ(笑)」
「は、『生徒会長』?
なんで色が苦戦するんだ
つか、幸、話をそらすなよ
:09/03/09 17:47
:PC
:☆☆☆
#707 [トイロ]
だから、さゆりとしてはさ、幸が好きだけど、アキコも大好きだから、二人ならいいって思ったんだろうな」
「‥ああ」
「ただ、ここでさゆりの自己中が裏目にでて、なんとか二人を絶対くっつけなきゃ!ていうなんか、義務みたいになっちゃったんだな」
桜と幸は同時に微笑した。
:09/03/09 17:48
:PC
:☆☆☆
#708 [トイロ]
「ということでさ、幸、さゆりのこと、許してやってくれないか?
さゆりも悪気があった訳じゃないんだ!
‥まあ、悪気がなければいいのかっていうと、それはまた微妙なんだけど‥」
桜に向ける、幸の表情が柔らかくなった。
「わかってるよ、桜
それに倉持さんについては、全然怒ってねぇし、むしろ悪いことしちゃったな、て思ってる
今度、ちゃんと誤りに行くさ
そん時は桜、ついてきてくれよな」
:09/03/09 17:49
:PC
:☆☆☆
#709 [トイロ]
「おう、いいぞ♪
‥‥いやっダメだ!
オマエはまず、アキコだ」
幸の表情が硬直する。
「今アキコ保健室いるから、行くぞ
そんで『林さん』て呼んだこと、早く謝れ」
「アキコが保健室にいんのか!?」
:09/03/09 17:49
:PC
:☆☆☆
#710 [トイロ]
「おっ、おお‥別にたいしたことはないから、と、とりあえず落ち着け;」
幸が安堵したため息をつく。
「そうか、なら いい」
「‥やっぱオマエはよくわからんヤツだな
アキコに対して冷たい態度をとったかと思えば、またこうやって過度に心配するし、アキコのこと好きなくせに付き合うのは無理とかいうし‥オマエって色よりメンドクセーヤツかもな」
:09/03/09 17:50
:PC
:☆☆☆
#711 [トイロ]
幸が桜と目を合わせる。
「わからなくていーんだよ
でも俺はアイツが大事だから、こうしてるんだ」
「‥アキコを『林さん』て呼んだのもか?」
「ああ」
:09/03/09 17:51
:PC
:☆☆☆
#712 [トイロ]
「‥‥じゃあ、アキコが朝早くから幸を待ってんのも、アキコが幸の欠席を気にすんのも、アキコが幸の見舞いに学校抜け出すのも、アキコが幸からの呼び方にショックを受けて倒れるのも、オマエがアキコを大事にする故で起こるってことか?ふざけんな!!!」
「‥‥‥」
「そりゃオマエがどんな事情をかかえてんのか、あたしにはわからないけどな、それでもひとつだけ分かることがあるぞ
:09/03/09 17:51
:PC
:☆☆☆
#713 [トイロ]
大事にするっていうのは、突き放すことなのか?ちがうだろ
幸だって、大事な人にはいつでも笑っていてほしいはずだ♪
そうだろう?」
桜の笑った顔が映る幸の瞳から涙が溢れ出してきた。
「はは、男が泣くなんてかっこわりィーな‥」
「そうか?
あたしはカッコイイと思うぞ♪」
:09/03/09 17:52
:PC
:☆☆☆
#714 [トイロ]
「‥もしこの場に生徒会長がいたら殺されてたな」
「は?なんだそりゃ
色のネタでも流行ってんのか?
さっきからしつこいぞ」
「‥‥‥ご愁傷様」
:09/03/09 17:53
:PC
:☆☆☆
#715 [トイロ]
頭上にはてなマークを浮かべてる桜に、どこかスッキリした顔を向けて手をさしのべた。
「じゃあ、桜
保健室までついてきてくれよ」
桜の表情がぱっと明るくなった。
「おう♪」
++++++++++
:09/03/09 17:53
:PC
:☆☆☆
#716 [トイロ]
※わび(?)
