僕⇒俺
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#712 [氷雨]
俺は自分でも意外だったけれど、帰宅と同時にある事を思い付いた。
メールじゃなく明日、会いに行こう。と………
きちんと想いを瞳を真っ直ぐに見て。
出掛けていたら?なんて考えずに…何故か会えるような気がしていたから。
「明日だ……」
そう呟くと瞳を閉じた。
:08/06/08 03:08 :D704i :☆☆☆
#713 [きい]
:08/06/08 13:40 :F905i :☆☆☆
#714 [ふう]
あげx
:08/06/10 19:54 :W54T :☆☆☆
#715 [は]
あげ
:08/06/11 18:47 :D903iTV :☆☆☆
#716 [氷雨]
きいさん
アンカーありがとう!!
ふうさん・はさん
アゲありがとう!今から書きますね!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自然と瞳は開き、遠足前のようにドキドキと胸が高鳴る。
起きた時刻はいつもは寝ているであろう、6時30分ちょうどだった。
上体をゆっくりと起こし、目をさする。
:08/06/13 08:13 :D704i :☆☆☆
#717 [氷雨]
やけに落ち着いていて俺自身もビックリした。
そして、いつもの流れ通りに洗面所へ向かい、鏡の正面にたった。
多少眠そうな顔をしているが、適度な緊張で引き締まっているように感じる。
「今日………か…」
そう呟き、水を掬いバシャバシャと勢いよく顔を洗う。
決意したものの、やはり戸惑う。
:08/06/13 08:19 :D704i :☆☆☆
#718 [氷雨]
「ご飯…食べよう……」
ドキドキと胸は高鳴るのに、テンションは反抗するように低かった。
台所へ行き、朝食を作る。
静かすぎる我が家の朝。
てか…、遅すぎっ!!
もう朝食もでき、7時を越そうかという時間になっても三依はまだしも、両親すら起きて来ない。
ドタバタと無理矢理に音を出して階段を駆け上がる。
:08/06/13 14:03 :D704i :☆☆☆
#719 [氷雨]
「お母さんっ!仕事は!?」
扉を開けた瞬間に叫ぶ。
そこには気持ちよさそうに肩を寄せ合い一緒に眠る両親がいた。
「んーー……陽、おはよ。今日は休みなのー」
寝ぼけ眼で答えるとまた眠りにつく。
お父さんは一応、学生だから休みは当然。
:08/06/13 14:09 :D704i :☆☆☆
#720 [氷雨]
大きく溜め息をつき、
「休みでも、起きておこうよ……」
その呟きはお母さんに聞こえるはずもなく、ただの独り言になってしまった。
現在、時刻は9時30分。
朝食も食べ終え、何もかもを済ませて俺は1人、時間を持て余していた。
けれど、ソファーから立ち上がる。
:08/06/13 14:13 :D704i :☆☆☆
#721 [氷雨]
靴を履き、「行ってきます」静かにそう口にすると、扉を開けた。
胸の鼓動は歩くたびに早くなり、目眩のしそうな程に緊張している。
少し遠い距離でもこういう時はすぐに目的地は見えてくる。
胸はより早さを増し、足は少しふらつく。
【告白】がこんなにも緊張してしまうなんて予想外だった。
:08/06/13 14:20 :D704i :☆☆☆
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