ﾊﾁｬﾒﾁｬうんこﾏﾝ

その言葉を聞き、うんこﾁｬﾝはブチ切れた。

｢なによ！昨日私を抱いといて!!よくそんな態度がとれるわねえ～！ハエさんの馬鹿～!!｣

うんこﾁｬﾝは
崩れ落ちた。

神主はまた聞いた。
｢で～、どうするの～？｣

神主はｳｷｳｷしながら
うんこﾁｬﾝに問いかけた。

すると、

｢ィィ加減にしろよ！｣

うんこまんが止めに入った。
｢うんこﾁｬﾝがこんなにも嫌がっているじゃまいか！
そんなことするなんて神主失格だあ!!｣

すると怒鳴られた神主は、

｢ぅぅ…。わし冗談で言っただけだもん。わし、悪くないも～ん！ぶわーん｣

…泣いてしまった。

実は神主のﾊｰﾄはデリケートだった。

そして助けられたうんこﾁｬﾝは、

《やっぱりうんこまんだわ！やっぱりあたし…うんこまんが､､､とぅき!!》

と、うんこまんに惚れなおした。

｢まあ、泣き止んでくれよ！じーさん。許してやるから秘宝の事教えてくれよ！｣

ハエが神主を慰めた。
ハエは少し大人の扱い方を覚えた。

｢ｸﾞｽﾝ…秘宝の正体はな、ある薬らしいんじゃ。｣

｢｢ある薬？｣｣

三人が声を揃えて聞いた。

｢ある薬って何なのよ？｣

｢うむ、その薬とやらを飲むと人間に生まれ変われると言われておる。売れば数億とも言われておるなあ。｣

三人は目を丸くして驚いた。

｢まさか秘宝の正体が人間に変われる薬だとわね…｣

うんこﾁｬﾝはますます
秘宝に心を奪われた。

｢人間かあ…。一度はなってみたいものだな。｣

うんこまんも興味津々だ。

しかしハエは、
｢なーに言ってやがる!!人間になるより金だろ金!!
金がありゃキャバクラいきまくりだぜ？ﾆﾔ｣

二人とは逆にお金に目がくらんでしまった。

｢でもあなた、いくらお金があってもその顔じゃキャバクラいってもモテないわよ！｣

うんこﾁｬﾝがさりげなく
ハエの考えを変えようとする。

｢うｯ!!;｣

｢もしも人間になれたならきっとあなたイケメンかも知れないわよ？｣

｢うぅｯ!!汗｣

｢両手に花！な～んて夢じゃないかもねえ～｣

｢う、う、うお～!!;｣

うんこﾁｬﾝは心理作戦により、見事ハエの心を動かせた。