僕⇒俺
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#251 [かなみ]
:08/02/06 15:39 :SH903i :☆☆☆
#252 [氷雨]
かなみ
さん
ァンカー
ありがとう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄急いで俺はメールを開いた。
――【FROM 北原 愛美】――
こんばんは
ごめんなさい
突然会ったばっかりなのに
アドなんて聞いちゃって…
――――――――――――――
俺はすごく気を使わせたと思いすぐにメールを返す。
:08/02/07 20:36 :D704i :☆☆☆
#253 [氷雨]
―――【TO 北原さん】―――
ごめんね
遊んでてメールに気づけなかった
大丈夫だよ
メールなんてあまりしないから
遅くなったりすると思うんだ…
――――――――――――――
長くなったかな?どんなメールをしたらいいんだろう?
俺がメールを送ったのはこれから5分も後だった。
:08/02/07 20:42 :D704i :☆☆☆
#254 [氷雨]
な…情けない……
本当に俺ってダメだなぁ。
なんて実感してるとすぐに携帯の音が響く。
「女の子って…メール打つの早いよな…」
なんて見習いながらメールを見る。
:08/02/07 20:50 :D704i :☆☆☆
#255 [氷雨]
――【FROM 北原 愛美】――
遅くなるなんて
大丈夫です
私
そぅぃう男の人の方が好きだな
メール
ぃっぱい送っても大丈夫ですか
――――――――――――――
ハ…ハートがいっぱい……
なんだか照れてしまう。
―――【TO 北原さん】―――
ぅん
いいよ
――――――――――――――
:08/02/07 20:55 :D704i :☆☆☆
#256 [氷雨]
………………。
短いかな……!?
もう〜〜わかんないよ〜……
慣れてないって大変だ…
けどその後メールが返ってきて安心した。
その日は何通かメールをして、寝る前にバイバイをしてメールを終えた。
「メールだけで…緊張って…」
:08/02/07 21:01 :D704i :☆☆☆
#257 [氷雨]
本当に情けないなぁ……
ベッドに潜り込むと緊張からきた疲れですぐに眠れた。
―――………………
「んッ………ふぁぁ…」
伸びをしてベッドから下りて、リビングへ向かう。
「お母さん、おはよ」
:08/02/07 21:35 :D704i :☆☆☆
#258 [氷雨]
「陽〜おはよ♪」
機嫌良さMAXで挨拶をするお母さんを見て、苦笑いする。
はは…、態度でわかりすぎ。
「お父さん、いるだけで機嫌違いすぎ…」
ボソッと呟く。
「何か言った〜〜…!?」
「何も〜〜…」
ははは〜…とまた苦笑いして、三依を起こしたり、朝の準備に取りかかった。
:08/02/08 08:19 :D704i :☆☆☆
#259 [氷雨]
――学校…――
今日はやっぱり…周りの目が痛い。
「ぇ…?あれHARUじゃない!?」
「うそ!私、HARUのファンなんだけど!!」
「COOLのHARU!?マジかよ!?」
俺はすっかり有名人になってた。
学校への道を歩いてるだけなのに……
:08/02/08 08:24 :D704i :☆☆☆
#260 [氷雨]
「どうしよ……」
一応…モデルっぽく自信満々風に歩いてるけど…内心ビクビク
「すみません!HARUさんですよね…?」
ちょうど下駄箱に着き、肩を下ろした所で声をかけられる。
「へ……?あ…ぁあ、何…?」
顔をちゃんと見ると隣のクラスのファッションリーダー田中君……
:08/02/08 08:28 :D704i :☆☆☆
#261 [氷雨]
目をキラキラ輝かせて俺を尊敬の眼差しで見る。
「転校生か何かですか!?HARUさんみたいな人、俺が知らないなんて…ないと思うんです…!」
なんだか言葉になってないような…
けど、ちょっと仲の良かった田中君にもわからないなんて、ずいぶん変わったんだろな、と少し笑えてきた。
「クス…田中君、俺ら仲良かったよ?」
:08/02/08 08:34 :D704i :☆☆☆
#262 [氷雨]
「友達♪」
にっこり笑ってバイバイと手を降る。
「俺がHARUさんと…?………………?HARU………陽………?ぇ……?」
気づいた時には陽はもう見えなくて、田中君は「嘘だろ…」と呟いた。
階段を上ってると、後ろからタタタタッと足音が近づいてくる。
:08/02/08 08:41 :D704i :☆☆☆
#263 [氷雨]
これはいつもの……
ドーーンッと背中に何かがぶつかる。
「けほっ、小宮…手加減してっていつもいってるだろ〜!」
「ははっ!陽〜おっは〜〜あれ?髪切った!?かっこいいじゃ〜ん」
俺より少し背の小さい友達、小宮 剣[コミヤ ケン]
小動物みたいで可愛んだ。
女子にもすごい人気!
