ﾊﾁｬﾒﾁｬうんこﾏﾝ

｢それはな…
わしの父がこの秘宝、薬を作ったからじゃよ。｣

｢科学者か何かだったの？｣

うんこﾁｬﾝが問い掛けた。

｢まぁそんなとこじゃ。
それで死ぬぎわに
『この薬を守ってくれ…』と、たくされたわけじゃ。｣

｢じゃあ、秘宝のありかなんかあたし達に教えちゃいけないんじゃ……｣

｢そうなんじゃ。じゃけど、秘宝を探してくる奴らはもう君達で百人は越えちょる…。
しかもわしらはこのとおり老いぼれじゃ。いつ死ぬかわからん。
たがらこれを最後にしようとおもっちょる。｣

｢最後って…？｣

うんこまんが問い掛けた。

｢いつ死ぬかわからん。だからおまえらと死ぬ前にその薬を試したいんじゃ。｣

神主は１番優しそうな
顔で語った。

グズｯ…

！？

｢じーさん！そんな悲しいことゆーなよ！
わかった!!じいさん、一緒にもう一つの神社まで行こう!!｣

泣いていたのは
ハエだった。
ハエは情に弱かった。

｢おお！俺も賛成だ！
俺達と行こう!!｣

｢そうよ！こんな顔してるけど、お世話になったしね！｣

…こんな顔は
余分だ。

｢うぅ…、おまえさんら。
本当に良い奴らじゃな！
わしはもう一つの神社の場所をしっちょる。案内するぞよ。｣

こうしてまた一人、
旅の仲間が増えた。

｢で？神社の場所はどこなんだよ♪｣

ハエはうれしそうに
神主に問い掛けた。

が、

｢もう一つの神社はこの反対側にあるんじゃ。｣

『…え！遠っ!!』

そう。この山は
意外とおっきいのだ。

｢こっからじゃ、三日？いや、五日はかかるわね…。｣

うんこﾁｬﾝは言った。

｢しゃーねぇ！じーさんのためだ！行くしかねえさ！｣

うんこまんが
リードする。

するとうんこﾁｬﾝは
【…//。なんて男らしいの。もうだめだわ。私うんこまんが好きすぎる!!】

うんこﾁｬﾝの恋心は
ピークに達していた。

あげ

主さん頑張って

いつも楽しみにしてます

更新されてる！
主応援してるよ(;;ﾟ;ё;ﾟ;;)!!

こうして四人は
反対側の山へと
向かいだした。

…………

｢今どのへ～ん？｣

ハエは少し
ばてはじめた。

｢ん～。10分の1くらいじゃ。｣

歩きはじめ、５時間で
10分の1だ。

まだまだ先はながかった。