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#38 [
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「ははっ、わかってるって。てかさ、本屋の横の細い道んとこに本とゲーム売ってる店あんの知ってた?」
『さぁ?本屋はよく行くけどそんな店あったっけ?』
良平も知らなかったのか。
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:07/12/12 03:13
:F902i
:☆☆☆
#39 [
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「そうか、知らないならいいんだ。じゃあまた誘うわ。」
『おう、じゃあなー』
電話を切り、一時停止していたゲームを再開させる。
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:07/12/12 03:16
:F902i
:☆☆☆
#40 [
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それにしても本当に似ている。
ベッドの配置まで…
いや、でも同じなはずがない。
だってこれはゲームだ。
ただのホラーゲーム。
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:07/12/12 03:21
:F902i
:☆☆☆
#41 [
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が、しかし
彼の考えはこの後一瞬で覆(くつがえ)される─…
ベッドのすぐ近くにある三段だけの小さな箪笥(たんす)。
これさえも似ている。
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:07/12/12 03:25
:F902i
:☆☆☆
#42 [
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「ちょっと待てよ……」
ゲームの画面を目を凝らしてみると、箪笥の上にある物を見つけた。
木で作られた写真立てだ。
「おいおい……嘘だろ…」
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:07/12/12 03:28
:F902i
:☆☆☆
#43 [
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ありえない。
木で作られた写真立てが、画面の中にあるなんてありえないんだ。
何故ならこれは、高校の時美術の時間に自分で作った、世界にたった一つの写真立てなのだから。
現実にある写真立てを手に取りまじまじと見つめる。
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:07/12/12 03:32
:F902i
:☆☆☆
#44 [
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何故こんなものまでゲームに存在するんだ。
手に汗を握る。
現実がゲームで、ゲームが現実?
何が何だかわからない…
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:07/12/12 03:33
:F902i
:☆☆☆
#45 [
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写真立てを見つめていると呻き声が聞こえた。
はっとなり視線を写真立てから画面へ移す。
しかしその時にはもう既に遅かった。
現実に気を取られている隙に襲われていたのだ。
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:07/12/12 03:37
:F902i
:☆☆☆
#46 [
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慌ててコントローラーを手に取り上半身や足にしがみついているそいつ等を振り払う。
「くそっ!離れろっ」
焦って武器がうまく使えない。
どんどんライフが減っていく。
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:07/12/12 03:39
:F902i
:☆☆☆
#47 [
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「クソッ!死んじまう!」
カチャカチャとコントローラーを操作するも、ライフは緑から黄色へ、黄色から赤へと変わり、ついにゼロになった。
一瞬画面が真っ黒になった。
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:07/12/12 03:42
:F902i
:☆☆☆
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