:08/02/08 08:48 :D704i :☆☆☆
#264 [氷雨]
さすが大親友、俺だってすぐにわかってくれた。
たぶん雑誌なんて小宮は興味ないからよけいだろな。
「でさっ!今度、俺んちでゲーム大会開こうぜ!」
「本当に!?すごい楽しみ!」
教室までいつものたわいのない話。
小宮のおかげで周りの目を気にしないで歩けた。
:08/02/08 08:55 :D704i :☆☆☆
#265 [氷雨]
ガラガラと教室の扉を開けていつものように自分の席へかばんを置いて、小宮の所へ向かう。
「小宮あのさ〜今度のゲーム大会さ〜……」
場所や時間などを提案していく。
「ふむふむ、それなら陽君、君は他の友達も誘いたまえ」
小宮が隊長ぶって俺にいう。
「はっ!小宮さん!人数は何人くらいを集めれば!?」
:08/02/08 09:00 :D704i :☆☆☆
#266 [氷雨]
「ふうむ、それでは10人くらいを……」
「はっ!って…小宮の部屋にそんなに入んないって〜〜」
ノリツッコミを入れながら、ははっと小宮と笑い合う。
周りなんて本当に忘れてて…
「陽〜〜!おっはよ!どうよ♪周りの反応は!?」
葉山さんが顔を見せ、俺に尋ねる。
:08/02/08 09:05 :D704i :☆☆☆
#267 [氷雨]
「ぁあ…!そういえば……」
忘れてた……
恐る恐る周りを見ると、みんな驚いてるね……
「陽…なのか?」
俺を【のび太】と名付けた男友達が俺に聞く。
「うん……はは…高槻、驚きすぎだから!」
俺はいじめられてた訳でもなく、友達はたくさんいたし、みんなと仲良かったからみんなの反応に初めて戸惑った。
:08/02/08 09:16 :D704i :☆☆☆
#268 [氷雨]
「いや…変わりすぎ……けど面影はあるし……」
高槻は真剣に【のび太】と【HARU】の似ている所を探す。
「髪切っただけじゃん〜!メガネは最初から黒縁だったしなぁ〜」
小宮が無邪気に自分の感想を言う。
「ぁあ〜…確かに…!!」
周りのみんなも納得とばかりに頭を縦に降る。
:08/02/08 13:22 :D704i :☆☆☆
#269 [氷雨]
「しっかし〜モデルだろ?すげぇなぁ〜!」
高槻が俺だと判断して、いつものように話しかけてくれる。
「【のび太】がなぁ〜…もう、のび太って呼べねぇじゃん〜」
周りの友達も高槻に続いて話しかけてくれる。
まずひと安心……
「てか、美咲!陽君と仲良かった!?」
:08/02/08 13:26 :D704i :☆☆☆
#270 [氷雨]
遠く(って言っても教室内)で女の子の声が響く。
「へ……?ぁあ〜〜…金曜に陽、拉致してさ〜」
ら…拉致って葉山さん……
「「拉致〜〜!!?」」
ほら…違う意味でとらえる人、多いって…
「美咲が陽君、変えたんだ〜」
あ〜…正しく判断してくれたみたい……
:08/02/08 13:31 :D704i :☆☆☆
#271 [氷雨]
けど……
陽君なんて初めて言われたような…
「すっごいかっこよくなったね〜…アド聞いてもいいかな?」
なんて聞こえてくる。
アドレス…!?
