僕⇒俺
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#750 [みL1]
:08/07/14 00:25 :D905i :☆☆☆
#751 [mst.・*]
>1-100
:08/07/14 17:08 :SH904i :☆☆☆
#752 [我輩は匿名である]
あ げ
:08/07/17 23:29 :P902iS :☆☆☆
#753 [我輩は匿名である]
あ
げ
ま
す
:08/07/20 09:15 :P902iS :☆☆☆
#754 [匿名]
上げ
:08/07/20 20:04 :F905i :☆☆☆
#755 [(´・ω・`)]
:08/07/24 02:10 :F703i :☆☆☆
#756 [けんじ]
あげます
:08/07/30 00:27 :SH903i :☆☆☆
#757 [しゅん]
上げます
:08/08/04 15:57 :P904i :☆☆☆
#758 [我輩は匿名である]
見てます
頑張って下さいっ
:08/08/04 16:06 :PC :☆☆☆
#759 [氷雨]
みなさんっ!
長らく留守にしてしまい…申し訳ありませんっ……
どの位更新できるかわかりませんが…
頑張っていきたいと思いますっ
すみませんっ!!
:08/08/06 07:16 :D704i :☆☆☆
#760 [氷雨]
「陽…………?」
葉山さんは首を傾げて俺を覗く。
それは何気ない仕草だけれど、なんだか可愛い。
こんな時にそんな事を思うなんて自分でもびっくりしたけど、いくらか緊張がほぐれた。
ふんわりとした穏やかな笑みで俺は葉山さんに微笑んだ。
葉山さんは目を見開いて突然の笑顔にびっくりしていたけれど優しい笑顔で返してくれた。
:08/08/06 07:23 :D704i :☆☆☆
#761 [氷雨]
「葉山さん、俺は…葉山さんが好きなんだ」
笑顔で告白できるだなんて思ってなかった。
多少緊張はしていて手は震えているけど、いつもの俺が出せたと思う。
返事は分からないけれど、振られるかもしれないけれど…
葉山さんに隠していた気持ちを伝えれた事にまた穏やかな笑みが零れる。
:08/08/06 08:41 :D704i :☆☆☆
#762 [氷雨]
ついこの前、初めて話をして、買い物をして、手を繋いで、キスをして、喧嘩して、すれ違って。
この間の短い期間の事なのに俺の人生はこの為にあったんじゃないかと思うくらいに大切な思い出。
振られたとしても色褪せる事無く、胸には深く残ると思う。
葉山さんはまたも俺の言葉に目を見開いて驚いていた。
:08/08/06 08:49 :D704i :☆☆☆
#763 [氷雨]
こんなに表情が豊かな人なのに、どうして俺は気付かなかったんだろう。
ねえ、葉山さん。
「俺はこれからも葉山さんと一緒に居たいんだ。初めはびっくりしたけどさ…、あの時は押し倒してくれてありがとう」
「なっ!あの…時…っは、接点作る……のに必死で………っ」
驚き過ぎて固まっている葉山さんに悪戯っぽく伝えると葉山さんは真っ赤になって頬を隠す。
:08/08/06 08:55 :D704i :☆☆☆
#764 [氷雨]
そう素直に自分の言葉を伝える事が出来る葉山さんが好きだ。
照れて真っ赤になるのを必死に隠す葉山さんが好きだ。
伝えた後は想いが溢れて止まる事を知らない。
「好きだ」
その想いは不思議なくらいに自然と言葉になっていた。
:08/08/06 09:00 :D704i :☆☆☆
#765 [氷雨]
瞬間、葉山さんの瞳から一粒の涙が零れた。
「え…………?どうしたんですか!?」
俺はあたふたとどうしたのかと顔を覗く。
瞳は涙で潤んでいて綺麗だった。
けれど、感動している場合では無く、やっぱりあたふたとしてしまう。
:08/08/06 09:12 :D704i :☆☆☆
#766 [氷雨]
「ね……、陽?」
葉山さんは涙いっぱいの瞳で俺を見上げる。
さらりと流れる髪は綺麗で愛しい。
「ん?何ですか?」
葉山さんは笑っていた。
涙をたくさん溜めて笑っていた。
「あのね、美咲って呼んで」
「……………え?」
:08/08/06 09:18 :D704i :☆☆☆
#767 [氷雨]
あたふたとしていた俺は葉山さんの言葉でどこかへ飛んでいき、代わりに思考がフル回転しだす。
突然のお願いに告白した時よりも緊張が走る。
いつの間にか考えるように上を向いていた瞳を意味が分かると参ったと云う風に手のひらで覆う。
照れて葉山さんを見れない。
