僕⇒俺
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#710 [氷雨]
「何、笑ってんの!?」
小宮は怒った風に言うけれど、アイスクリームを食べるたびに幸せそうに笑う。
「何もないよ」
にっこり笑い、誤魔化すと…小宮もアイスクリームを食べながらにっこり笑っていた。
そして、いつの間にか時間は10時を過ぎていて、帰ることになった。
:08/06/08 02:53 :D704i :☆☆☆
#711 [氷雨]
「それじゃ、小宮ありがとう!楽しかった!!」
俺は手を振りながら喋る。
「俺もっ!!つか、早く告白しろよっ、また月曜ーー!!」
小宮はポロッと肝心な事を叫び、走り去っていった。
ドクンと胸は跳ねたけれど、もう覚悟は決まっていた。
『有言実行』そう心に決め、帰路を早足で進んだ。
:08/06/08 02:58 :D704i :☆☆☆
#712 [氷雨]
俺は自分でも意外だったけれど、帰宅と同時にある事を思い付いた。
メールじゃなく明日、会いに行こう。と………
きちんと想いを瞳を真っ直ぐに見て。
出掛けていたら?なんて考えずに…何故か会えるような気がしていたから。
「明日だ……」
そう呟くと瞳を閉じた。
:08/06/08 03:08 :D704i :☆☆☆
#713 [きい]
:08/06/08 13:40 :F905i :☆☆☆
#714 [ふう]
あげx
:08/06/10 19:54 :W54T :☆☆☆
#715 [は]
あげ
:08/06/11 18:47 :D903iTV :☆☆☆
#716 [氷雨]
きいさん
アンカーありがとう!!
ふうさん・はさん
アゲありがとう!今から書きますね!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自然と瞳は開き、遠足前のようにドキドキと胸が高鳴る。
起きた時刻はいつもは寝ているであろう、6時30分ちょうどだった。
上体をゆっくりと起こし、目をさする。
:08/06/13 08:13 :D704i :☆☆☆
#717 [氷雨]
やけに落ち着いていて俺自身もビックリした。
そして、いつもの流れ通りに洗面所へ向かい、鏡の正面にたった。
多少眠そうな顔をしているが、適度な緊張で引き締まっているように感じる。
「今日………か…」
そう呟き、水を掬いバシャバシャと勢いよく顔を洗う。
決意したものの、やはり戸惑う。
:08/06/13 08:19 :D704i :☆☆☆
#718 [氷雨]
「ご飯…食べよう……」
ドキドキと胸は高鳴るのに、テンションは反抗するように低かった。
台所へ行き、朝食を作る。
静かすぎる我が家の朝。
てか…、遅すぎっ!!
もう朝食もでき、7時を越そうかという時間になっても三依はまだしも、両親すら起きて来ない。
ドタバタと無理矢理に音を出して階段を駆け上がる。
:08/06/13 14:03 :D704i :☆☆☆
#719 [氷雨]
「お母さんっ!仕事は!?」
扉を開けた瞬間に叫ぶ。
そこには気持ちよさそうに肩を寄せ合い一緒に眠る両親がいた。
「んーー……陽、おはよ。今日は休みなのー」
寝ぼけ眼で答えるとまた眠りにつく。
お父さんは一応、学生だから休みは当然。
:08/06/13 14:09 :D704i :☆☆☆
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