恋したのは…BL番外編抱
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#250 [
姫
]
ユキ「……アユミ。」
アユミ「しゃーないから別れてあげるわッ!!」
俺の肩をバシッと叩きながら、アユミは笑った。
ズキン………
こんな悲しい笑顔…
俺がさせてしもうたんやな…
ユキ「…ホンマにごめんな?」
俺はただ謝るコトしかできひんかった。
:08/01/07 16:03
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#251 [
姫
]
アユミ「だから!もうええって!頑張ってな!?ウチもユキより格好えー男見つけたるからッ♪」
そう言ったアユミは…
今までで1番綺麗に見えた。
それからアユミは荷物をマトメ、部屋を出て行った。
:08/01/07 16:06
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#252 [
姫
]
…………
…………………
ユキ「……俺より格好えー男なんか、仰山おるって……」
アユミが出て行ったあと、俺は独り言の様につぶやき、膝を抱えた。
ズッ……グスッ……
ホンマ、自分勝手な男や…
一人、静かに泣いた。
:08/01/07 16:08
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#253 [
姫
]
………次の日の朝。
アユミから一件、メールが入っていた。
「ウチ、ホンマにユキと付き合えて良かった思うてるよ

ユキはウチにとって最高の彼氏でした

今までありがとう

好きな人と頑張ってな

応援してるで

アユミ

」
こんな俺のコト…
応援してくれるんやな…
ホンマ……
アユミはええ女やな…
:08/01/07 16:16
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#254 [
姫
]
俺はアユミに返信した。
「ホンマ、辛い想いさせてごめんな…