俺、これ以上、女の子とメールなんかできないよ〜…!
「陽〜〜…メール苦手みたいだし……」
:08/02/08 20:27 :D704i :☆☆☆
#272 [氷雨]
葉山さんがカバーしてくれた。
良かったぁ〜〜…
「はっる!モテモテじゃん!いいな〜!」
…………………
「小宮…?本気で言ってるの……?」
小宮は学年で2番目にモテるで有名のはず。
鈍感なんだよね……
:08/02/08 20:45 :D704i :☆☆☆
#273 [氷雨]
「え……?」
はてな顔を俺に向けるけど…
「何でもないよ〜…」
って言うしかない…鈍感って直らないみたいだし?
「何だよ〜〜!!」
って拗ねてるけど…これも可愛さの1つなんだろなぁ。
「お前らなぁ〜〜…?教師にも?チャイムにも?気づかずに無視ってどうよ?」
:08/02/08 20:57 :D704i :☆☆☆
#274 [氷雨]
「「え……?」」
教室のみんなが声の主を見る。
「りっちゃ〜ん!おはよ♪」
少し重たくなった空気をはねのける小宮。
「はい、おはよう…もうチャイム鳴って何分たったかなぁ?」
顔をひきつらせながらチラッと時計を見る。
「5分……」
:08/02/11 19:22 :D704i :☆☆☆
#275 [氷雨]
誰かが声をもらしてみんな「りっちゃん〜ごめん〜」と次々に席につく。
りっちゃんとは担任の先生です。
「はぁ……まぁいいけど…んじゃあ〜出席とるぞ〜」
りっちゃんはこんな感じで生徒の9割は大好きな先生。
「次は〜……梨本〜〜?あれ?いねぇなぁ…?」
:08/02/11 19:27 :D704i :☆☆☆
#276 [氷雨]
「ぷっ!」
誰かが笑いをもらす。
「佐藤〜?な〜に笑ってんだ〜〜?」
ふてくされたように先生が佐藤を責める。
「りっちゃん、梨本、来てますけど?」
葉山さんが一言そえる。
:08/02/11 19:30 :D704i :☆☆☆
#277 [氷雨]
「はぁ〜?…………梨本…?え?ぁあ!髪切ったんかぁ〜そっちのがいいぞ〜出席っと〜」
一瞬驚いたようにみえたけど、普通にスルーする。
ここがりっちゃんのいい所。というか、めんどくさがり家…
「それだけかよ〜〜!」
高槻が面白くなさそうに叫ぶ。
:08/02/11 19:36 :D704i :☆☆☆
#278 [氷雨]
「るっさい!高槻!俺は眠いんだからな!」
先生とは思えぬ発言にクラスで大爆笑して、今日が始まった。
――……………………
「つ〜か…陽、いいな〜」
高槻が昼飯を食べながらボヤく。
「ふぁにが…?(何が…?)」
:08/02/11 19:39 :D704i :☆☆☆
#279 [氷雨]
卵焼きを口に入れたばっかりの俺は言葉になりそうな、なっていないような言葉を言う。
「モ・デ・ル!!俺の夢!」
高槻の夢………?
「夢!!?」
卵焼きを食べ終えてはっきりした言葉で言う。
「おう!モデルは俺の憧れ兼、夢なんだ」
:08/02/11 19:44 :D704i :☆☆☆
#280 [氷雨]
目をキラキラ輝かせながら高槻は夢を語る。
「そうなんだ……」
俺はぽっとでのくせになんの努力もせずにモデルになった…
「俺……」
なんだかすごく申し訳なかった。
けど…
「な〜に気にしてんだよ!俺の目標は陽だ!辞めんなよ」
:08/02/11 19:49 :D704i :☆☆☆
#281 [氷雨]
って励ましてくれた。
俺は『モデルをしたい』のか『モデルをする』だけなのか…
気持ちよかった…
もっと!!って思った…
けど…高槻ほどの思いはないんじゃないのかな…?
