僕⇒俺
最新 最初 全
#576 [氷雨]
カラスさん
アンカーありがとう!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そして雅さんは言った。
「美咲が自覚してないだけでさ、好きだったと思うぞ?」
雅さんは、はっきりそう言った。
またうんうんと何度も自分で頷いていた。
俺はその様子を見て、また疑問が浮かぶ。
また質問した。
:08/04/27 23:44 :D704i :☆☆☆
#577 [氷雨]
「どうして雅さんにわかるんですか?」
俺は普通に聞いたつもりだったんだけど、
雅さんはにっこり笑って俺の背中を軽く叩いた。
「んな、トゲある言い方しなくてもいっじゃん!ヤキモチか?」
「なっ!!」
俺は体が熱くなったような感覚に襲われた。
:08/04/27 23:52 :D704i :☆☆☆
#578 [氷雨]
「はは、顔ー真っ赤だぞ!」
雅さんはおもいっきり楽しんでいた。
俺はこんなに悩んでいるのに!!
けど、雅さんを見てたら自然と笑いがこみ上げた。
俺と雅さんの笑い声がスタジオに響く。
時間を忘れて、話していたから、気づかなかった。
後ろの黒い影に…
:08/04/27 23:58 :D704i :☆☆☆
#579 [氷雨]
「お゛い…」
ドスの利いた低い声。
笑い声は消え、俺と雅さんは肩をビクリと揺らし、顔を見合わせた。
そして、雅さんは「ヤバ…」確かにそう言った。
また低い声が響く。
「2人共?俺様のスタジオで勝手に何をしてるんだ…?」
それはそれは魔王が降りてきたのかというくらいの支配感だった。
:08/04/28 00:11 :D704i :☆☆☆
#580 [たいせー]
うわぁ魔王降臨(笑)
:08/04/28 00:13 :P702i :☆☆☆
#581 [氷雨]
:08/04/28 00:37 :D704i :☆☆☆
#582 [氷雨]
「よっ!孝裕!!」
雅さんは明るく元気よく話しかける。
けど、俺は……
「た…孝裕さん、こん…にちは」
雰囲気に呑み込まれて引きつりながら挨拶をする。
俺の挨拶を聞くと孝裕さんはにっこり笑った。
そして、いつの間にか扉の側へ忍び足で歩く雅さんを睨みつけた。
:08/04/28 00:42 :D704i :☆☆☆
#583 [氷雨]
「雅ぁぁあ!!」
突然、予想外に叫んだ孝裕さんに俺も雅さんも肩をすくめた。
雅さんはこちらを振り向くと笑う。
苦笑いで…
孝裕さんはただ雅さんを睨んでいて、それがただ怖かった。
こんなに鋭いガン飛ばしてる人、初めてみた。
:08/04/28 00:47 :D704i :☆☆☆
#584 [氷雨]
怖いといっても孝裕さんを知っているから、この程度の怖さなんだけど…
俺は孝裕さんと雅さんを交互に見る。
先に口を開いたのは雅さんだった。
「ごめんって!!もう仲間外れにしねえからぁ」
出たのはまたも予想していなかった言葉だった。
:08/04/28 00:50 :D704i :☆☆☆
#585 [氷雨]
「へ………?」
気が抜けてしまって、つい声が零れた。
雅さんは苦笑いで頭の上で両手を合わせて、ごめんのポーズ。
孝裕さんも孝裕さんで少しだけ満足したかのようにため息をついた。
俺は目の前で何が起きてんの?って感じで呆けていた。
:08/04/28 19:05 :D704i :☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194