俺もアユミと付き合えて良かった思うてる

これはホンマや

今までありがとう

ユキ」
よし…アユミを傷付けた分、頑張らなあかんなッ!!!
俺は洗面をし、制服に着替えた。
そして…
いつもの様に、ミヤビの家へと向かった。
:08/01/07 16:20
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#255 [
姫
]
…………
ピンポーン………
ミヤビの家のインターホンを鳴らした。
「はーいッ!」
中から女の人の声が聞こえた。
カチャ………
ドアが開き、ミヤビとどこか似てる顔をした女の人が出てきた。
ミヤビのママさんやッ♪
:08/01/07 16:29
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#256 [
姫
]
ユキ「おはよーサンです♪ミヤビおりますか!?」
ミヤビママ「おはよ、ユキ君♪あらっ!?一緒じゃなかったのね!?…ミヤビならもう出ちゃったわよ!?」
えっ………!?
いつも俺が来るの待っててくれたのに…
俺は不思議に思った。
:08/01/07 16:32
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#257 [
姫
]
ユキ「…そうですかぁ;じゃ俺も行きますわ!!」
俺はミヤビのママさんに軽くお辞儀をして、学校へと急いだ。
何やミヤビの奴…
先に行くなら言うてくれても良かったのに…
……まさかっ!!!
昨日なんかあったんか!?
勝手に足取りが速くなる。
:08/01/07 16:35
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#258 [
姫
]
…………
ガラガラッ…
教室のドアを開けた。
「あっオハヨーッ♪」
クラスの女の子達が話しかけてくる。
ユキ「おはよーさん♪」
俺は皆に挨拶をしながら、ミヤビの姿を探した。
:08/01/07 16:37
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#259 [
姫
]
……あっおったぁ!!!!
俺は、机に顔を伏せているミヤビを発見した。
やっぱ…なんかあったんじゃ…!!!
俺はミヤビの元へと駆け寄った。
:08/01/07 16:39
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#260 [
姫
]
先に学校へ行った理由を聞いたが、敬介センパイと用事があったってミヤビは言っていた。
ユキ「まぁ…今度から先に行く時はちゃんと言うてなぁ!?」
俺はそれだけミヤビに言って席についた。
:08/01/07 17:34
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#261 [
姫
]
………しかし。
今日のミヤビはなんか様子がおかしい…
授業中に叫び出したり、先生に呼び出しされたり…
いつものミヤビとは、何かが違った。
なんや…おかしいなぁ…
俺はミヤビの行動が気になってあかんかった。
:08/01/07 17:36
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#262 [
姫
]
休み時間になって、ミヤビは職員室に行った。
でも……
休み時間が過ぎてもミヤビは帰って来いへん。
またサボりか………!?
先生に怒られて、ヘコみでもしたんやろか…!?
俺はミヤビのコトが気になって、メールを送った。
:08/01/07 17:38
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#263 [
姫
]
…………キーンコーンカーン
授業が始まっても、メールの返信が来ない…;
なんやミヤビの奴、メールも返さへんで;
何してんのやッ!?
ユキ「先生、俺ハラ痛いんで保健室行ってもええ!?」
俺は仮病を使って、教室から抜け出した。
:08/01/07 17:41
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#264 [
姫
]
何でかって!?
ミヤビを探しに行くためや♪
俺はミヤビがいつもサボってる場所へ向かった。
ミヤビの奴、サボりの時は大体あそこにおるしな♪
:08/01/07 17:43
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#265 [
姫
]
…………
辿り着いたのは学校のプール♪
カチャ…
カギが開いてるというコトは…ミヤビが居るってコトやな♪
俺はプールの入り口を開け、中に入った。
――――――ッッ!!!!!
俺の視界に…
ミヤビの姿が写った。
:08/01/07 17:45
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#266 [
姫
]
めっちゃ……キレー…
俺の目には、ミヤビの泳ぐ姿が映し出されていた。
その身体は、ほのかな小麦色に色づいていて…
俺は思わず見とれてしまった。
:08/01/07 17:47
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#267 [
姫
]
しかし…
ミヤビがプールからあがろうとした時、
ハッと我に返った。
そして、今来たかの様に…
ユキ「やっぱ此処に居たんやーんッッ!!」
慌てて声をかけた。
:08/01/07 17:49
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#268 [
姫
]
ミヤビ「なっ!!ユキッ!!?」
びっくりした様子のミヤビ。
ユキ「サボるなら言うてやーッッ!?」
ミヤビ「あっ…ごっごめん!おっ俺ッッ…着替えてくる!!」
ん……!?
なんや…よそよそしいなぁ…;
:08/01/07 17:52