一瞬…思ってしまったけれど、高槻の言葉で気合いが入る。
:08/02/11 19:55 :D704i :☆☆☆
#282 [氷雨]
「うん!俺も!高槻と一緒に仕事したい!」
にっこり満面の笑顔で答える。
「おう!」
俺らは笑いあった。
「陽も高槻もモデルかぁ…俺もしようかな〜?」
小宮がボソッと呟く。
「「え゛…!?」」
:08/02/11 19:59 :D704i :☆☆☆
#283 [氷雨]
モデルにもファッションにも興味のなかった小宮の一言に俺と高槻は思わず驚きの声をもらす。
「何〜?2人して「え゛?」って言うことないじゃん!!」
たぶん…話に入れないからモデルになるなんて言ったんだろなぁ…照れて言ったら可愛さ倍増じゃん…
なんて可愛いモノを見る目で小宮を見る。
:08/02/12 09:26 :D704i :☆☆☆
#284 [氷雨]
「なんだよ!その目!!」
気づいたのかさらに照れて怒る。
女の子はその小宮すべての仕草に悶えたり、顔を手で隠して照れてたりしてた。
「別に〜!」
高槻がへへっと笑いながら誤魔化す。
「いや…周りの女の子を気遣ってあげて?」
俺の言った事は小宮には全く伝わらずに終わった。
:08/02/12 09:31 :D704i :☆☆☆
#285 [氷雨]
――――――……
「…………で伝える事はおしまい!んじゃあ〜また明日なぁ〜掃除して帰れよ〜〜」
ガララと勢いよく扉を開けて閉めてルンルンで帰っていくりっちゃん…
「今日はりっちゃんデートだな!」
高槻が呟く…
「本当に!?いいな〜〜」
俺も思わず言ってしまう。
:08/02/12 09:38 :D704i :☆☆☆
#286 [氷雨]
「何なに?陽も彼女欲しいの!?」
小宮が食いつくように俺に尋ねる。
「え?あ〜なんて言うか〜…」
頭をよぎったのは葉山さん。
違う!!!
葉山さんに迷惑なだけだ……
:08/02/12 09:42 :D704i :☆☆☆
#287 [氷雨]
頭をふってかき消す。
チラッと葉山さんを見ると友達と楽しそうに笑いあってる。
「俺…好きな人とかいないし……?」
ニッと苦笑いして返す。
「ふ〜ん…なぁ…俺さ好きな人いんだ♪」
小宮がおもいっきり照れながら言う。
「え!?本当に!!?」
:08/02/12 09:46 :D704i :☆☆☆
#288 [ぴょん]
え?ほんとに??