【続き】になってたらごめんね(∵)
PCじゃわからないもので・・・
:09/03/09 17:56
:PC
:☆☆☆
#717 [トイロ]
一方その保健室では、ベットですやすや眠っている秋子と、傍らで椅子に座っている色の姿があった。
(桜、遅いなー
これじゃ遅刻どころか、サボりだよ
まあ生徒会長の役目は、副あたりがなんとかするだろうし、別にいいか)
生徒会長とは思えないアバウト思考。
:09/03/11 10:58
:PC
:☆☆☆
#718 [トイロ]
「ん‥」
秋子が寝返りをする。
「おや、大丈夫かな‥」
顔色をうかがおうと、秋子に近づいたとき。
「てめぇーは何やってんだっセクハラ野郎!!!」
:09/03/11 10:59
:PC
:☆☆☆
#719 [トイロ]
−買{カッ
桜の天誅がみごと色に命中。
「だっ‥だれが‥セクハラ‥だっ」
色が痛みに耐えながら頭をあげて、みた光景は‥
:09/03/11 11:01
:PC
:☆☆☆
#720 [トイロ]
「なんなんだよ桜、いきなり走りやがって
マジ腕がちぎれるかと思ったぜ‥‥‥って、せ、生徒会長!!?」
わなわなと震え、真っ青になった幸は、手を繋いでいる現状に気付き、あわてて桜を押し離した。
「いてっ!なんで幸そんな離れてんだ‥‥おい、大丈夫か?
ってコラ、なんだこの腕は
あたしにまとわりつくな!」
:09/03/11 11:02
:PC
:☆☆☆
#721 [トイロ]
色は桜をがっちり腕でガードしながら、キレイな笑顔を幸に向ける。
「五十嵐幸くん、自覚しているようだから今回は見逃してあげるけど‥」
幸にだけ見せるようにして、小声で凄む。
天使スマイル、魔王降臨。
:09/03/11 11:03
:PC
:☆☆☆
#722 [トイロ]
「二度目はないと思え、このタラシ野郎」
五十嵐幸、石化す。
「じゃあごゆっくり〜♪」
元のCuteな花緒色に戻っている。
:09/03/11 11:04
:PC
:☆☆☆
#723 [トイロ]
「は!?なんであたしまで‥フゴフゴ」
桜の口をおさえながら、保健室を出ていき、ある程度離れた所で解放してやった。
「ぷはあ!
なんであたしまで連れ出すんだ!!」
「桜がいたらまとまるものも、まとまらないでしょ」
:09/03/11 11:05
:PC
:☆☆☆
#724 [トイロ]
「う゛っ‥‥そ、そうかもしれないが‥」
「それにだれがあの野郎と一緒に居させるってんだ」
「ん、今なんか言ったか?」
「桜、今日は久々に手を繋いで帰ろっか☆」
:09/03/11 11:06
:PC
:☆☆☆
#725 [トイロ]
「なっ何言ってんだ!
いつの時代の話だソレは;
だいたい今日はマック奢るんだからいいだろ!」
「全校朝礼ってさー校長だけじゃなくて、生徒会長の話もあるんだよね」
「あっ!」
桜の額にダラダラと汗がながれる。
:09/03/11 11:07
:PC
:☆☆☆
#726 [トイロ]
色は横目で桜の反応を確認し、さらに追いつめる。
「オレ、徹夜して話すこと考えてきたのに、無駄骨に終わったなー」
悪びれた様子もなく嘘八百をならべる男。
「そっ、そうだったのか!?‥‥うう゛‥‥でっでもな!手とか握ったら汗びっしょりになって、きっと気持ち悪いぞ?」
:09/03/11 11:08
:PC
:☆☆☆
#727 [トイロ]
「‥今は初冬だよ
むしろ手をつなぐ季節だよ」
「う゛!で、でもなっ‥えー‥っと‥」
桜のあくまで拒否し続ける態度に、ついに色はキレた。
「‥今日はオレの母親がヨーロッパから帰ってくるんだ
当然の如く、新作は勿論のこと、試作もついてくる」
:09/03/11 11:10
:PC
:☆☆☆
#728 [トイロ]
桜の耳がダンボする。
「おばちゃ‥じゃなくて、ホシちゃんが!?
