その妖かし淫らにつき
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#428 [ひえぃ]
最近
オロチの様子がおかしい
「オロチがおかしいですって?」
せっかく静かに耳元で
伝えたのにキツネさんは
普段通りの大きさで私の話を繰り返し唱えた。
「しー!声大きい!」
「すいません…けれど何故ですか急に?」
:08/07/30 01:45
:SH906i
:dHAKpOlc
#429 [ひえぃ]
夜叉が死んでから
キツネさんの目が直ってからオロチは何故だか私に余り近寄らなくなった。
話かけてもそっけなく
まるで腫れ物かのように
私を扱い二週間が経過しようとしていた。
「…前まで
私を組み敷こう……とするくらいだったのに…今じゃ目も合わそうとしない」
口にするのも恥ずかしい
けれど…
赤面していると
キツネさんが笑いながら
答えた。
「桜さん人間なのに
知らないのですね?男は本気で愛する女性の前ではかえって無口になるものですよ」
:08/07/30 01:51
:SH906i
:dHAKpOlc
#430 [ひえぃ]
「えっそーなん……えぇ!?愛!?」
「ふふふ、まぁ僕は人間ではないし想像で言っただけですが」
………
本当今までのキツネさんじゃないみたい…
確かに前も素敵な人だったけど本当…オロチ負けず劣らず綺麗な顔で笑われると心臓が高鳴る。
「ヒョウ君も美少年だし…妖怪ってみんな美形なのかな…」
「桜さん話聞いてませんね」
:08/07/30 01:56
:SH906i
:dHAKpOlc
#431 [ひえぃ]
「あっごめんなさい!」
「いぇ、…ですが確かにオロチは最近変ですね。殺気だってない彼など彼じゃなし、直球勝負が得意な貴方の聞き方があるんじゃないですか?」
とキツネさんは
裏庭へと不敵に笑うと
消えてしまった。
「直球……」
とは言ったものの。
無理!やっぱり無理!
怖いし!触らぬオロチにたたりなし!
:08/07/30 02:01
:SH906i
:dHAKpOlc
#432 [ひえぃ]
相変わらずオロチは
庭の石垣の上で空を見ながらボーっとしている。
太陽に照らされる白い肌がより白く光、切れ長の目を細める。
綺麗な生き物…
「…なんだ?」
「!?なっなんも言ってないよ?」
なんで気付かれないようにしてたのに気付かれるんだろう…
:08/07/30 02:07
:SH906i
:dHAKpOlc
#433 [我輩は匿名である]
久しぶりに続きが読めて良かったです(^^)
:08/07/30 08:52
:W41K
:5pUbA34Q
#434 [ひえぃ]
「………………」
すぃっとまた顔を戻し
空を見る。
すごい蔑ろにされた気分……………腹たってきた。
でもなんだか
空を見るオロチの目が
泣きそうな気がして(ないだろうけど)やっぱり口には出来ない。
前の嫌みたらしく意地悪なあいつの方がまだやりやすかったよ…
しょうがなく
その場を後にしようとした瞬間いつのまにかオロチは桜のすぐ後ろで膝を組み座っていた。
:08/07/30 13:45
:SH906i
:dHAKpOlc
#435 [ひえぃ]
「きゃっ!なっなに?」
「…お前
両親は?」
「…え?母様と父様は
昔村の流行り病で……」
「…顔を覚えてるか?」
「いや…私が幼い時だったからもう…」
オロチはまた黙って
しまった。
「急に何で…」
「…………………」
:08/07/30 13:48
:SH906i
:dHAKpOlc
#436 [京
]
:08/07/30 17:37
:SH906i
:D.evrrGo
#437 [知]
書かんの???
:08/07/30 20:57
:W52SH
:wnpkKylo
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