僕⇒俺
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#730 [ひろ]
あげあげ
:08/06/29 23:27 :P906i :☆☆☆
#731 [我輩は匿名である]
続きめちゃ読みたい
ゆっくりでいいんで書いて下さい
待ってます
:08/07/02 17:52 :SH702iS :☆☆☆
#732 [氷雨]
すみません
忙しすぎて来れませんでしたっ
あげ、皆さん有難う御座いますっっ
今日から少しずつですが…更新していきます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
胸を静まれと云う風に手で押さえてインターホンへもう片方の手を伸ばす。
胸は収まる事なく速く鼓動を打つ。
:08/07/03 08:12 :D704i :☆☆☆
#733 [氷雨]
インターホンまで、後1センチ。
しかし、それは阻まれた。
ビクリと手を引き¨阻まれた正体¨を見やる。
それは【携帯】
高らかに陽の大好きな曲が機嫌良く鳴っている。
:08/07/03 08:15 :D704i :☆☆☆
#734 [氷雨]
「……………っ!!びっくりしたぁ…」
少しの脱力感が漂い携帯をポケットから抜き出す。
どうせお母さんだろう。
そう思い携帯の画面を見ると、
──着信:葉山 美咲──
そう記してあった。
………………え?
:08/07/03 08:19 :D704i :☆☆☆
#735 [氷雨]
反射的にさっきまで見ていた部屋を見上げる。
そこには不思議顔の葉山さんがいた。
カーテンから可愛らしく俺を覗いて手を振っている。
手を振り返し携帯の通話ボタンを押した。
『陽?どうしたの?』
一言目は当然それ。
:08/07/03 08:26 :D704i :☆☆☆
#736 [氷雨]
葉山さんの声を聞き、緊張感は一気に静まった。
「葉山さん、俺、葉山さんに伝えないといけない事があるんです」
勇気も何も要らなく自然と出た言葉だった。
気持ちは穏やかで、そう言いにっこりと窓越しの葉山さんに笑いかけた。
けれど、『うん、分かった。じゃあ、下りるね』葉山さんの声は小さく暗かった。
:08/07/03 08:35 :D704i :☆☆☆
#737 [氷雨]
思わず頭にはハテナが浮かぶ。
なんで………?
その時は全く分からなく首を傾げるだけで葉山さんを待った。
暫くして葉山さんは玄関を元気よく開ける。
「おまたせっ、ごめんね」
:08/07/03 08:40 :D704i :☆☆☆
#738 [氷雨]
何故か凄く可愛くて、何処かに出掛けるのかおしゃれしていた。
「すみませんっ、何処か出掛けるんだったんですか?」
タイミング悪すぎだ………
申し訳ない気持ちになり、つい謝ってしまう。
けれど、俺とは反対に葉山さんは頬を赤らめている。
「…………っ、好きな人の前だから………」
:08/07/03 08:44 :D704i :☆☆☆
#739 [氷雨]
最後の言葉は小さくて上手く聞き取れなかったけれど、判断できた。
「……………っ!」
一気に顔だけでなく体まで赤くなったような感覚になる。
2人して、真っ赤になり下を向いて沈黙が流れた。
「あのっ…………」
:08/07/03 08:51 :D704i :☆☆☆
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