僕⇒俺
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#512 [氷雨]
葉山さんは静かに言葉を漏らした。


胸が痛い。

キリキリと突き刺すような傷みに胸を押さえた。


「ごめん…、彼女いるから」

無理矢理笑った。

笑ったなんていえないような笑顔だったと思うけど。

⏰:08/04/15 21:26 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#513 [我輩は匿名である]
>>400-600

⏰:08/04/16 07:31 📱:SH905i 🆔:☆☆☆


#514 [我輩は匿名である]
>>1-100

⏰:08/04/16 08:13 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#515 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-10000000

⏰:08/04/16 12:27 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#516 [氷雨]
我輩さん
アンカーありがとう(@^O^@)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「彼…女……?」

葉山さんはボソッと呟いて、俺を見る。

俺は目を自然と逸らす。逃げるみたいに…


葉山さんは俺の言葉を待っているみたいで、静かな時間が過ぎる。

⏰:08/04/16 23:09 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#517 [氷雨]
「俺………」

そう言いかけた時、


「はは…、私…馬鹿だ」

葉山さんが言った。


え…………?

俺は突然の言葉に口を噤む。

葉山さんは俺から目を逸らし独り言を言うみたいに言葉を繋いだ。

⏰:08/04/16 23:18 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#518 [氷雨]
「自信、持って欲しくて。私はあなたが好きだから。寝顔が可愛くて、ただ繋がりが欲しかった」


葉山さんはただ悲しそうに呟く。

俺は聞くことしかできなくて顔を上げて葉山さんを見る。


葉山さんは太陽に照らされて、輝いてるみたいだった。

⏰:08/04/16 23:22 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#519 [氷雨]
「あなたに話しかけれない、私が大嫌いだった」

葉山さんは下を向く。


【あなた】…?
誰の事?


俺は頭が着いていかなくて、理解しようとしてもできなかった。

葉山さんはまだ言葉を繋げる。

「気付いたのは一緒のクラスになって3日後…、話しかけれないのはあなただけになってた」

⏰:08/04/16 23:26 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#520 [氷雨]
葉山さんの顔が見えない。


俺は真っ直ぐ葉山さんを見ている。

顔が見えなくてすごく不安だった。








葉山さんの声が震えてるから……

⏰:08/04/16 23:28 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#521 [氷雨]
「ねえ…陽?」

突然、震えた声で俺に尋ねた。

「え…?なんですか?」

優しく答える、不安が詰まった声だったけれど…


「今…何月だと思う?」


葉山さんは不可思議な質問を俺にした。

⏰:08/04/16 23:31 📱:D704i 🆔:☆☆☆


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