新作、試作‥って、あのHimeブランドの服だよな!?」
「そう
あの若作り女がデザインした悪趣味な乙女モード全開のフリフリ、ヒラヒラのプライベート用衣装だ‥」
:09/03/11 11:11
:PC
:☆☆☆
#729 [トイロ]
「ま、まさか‥それをっ‥‥」
「オレが着てやる」
瞳がダイヤモンドように光輝き、桜の顔つきが変わった。
「いよっしゃあぁ!!!
色の女装見れるなんて何年ぶりだ!?
:09/03/11 11:12
:PC
:☆☆☆
#730 [トイロ]
オマエってほんと、顔は文句のつけようがないぐらい、めっちゃかわいいのに、性格は憎たらしいヤツだよな
あ!ケータイのデータ保存空きっ;」
説明しよう。
そこらへんのイケメン男子よりもはるかにカッコイイ桜が、大好きなもの‥それは、かわいい女の子なのだ!
そして、たとえ天敵といえども、そこらへんのアイドル女子よりもはるかにかわいい美貌をもつ色の女装など、まさに桜のハートを射抜く存在であった。
:09/03/11 11:20
:PC
:☆☆☆
#731 [トイロ]
むしろ、マニア心‥?
(なんか‥すんげえ面白くねぇな‥‥)
色がこの交渉をなかったことにしようかと思い始めたとき。
「よし!今日は手をつなぐどころか、なんでもしてやるぞ!
いわばオマエ専用のメイドだな!
ご主人様なんでも申してクダサイマセ☆」
:09/03/11 11:21
:PC
:☆☆☆
#732 [トイロ]
桜は浮かれすぎたあまり、多少コワレているもよう。
特に最後の一言あたり。
色の方は、花がとぶほどの桜の笑顔に、性的欲求が頂点まで急上昇し、‥あとは皆様のご想像にお任せあれ♪←
あっ、でもココ一応学校だから‥‥。
:09/03/11 11:23
:PC
:☆☆☆
#733 [トイロ]
++++++++++
「ごめんアキコ!」
桜と色がやばいムードをかもだしている一方、こちらでは目を覚ました秋子の前に、土下座している幸。
「‥ちゃんと話して
幸があーいう行動に出たってことは、何か訳があるんでしょ?」
:09/03/11 11:25
:PC
:☆☆☆
#734 [トイロ]
幸は驚いていたが、すぐ、元に戻って頷いた。
「俺に過去の記憶がないことは知ってるよな」
「うん、気付いたら五十嵐 幸っていう男で、香介さんの弟ってことになってたんだよね
ほんとは嘘だけど」
「香介さんは縁もゆかりもない俺を育ててくれた
あーみえてあの人、俺に甘いんだ(笑)
:09/03/11 11:26
:PC
:☆☆☆
#735 [トイロ]
だけどそんな香介さんも、絶対に過去のことは教えてくれなかったし、拳銃の類いもぜってー触らせてくれなかった」
「ねぇ、ずっと気になってたんだけど、警察の仕事をさせたのって香介さんじゃないよね
香介さんがそんな危ないこと幸にすすめる訳ないもん」
「警察の仕事っていっても、ほとんど簡単なやつだったけど‥まあ、それも今思えば香介さんが裏でそうなるように動いてくれてたんだろうな
警察の仕事は俺が自主的に引き受けたことだけど、きっかけをつくってくれたのは警視庁さんだ」
:09/03/11 11:28
:PC
:☆☆☆
#736 [トイロ]
「警視庁って‥香介さんより上じゃん!!」
「警視庁さんに初めて会ったのは小学六年生のときだ
警視庁さんは香介さんと俺が本当の兄弟じゃないことを教えてくれた
それと‥‥」
『俺がなぜか「兄ちゃん」ではなく「香介さん」と呼んでしまうのはその為だったんですね‥』
:09/03/11 11:31
:PC
:☆☆☆
#737 [トイロ]
『教えないほうがよかったかな?』
『いいえ!よかったです
俺、六年生だし、もうガキじゃありませんから』
『そうか、そうだよね
‥じゃあこのことも教えたほうがいいのかな?』
『えっまだあるんですか!?』
:09/03/11 11:32
:PC
:☆☆☆
#738 [トイロ]
『いや、やはり止めておこう
これ以上教えるのはあまりにも酷だからね‥』
『‥‥ぃいえっ教えてください!
