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#903 [Mr.RabbIts!]
 

「それ、ほんとう!?」
 
驚いた顔で答えを求める晴樹に、旬の手から無理やり逃れた孝志がまた話し出した。
 
「あぁ。俺がバッチリ見てたぜ!」
 
「おい!余計なこと言うな…っ」
 
再び話し出した孝志に、嫌な予感がする旬は制止するよう声をかけた。
 

⏰:09/12/10 18:37 📱:P906i 🆔:MVeDFR1o


#904 [Mr.RabbIts!]
 

しかし、そんな旬に取り合うでもなく孝志は話し続ける。
 
「いいじゃん。かっこよかったんだぜ?晴樹が落ちてきた瞬間に走り出してさ、すっ転びながらも晴樹の体を受け止めてさー!」
 
興奮気味に話す孝志に旬は恥ずかしそうにうつむいた。
 

⏰:09/12/10 18:42 📱:P906i 🆔:MVeDFR1o


#905 [Mr.RabbIts!]
 

「……しゅ、旬くん!!!」
 
この晴樹の声と共に旬は体に衝撃をうけ、草むらに勢いよく倒れ込んだ。
 
「…いってー」
 
うつむいていたため、瞬時には何が起きたか把握できず、上体を起こしながら顔をあげていくと晴樹が自分の胸に顔をうずめていた。
 

⏰:09/12/10 18:46 📱:P906i 🆔:MVeDFR1o


#906 [Mr.RabbIts!]
 

「ちょっ!なに、おま…っ」
 
「ありがとう〜!俺やっぱ旬くん好きだ!!」
 
ニコッと可愛らしく笑う晴樹にそんなことを言われ、味わったことの無い感覚にクラクラしていたが旬だったが、晴樹の右腕に目が止まった。
 

⏰:09/12/13 23:33 📱:P906i 🆔:25QPApus


#907 [Mr.RabbIts!]
 

「おいっ…お前」
 
旬はそこで言葉を区切ると晴樹の右腕を掴んだ。
 
「い゛…っ!?」
 
チクリと何かに刺されたような鋭い痛みに、晴樹は顔をしかめた。
 
「けがしてんじゃねーか」
 
そう言った旬の言葉通り、晴樹は腕や足に細かい切り傷を負っていた。
 

⏰:09/12/15 07:13 📱:P906i 🆔:1bo7Hstw


#908 []
保険医=医療保険に入ってる人を診療する医師

⏰:09/12/19 15:45 📱:N705i 🆔:BWoWhLkE


#909 [Mr.RabbIts!]
 
さん
すいません
田辺くんのくだりのミスですね
訂正出来て無かったです
 
保険医でなく
保健医です
 

⏰:09/12/19 20:44 📱:P906i 🆔:EhR9drzM


#910 [Mr.RabbIts!]
 

旬の言葉に晴樹は傷口から流れる血をみると、体を固くしてしまった。
 
「…ん…っじゃ…」
 
なにか呟いた晴樹に、え?と旬がきき返すと目を潤ませた晴樹と目が合った。
 

⏰:09/12/24 00:10 📱:P906i 🆔:LwpoyhqA


#911 [Mr.RabbIts!]
 

どくりと心臓が大きく脈打つのを感じながら、その瞳に吸い込まれそうになる。
 
「…し、死んじゃうぅうぅぅ〜〜〜!!」
 
次の瞬間晴樹のその魅力的な瞳から、涙がブワッとこぼれた。
その様子に呆然としていたが、晴樹は目の前で泣き続ける。
 

⏰:09/12/24 00:16 📱:P906i 🆔:LwpoyhqA


#912 [Mr.RabbIts!]
 

切り傷を発見し心配したのは確かに旬だったが、こんなに大泣きするほどでも無い傷だ。
いまだ泣き続ける晴樹に、旬はあきれたように口を開いた。
 
「…こんなもんじゃ、死なねーよ」
 
そう言葉をかけるが、晴樹は嗚咽混じりに言い返してくる。
 

⏰:09/12/24 00:19 📱:P906i 🆔:LwpoyhqA


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