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#269 [
姫
]
俺は疑問を感じながら、ミヤビを待った。
数分後…
ミヤビが更衣室から出てきた
ミヤビ「ごっごめんッッ!じゃ戻ろうか!!?」
ユキ「おーっ!って…」
まだ髪が……
俺はミヤビの肩にかかっているタオルを取った。
:08/01/07 17:54
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#270 [
姫
]
ユキ「まだ髪濡れてるで!?」
そう言って、ミヤビの髪を拭いた。
ん……!?
なんやミヤビの顔が…
ユキ「…どした!?顔赤いで!?」
ミヤビ「のぁっ!なっなんでもねーッ!あっありがと!!」
ミヤビにタオルを取られてしまった。
:08/01/07 17:57
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#271 [
姫
]
……ホンマ、今日のミヤビは変やッ!!!!
ミヤビ「ほらっ!教室もっ戻るぞっ!!?」
ミヤビに急かされ、二人で教室に向かった。
ん―…きっと何かあったに違いない!!!
今日の放課後何があったのか聞いてみよ!!
:08/01/07 18:00
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#272 [
姫
]
………
ユキ「……ミヤビぃ!?」
歩きながらミヤビに話しかけた。
ミヤビ「ぬっ;なにッ!?」
ユキ「あんなぁ…今日なぁ」
帰りに話あんねん…って言おうとした時やった。
「ミヤビーッッ!!!!?」
聞き覚えのある声が、ミヤビの名前を呼んだ。
:08/01/07 18:49
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#273 [
姫
]
ミヤビ「カケルッッ!!!?…とレンッッ!!」
ミヤビを呼んでいたのは、カケル先輩だった。
カケル「やっほー!ってお前ぇ!昨日途中で逃げんなー!!」
昨日……!?
逃げた……!?
何があったのか解らないが、ミヤビは昨日どうやら一緒に帰ってる時に逃げたらしい。
:08/01/07 18:53
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#274 [
姫
]
それから、カケル先輩とミヤビのいつもの口ゲンカが始まろうとした。
でも、それをまたレン先輩が止めた。
あー…
いつ見ても、レン先輩は男前やな…
俺はチラッとミヤビを見た。
嬉しそうに笑うミヤビ…
やっぱり…
レン先輩のコトが好きなんやな…
:08/01/07 18:55
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#275 [
姫
]
ユキ「ハァー……」
小さくため息をついた。
「あー!!ユキぃ!!
よっ!この色男〜♪」
えっ……!?
ユキ「ハハッ!カケル先輩、なんやそれぇ!!」
いきなりカケル先輩に色男と呼ばれ、意味が解らなかった。
:08/01/07 18:57
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#276 [
姫
]
カケル「しらばっくれんなぁ!昨日女の子とデ・ェ・トしてたくせにぃ♪」
なっ!!!!
なんで知って…;
俺は慌てた。
ユキ「なっ…カケル先輩、見たん!?」
カケル「おー♪見た見たぁ♪なぁ!?レン、ミヤビぃ!?」
はっ……!?
レン先輩と…ミヤビまで!?
えっ…エエーーッ!!!!!
:08/01/07 19:00
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#277 [
姫
]
レン「見ちゃったぁ♪」
俺がパニクる中、カケル先輩とレン先輩は俺を冷やかした。
ちちちちゃうッッ!
そんな場合やないッッ!!!
ユキ「ミヤビ…お前も見たんか!?」
俺はミヤビを見た。
:08/01/07 19:03
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#278 [
姫
]
ミヤビ「えっ…あっ…」
ミヤビはコクンとうなづいた。
ギャーッ!!!!
見られたーっ!!!
やばいッッ!!
知られてもうたッッ!!!
そんな俺をよそに、カケル先輩は質問をしてきた。
:08/01/07 19:27
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#279 [
姫
]
カケル「彼女だろー!?もう居るんなら教えろよなぁ!ケチーッッ!!」
ゲッ…(´〜`;)
でも…もう知られてもうたし…;
ユキ「あー…まぁ、彼女なんやけど…;」
ダッ!!!
ユキ「えっ!?あっ…ミヤビッッ!!!!?」
俺が話し終わる前に…
ミヤビが走ってドコカへ行ってしまった。
:08/01/07 19:33
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#280 [
姫
]
えっ!?
ミヤビの奴なんで逃げんねん…;
カケル「…!?あいつどうしたんだ!?」
おっ俺が聞きたい…;
俺はどうしていいか解らず、教室にもどった。
:08/01/07 19:37
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#281 [
姫
]
…………
ガラガラッ…
教室のドアを開けた。
ミヤビの姿が見えない…
なんや…またどっか行ったんか…!?
って…俺、なんかマズイ事したんかなぁ…;
考えに考えたが…
まったく答えが出てこない。
:08/01/07 19:39
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#282 [
姫
]
のぁーっ!!!!
もうッわからへんッッ!!!
俺は授業を無視して、ミヤビを探しに行った。
何回も電話したが…
繋がらない…
プールも、屋上も…