か、覚悟はできています!!』
『ふふ、そうか、さすが五十嵐が育てただけあるな
幸くんはテロル・テロリズムという言葉を知っているかい?』
:09/03/11 11:33
:PC
:☆☆☆
#739 [トイロ]
『それは‥‥いわゆるテロと呼ばれているやつですね?』
『ご名答、では意味はわかるかな?』
『はい、テロルは恐怖の意
あらゆる暴力手段に訴えて政治的敵対者を威嚇することで、
テロリズムは、政治目的のために、暴力あるいはその脅威に訴える傾向
また、その行為、暴力主義‥と広辞苑には記されていましたが』
:09/03/11 11:35
:PC
:☆☆☆
#740 [トイロ]
『ほう、すばらしい暗記力だ』
『そんな、ただの引用です』
『いやいや語彙力は必要だよ、いろいろとね…
いや〜むかしから人よりずば抜けていたことは知っていたが、ここまでとは‥』
:09/03/11 11:38
:PC
:☆☆☆
#741 [トイロ]
『え‥「むかしから」?』
警視庁の口元が歪んだように感じたのは気のせいだろうか。
『君はかつて、テロの一味だったんだよ』
:09/03/11 11:39
:PC
:☆☆☆
#742 [トイロ]
『‥‥‥‥え‥‥』
『まだ幼いということで、牢には入れられなくてね〜
ほら、人権問題とかいろいろ(面倒なものが)あるからさ
で、結局五十嵐が君を引き取ったんだよ』
『‥警視庁さん、ひとつ聞いてもいいですか?』
『いいとも』
:09/03/11 11:41
:PC
:☆☆☆
#743 [トイロ]
『俺は人を殺しましたか?』
『うーん、否定はできないだろうね』
『そうですか‥‥‥
俺には人を愛する資格なんて‥なかったんですね‥‥』
:09/03/11 11:42
:PC
:☆☆☆
#744 [トイロ]
「‥‥さ‥‥さち‥‥幸っ!」
「うわっ、な、何?」
「それはこっちのセリフ!『それと‥』なに!?」
「ああ、それと‥香介さんになにか恩返ししたいということで、警察の仕事を手伝わせてくれることになったんだ」
:09/03/11 11:43
:PC
:☆☆☆
#745 [トイロ]
「そういえば、中学にあがってからだったよね
でも簡単な仕事ばっかりじゃなかったよ‥湿布やガーゼ、包帯とかして学校来ることも多かったよ」
「多少、怪我ぐらいするさ」
「でもこの前みたいなのは危険すぎるよ!
指名手配とか‥中学生に任せる仕事じゃないよ!」
:09/03/11 11:45
:PC
:☆☆☆
#746 [トイロ]
「‥あのとき俺、拳銃持ってたんだ」
秋子が息をのんだ。
「なぜ香介さんや山田さんが拳銃を絶対に触らせてくれなかったのか、やっとわかったよ
俺に記憶を戻させないためだ」
:09/03/11 11:46
:PC
:☆☆☆
#747 [トイロ]
「えっ‥てことは思い出したの!?」
「ああ‥永いあいだ、俺の奥で眠っていた記憶がな」
「ふーん、だから急にあたしを遠ざけたんだね
戻った記憶の中に、幸が想像したいた以上の"なにか"を思い出したから」
幸の肩がわずかに動いた。
:09/03/28 14:25
:PC
:☆☆☆
#748 [
]
あげ

:09/09/10 15:04
:SH904i
:☆☆☆
#749 [
]
:09/09/10 15:05
:SH904i
:☆☆☆
#750 [ん◇◇]
(´∀`∩)↑age↑
:22/10/27 04:56
:Android
:☆☆☆
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