:08/08/06 09:24 :D704i :☆☆☆
#768 [氷雨]
覚悟を決めているとクスクスと笑い声が耳に届く。
手を離し視線を葉山さんへ向ける。
「何、笑ってるんですか?」
何が可笑しかったのか皆目見当もつかなくて首を傾げる。
それでも笑い続ける葉山さん。
「いつもの陽だ」
:08/08/06 09:43 :D704i :☆☆☆
#769 [氷雨]
そう嬉しそうに笑い混じりで葉山さんは呟いた。
「いつもの俺……?」
その言葉にさらに首を傾げる。
俺はいつも、いつも通りだったはずなんだけどな。
そう心で呟いた。
すると……
:08/08/06 09:47 :D704i :☆☆☆
#770 [氷雨]
「さっきの陽は格好良すぎる……」
頬を隠しながら葉山さんは今までに無いくらい小さな声で呟いた。
けれど、奇跡的に聞き取ると一気に赤くなる感覚を覚えた。
端から見れば¨変な子たち¨に認定されるだろうと思うくらいに真っ赤な2人。
暫く真っ赤でいると同時に笑いが込み上げた。
:08/08/06 09:52 :D704i :☆☆☆
#771 [氷雨]
「変なの……っ」
「うん、なんだか変ですね」
笑顔で微笑み合った。
この時間が楽しくて久しぶりの心からの満面の笑みだった。
「陽?あのね……」
「うん」
やっぱり照れた様に下を向き顔を隠す仕草は凄く可愛くて愛しかった。
:08/08/06 12:17 :D704i :☆☆☆
#772 [氷雨]
護りたい。
つい最近までは自分に自信なんて皆無で下ばかり見ていた俺。
¨男らしく¨なんて言葉は到底似合わなくて、のび太だった俺。
まだ¨のび太¨からは脱出できていないかもしれないけれど、
『葉山さんを護りたい』
そう強く心に思う。
:08/08/06 12:21 :D704i :☆☆☆
#773 [氷雨]
穏やかな気持ちで葉山さんに視線を送る。
そして……
「陽が好き。大好きなの」
照れた頬は淡いピンクで葉山さんは隠す事なく、真っ直ぐに俺を見てくれた。
「え?陽!?どうしたの!?」
:08/08/08 09:33 :D704i :☆☆☆
#774 [氷雨]
葉山さんの驚いた声にハッとする。
頬に何かが流れた。
触ると涙だった。
「あ……っ、俺…嬉しくて…」
涙を拭いながら、慌てて言葉を繋げる。
葉山さんは俺の言葉を聞いて嬉しそうに笑った。
「大好き」
:08/08/08 09:37 :D704i :☆☆☆
#775 [氷雨]
また葉山さんは言ってくれた。
カァァァと真っ赤になる。
「俺も好きだよ…」
照れて小さな声になってしまったけど、想いは伝わる。
にっこりと笑う葉山さんがその証拠。
「あ………、み……美咲、今からデートしませんか?」
:08/08/08 09:43 :D704i :☆☆☆
#776 [氷雨]
「…………っ!するっ!するよっ!!」
勇気を出して『美咲』と呼んだ。
それに涙を溜めて喜んでくれる美咲は可愛くて仕方ない。
俺達は手を繋いで思い出の場所をデートした。
「ねぇ、陽?」
:08/08/08 09:47 :D704i :☆☆☆
#777 [氷雨]
「ん?」
美咲は真剣な眼差しで俺を見上げる。
「敬語とれかけてる」
嬉しそうに美咲は笑った。
「嬉しいから、そのままね」
はにかんだ笑顔は少し照れていて、繋いだ手をギュッと握り締める。
:08/08/08 09:52 :D704i :☆☆☆
#778 [氷雨]
「うん」
こんなに幸せでいいのかな…?
直ぐ隣には大好きな人が居て、夢も見つかった。
「美咲、俺…本格的にモデルになるんだ。それで……」
「私が居るよ?陽が苦しくなったり、嬉しい事があったら私が一緒に居る」
:08/08/08 12:20 :D704i :☆☆☆
#779 [氷雨]
俺の言いたかった事が分かっていたのか俺の言葉を遮り美咲は真剣に言葉を繋げる。
「そりゃあ………、色々大変だろうけど、私が陽から離れないからっ」
そう言うと真っ赤な顔で悪戯っぽく笑うと下を向いてしまった。
少し小さく見えた美咲を思わず抱き締めた。
:08/08/08 12:24 :D704i :☆☆☆
#780 [氷雨]
「…………え?」
美咲は突然の俺の行動に付いていけなく小さく呟いた。
「美咲、凄く好きだ。幸せにするからっ」
俺の言葉に美咲は暫くの間、反応しなかった。
「陽……プロポーズみたい…」
やっと聞こえた声は涙で濡れて震えていた。
:08/08/08 12:28 :D704i :☆☆☆
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