:08/02/12 12:13 :SH703i :☆☆☆
#289 [氷雨]
ぴょんさん
ほんとですょ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
小宮はにっこり笑って首を縦に振った。
「んで?誰なんだ…?」
高槻が素早く、机に体を乗り出しながら興味津々に尋ねる。
小宮は照れながら、チラッとと視線をまだ帰っていない女の子達の方を見つめいった。
「へへ……葉山さん」
:08/02/14 11:10 :D704i :☆☆☆
#290 [氷雨]
「え?」
思わず聞き返してしまうくらいに心が揺れる。
小宮が葉山さんを好き?何度も何度の心の中で言葉が流れる。
「マジかよ!?小宮がねー、理想高かったんだな」
高槻は興奮気味に普通に返事している。
俺も何か返事しないと…
「こ…小宮って葉山さんなんだー」
:08/02/14 11:17 :D704i :☆☆☆
#291 [氷雨]
無理矢理笑う。
たぶん、ひきつりながら笑ってるんだろうな。
そんな事を考えながら俺も葉山さんに視線を向ける。
パチッと視線が合ったような気がする。
視線を思わず背ける。
「うん!俺…告白も考えてるんだ」
小宮は真っ赤な顔を隠しながら、可愛くいった。
:08/02/14 11:21 :D704i :☆☆☆
#292 [氷雨]
「ほ…本当?すごいー」
やっぱり上手く笑えず、言葉もぎこちない。
俺も机に乗り出して興味津々風に尋ねる。
「でさ?いつ告るの?」
尋ねようとしたら高槻に言葉を奪われる。
俺は尋ねようと開いた口を閉めて、小宮の言葉を待つ。
「学園祭で……」
:08/02/14 11:27 :D704i :☆☆☆
#293 [氷雨]
学園祭…
俺らの学校は学園祭1日目で告白、2日目で屋上でキスできると永遠の愛が誓える。
と、いうなんか定番な伝説がある。
「はぁ……、俺…でも、自信ねえ…」
溜め息をつくと、机にバタンと倒れた。
:08/02/15 12:26 :D704i :☆☆☆
#294 [氷雨]
「なんで?」
高槻が不思議そうに尋ねる。
「だって…俺…背低いし?モテないし…」
そう…小宮は超がつく程の鈍感である。
「は?小宮ってモテてんよ?」
高槻は小宮の顎を持ち顔を上に向かせる。
「え…?」
:08/02/15 22:16 :D704i :☆☆☆
#295 [氷雨]
小宮は泣きそうに瞳をウルつかせて、高槻を見る。
いや…その持ち方…なんかエロいけど?
俺は少し思ったけど、言う事もできなくて見過ごす。
「んー…たぶん気付いてないだけだから…自信もて!」
顎から手を話し肩をぽんっと叩く。
「よくわかんないけど…ありがとー」
:08/02/15 22:31 :D704i :☆☆☆
#296 [氷雨]
小宮は不思議な顔をしながらも嬉しいそうに微笑む。
俺は微妙ながらもその笑顔に罪悪感を持った。
俺は…嘘をついた?
キスをした…けど、事故…
事故なら言わない方がいいかな?
「わかんない……」
俺はひとりになりたくて小宮と高槻の誘いを断って帰宅の道を歩く。
:08/02/17 17:21 :D704i :☆☆☆
#297 [氷雨]
―〜♪〜〜♪♪〜―
携帯に電話がかかる。
サブ画面には―鷹岡 雅―の文字が流れる。
「はい?雅さん…?」
明らかにテンションの低い俺。
『ん?陽…?今日、不機嫌?』
気付いてくれて俺に優しく無理におどけた風に聞いてくれる。
「はは…雅さんにはかないませんね、ねえ…雅さん…今、時間あります?」
:08/02/17 17:29 :D704i :☆☆☆
#298 [氷雨]
↑↑また見にくい
すみません ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
俺は雅さんと会う約束をして、雅さんの店の近くのカフェへと急ぐ。
「うおい!陽!ここ、ここ!」
雅さんは孤立した席に座り俺に手を振っている。
「あ…はい!!」
俺は小走り気味に席まで行きビックリする。
:08/02/17 17:34 :D704i :☆☆☆
#299 [氷雨]
「俺にも話せ」
そこにいたのは俺様口調がチャームポイントの孝裕さん
「ふえ?雅さん……?」
雅さんを見るといつもの笑顔でわりぃ!といった。
ため息をつきながらも席につくと…
「なんだ?そのため息は?俺には話せないと?」
:08/02/17 18:00 :D704i :☆☆☆
#300 [氷雨]
腕を組み、脚を組み、瞳をギラリと輝かせる。
内心ヒーと思いながらもいいえ、と答えた。
雅さんは孝裕さんの隣で必死に笑いをこらえてる。
「あのー?なんで雅さん笑ってるの?」
笑う所なんて1つもないはずなのに…
:08/02/17 18:04 :D704i :☆☆☆
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