僕⇒俺
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#299 [氷雨]
「俺にも話せ」
そこにいたのは俺様口調がチャームポイントの孝裕さん
「ふえ?雅さん……?」
雅さんを見るといつもの笑顔でわりぃ!といった。
ため息をつきながらも席につくと…
「なんだ?そのため息は?俺には話せないと?」
:08/02/17 18:00 :D704i :☆☆☆
#300 [氷雨]
腕を組み、脚を組み、瞳をギラリと輝かせる。
内心ヒーと思いながらもいいえ、と答えた。
雅さんは孝裕さんの隣で必死に笑いをこらえてる。
「あのー?なんで雅さん笑ってるの?」
笑う所なんて1つもないはずなのに…
:08/02/17 18:04 :D704i :☆☆☆
#301 [氷雨]
「陽?あのな?」
孝裕さんをチラッと見て、また笑う。
もう何がなんだかわからなくて、はてな顔で雅さんの笑いが終わるのを孝裕さんと待った。
「あのな、陽…孝裕はさ、陽の事、心配してんだよ?」
雅さんは孝裕さんの顔を見て、また笑う。
:08/02/17 18:08 :D704i :☆☆☆
#302 [氷雨]
「なっ!?雅!!!」
孝裕さんは顔を真っ赤にして反抗する。
「だってお前さー…」
「いうな!!ふんっ」
雅さんの言葉を遮って孝裕さんが拗ねる。
ぶはっとまた雅さんが笑う。
俺は思わず悩んでた事も忘れて笑ってしまった。
:08/02/17 18:12 :D704i :☆☆☆
#303 [なお]
:08/02/17 20:22 :D903i :☆☆☆
#304 [氷雨]
なおさん
楽しいですか
よかった
ありがとう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「んでさ、本題!陽?どうしたんだ?」
雅さんの心配が伝わるくらいに真剣な瞳。
孝裕さんも同じように真剣で優しい瞳で俺の言葉を待ってくれる。
俺は意を決して口を開く。
・俺と葉山さんは本当は彼氏彼女の関係ではない事
:08/02/18 13:32 :D704i :☆☆☆
#305 [氷雨]
・キスの事
・小宮の事
・葉山さんの気持ちの事
そして……
・俺の葉山さんに対しての気持ちの事
雅さんと孝裕さんは頷きながら真剣に聞いてくれた。
:08/02/18 13:35 :D704i :☆☆☆
#306 [氷雨]
しばらくして雅さんが口を開く。
「陽は美咲が好きなのか…?」
俺の目をジッと見つめて俺の言葉を待つ。
「わかんない…だって、俺なんかって思うし、小宮が……」
「お前の気持ちを聞いてんだ!小宮とかいう友達は今は消せ」
孝裕さんがしびれを切らしたように怒鳴る。
:08/02/18 13:46 :D704i :☆☆☆
#307 [氷雨]
「俺は…そうなったら嬉しいって思う、考える。けど…」
自信がない……
俺のいい所なんて思い浮かばない。
格好を良くしただけで、地味な性格は変わらない。
「葉山さんはどうして俺を選んだんだろ…」
話した事もなかった。
俺はなんでか泣きそうになってグッと我慢する。
:08/02/18 13:50 :D704i :☆☆☆
#308 [氷雨]
雅さんはしばらく考えた後、俺にいった。
「本人に聞くのが1番だろうな、俺には美咲の気持ちわかんねえし…」
悔しそうな残念そうな顔をして下をむく。
続けて孝裕さんもいう。
「そうだな…、お前は美咲って女が好きなのは決定ずみだし」
その言葉で思考が停止する。
「え………?」
:08/02/20 17:29 :D704i :☆☆☆
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