ミヤビが行きそうな所を探したが…
見つからない。
:08/01/07 19:42
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#283 [
姫
]
ちくしょうッッ…
何処におんねんッ!!
俺はミヤビの家まで走った。
…………
ミヤビの家の近くまで来た時だった。
――――ッッ!!!!!
前から、見た事のある姿が歩いていた。
:08/01/07 20:41
:SH702iD
:hqUL/Dpg
#284 [
姫
]
ユキ「レン…先輩!?」
何でミヤビん家から、レン先輩が出て来んねん…
レン「ユキ…!?」
ボーッッと立っている俺に、レン先輩が気付いた。
:08/01/08 12:20
:SH702iD
:lJoY.TRA
#285 [
姫
]
ユキ「何で…レン先輩が此処におるん…?」
レン「あぁ、ちょっと…ミヤビの様子がおかしかったから…」
えっ…もしかして…
レン先輩、ミヤビの事……
って事は…
両想いやんかッッ!?
:08/01/08 12:23
:SH702iD
:lJoY.TRA
#286 [
姫
]
ユキ「……ミヤビどうでした!?」
レン「まぁ、大丈夫そうだったけど…」
そっか…
そうやんな…
レン先輩が側におったんなら…
ミヤビかて大丈夫やな…
:08/01/08 12:26
:SH702iD
:lJoY.TRA
#287 [
姫
]
ユキ「…んなら良かった。じゃ俺、行きますわ…」
レン「オイッ!チョッ待っ…」
俺はレン先輩の言葉を聞かずに駆け出した。
いややッッ…
こんなん、頑張る前から…
失恋決定やないか…!
:08/01/08 12:28
:SH702iD
:lJoY.TRA
#288 [
姫
]
………
………………
カチャ…
ユキ「………。」
誰もいないアパートに帰ってきた。
ボスッ…
ベッドへ倒れ込む。
ユキ「………今までのツケが回ってきたんかなぁ…」
独り言を呟いた。
:08/01/08 12:31
:SH702iD
:lJoY.TRA
#289 [
姫
]
-ミヤビSide-
…………
…ンッ…ンーッッ
あれ…!?
そっか…俺、あのまま寝ちゃったんだ。
レンが帰った後、ソファーの上で寝てしまっていた。
:08/01/08 16:52
:SH702iD
:lJoY.TRA
#290 [
姫
]
ピッ…
携帯の電源をONにし、画面を見た。
ミヤビ「もう…12時か…」
ユキ…
電話してたりすんのかな…
:08/01/08 16:55
:SH702iD
:lJoY.TRA
#291 [
姫
]
ユキの事を考えると…
ポロッ…
また涙が出てきた。
ミヤビ「…レンに頑張れって…言われたじゃねぇか…」
俺は自分に言い聞かせた。
明日…
なるべく普通にユキと接しよう…
そう心に決め、また眠りについた。
:08/01/08 17:08
:SH702iD
:lJoY.TRA
#292 [
姫
]
…………
…………………
「ミヤビーッ!!起きなさい!!」
下からお母さんの声が聞こえた。
ミヤビ「………ふぁ〜い;」
俺は目を擦りながら、下へと降りた。
:08/01/08 17:12
:SH702iD
:lJoY.TRA
#293 [
姫
]
よし…ッ
昨日の事、ユキに謝るぞ!!
ミヤビ「頑張るッ!!」
顔をパンッと叩いて、学校へ行く準備を整えた。
でも………
いつもならユキが来てくれる時間に…
ユキが来ない;
:08/01/08 17:16
:SH702iD
:lJoY.TRA
#294 [
姫
]
やっぱ…
昨日の事、怒ってんのかなぁ…;
そりゃ急に逃げたりされると、意味わかんねーもんなぁ…
ミヤビ「ハァー…行ってきます」
結局…
一人で学校へ向かった。
:08/01/08 17:19
:SH702iD
:lJoY.TRA
#295 [
姫
]
………
「ミヤビーッッ!!!」
校門の前で、後ろから声をかけられた。
ミヤビ「……あっカケル。」
声をかけてきたのはカケル。
横にはレンもいた。
レン「おはよ、大丈夫か?」
ミヤビ「ん、ありがと。もう大丈夫だよ!」
:08/01/08 17:22
:SH702iD
:lJoY.TRA
#296 [
姫
]
カケル「昨日、ごめんな!?…そのッ…俺知らなくて…」
レンと話していると、横からカケルが悪そうに話しかけてきた。
あ…レンから聞いたんだ…
ミヤビ「いいよ!知らなかったんだし、謝んなくて♪」
カケル「えっ……でも…」
ミヤビ「いいって!!気にすんなッこのアホッ!!」
俺はカケルにニカッと笑ってみせた。
:08/01/08 17:26
:SH702iD
:lJoY.TRA
#297 [
姫
]
カケル「−−ッ!!アホは余計じゃっ!!このヤロッ!!」
ミヤビ「ハハッ(笑)」
いつもの調子に戻った。
レン「はーい、そこマデぇ!」
こんな感じでそれぞれの教室へと向かった。
:08/01/08 18:19
:SH702iD
:lJoY.TRA
#298 [
姫
]
………
ドクン…ドクン…
俺は胸のドキドキを押さえながら、教室のドアを開けた。
ガラガラ…
「ミヤビ君ッ!おはよー♪」
女の子達が話しかけてくる
ミヤビ「あっ…おはよ」
俺は軽く交わしながら、ユキの姿を探した。
:08/01/08 18:30
:SH702iD
:lJoY.TRA
#299 [
姫
]
あれ………!?
教室中を見渡しても、ユキの姿が見当たらない…
何でいないワケッ!?
もしかして…遅刻か?
ミヤビ「ハァー…」
俺はため息をついて、席についた。
:08/01/08 18:32
:SH702iD
:lJoY.TRA
#300 [
姫
]
ガラガラ…
教室のドアが開く度に…
ドキッ!
心臓が跳ねる。
でも…
一向にユキは登校して来ない。
休みなのかなぁ…!?
いやッ…でも連絡くらいくれるよな…
キーンコーン…
とうとう授業の始まりのチャイムが鳴った。
:08/01/08 18:34
:SH702iD
:lJoY.TRA
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